《地名》
ヒルトン炭坑または炭鉱。
超古代文明の遺跡が眠る場所。ガニメデ・シシのメモリーや、パイプがここで発見された。
この地点の特殊な性質からトレーダー分岐点とも呼ばれる。
- 「炭坑」と呼ばれているが、多くの作品ではここで石炭を掘っているわけではない。
- ヒルトンの由来は『ミサ』以前に遡るようだ。
『ミサ』
- 『ミサ』のヒルトン炭坑はアケローンにある。作中現在でも、炭坑に出入りして見つけたものを主人公(プレイヤー)にくれる連中もいる。ただし、そこがどのような場所なのかは最後まで不明。
- かつてMが得てエウテルペに挑み、エウテルペを滅ぼした力とは、ヒルトン炭坑で発見したノーストリリアの科学であるという。その力は遥か昔、神(ガニメデ・シシ)がアケローンを訪れ、この場所に封印したものだった。ビバルディ竹原はヒルトン炭坑でガニメデ・シシのメモリーバンクを発見したと語っている。
『ライヂング★スター』
- ゲーム中2つ目のマップ。→RS1:ヒルトン炭坑
『ライヂング★スター・ミレニアム』
- ミサイリストのパイプは、かつてメフィストとマクベスがヒルトン炭坑の奥底で発見したもので、その力を二人は互いの戦いのために使った。それ以来、パイプは兵器としてのミサイルを作る道具として使われ、ミサイリストのシンボルにもなったが、本来はノーストリリアの民が宇宙再生のために用いたものだったと、メフィストが悔いを込めて語っている。
『ラブリーポリス・トリクーガ~遠い約束~』
- 『ミサ』で一度触れられた、ヒルトン炭坑にあるガニメデ・シシのメモリーバンクについて、『ミサ2』では作品の主要テーマとして語り直される。宇宙開拓時代、若き日のメフィスト・マクベス・オクタビアンらがヒルトン炭坑で発見したそれが、後に彼らが宇宙に名を馳せる最高の力を与えた。その力は今もヒルトンに存在し、騎士たちに守られ、求める者に試練を課す。
- 一方で『スターダンス』以後、地球という惑星が旧アケローンとされ、現在の地球塔の所在地と過去のアケローンの丘が同一として語られてきた結果、『ミサ』ではおそらく地球の物語でなかったことが、『ミサ2』頃には「ヒルトン炭坑は地球塔の地下、地球中心核にある」ことが確定した。ちなみに、ミサ2作中でのアケローンの丘は木星にあるといわれている。
- トレーダー分岐点という別名は『ミサ2』から加わり、『ヒルトン炭坑=トレーダー分岐点』となった。または特異点。
『アールエス』
- 『アールエス』でもヒルトン炭坑は重要な場所だが、ストーリー上の役割を担うのは『ミサ2』より引き続きそこにあるトレーダー?、ロストメモリー、白鳳十騎士たちで、「ヒルトン」という地名にほとんど意味はなくなっている。ただし、トレーダーが起動したときに生じる「内部は異なる速さで時間の流れる宇宙の裂け目・時の河」のことを『アケローンの河』と呼び、そこに『ヒルトンの道』という別名として加わった。
- 場所・ダンジョンとしてのヒルトン炭坑は、以前と変わらぬ高温・高圧のすさまじい環境で、そこに昔トレジャーが放ったらしい亡者が今も出現する。
『その炭鉱の名は。』
『Sea Tree』
- 海木世界のヒルトンの国の名の由来になっている。沼の国ヒルトンの地下に「地球塔跡地」と「ヒルトン炭鉱」があるのだが、辺境制度が加わって以来、一帯は「地球塔地域」となり、ヒルトン炭鉱はヒルトン国の領内から外れていて、ややこしい。
- トレーダー分岐点のようなものはないが、ヒルトン炭鉱奥にはD・ツリーのいる竜の夢の入口(渦)がある。水場では亡者(魚)が釣れる。 ⇒概観
- 『Sea Tree』ゲーム中では一貫して「ヒルトン炭鉱」と表記されていて、「炭坑」表記の他作品と比較したり文字列で検索するときには混雑する。
『ポーンさんがやった果てのヘレン』
- 霊体の冒険の最中に訪れる。金貨がみつかる