薄野入道

Last-modified: 2024-10-22 (火) 10:57:12

説明

人身御殿の眷属。
彫像化属性は磁器。状態異常は懲罰拘束
霊体のスピリット。

外見

入道は尼僧服、長身、禿頭。能力によって外見は大きく変化する。

 

状態異常

懲罰

  • トリガーは「怖気」。恐怖や戦慄によって蓄積し、一定値越えで発動する。
  • 入道の姿、攻撃方法、および結界性能が発動を容易としている。

拘束

  • 拘束器具は「壁」。壁への埋め込みによる全身拘束
  • 壁は地面と同化しており、位置移動が困難となる。拘束状態で固まった場合も同様。
     

能力

彼岸の塚(結界)

  • 閉鎖結界の一種。「地蔵塚」とも。
  • 外観は廃寺を中心に、広大なススキの原野が続く。一角には地蔵が無数に積み捨てられている。
  • 出口は廃寺内部。
  • 結界特性は入道へのバフ。霊体への直接干渉と、霊体特効を与える。

集合怨霊(使役)

  • あまたの犠牲者の怨念が寄り集まった変異霊。
  • 入道自身の霊魂をつなぎとしたことで隷属を強いられるばかりか、その強大な呪力を完全に乗っ取られている。
  • 呪力の力場を操る能力のほか、「妖怪変化」の影響を受け、その姿を様々に変化させる。

妖怪変化(補助)

  • 禍々しき変身能力。
  • 入道および集合怨霊は、いわゆる「日本妖怪」にその姿と特性を変化させ得る。
  • 入道自体は霊体だが、妖怪変化によって実体化する場合がある。いずれの姿でも共通して「触穢」を備える。
  • 主な妖怪は以下。
    • のっぺらぼう:入道の基本形として好まれる。豊満な巨女。
    • 般若:集合怨霊の大太刀を振るう。
    • 件:牛頭美体、もっとも強力な呪いを放つ。
    • 柳女:集合怨霊の基本形として好まれる。入道の背におぶり、伸び放題の長髪は袈裟の如し。
    • がしゃどくろ:随一の巨体、かつ殺意の塊。大ムカデとなった集合怨霊と一体化している。

触穢(攻撃)

催淫:- 快楽:C~B 状態異常:懲罰

  • 入道が纏うおぞましい呪詛。「穢れ」とも。
  • 暗色の粘質オーラのような様子。入道に触れる、触れられることで対象へと染みつき、寒気に似た快感を与える。
  • 入道が妖怪変化によっていかに姿形を変えても、その身体をもちいた攻撃は常に触穢を伴う。

逢魔刻(攻撃)

催淫:D 快楽:- 状態異常:懲罰

  • 集合怨霊が呼ぶ呪いの結界。
  • 禍々しい黄昏色の妖気で一帯を塗りつぶし、立ち入った者を呪う。
  • 時間制限あり。展開してしまえば限界まで自動維持される。集合怨霊は維持に意識を割く、戦闘に集中できる。
  • 結界内には有象無象の霊魂がただよう。無害ではあるものの、相手の恐れを掻き立てる。

晒し壁(攻撃)

催淫:- 快楽:C 状態異常:拘束

  • 集合怨霊が敷く小規模な呪いの力場。
  • 形成した力場には、物理干渉力をもった怨霊がひしめき合う。怨霊は相手に纏わりついて動きを封じ、固化し、相手を埋め込んだ壁と化す。
  • 壁は30センチほどの厚み。そのため相手は体の各部を壁から突き出した姿で拘束される。

絶対予言(攻撃)

催淫:- 快楽:A 状態異常:なし

  • 妖怪変化「件」が用いる、強制絶頂の呪詛。
  • 「指差し、末路を予言する」一連の動作でもって呪いを与える。発動には最長で数分の猶予がある。時間差発動の代わりとして、付与成功率が極端に高い。
  • 予言は具体的であるほど行動強制力を発揮する。因果操作に近い。よほど奇天烈な予言でない限り、相手は意図せず末路へと突き進むことに。
    • 「1分後、愛汁をまき散らして地蔵と化す」など、シンプルかつ過程をいかようにも解釈できる予言が目立つ。
  • なお絶対予言の犠牲者は「地蔵」へと成り果てる。
     

特記

地蔵

  • 絶対予言の犠牲者が変ずる異種呪物。
  • 磁器像の姿形を模しつつもサイズは凝縮し、デフォルメされた人型置物へと変化したもの。
  • 「地蔵」とは名ばかりで救済の御利益は皆無。逆に「解除困難化」の呪いを招く。
  • 解除困難化は、地蔵自体および周辺の彫像へ影響を与える。地蔵が一か所に集まることで影響力は強まる。
    • 入道の結界は別名「地蔵塚」と呼ばれ、その異名は解除不可となった犠牲者の掃き溜めに由来する。
       

エピソード

  • なし
     

メモ

  • なし
     

一言コメント