マリオンマギカ

Last-modified: 2023-08-20 (日) 07:04:28

説明

アトリエマキナの眷属。
彫像化属性は樹脂。状態異常は硬直媚毒

外見

モデル ドール / 標準、異形

 

能力

魔女の坩堝(結界)

  • まじょのるつぼ。
  • 閉鎖結界の一種。
  • 外観は宇宙空間に浮かぶバトルフィールドといった趣。全天には星々、無数の透明パネルを床として構成されている。
  • 結界の触媒は「ペンタグラム」。偽りの星として天を彩っている。
  • 出口は結界最奥にあるワームホール。もしくは「勝利条件」を満たした際に出現する。

特性「規則定義」

  • マギカが自ら定めた規則を順守する限り、規則を破った者へ致命的なペナルティ行使を可能とする。
  • マギカはシンプルに、規則を戦闘に限定している。
    • 規則1:運営者。マギカは公平なゲームマスターであり戦闘に関与しない。
    • 規則2:戦闘形式。1対1、チーム戦、レイドなど。またその戦力のバランス調整。
    • 規則3:戦闘エリア。範囲のほか、地形変更、障害物追加なども。
    • 規則4:勝利条件。両陣営それぞれが達成可能なものとする。
    • 規則5:報酬。結界からの脱出、または仲間の解放などを約束する。

残骸(補助)

  • マギカの身体の構成物。
  • マギカの本体は頭部のみ。そのため残骸を利用し仮初の身体を形成する。通常は少女型だが、腕や足をはじめ各部を増築した異形型をとることも。
  • 素材はフィールドに無数に散らばる、破壊されたカヴンたちのパーツや破片。残骸にはカヴンたちの情念を元とする魔力が宿っている。

カヴン(使役)

  • マギカが使役する総勢十三体の兵団。個々を魔女兵、全体を魔女団とも。
  • その正体は「ペンタグラム」を介して召喚される犠牲者の変異体。
  • それぞれ自我を持ち、自らの判断で行動する。行き過ぎた行動をとる個体には、マギカから容赦なくペナルティが下る。
  • 敗北やペナルティで排除された個体は破棄され、「残骸」として再利用される。欠員はそのつど、ペンタグラムから選出される。
  • この時点では特殊能力をもたず、快楽起因の与彫像化能力のみ備える。
  • マギカにとってはゲームの駒。カヴンの勝利に執着はなく、敗北も一興と考えている。唯一の関心は自らに比類する「大魔女」を生み出すことにある。

大魔女(使役)

催淫:C~B 快楽:C~B 射程:D~B 捕捉:D~B

  • 異能を得たカブン個体の総称。
  • 一定の勝利数に達するたび、カヴンは深化=レベルアップする。
  • 外見の変化とともに異能を得る。はじめて深化した際にマギカによる名づけを受ける。
  • 大魔女はカヴンから独立し、別枠の存在に昇格する。通常、破壊された個体はそれまでだが、大魔女はマギカ直々に再生される。
    • 「紫のマレフィキウム」。レベル5。現存する最上位個体。生命祝福の呪術を操る。
    • 「アンヌ・ウヴン」。レベル4。魔法少女型。ペンタグラムの代理運用権をもつ。
    • 「ウィッカの獣」。レベル3。鴉、蛇、黒猫という三種の使い魔の群体。

状態異常:硬直 蓄積:C~B

  • 「脱魂」。肉体から魂を切り離すことで、肉体の動きを止める。

鉄槌(攻撃)

催淫:- 快楽:B 射程:A 捕捉:D

  • 結界が備える、規則を破った者へのペナルティ執行手段。
  • 不可視の大槌を形成し、打ち据えた相手の肉体と魂を一時的に分離する。
    • 分離された魂は他者から認識可能。魂は極めて無防備で、物理的干渉をうけると肉体へ快感としてフィードバックし、樹脂化を進行させる。
  • 最も多発するペナルティ条件は、戦闘エリア外への移動、いわゆるリングアウト。カヴンはリングアウトの有用性を熟知しており戦術に組み込んでいる。

状態異常:硬直 蓄積:A

  • 「脱魂」。肉体から魂を切り離すことで、肉体の動きを止める。

箒(攻撃)

催淫:B 快楽:- 射程:A 捕捉:B

  • 無数の光芒を撃ちだすマギカの魔法。
  • 結界内に散らばる残骸を光線に変換する。その物量は飽和攻撃の域。マギカ曰く、目障りなゴミの掃除。
  • マギカが「敵」と認定し、ゲームマスターとしてではなく、番人として対峙する際に行使する。そのため箒を引き出されることは、マギカにとっては屈辱であるとともに、全力戦闘の高揚に浸る貴重な機会でもある。

状態異常:媚毒 蓄積:B

  • 「蟲毒」。一定量の光芒を喰らうことで、耐性を無視して媚毒を致命とする。

魔女釜(攻撃)

催淫:- 快楽:B 射程:A 捕捉:C

  • 閉鎖結界の本質である、魔女化の儀式執行。マギカにとっての「報酬」。
  • 戦闘エリアを転用し、敗者の肉体と魂を煮詰める大釜を形成する。
  • 勝敗決定が発動の大前提。儀式は次の過程を経る。
    • 第一段階「戦闘」:大釜形成に必要な魔力を生む。
    • 第二段階「彫像化」:敗北時に樹脂化未完了でも、大釜の魔力によって樹脂化を完遂する。
    • 最終段階「坩堝」:樹脂像に結界内の呪詛を注ぎ込み、周囲の空間ごと固形化縮小して「ペンタグラム」を生む。
 

特記

ペンタグラム

  • 結界内を彩る星。その実態は「魔女化」を控える、犠牲者を封じた立体五芒星。
  • マギカは現世影響が強く、犠牲者をフィギュアコレクションする嗜好がある。ペンタグラムはいわば「星型ブリスターケース」であり、マギカの趣味と実用を兼ねたもの。
  • ペンタグラムの解除は極めて困難だが、マギカの与える「報酬」としてなら実現する可能性がある。
  • 魔女化には二通りの意味がある。
    • カヴン召喚。カヴンは犠牲者の魂を転写して作られる。基本的にカヴンから犠牲者への影響はない。
    • 大魔女への深化。大魔女と犠牲者の魂に強固な結びつきが生まれる。犠牲者は多大な汚染を受け、大魔女の専用リソースに作り変えられる。
  • ペンタグラムには稀に特殊なケースが起こる。
    • 複数の犠牲者を含む場合、「双子のカヴン」などという形で影響が表れる。
    • 樹脂像とカヴンを含む場合、新たに生まれるカヴンは強個体となる傾向がある。
 

エピソード

なし

 

メモ

なし

 

一言コメント