説明
人身御殿の眷属。
彫像化属性は磁器。状態異常は懲罰、憑依。
紙を依代とするスピリット。
外見
小柄。修験者風の装束。
状態異常
懲罰
- トリガーは「無様」。行動や所作などから、醜態をさらすことで発動する。
- 「福呼び」と相まって、相手は不本意かつ不用意な事態に見舞われがちのため、容易に餌食となる。
憑依
- 憑依体は「式神」。童子が子飼いとする、愚かで愛らしい動物霊格。
- 自らへと挑む勇ましい者たちが、間の抜けた愛玩物となって媚びる姿を眺めるのが童子の趣味。
- 憑依前との著しい行動の落差が、懲罰のトリガーとして機能する。
能力
紙体(補助)
- 紙細工の身体。また紙へと回帰し平面体として活動が可能。
- きわめて軽い。平面体時は紙同然の厚みとなる。風に乗って移動補助するほか、回避に優れる。
- 多数の弱点を抱えているものの、それを補う修復能力をそなえる。
福呼び(補助)
- 童子が持ち得る幸運の加護。その源は犠牲者の運気より。
- 常時、意図せぬ強運を引き寄せる。童子自身の幸運を高めるだけでなく、敵対者の運気を乱す影響力をもつ。
- 礼節に欠ける相手ほど不幸を招きやすい。とりわけ戦闘において、相手のミスを誘発する形で発現する。
手拍ち(攻撃)
催淫:D 快楽:- 状態異常:懲罰
- 手拍子を介した音波呪詛。
- 認識した相手へ向け、パンパンパンと最大3回両手を鳴らす。回数が多いほど懲罰付与の精度が増す。
- 必ず一度は相手を視認する必要がある。効果範囲は手拍子が聞こえる距離。近いほど有効。
千羽鶴(攻撃)
催淫:D~C 快楽:D~C 状態異常:懲罰
- 紙片召喚および分裂による分身術。
- 分身は、デコイと分体の2種類にわけられる。
- デコイは何かに接触することで破裂し、魔力と呪いを振りまく。
- 分体はサイズダウンした本体そのもの。仮にダメージを受けた場合フィードバックが発生する。
- 上限は千体。分身すればするほど性能が低下するが、目くらまし程度にはなる。
- デコイ数十体の放出や、数体の分体による連携が多く用いられる。分体がさらに分裂することで状況はより混沌と化す。
式札(攻撃)
催淫:- 快楽:C 状態異常:憑依
- 式神の宿る札の召喚。
- 一度に十数枚ほどの札が出現する。式神の力で札は念動し、相手を付け狙う。命中した札は張り付く。
- 金属繊維が織り込まれており、かつ式神の霊力によって札の耐久度は高い。
- 札は魔封の力を宿すとともに、憑依の触媒となる。数枚では効果が薄いが、重なるほど効力を増す。例外的に額への付着はその一枚だけで十分な威力を発揮する。
神隠し(攻撃)
催淫:C 快楽:C 状態異常:-
- 紙の小結界。
- 巨大な白紙を相手の前後に召喚し、相手を無様に押しつぶす。結界には以下の効果がある。
- 白紙に挟まれた空間を仕切り、相手を取り込むことで脱出困難な結界とする。成功時、白紙および結界内部は、外部から視認不可となる。
- 結界内には催淫性の霞が漂う。また、結界境界には電流のごとき快感の魔力が走る。
- 起点となる2枚の白紙は徐々に接近する。2枚が重なると結界は自然消滅する。
- もっぱら懲罰付与した相手のトドメに使われる。相手はゆっくりと左右から押しつぶされ、犠牲者は「絵馬」へと封印される。
特記
絵馬
- 神隠しの後に出現する呪物。
- 数十センチほどの磁器板。表面には犠牲者が浮き彫りされており、押しつぶされた直後の無様を晒している。
- 加えて童子の手によって、犠牲者を皮肉った文句が彫り込まれて、より一層哀れを誘う。
- なお迷宮勢以外が所有することで、迷宮に連なる凶運が訪れるとされている。
行動
戦闘スタイル
- 中距離回避特化。耐久力自体は低いものの、紙体と幸運の組み合わせにより異常な回避性能を誇る。
- 広域攻撃を苦手とするが、それ以外の相手には優勢で近中距離からじわじわと削っていく。
- 分身を使いつぶす戦法が強み。攪乱やデコイ後、カウンターとして分身と同時攻撃して一気に仕留める。
通常時
- 行動は気まぐれで、興味を引く相手でなければ見逃しがち。相手にとっては逆に、積極的に戦闘に持ち込むのが難しい。
- 直接戦闘よりも、懲罰を付与し、相手が自らの無様で自滅する様を眺めることを好む。
VS魔法少女
- vsミディアーク:童子が常に優勢。ミディの格闘主体スタイルは、回避に長ける童子と相性が最悪。
- vsネオンスピカ:童子と互角。ネオンが広範囲射撃を継続できる場合、童子への有効打となる。反面、童子に執拗にまとまりつかれると、ネオンは攻め手を封じられる。
- vsベールディネ:童子が劣勢。ベールの防御を童子は突破しづらい。またベールのステルスからの一撃は、童子の準備状況によっては致命打となる。
エピソード
- なし
メモ
- なし
一言コメント