モンスター/【ウィンター・ウルフ】

Last-modified: 2023-05-15 (月) 19:15:19

原語は「Winter wolf」。
元ネタはJ・R・R・トールキンの『指輪物語』に登場する白狼と言われている。この作品世界では狼たちは冥王の手先としてオークたちに協力している。
狼の姿と習性でありながら、人間並みの知性と邪悪な性質を持つという厄介な敵として登場する。
クラシックD&Dのルールブックでは登場しないが、AC6 モンスターマニュアルには類似したモンスターとして「アイスウルフ?」が登場する。

アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ

AD&Dでは第1版の『Monster Manual』に続いて、第2版のモンスターコンペンディウムに登場している。
ただし単独でページを確立しておらずオオカミの亜種として解説されている。解説文では「冬狼」と訳されている。
外見は「きらめく白もしくは銀色の毛皮と空色か銀色の瞳を持つ冬狼は、極めて美しい。」と記述されている。体長は7~12フィートと狼としては非常に大柄となっている。
気候/地形は寒冷地、出現頻度は非常に希、社会構成は群れ、活動時間は常時、食性は肉食性、知性は人間並み、アライメントはNE(ニュートラル・イービル)、サイズL。知性の高さゆえに独自の言語を持っており、他の邪悪なクリーチャーと手を結ぶこともある。
戦闘では普通の狼と同じように群れで敵を囲んで襲い掛かる他、条件付きながらも口から冷気を吐き出すことでダメージを与えることができる。

関連用語

ウルフ】【アイスウルフ?