原語は「Barrelmaking」。
barrelは胴が膨れた形をした樽のこと。さらに樽を基準とした計量単位、他にも銃身や砲身、シリンダーを意味する名詞でもある。makingは作る、引き起こす、手に入れる、到達する等の意味を持つ動詞makeの現在分詞形。
樽は円筒形の容器で、現実世界の欧米では20世紀前半あたりまでは木製が使われていた。主にワインやウイスキー、ビールといった酒類が主な用途だったが、19世紀半ばからは石油の容器にも使われていた。また運ぶ物によって容量などの規格が異なる。日本でも和樽と呼ばれる木製容器があり、味噌や醤油、日本酒の貯蔵や輸送に使われている。
樽を作る技能。ファンタジーに限らずフィクション作品でもそれなりに出てくる小道具だが、主に小物や家具などの背景的な要素としてがほとんど。そのため樽の製作が主眼となるエピソードはまず見られない。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
日本語未訳。
当項目の名称は原語を直訳した単語にしています。
GAZ11 The Republic of Darokin
日本語未訳。判定基準となる能力値はインテリジェンス。
この技能を習得した者は正しい規格の樽を作ることができる。
解説によるとこの技能は多くの小さな村で需要がある。また樽を作る技術に慣れているならそこにある樽の質の悪さを見抜くことができる。それにより自分たちが購入する樽を全て最も質の良いもので揃えることができるとのこと。
クラシックD&Dにおいて樽の価格やエンカンブランス、容量といったデータはない。また現実世界のように入れる液体や品物で規格が変わるという仕様があるのかどうかも不明。
樽の製作自体は木工職人や家具職人、あるいは大工の技術で製作が可能と思われるが、そういった技術の応用についての言及はない。
関連項目
【製作(技能)】