知力

Last-modified: 2023-06-04 (日) 20:53:14

原語は「Intelligence」。
知識の豊富さ、学習能力、記憶力を表す。
ゲーム作品やゲームを題材とするライトノベル作品などでも比較的登場する能力値
もっとも、この数値が高いからといって必ずしも知性的な振る舞いをしたり、理性的な言動をとるとは限らない。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

表記は「インテリジェンス(教養)」。
キャラクター作成時は言語能力や使用言語の追加数に影響する。加えて、マジックユーザーエルフにとって重要な能力値となる。
ただし、第9レベル呪文「ウィッシュ」を使用するためには、この能力値が18以上でなければならない。

アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズ

第2版の日本語表記は「インテリジェンス」《Int》で、PCの能力値の範囲は3~19。
能力値ごとに、言語数、スペルレベル、呪文習得確率、最大呪文数、スペルイミュニティが設定されている。
アドバンスド・ダンジョンズ&ドラゴンズではウィザードがどれだけレベルを上げても、この能力値によって使用可能なスペルレベルが制限されるというルールがある。例えば、インテリジェンス9のウィザードは最大でも4レベル呪文までしか習得できない。9レベル呪文を使うためには、インテリジェンスは最低でも18必要。


他にも、呪文習得確率と最大呪文数にも直結するため、第2版のウィザードにとってこの能力値はクラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズマジックユーザーとは比較にならないくらい重要。


この能力値が19以上だと、特定のイリュージョン系呪文に対する耐性を獲得する。これにより、そういったイリュージョン系呪文に対するST判定に自動的に成功として扱われる。

ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版

表記は「【知力】」。
秘術呪文?を使用するためには、【知力】の数値が(10+呪文のレベル)だけ必要である。
さらに、秘術呪文?に関係ないキャラクターでも、【知力】の修正値はキャラクター作成時に知っている言語の数や、技能ポイントの数、【知力】が関係する技能の判定に影響する。
この仕様により第3版や3.5版ではウィザードソーサラー?だけでなく、ローグバードにとっても重要な能力値となっている。


種族による平均的な【知力】は、キャリオン・クローラーが1、タイガー(虎)が2、インヴィジブル・ストーカーが14~15。