【人種】/白羽の民

Last-modified: 2022-11-29 (火) 18:56:40

アルファベット表記:Gartsa
読み:ガーツァ
区分:羽阿
発案者:tocoma110
Tag: 人種 羽阿 白羽の民 綴州 同盟種 発案:tocoma110


概要

大きな頭と発達した指が特徴の腕を持つ、白羽の羽阿
非常に高い知能を持つ種族で、主な生息域である綴州の知的階層にもれなく属している。
また、羽阿の中では最も幅広い生息域に順応しており、大陸全土で活動する。

 

分布

大陸全土。開拓の民月舞いの民と並んで幅広い地域に分布している。

  • 中でも綴州は人口が特に多く、隣接する俄州楪州でも見受けられる。

形態

大きめの頭に羽で出来た鶏冠を備え、青い嘴を持つ。
全身は覆う羽毛は比較的ふっくらとしており柔らかい。また、部位によって色味が異なり、青みを帯びた縞模様を持つことが多い。
身長は概ね1.7mに届くかどうかというのが平均値。頑強・屈強な体躯を誇るわけではないが、その頭を支えるに足る程度の身体能力は備えている。


また、羽阿の中では稀有な翼ではなく「手」を備える種族。
開拓の民と互角に細やかに動く指を備えており、手工業的な方面でも高い能力を発揮出来る。こうした「手」を持つ大規模民族羽阿は本種を除けば闇嘴の民くらいのものである。

 

生態

際立つ身体能力こそないが、反面、汎用性の高い能力値と欲求の強さで開拓の民に近い存在と言える。
それは彼らの腕が羽阿では稀有な五指を備える手になっている点もその特徴。
持久力や体力では開拓の民と同程度かやや見劣りする程度で、運動性や視覚・聴覚の鋭さでは一日の長がある。特に、視覚分野では羽阿故に肌人人種をはるかに凌駕した精度を誇っている。細かなところから遠距離まで自在に見通すと豪語するほど。

  • ただし、飛行種と比べると流石に大きく水をあけられているのが実情である。

また、明確な発情期を持たない人種の一つであり、そういった点でも開拓の民同様に繁殖能力に優れている。

  • 卵生であるため産卵後、20日前後は孵化のため温める必要がある。

雑食だが肉類を好む傾向にある。
特に魚類・小動物類・昆虫類を主とした食事としており、彼らのいるところではこれらの食材が一般的なものとして扱われやすい。

 

文化

羽阿では都市圏に最も多く生活する種族である。
開拓の民と並んで強い好奇心・行動力を備えるほか、技術的な関心も高く様々な分野で活躍する。
だが、彼らを最も有名足らしめているのはアナステルス商業連盟?設立の立役者であるという点だろう。

  • 詳細は省くが、大陸全土への拡大に向けての活動には開拓の民と並んで分布していた彼らの活躍が不可欠で、またその大胆不敵かつ利害を最大限重視する種族性から、その発展に寄与した。

全体的に慎重で執念深く失敗を嫌う性格であるが、同時に成功のために多少の無理は押し通す強引さをもっている。そうした相反する性質は「慎重に抜け目ない大胆さ」という姿勢として現れるようになる。そして、それはこと商売という分野で大きくその力を発揮されることとなった
結果、彼らの存在は大陸中の商業連盟支部で欠かせぬものであり、また同時に「信頼出来る恐るべき商人」としての地位を確立していった。


そうした経歴もあってか、自尊心の強さとそれを裏打ちする実力主義的な性格を持つ者が多く、自他ともに実力で物を判断しがち。そのため、いささか人間関係に難を作りやすい面もあるが、一方で打算での決断も素早いなど柔軟な面もあり、非情に抜け目ない。誰かに使われるよりも誰かを使うか、あるいは独立部隊として機能する立場に強い適性を持つ……と評されることが多い。

  • それ故に周りを引っ張っていくような役割には向いているほか、参謀・頭脳役を務める際には大いにその素質を活用する。

商売っ気が強い分、損得重視で動くと思われがちだが、そればかりでもない。
確かに商売人気質ではあるが、それ故に契約を反故にすることは非常に大きな恥と考えており、一度結んだ契約を破ることは(概ね)ない。そのため、明確に取り決めを作れば下手な同族より信頼出来るといわれることも。

  • ただし、「騙されるのは知性の薄さ」「突ける穴を突かぬは恥」という風潮もあるため、知略による出し抜き・はめ技は大いに歓迎される。
    同時に、勝負の駆け引きにも極めて敏感で、そういった賭け事においては例外的にいかさま勝負を好むようなところもある。

これらの通り、彼らが重視するのは肉体的な優位性はなく、知略的な優位性である。
どう立ち振る舞うか・何を動かすべきか・どれを知らせ知らせぬべきか……そうした情報の取捨選択を伴う作業を好む傾向にあるため、多くの場合、現場仕事は他種に任せることが多い。それらを誤解して「現場仕事の出来ない連中」などと揶揄する者達も存在するが、現場で多大な貢献を残す者も極々当たり前に存在する。

  • 大陸歴1300年代後半にその名を馳せた伝説の秘境開拓者の一人“流星落とし”のガル?は優れた狙撃手であると共に探索者であり、名工揃いと名高い万能工房・『ガッツカンパニー』?は全メンバーが白羽の民によるものである。

名前について

かつては固有のものがあったとされるが、現在は開拓の民と共通した型式となっている。

 

備考

いかなる戦いにも負けたことのない(ry

  

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