アルファベット表記:Battle Suit
読み:きょうかそうちゃくそうこう/バトルスーツ
分類:武具・超古代文明の遺産
該当地方:世界各地
発案者:tocoma110
【Tag: 物品機械 装備 武具 超古代文明の遺産 超古代文明 発案:tocoma110 】
概要
装着者の身体能力を増幅する機能と、多数の補助機能を内封する、特殊な鎧のようなもの。
- 超古代では主流武装の一つでありながら、伝説の巨人機の類と異なり完全に起動する現物が発見されている。ただし、完全な現物が見つかることはこちらも稀で、多くは破損品。それらの一部を解析し、現代で疑似的に再現した物が『身型鎧』である。
- 大半は何らかの小型装置に圧縮されており、その装置を身につけ起動することで、装甲を展開・装着者に合わせたサイズで再構成するという。
特徴
基本的に、特徴的な形状に整えられた装甲と、それが装着されるベーススーツで構成される。
- 身体能力の強化と大半の現代携行銃火器をも無力化する装甲により、超人的な活躍をすることを望まれた設計となっている。大半はある程度の水中・低酸素区域などでも活動可能な形となっており、幅広い環境での活躍を見込んでいたものと考えられている。
- 身体強化機構は純粋な運動性能のみならず、打撃力(特にパンチ力・キック力)の強化も重視されていたようで、格闘性能も高い。特にキックに関しては妙な注力があったらしく、多くの機種がこの分野で高い性能を見せる。
- 特殊なエネルギー(精術以外の原理も多い)を用いることもあり、多用な形式・開発元が存在したと考えられている。それにより、発揮される性能や特色は系統ごとに個性がはっきりと分かれやすい。中でも前述のキックと絡めて利用する機構はよく知られ、「古代人は何でそんなキックにこだわるのか?」という点で議論が生じることも珍しくない。
- なお、携行可能なように何らかの器具に圧縮封印*1されていたり、特殊空間に封印されているものを召喚する器具が存在することもある。
外見的特徴として、機能性以上にデザイン性を追求したように見える機種が多い。
- この点は、「王侯貴族が用いる鎧には象徴性が求められる」のと同様に、そのデザイン自体が意味を持ちつつ、一つの美術品としても扱われていた証左ではないか、という説が根強い。
- 簡略化されたものも多数見つかっているが、性能面では個性的な形態の機種の方が基本的に高く、便利な機能を備えていることも多い。
主だった事例
- 融合装着装甲
- 装着者の肉体自体にまで影響を及ぼす、派生種。極めて高い性能を誇る一方で、装着者に掛かる問題が大きい。
- 鋼鉄警士の鎧
- Combat Suit。代表的な強化装着装甲の一つ。
- ぴったりとしたシンプルな装甲とそこに内蔵された多数の機能、そして光熱放つ剣を特徴とする。
割と画一的な形状に整えられ多数の同型が出土していることから、量産されていたことが伺える。
低級なものはそれ単体で完結しているが、上等者に配備されていたものは個性を感じさせるデザインとなっているほか、特有の搭乗兵装とセットになっている様子(これらは巨人機とは異なる文明らしく、形状・性質などに大きく差異がある)。
また純粋な軍用ではなく、警備組織のものだった様子。そのため、必ず何らかの捕縛機能や身分証明機能が備わっている。
- 救命衛士の鎧
- Rescue Tector。代表的な強化装着装甲の一つ。
- 鋼鉄警士の鎧と同文明で作られた、救助を主体として設計されたと考えられている機種。
こちらは救命用に使うツールとの連携・接続を重視しているためか、各部に接続部位や重厚な装甲を備えることが多い。また、全体的なデザインはやや武骨になりがち。
用途の都合からか後述の機神兵装鎧に近い、追加装備による拡張性を重視している。
- 戦闘魔導衣
- 機神兵装鎧
- Powerobo Armor代表的な強化装着装甲の一つ。
- 巨人機を利用していた文明で使われていた強化装着装甲。
精術よりは実弾兵器の利用が主体であるほか、拡張性に重くを置くため接続部の数が多いのも特徴。そのため、単独での行使ではなく組み合わせる武装が重要となる。
また、巨人機との連携も計算された設計をされており、これを装着して搭乗することでより多くの情報処理可能にするという。そのため、世代によってデザイン・特性が大幅に変動するため、それらを元にどの世代の装備かの目安をつけやすい。
覚書
東映の申し子です。
関連するもの
- 【物品・機械】/身型鎧
これを元に、現代技術で再現を目指したもの。
相談コメント欄