【生物】/空棲類

Last-modified: 2021-05-04 (火) 19:16:40

アルファベット表記:Floatic Lifes
読み:くうせいるい
分類:区分
発案者:tocoma110
Tag: 生物 空棲類 発案:tocoma110


概要

常時浮遊し生活する生物の総称。
砂棲類火棲類と並び著名な特異環境生物の区分だが、それら異なり特定の環境に特化した生体を持つ生物ではない。
本区分の特徴は、「陸上に生活しながら、陸地に身を寄せることがほとんどない」という奇妙な生態とそれを実現する能力にある。


何故このような生態を持つ生物が多く生まれたのか、その理由は未だ未解明。
有力な説としては、強力な捕食者からいつでも逃れられるよう、地上から距離を置いたのではないかというものがあるが、確証はない。

 

分布

その特性上、精素濃度が高い地域・空間・空域に生息する。
その一方、生息環境そのものは生物によって異なるため、環境そのものの特徴で分けることは難しい。
比較的、森林から山岳、高山地帯にに多く生息する。だが、平野部や河川(水中との両環境で活動する種)で活動する種も存在する。

 

生態・特徴

例外なく、その身には浮遊能力・飛行能力に関連した波音器官が存在する。
それらの形状は種によって異なるが、機能強化のためか大型化しやすく、なおかつ継続的詠唱能力に優れている。

  • そのためか、波音術に優れた種となる傾向が強い。
    浮遊・飛行用以外の波音器官を別途備えていることも珍しくなく、そうした特性からこれに分類される生物に対抗する場合、対精術の手段が求められる。

精素との関連が深いことから、高い精素耐性を誇っている。
また、体質的に特定精素に関連した性質を持つことも珍しくなく、そういった意味では浮遊以外に精素に対する適性を強く持つ点も特徴と言える。


長時間の飛行・浮遊を行なうためか、軽量な生物が多い。
大型な生物であっても肉体の密度が薄いのか、頑強性はいささか低めの傾向にある。そのため、砂棲類・火棲類などと比べてその肉体は貧弱であり、通常陸棲類と比較しても弱い種が多い。そのため、他の生物と争った場合は大抵力負けする。
本区分最大級の生物である空鯨は同等級の生物の中でも際立って軽量であり、時に桁一つ小さくなるほどである。

 

主な例

 

関連するもの

 


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