アルファベット表記:Dragon/Primal Dragon
読み:りゅう
分類:超常的存在
発案者:tocoma110
【Tag: 超常存在 龍 竜 “龍” 発案:tocoma110 】
概要
竜が生まれる要因となるもの。
あらゆる真竜類および亜竜類、また龍をそれ足らしめる根幹部を担い、それ自体が一つの生命であるとも語られている、神秘。
その存在については“龍”信仰?とともに語り継がれている一方で、具体的にどのようなものかを把握しているものは稀少で、一般的には「真竜類あるいは龍の神格化」、「“龍”信仰における竜・龍の魂魄の総称」として認識されている。
その本質
真竜類曰く、「“龍”とは、原初にして極限の生命概念」だという。
彼らの言葉を借りるならば「形ある世界と表裏一体の形ない世界にある、最も原始的な生命という力の流れ」であり、存在の持つ可能性とそれが在り続けることを是とする性質、そしてそれらを脅かすものへの抗体反応のようなものであるという。
通常は形ない世界=通称・“夢の世界”に漂う流動でしかないが、形ある世界での何か問題が起きた際、変化を感知し形ある世界に現れるのだという。
その際、単体では膨大な“力”にしかなりえないため、それを御すための触媒として、生命体や“氣”を用いて形を成すのだという。
竜種全般の持つ守護本能の由来だとされる。
前述の性質から「世界を脅かす者」を排除しようとする作用・性質を持つため、それが宿る竜たちは「何かを守る」ということが本能の根幹に据えられるのだという。
それはつまり「何かを守る」ということで内なる“龍”の性質が竜たちを刺激し、本来ならばあり得ない進化・適応・強化を果たし、他の生命を圧倒しうる驚異的な成長や能力を発揮させる。逆に言えば、それが出来ないあるいは見失えば内なる“龍”は希薄になり、やがて消え失せてしまうとされる。
また、原初の生命の力故に宿るものに圧倒的な力を与える。
その端的な例が竜種の肉体の強さであり、また“氣”を媒介とすることで顕現する龍はより直接的な性質・強度を発揮するのだという。
なお、彼らの存在は形を変えあまねく宇宙に現れるとされ、他の全く異なる次元でも彼らの顕現やその発露は起きるという。
外見・形状
通常は竜種などの中にある力であるため、具現化はしない。
ただし、竜種が全力を出す際に纏う炎のようなオーラなどは、その力の片鱗が具体的な形を持った例とされる。
極稀に“龍”そのものが力として顕現する場合は、多彩な色の焔の奔流あるいは龍蛇のようになるという。
苛烈な輝きの大蛇や瀑布のようなそれはまさに『原初の龍』といった趣で、何物にも縛られぬ恐るべき力として振る舞うとされる。
能力・特性
「守護」のためならば如何なる力をも引き出しうるが、これそのものには個我が存在しない。
故に、力の顕れは自然現象的な意図の介在しないものか、宿った存在・顕れた形態のそれに沿う形となる。
- 最も分かりやすい例が、真竜類の生命としての突出した強さである。
これは“龍”の力の一面である「生命力」が極端に作用した結果であるといい、また分かりやすく宿った存在に『守護』を果たさせるための下地になるのだという。
また、もし顕現体という形で“龍”そのものが現出する場合、単体で神代竜100玉を超えるほどの力を発揮する。
来歴
竜種の存在が超古代文明時点ですでに勢力を持つほど確認されていたことを踏まえると、最低でも100万年以上以前から“偉大なる青”に顕現していたと考えられる。
過去、“龍”そのものが現出した例は記録がないが、それがそうだと気づかれていないだけの可能性はある。
また“龍”の干渉自体は真竜類や龍の誕生という形で幾度となく行われている。
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