【生物】/亜竜類

Last-modified: 2022-03-25 (金) 19:04:19

※亜竜類の個体を作る場合は、まず管理人にまずご連絡ください。
　
アルファベット表記：Lesser Dragon
読み：ありゅうるい
分類：竜
生息地方・国家：大陸全域
生息域：種による
発案者：tocoma110
【Tag: 生物竜亜竜類発案:tocoma110 】

概要

三類のいずれか一つないし二つを備える存在の総称。
真竜類に近い進化を遂げながらも完全な竜には至れなかったものや、真竜類と何らかの生命体のハーフの末裔などが該当する。
いずれ真竜へ至る可能性を秘めているも、そこまで至れるほどの才を持たないことが圧倒的に多い、まさしく「竜の亜種」である。

また、背上竜突骨を備えることが多く、多肢類に分類されない。

大別すると種族としての亜竜類と個体が変質する亜竜類が存在する。

なお、どちらもの場合でも備える竜紋鱗・竜玉石の質は真竜類に劣る。
真正の紛い物と比べて真竜類に近い存在ではあるが、あくまでも、成り損ない・出来損ないであることに変わりはない。

詳細

種族としての亜竜は真竜類に比べるとか弱い存在であるが、それでも成体ともなれば人類種で対抗出来る種族は限られている。
その上、中には若い真竜に匹敵・凌駕するほどの種族や個体も存在しており、そういった者たちは危険度等級もAに相当することも珍しくない。そのため、生物としての強大さは概ね上位に位置する。

あくまでも真竜に至っていないだけであり、生物として規格外にあることに変わりはない。
とはいえ、竜としては非常に脆弱な種・個体も存在する。

種族としての亜竜

生物群として「竜」に属する生物の一カテゴリー。
強大な生物が多く属するが、それらの知能は野生動物の程度を大きく超える例は少ない。まして、文明を形成するような種は皆無。多くは個体ないし家族単位で生活しており、明確に群生である亜竜類の観測例は稀と言える。
そのため、世間一般での認識としては『真竜類に最も近しい野獣』と言ったところである。実際、群生の亜竜類でも高度な社会を形成する例は確認されていない。

一部、高い知能を持つ亜竜類は存在し、そうした亜竜類は牙獣目や蹄獣目のような群れを形成する。社会性を持つ竜はある意味で擬竜類よりも多い。
また、下記のドラグレアのみ、特定の真竜類に従属したり、何らかの使命を帯びているような行動を見せることがある。

なお、こちらも下記の亜竜同様に真竜類へと至る可能性は秘めており、実際、いくつかの種からは真竜類へ進化したものも存在する。

個体の変質した亜竜

このカテゴリーに属する亜竜類は、元の種族問わず『これより竜へ至る道半ばにある半端者』である。
元来は別の生物であったものが竜へと至る──荒唐無稽な現象であるが、それ故に稀少な存在であり、多数の個体が存在するわけではない。
生物としてのポテンシャルは平均的な亜竜類よりも脆弱なことが多く、数百年程度では擬竜類程度の強さに留まる。
が、そういった個体はこれから竜へ至ることが見えているため、順当に成長を続ければ真竜に至るケースがほとんど。*1

『竜へ至る道半ばにある半端者』というのは、「後天的な要因で竜種へ変貌するための条件を満たしてしまった他種」であり、そういった者たちはまず亜竜類段階を経て真竜類へ至る。この現象を特別視し、竜及びその源流である龍へ至る道を信奉する者たちも存在する。
そうした信仰は“龍”信仰?で顕著に見られ、古代から現代にいたるまで、長く続いている。
- ただし、必ず真竜類へ至れるというわけではなく、その途中で老衰死や何らかの要因で死亡することも珍しくない。亜竜類へ変じていったからと言って、真竜類へ至れる保証まではないのだ。