キャラクター/【ノーグ】

Last-modified: 2024-04-03 (水) 11:38:00

【関連項目】
モンスター/【ノーグ】


FF8

シュミ族の一人で、バラムガーデンのマスター。バラムガーデン建設に際し、資金援助をした。
そのせいか、シド学園長はノーグに頭が上がらず、ノーグの傭兵派遣業をとめられなかった。
性格は傲慢で拝金主義であり、また専用の鍵が無いと降りられない地下にあるマスタールームに引きこもるほど用心深い。
あらゆる意味でシドと対極の存在であり、FF8中随一の悪役である。

  • シドはノーグが変わったように見ているが、元々こういう奴で、シドは甘言に乗せられただけなのだろう。
    • 実際この発言の時にもノーグを信じてはいけないと過去の自分を責めている様子が見られる。
  • 本編でもやたらと悪役一辺倒で語られているが、彼のおかげでガーデンの経営ができていたのもまた事実。そして、傭兵集団のイメージをアピールすることで「SeeDの本当の役割」がばれることが無かったという副次的効果もあったと思われる。残念ながら金儲け主義に走り過ぎたため本来の役割が蔑ろにされてしまったが。少なくともただの悪役とは言い切れない

ガルバディアガーデンドドンナと繋がっており、ガーデン接収を阻止したいという彼に対し排除することを唆したが、自身は魔女との戦いに消極的。
だがドドンナが魔女暗殺作戦を決行、さらにバラムガーデンを勝手に巻き込んだ(ノーグの視点では)ことで魔女の報復を恐れ、学園内でクーデターを起こしスコール達の首をイデアに差し出そうとした。
しかしシド&シド派生徒の活躍とミサイルの飛来で有耶無耶の内に収束してしまう。
業を煮やしたノーグはマスタールームにスコールを呼び出し、防衛兵器ヒサーリを起動して戦うも負けてしまう。
しかも途中で「魔女と戦っても勝てないから、ガーデンを(ノーグにとって)守るためにSeeD狩りをしようとしたのに、生徒達が反逆した。学園長と魔女はグルだ。グルになってガーデンを乗っ取る気だ」と、逆ギレして無茶苦茶言う始末である。
敗北後巨大な繭に変身、ストーリーが進むと繭を破って外に出ているようだが、その後の行方はようとして知れない。

  • 魔女暗殺は助言したとはいえドドンナが勝手にやったことでバラムは本来無関係だと言い張ったこと、
    怒りのあまりシドと魔女イデアが夫婦であることをバラしたことでスコールはショックを受けるが、
    ノーグも「ドドンナが魔女暗殺に勝手にバラムを巻き込んだ」とも「シドが勝手に魔女討伐の戦いを始めた」とも言っており、前後の発言が矛盾している。
    ノーグはシドに反抗された怒りのあまり、スコールは利用されたショックのあまり
    「シドは本当に魔女討伐の命令をスコールに下し、それがドドンナの利害と一致した。ガーデンの共同作戦はドドンナの誤魔化しではなく真実だった」という可能性が見えていなかったようだ。
    • スコール達の魔女暗殺作戦の失敗後、シド学園長がバラムガーデンのSeeDを魔女の元に送り込んでいることが、デリングシティ(収容所脱走後)の兵士やバラムガーデン(内紛時)のSeeDのセリフなどから伺える。
      つまり「ドドンナによる魔女暗殺」と「シドによる魔女討伐」が別だと考えれば矛盾はしていないと思う。

因みに戦闘中にドローでリヴァイアサンが手に入る。
正直こんな奴がマスターだったら絶対に嫌だ
→モンスターとしてのノーグはこちらを参照
フシュルルルル


精神が外見に反映されるというシュミ族の特性の関係で、金に対する卑しさが表出して異形となっている。

  • スコール曰く(………ショックだ)

ガーデンネットワークでこそ名前は出てくるが、ストーリー上ではバラムガーデン内紛勃発時まで全く話に上ってこない。
おかげで内紛時「マスター」の名にピンと来ず、いまいち状況が掴めなかったプレイヤーも少なくないのではなかろうか。

  • 実際の生徒達もマスターがどうこうと言われて「何それ」な状態で、訳分からずマスター派として戦っていた者も少なくなかったようだ。
    シドに秘書のような教師をつけ、シドが余計なこと(ノーグにとって)を言わないように見張らせていたが、それでシドへの不信感を持たせこそしてもマスターの支持率自体を上げられるわけがない。
  • 敗因はミサイルのお陰でクーデタどころではなくなったことと、ノーグ自身の根回し不足だろう。
    大体の生徒はスコールと同じく「質問の意味が分かりません」という状態だったが「シドにつくなら反逆とみなす」などと脅迫されたり、「シドが学園を乗っ取ろうとしている」と嘘を吹き込まれたりしていたのだろう。
  • シドとの提携はお金稼ぎの為で、シドに対しては出資者として組んでいたはずなので資金を溜め込んでいたはず。それなりの手管とコネを持っているなら老獪そうなものだが、クーデターのやり口がかなり雑。魔女の本質も見えておらず、とても一代で財産を築いた傑物には見えない。なので昔はかなり聡明で欲に目がくらんだ結果、今の姿になり果てた為に思考まで鈍化してしまったのかもしれない。

シュミ族本山の長老はその手を偉大なものとして隠し、スコールたちへのプレゼントとして披露したが、対照的にノーグは手を誇示した。
シュミ族の背信者である。


一応、学園長よりも立場が上というわけで、バラムガーデンの理事長にあたるか。


Disc3開始直後にノーグがいた所を訪れると、「旅する者」と名乗るシュミ族が二人ほどいる。
彼らによるとノーグもまた「旅する者」の一人であったようで、どうやら欲に溺れてしまったノーグの様子を見に来たようだ。
この時点で既に繭は破れ、ノーグだった存在は何処に行ったか不明だが、旅する者の片方は「シュミ族は村を出るべきではないのか」と考え込んでいる。

  • Disc2終盤から既にいた。詳しい時期はしらないけど。

カード

カード名は【シュミ族】。レベル6のボスカード。
カードの数字配列は ←:4・↑:6・→:5・↓:8。
アルケオダイノスグラットカード使用で変化させれば 1/16の確率でこのモンスターのカードを入手可能。
カード変化のレートは5:1の比率で勝負師の魂となっている。

  • 変化するアイテムがカードモデルの性格や特徴を露骨に表している印象が否めない…w。
  • グラットのカードはレベル2なので、ルブルムドラゴンやエルノーイル目当てでトゥリープFC01とフルでカード勝負していればいつの間にか枚数がたまっていく。
    そのため、100枚にしてレアカードにしかならないようにするのは他のカードより楽かもしれない。

カード名が「シュミ族」になっているのは、訓練施設のモンスターをカード変化させることで序盤でもレア判定で入手可能なので、ネタバレを防ぐための対策と思われる。
しかし、バラムガーデンの訓練施設のモンスターのカード変化がそのバラムガーデンのマスターのカードというのも何とも因果なものである。

  • ガーデンネットワークのバラムガーデンの解説で、「バラムガーデン経営責任者(マスター)『ノーグ』」と書いてあるんだが。
    ネタバレ対策としてなら杜撰過ぎる。
    • が、そこにはノーグがシュミ族であるとは一言も書いていない。
    • ネタバレしたら困るのは「ガーデンのマスターと後でボスとして戦うこと」であって、別にマスターの存在や名前は何も隠す必要ないからな
  • 余談だがノーグはシュミ族の「心の美しさによって外見が変わる」特性の結果
    シュミ族全体でもかなり醜いという設定であり
    こんな奴をモデルに「シュミ族」というカードを発表したら
    普通はシュミ族が怒りそうな物だが...
    あまり気にせず、普通にカードゲームに使ってきたりする