FF13
第7章での、ホープの父バルトロメイの名言。
この物語において、ホープは母ノラの死(それに伴うスノウとの確執)と、父への反感という二つの問題と向き合わなければならなかったのだが、前者は同じく第7章のイベントで、スノウへの責任転嫁を認めたことで、一つの区切りをつけることができた。
ホープは自分の家に帰り、母の死を告げると、父は頭を抱え、涙し、深く悲しむ(これだけでも、彼が家庭を顧みないような人間ではないことが分かるだろう)。その姿を見かねた息子は、ルシになった身では父に迷惑をかけると思い、家を出る旨を告げる。
ホープ:「少し休んだら すぐ出てくよ」
「ルシをかくまったら 父さんも――」
バルトロメイ、握りこぶしで机をたたく
バルトロメイ:「バカを言うな!」
「おまえのうちは ここだ!」
力強く、優しく息子への愛情を表したその言葉は、微妙なすれ違いによる親子の溝など、消し去ってしまった。そして、乗り越えるべき壁を二つとも乗り越えたホープは、これから精神的に大きな成長を遂げていくことになる。
父と子の関係は、難しいけれど暖かい。なんとなく家庭を持ちたくなってしまうシーンである。
- 本作トップクラスの名言の一つかと。こんなバルトロメイさんに惚れました
- ルシを保護することは社会的以上に生命的抹殺を意味する世界で、そうそう言えることじゃない。誰が自分の死刑執行書に進んでサインするだろうか。
- 家族がルシになったとしてもそれを見捨てるような薄情者はいないだろう・・・そう思いたい。
PVにも使われた場面。
しかし、手のテクスチャの精巧さに対して手のポリゴンがカクカクで一部のユーザーからはツッコミを受けてしまっていた。