FF4
幻獣討伐に巻き込んでしまった事を謝るセシルに対するカインのセリフ。
別に何て事のないセリフだが、セシルが元々は明るく闊達な性格をしていた事を窺わせてくれる一文。
- 実際セシルが作中でウジウジしていることは意外と少なく、結構行動派である。卑下していても根っこは変わらないのだろう。
ローザの「赤い翼のセシルはそんな弱音は吐かない筈よ!」に通じるものがある。
- 上記から判断するに、弱音を吐かない意志の強い男と言うのがセシル本来の姿らしいが、ローザの声を担当した甲斐田女史は「カインは1人でも大丈夫そうだけど、セシルは放っておけない。そんな所が好きになった」と言う解釈で演じられたそうな。強いのか弱いのかどっちがセシルの本質なのか。
- 望まぬ侵略行為やっちまった挙句友人諸共左遷という有様では凹んでも無理ないわな・・・。寧ろこれで開き直ってたら完全にメインキャラ失格だと思うが。
- ↑カインは左遷されたわけじゃなく、単に同行しているだけだと思ふ
- 事実上懲罰人事である左遷に付き合ったらそりゃもう左遷仲間だろう。
- 「幻獣を倒せばまた赤い翼に戻れるさ」とセシルに言っているので、本人に左遷意識はなさそうだ。
- 明らかに王に叱責された直後なのでさすがに左遷だと認識しているだろう。「戻れるさ」は慰めの言葉と思われる。
- ↑カインは左遷されたわけじゃなく、単に同行しているだけだと思ふ
信頼と長い付き合いが感じられる。2人が親友であることを窺わせてくれるセリフでもある。