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目次
はじめに
今回はDSPを使ってみましょう。
DSPとは、Digital Signal Processing または Digital Signal Processorの略です。
「DSP?」となる方も多いと思いますが、身近なDSPはイコライザーです。
DSPを使ってみよう
第一回と第二回でプレイヤーの操作とライブラリーの構築をマスターし、これで一応はオーディオプレイヤーとしては使えるようになりました。
次はDSPを使って好みの音に加工してみましょう。
加工と言うだけあって、音質を上げるという概念は間違っているので注意が必要です。
「音を加工して楽しむ」という捉え方が正解に近いようです。
File→Preferences→Playback→DSP Manager
インストーラーに同梱されていたDSPを使ってみましょう。
Equalizer
まずはDSPの代表格、Equalizerを使ってみましょう。
バーを上に動かすとその音域を強く、下に動かすと弱くする事ができます。
再生するジャンルに合わせていくつか作っておくといいでしょう。
調節は、強調したい音域を決めそこを中心に山を描くように斜面を作るようにします。
山の頂点は高音域で1点、低音域で1点の計2点、多くても合計で3点に抑えて設定します。
コツは、強調するだけで無く抑える事です。
音がよく聞こえるように色々と強調してしまいがちですが、どこも強調しなくてもあまり意識しない音域を抑えるだけでその他の音域がはっきりと聞こえます。
それでも、パーカッションやベースが物足りないと感じたら、少しだけ強くしてみましょう。
こうすると、ドンシャリになりにくいです。
Resampler(PPHS)
次はResampler(PPHS)を使ってみましょう。
これは再生するファイルをリサンプリングする事ができるDSPです。
もちろん、元のファイル自体は一切弄りません。
正直、私はこれについてはよく分かりません。
リサンプリング自体は理解していますが、効果については熟知していません。
ダウンサンプリングは分かりますが、アップサンプリングのメリットはよく分かっていません。
リサンプリングについて詳しく知りたい場合は、各自Webサイトを検索して下さい。
Skip Silence
最後はSkip Silence。
自動で無音部分を飛ばす事が出来ます。
アルバムCDのシークレットトラック等を再生するのに重宝しそうなDSPですね。
- Minimum silence duration to remove
無音時間が何秒間続いたらカットするか。
1000ms = 1秒 - Silence detection threshold
音がどの程度弱くなったら無音と判断するか。
Crossfader
クロスフェイドができるDSP。
曲の終わりをフェイドアウトして次の曲に繋げる事ができます。
バーを左右にスライドして、クロスフェードさせる長さを設定します。
最後に
今回は、よく使うDSPを紹介しました。
現在foobar2000のDSPではなくサウンドカード側のDSPを使っているため最新のfoobar2000 DSP 事情をよくわかっていません。
でも以前はイコライザーを多用していたので、foobar2000のイコライザーが使えるレベルだというのは知っています。
少なくとも他オーディオプレイヤーよりは優れていると思います。
次回までにいくつかDSPを利用して勉強しておきます。
という訳で、次回もDSPについて解説を予定しています。
投票ありがとうございます。
(ここまで))