よくある質問

Last-modified: 2020-08-12 (水) 17:46:38
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よくある質問
 ├コンポーネント版
 └英語版FAQ 日本語訳


 

このページは、foobar2000本体に関するよくある質問です。
全ページの右上にあるサイト内検索での検索も活用しましょう。

 

foobar2000の使用方法については、先に以下に目を通すと良いかも知れません。
説明書
一から始めるfoobar2000 チュートリアル


目次

 

インストール

自分に合ったバージョンがわからない

バージョンについて
 └バージョン別概要

foobar2000をダウンロードする場所がわからない

インストール

インストールの方法がわからない

インストール

日本語化パッチの使い方がわからない

日本語化

旧バージョンのfoobar2000が欲しい

関連
バージョン情報

v0.9.5.5 以前の foobar2000 をレジストリを使わずにインストールしたい

Portable foobar2000を使ってみてください。

正式版との違いは、

  • レジストリを使わない
  • 正式版ではインストールするコンポーネントを選択できたが、Portable foobar2000 ではすべてインストールされる(導入したくないコンポーネントは後で削除すればよい)。
  • 正式版にあたる "Enable per-user settings"、"Install for all users"は共にオフ。
    もちろんショートカットアイコンも作成されない。
  • "icon" フォルダに "sp.ico" がある(おそらく削除しても問題なし)
 

なお、v0.9.6 からポータブル版が追加されました。
インストール時に、通常版かポータブル版かを指定できます

日本語化パッチを使っても日本語化されていない箇所がある

日本語化されるのは主にPreferences画面だけです。
File → Preferences

 

仕様によりメインメニューやコンテキストメニューは日本語になりません。
foobar2000本体にはwinampのようなだめ文字*1等の問題はありませんので、日本語化は必須ではありません。

アップデートはどうするの?

通常はそのまま上書きインストールで大丈夫です。
しかし、設定が消える可能性も否定はできないので先にバックアップをしましょう。
また、インストーラーでインストール時にチェックを外したコンポーネントが以前にインストールされている場合、チェックを外したからと言って自動で削除されるわけありません。
不必要になったコンポーネントは手作業で Components フォルダから削除しなければなりません。

関連
よくある質問 設定をバックアップしたい

コンポーネントのインストール・アンインストールの方法

解説
コンポーネント

v1.1系へのアップデート

暫くアップデートを見送るか、特設ページを参考にアップデートして下さい。

関連
v1.1 インストール特設ページ

音量

Replaygainとは何?

用語辞典

Replaygainを実行すると音量が小さ過ぎる

Preferences -> Playback の Preamp - With RG info:<br>
の数値を調整することによって音量を上げることが出来るが、Replaygain は標準の89.0dBでクリッピングしないように調整されているので出来ればハードウェア側で音量を調節した方がよい。
また、Replaygain していないファイルとのあいだで音量差が出て困るという場合は Without RG info: の数値を低くしてバランスをとる。

 

Replaygainの調整

v1.1.7以降のリプレイゲインって何が変わったの?

スキャンコードが更新されました。

スキャンコードが変更されたため、v1.1.7以降のreplaygainとそれ以前のコンポーネントのR128gainではスキャン後の数値が違います。
どちらが良いか断言はできませんが、特にこだわりがなければ現状維持でも再スキャンでも問題はないと思います。
しかし、今後以前の仕様に戻る可能性は少ないと思われる為、それを踏まえて考えるといいと思います。

左右の音の調整をしたい

左右の音の調整、または片方だけを聴きたい場合に以下のコンポーネントが便利です。

参考
一から始めるfoobar2000 第4回

再生関連

起動と同時に再生したい

v0.8 にあった Start playing on startup 設定が無くなってしまいました。
/playオプションをつけて起動してください。
レジュームしたい場合は、Preferences → Playback の Resume playback after restart を有効にします。

ランダム再生にしても同じ曲ばかり再生される

メニューバー → Playback → Random で行うランダム再生は演奏済みの曲を考慮せず、
常に次の曲をランダムで選出する完全なランダム再生です。
その為、ついさっき再生されたばかりの曲が再生される事があります。
 以下の方法でリスト自体をシャッフルして順次再生すれば、(一般的な)ランダム再生が可能になります。

 

メニューバー → Playback → Order

プレイリストのタブを跨いで連続再生やランダム再生はできる?

v0.8.3において、Playback→Follow cursorを有効にしてfoo_schedulerを利用する事で可能です。
ランダム再生に関しては、これを実現する設定やコンポーネントは現在ありません。
(Add to Playback Queueで次以降再生される曲を指定するとき、タブをまたいで指定すること可能。
 ただし、指定した曲がなくなるとなくなった時に再生した曲と同じタブ内で曲が再生される。)

再生中の曲がプレイリストのどこにあるか見つけられない

  • ステータスバーをダブルクリック
  • View→Columns Playlist→Activate Now Playingを有効
    Columns UI コンポーネントの導入が必要。

選択中のリスト内の曲があると次にその曲が再生されてしまう

Menu → Playback → Playback follows cursor がオンになっているとそのような動作になる。

mmsやrtspプロトコルのストリーミング放送が聴きたい

標準のHTTP reader では http プロトコルのみしか対応していないので出来ません。
foo_input_mslを導入する事によって可能です。

ギャップレス再生(曲間無し)できない曲がある

エンコーダーによってギャップレス再生できないファイルがあります。
DSP ManagerでGap Killerを有効にすれば、擬似的にギャップレス再生を可能にします。
欠点として、メモリを多く消費します。

CD上の圧縮音源を再生すると音飛びする

転送速度の遅いメディアからファイルを再生すると、転送速度が間に合わなくなり発生します。
バッファー量を増やして調整します。

.zip.mp3形式のファイルの頭出しがしたい

不可能です。恐らく永久に。
.zipにリネームしましょう。

エクスプローラーから音楽ファイルをダブルクリックで再生中のリストに追加したい

Windows の各拡張子(*.mp3など)の関連づけで、「Enqueue in foobar2000」を既定のアクションに設定する。
なお、Generalで「Always send to playlist(このプレイリストに送る)」のチェックは外すこと。
Preferences→Shell Integration から設定します。

aacファイルのシークが出来ない

そのシークできない.aacがHE-AACである場合、mp4boxなどでmp4コンテナに入れればシーク可能になる。

参考
用語辞典:HE-AAC

再生中の音が不安定で、ゆらゆらと揺れたりプツプツとノイズが入る

PCのCPUのクロック数が変化する際に起こる現象のようです。 下記の設定をすることで改善する場合があります。
1.定格でお使いの方はBIOSまたはUEFIから、ターボブースト(IntelのCPUの場合)もしくはブーストクロック
(AMDのCPUの場合)をオフに設定して使う。
2.OCをする方は安定動作をする(範囲内での)クロック数までOCをし、そのクロック数で固定して使う。

設定と構成

foobar2000本体の設定に関する項目のみ

ID3タグを認識しないファイルがある

違うタイプのタグ情報が同時に存在していないかファイルをチェックしましょう。
foobar2000は ApeTagv2 → ID3v2 → ID3v1 の順でタグ情報を認識しています。
仮にID3v2のタグ情報が存在してもApeTagv2が存在すれば、ApeTagv2が優先されます。

 

例えば MP3Gain を使用して Replaygain 情報を書きこんでいた場合、
MP3Gain は ApeTagv2 で Replaygain 情報を書きこむため、ID3v2 タグの情報は foobar2000 上では反映されないことになります。
MP3Gain と foobar2000 を併用する方法はいくつかあります。

  • MP3Gain を使用する前にMP3ファイルのタグを ApeTagv2 又は ApeTagv2+ID3v1タグ に変換しておく
  • MP3Gain でタグを書き込まない設定に変更する
  • MP3Gain のバージョンアップを待つ

foobar2000の最小構成が知りたい

以下の5点があれが動作します。

  • foobar2000.exe
  • shared.dll
  • foo_ui_std.dll(代用できるUIであれば他のものでも可)
  • Outputコンポーネント*2
  • Inputコンポーネント*3

設定をバックアップしたい

最新版であるv1.1から、各データの場所に変更がありました。

 
  • v1.0.3まで
    • XP
      C:\Program Files\foobar2000 (本体とコンポーネント)
      C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\foobar2000 (設定ファイル)
    • Vista / 7 の場合
      C:\Program Files\foobar2000 (本体とコンポーネント)
      C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\foobar2000 (設定ファイル)
      • x64の場合
        C:\Program Files (x86)\foobar2000 (本体とコンポーネント)
        C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\foobar2000 (設定ファイル)
 
  • v1.1 ~
    • XP
      C:\Program Files\foobar2000 (本体)
      C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\foobar2000 (設定ファイルとコンポーネント)
    • Vista / 7 の場合
      C:\Program Files\foobar2000 (本体)
      C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\foobar2000 (設定ファイルとコンポーネント)
      • x64の場合
        C:\Program Files (x86)\foobar2000 (本体)
        C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\foobar2000 (設定ファイルとコンポーネント)
 

通常は上記の二つのフォルダーをバックアップすれば大丈夫です。

 

一部の特殊なコンポーネントは独自の設定ファイルやレジストリを使用している可能性があります。
それらのバックアップも忘れないように気をつけましょう。

 
参考
v1.1 の変更点

設定をバックアップしたい ポータブル版

ポータブル版は、インストール(展開)したフォルダーを丸ごとバックアップします。
レジストリーや、ユーザーアカウントフォルダー等に設定ファイルは作りません。

foobar2000が不安定になってしまった

OSではなくfoobar2000側の問題の場合は、以下のファイルが壊れてしまった可能性があります。
定期的にバックアップをしましょう。

  • foobar2000.cfg (設定情報)
  • database.fpl (Media Library 情報)
  • database.dat (Media Library 情報)
    いずれかに保存されています
    C:\Program Files\foobar2000
    C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\foobar2000
    C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\foobar2000

関連付けの変更がしたい

Shell Integrationを参照。

プレイリストの表示をカスタマイズしたい

Title Formattingを参照。

最小化の状態でfoobar2000を起動したい

Preferences -> General -> Bring to front when adding new files from commandline
ここのチェックを外す。
なお、/hideスイッチより、このオプションが優先され、このオプションより /showスイッチが優先される。
(/hide < Bring(ry) < /show) (ただし、これは音楽ファイルを伴う起動の場合(foobar2000.exe /add <media file> /hide)で、 ファイルを伴わない起動(foobar2000.exe /hide)の場合には関係はない。(v0.9.5.1で確認)

 

関連:Title Formatting

Playlist プレイリストで日本語の横幅が合わない

Preference - > Display - Double-width characters in title formatting の設定を
Count double-width characters and ambiguous characters as two regular characters に変更した上で
Playlist 表示用のフォント(Preferences -> Display - Dafault User Interface
右上の Playlist font...)を等幅フォントに変更する。
Double-widthには「Ignore」1つしか見えないですが選択してキーボードの下を押したりマウスのホイール回したり右にでる小さな▲▼ボタンを押すと切り替わります。

 

それでもずれる場合はフォントやフォントサイズを変更してみる(9pt,12pt など3の倍数のサイズでそろうことが多い)

 

使っているフォーマットによってはどう設定してもずれる場合がありますが、その場合は実際にフォーマットの中身を編集するしかありません。

関連:
Title Formatting
Display

プレイリストタブを多段表示したくない

v0.8.2 からプレイリストタブの多段表示が可能になりました。
しかし、プレイリストが多い場合はかなり見辛くなります。
v0.9 現在、この多段表示をオフにするオプションはありません。
また、サードパーティーの UI コンポーネント Columns UI では多段タブ表示のオン・オフが可能です。

最小化した時にタスクトレイに格納したい

File → Preferences → Display → Default User Interface → System notification area
Minimize to notification area にチェックを入れる。

音楽ファイルのある場所を変えたらMedia Libraryを再構築しなけらばならない?

File Operationsを利用する。

ハードディスクのドライブレターが変わってしまい、Media Library内の曲が再生できない

再スキャンやFile Operationsを使わずにMedia Libraryのパスを変更する方法はありません。
以下にあなたが管理者権限を持つユーザーである場合の対策を記述します。
利用は自己責任で行います。

事前対策
UNCパスを利用する。
  • Media Library に追加したいフォルダを共有フォルダに設定し、Preferences の Media Library でマイネットワーク以下からそのフォルダを選択すると、たとえドライブレターが変わったとしても、(同じ名前の共有フォルダに設定し直しさえすれば、)再スキャンを行うことなく Media Library 内の曲が再生できます。
  • 環境によって差があるとは思いますが、一般に (共有フォルダの設定にかかる時間) < (スキャンにかかる時間) なので、頻繁にドライブレターが変わるような環境では大きな意味があるでしょう。
事後対策
diskpart等でドライブレターを変更する。

foobar2000のサブディレクトリにあるdllまで読み込んでしまう

  • 読み込ませたくないdllの拡張子を変更する
    一番確実
  • [ . ]で始まるフォルダを作成し、そこに置く。
    .で始まるフォルダは読み込まない。

v0.9.5.3からはコンポーネント格納フォルダーのみ読み込むように変更されました。

  • v1.0.3 まで
    • x86
      C:\Program Files\foobar2000\components
    • x64
      C:\Program Files (x86)\foobar2000\components
  • v1.1 ~
    • XP
      C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\foobar2000
    • Vista / 7
      C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\foobar2000\user-components

関連付けしたファイルを実行する際に常に指定したプレイリストに送りたい

Preferences > Shell Integration から設定します。
Always send to playlist: にチェックを入れ、送り込みたいプレイリストの名前を指定します。

 
参考
Shell Integration

foobar2000を終了した時に毎回プレイリストをクリアしたい

解決策1
Playlist Clearを導入する。
解決策2
一度プレイリストになにも登録せずに終了。
その後にfoobarをインストールしたフォルダ下のPlaylistsフォルダの中にある「?.fpl」というファイル(標準では000000000 - Default.fpl)のプロパティを開いて属性のところを読み取り専用にしておく。
解決策3
/command:"playlist/clear" オプションを付けて起動すれば、最後に終了したときにアクティブだった Playlist がクリアされる。
解決策4
Playlistsフォルダを削除して、代わりにPlaylistsと言う名前を付けた空のファイルを置くと常にPlaylistが無い状態で起動する。が、どんな副作用があるかは不明。

メニューやコンテキストメニューの表示順を整理したい

Preferences -> Display -> Context menu からコンテキストメニューの整理ができる。
メニューアイテムの整理は v0.8 では出来たのだが、v0.9 から出来なくなった。

キーボードショートカットにTabやESCなどを設定したい

Preferences -> General -> Keyboad Shortcuts の Key 入力欄で右クリック→キー選択。

プレイリスト保存形式による違い

fpl
foobar2000の独自形式。バイナリなので、編集困難。Replaygain などのメタデータも全て保存される。
もちろん他のプレイヤーとの互換性は無い。
関連 : fplファイルフォーマット
m3u
一般的なプレイリスト保存形式。Winamp を始め多くの他アプリとの互換性あり。
中身は単にパスを並べただけのテキストファイルなので、普通のエディタで編集可能。
m3u8
m3u 形式の Unicode(UTF8)版。Unicode 対応のエディタで編集可能
 
fpl 形式は全てのメタデータを保存してくれる上、読み込みも非常に高速なので、他のアプリケーションとプレイリストをやりとりするとき以外は fpl 形式での保存を推奨。

Masstagger や File info ウィンドウのドロップダウンリストから不要なフィールド名を消したい

消せません。設定を初期化する以外に方法はありません。

foobar2000 の曲ファイルなどのアイコンを追加・変更したい

アイコンはフォーラムやアップローダー、deviantARTなどからダウンロードできます。

VBRのビットレート表示を平均値ではなく動的に表示したい

v1.0.0~から標準で対応。

最小化した時にタスクトレイに格納したくない

こちらの項目にチェックが入っていないにも関わらず、最小化時にタスクバーからfoobar2000が消えてしまう場合。
Columns UI 使用時にこの現象が発生する。

 

File → Preferences → Display → Columns UI → Notification areaタブ
Minimise to iconのチェックを外す。

ツールバーのボタンアイコンが表示されない

ツールバーに新規にボタンを追加し、そのボタンに画像を使用しても表示されない画像がある。
foobar2000のバージョンが古いと、透過を使った画像が表示されない事がある。
最新版に更新しても表示されない場合は、ポータブル版で新規にインストールしたfoobar2000でも表示されないか確認をして問題の切り分けを行う。
バージョンを問わず表示されない時は、その画像に問題がないかを確認する。

 

ボタンアイコンに使用する画像はfoobar2000で拡大縮小はされない。
画像サイズが大きすぎたり小さすぎて表示できない可能性も考えられる。

 

使用できる画像拡張子は、bmp,jpg,png,icoなどがある。
32x32以下の小さいサイズで十分である。

参考
インストールとアップデート

トラブルシューティング

foobar(0.9)で日本語が文字化けしてしまう

まずAdvancedでタグの書き込みについて設定

  • preferences → Advanced → MP3 → Force Preffered Tag Writing Scheme...にチェック。
  • Preffered Tag Writing Scheme → ID3v2 + ID3v1 にチェック。
  • ID3v2 Writer Compatibility Mode...チェック。

音楽ファイル(フォルダ)をまとめて読み込んみ、1つを選択後、Propertiesで正しいタグ(日本語)を入力。適応させれば自動的に全て日本語になる。(同じ内容の場合)

foo_alacをインストールするとiTunesで作成したMPEG-4 AACファイルをデコードできない

仕様。foo_alacをアンインストールすると元にもどる。

Databaseを有効にすると起動に時間がかかる

  • ネットワークドライブ等の曲をDatabaseに保存していて、なおかつそれがつながってない状態では?
  • 圧縮されたファイルが複数個あってその中にも検索を行っていないか?

CPU負荷やメモリ使用量などが高い

Track info Panel(mod版ではない通常版の方)を使用している場合、一部の環境で高負荷になるようです。設定で、

  • Display options > Scroll speed(ms:)=50000
  • Display options > Scroll steps:=1

として下さい。使用していない場合は、以下の事も確認して下さい。

  • Componentsを大量にインストールしている → 必要ないものは、無効/削除する。
  • 様々なDSPが有効になっている → 必要ないものは、無効/削除する。
  • 書庫ファイルやネットワーク経由のファイルを大量に登録している → 解凍/ローカルファイルを使用する。
  • ASIO/Kernel Streaming出力を使用している → DS(Direct Sound)を使用する。
  • Spectrum analyser(Egohも含む)を大画面で表示している → 画面を小さくする。
参考
再生時に非常に多くのシステムリソース(メモリやCPU)を消費します。

メニューバーが消えた

  • 解決策1: Ctrl + P を押す。ただし、キーボードショートカットの設定によっては開かない。
  • 解決策2: タスクトレイにfoobar2000のアイコンがあれば右クリックし、Preferencesを開く。
  • 解決策3: foobar2000へのショートカットを作成し、コマンドラインに
     "/command:Preferences"
    を付けて起動する。

menubar.png

foobar2000 でエンコードした mp3のタイトルやアーティスト等の後ろに"□"が付いてしまう

Preferences > Advanced の Tagging - MP3 で、

  • Preffered Tag Writing Scheme を ID3v2 + ID3v1 に設定
  • ID3v2 writer… にチェックを入れる

この設定をし、再度エンコードする

tag.png

ただし、設定できるタグの名前や文字数に制限が加わることがあるので注意。

Vista でエクスプローラから16 個以上のファイルを同時にfoobar2000に追加できない

バグ(?)です。v0.9.6 からこの問題は解決されています。

導入したコンポーネントが動作しない

以下の理由が考えられる。

  1. コンポーネントが foobar2000 のバージョンに合っていない
    • v0.9 系のコンポーネントは v0.9 系にしか使えない。そのコンポーネントをアンインストールし、 v0.9 に対応したコンポーネントを探す。
  2. 動作に必要なファイルがない
    • コンポーネントによっては他のファイルを必要とするものがある。
      wiki やダウンロードしたページにある解説、ファイルに付属していた説明書などをよく読むこと。
  3. 必要な動作環境を満たしていない
    • コンポーネントによっては CPU などに動作条件があったりする(SSE など)。
      wiki やダウンロードしたページにある解説、ファイルに付属していた説明書などをよく読むこと。
  4. 同じ名前のdllが複数存在している。
    • foobar2000はcomponentsフォルダ以外のサブフォルダからもdllをロードするので検索などをして確認すること。
対処法
foobar2000のサブディレクトリにあるdllまで読み込んでしまう

Vista/7において曲ファイルをドラッグ&ドロップで追加できない

 一部の環境によって起きる。
 インストール時の最後の画面でRun Foobarのチェックを外して終了させる。
それ以降も管理者権限で動かさなようにする。
 インストール後にそのままfoobar2000を起動させると、管理者権限のままfoobar2000が起動してしまい、
管理者権限が無いと編集できないフォルダーに設定ファイルが作られる事がある。
(x64環境におけるProgram Filesフォルダー内。)
管理者権限がない状態でfoobar2000を初回起動させれば、権限がなくても編集可能な場所に設定ファイルを作成するため、以降は権限の有無を問わず操作が可能。

参考
エラーメッセージ一覧

起動時によくわからないメッセージが表示される

abnormal.png

意味
前回、異常終了をした。
原因
原因不明のエラーが発生すると、次回起動時に表示される。
対処
大抵の場合は、本体のアップデートで導入されているコンポーネントが正常に動作しなかった事が原因。
本体のバージョンを元に戻すか、コンポーネントが対応するまでセーフモードで使用する。
 
Start foobar2000 in safe mode / セーフモードで起動する(コンポーネントの使用は同梱品のみ)
Check the online troubleshooter / 通常起動をし、オンラインのトラブルシューターも起動する
Start foobar2000 normally / 通常起動

その他

Component関連の不具合について

コンポーネント関連で不具合があったときは、とりあえずそのコンポーネントを外しましょう。それでも設定その他で問題が残る場合は、一度 foobar2000 をアンインストールしてから再インストールしましょう。

banlist について

公式フォーラム内にある Known problematic components のスレッドで問題を引き起こす可能性あるコンポーネントが挙げられています。このリストに挙げられているコンポーネントは説明をよく読んだ上で利用するようにして下さい。
また、このスレッドで banlist に挙げられているコンポーネントは問題のあるものとして標準の名前では読み込まれないようになっています。問題を理解した上で無理にでもこれらのコンポーネントを利用したい場合は適当な名前にリネームしてから Components フォルダに入れれば読み込まれるようになります。

foobar2000でPeerCastを使える?

拡張子".pls"と".m3u"をfoobarに関連付けすることで特に問題なくチャンネルを聴けます。

ごくまれに再生されないというトラブルがありますが、その時は

  • IEのインターネットオプションで履歴をクリアする
  • IEのインターネットオプションで一時ファイルを削除する

ことで聴けるようになることがあります。

配信する場合は Oddcastv3 foobar2000 plugin を利用します。

メタデータ(配信するファイルに埋め込まれているID3タグなど)はUTF-8エンコードで送出されますので、リスナー側のほとんどの再生プレイヤーで日本語表示が可能になります(foobar,Winamp2/5,QCDで確認)。

foobarの"Playback"→"DSP Manager"で、Oddcastv2をVolume Controlより上に配置することで、foobarでの設定音量に関係なく一定の音量で送信できます(配信側foobarで-100dbにしても、リスナーにはちゃんと音が聞こえている)。

コマンドラインからfoobarを操作する

foobar2000はメインメニューとコンテキストメニューの全てのコマンドをコマンドラインから操作することができます。foobar2000.exe /? で使用可能なコマンドラインオプションが表示されます。

コマンドラインオプション一覧

/add, /play, /pause, /playpause, /prev, /next
/rand, /stop, /exit, /show, /hide, /config
/command:<menu command>
/playlist_command:<context menu command>
/playing_command:<context menu command>

/playlist_command: は選択している曲に対してコマンドを発行します。/playing_command: は演奏中の曲に対してコマンドを発行します。<menu command> の部分にはコマンド一覧 のスラッシュから右の部分を、 <context menu command> の部分にはコマンド一覧 の行全体の部分を書き込んでください。

例えば Main Menu の "Playback/Volume Down" を実行するコマンドは

foobar2000.exe "/command:Volume Down"

になり、Context menu の "Convert/Convert to..." を選択している曲に実行するコマンドは

foobar2000.exe "/playlist_command:Convert/Convert to..."

になります。

なお v0.9.* では、デフォルトの状態では /command:<menu command> の <menu command> の部分でスラッシュを入れて階層を区別することはできません(例えば foobar2000.exe "/command:Playback/Volume Down" と書いても動作しない)。
この問題を解決するには foo_runcmd を導入してください。

Masstaggerをコマンドラインから操作することもできます。詳しくは foobar2000.exe /tag:help で。

ギャップレス再生について

  • ギャップレス再生(Gapless playback)にはギャップレスデコード(Gapless decode)とギャップレス出力(Gapless output)という満たすべき二つの要素がある。
    • ギャップレス出力
      • foobar2000はwaveOut/DirectSound/KernelStreaming出力とも常にギャップレス出力している状態であり、winampのような特別な設定は必要ない。
    • ギャップレスデコード
      • foobar2000でギャップレスデコードが可能なフォーマット
        全ての非圧縮(WAVE、AIFF、AU、8SVX等)と可逆圧縮フォーマット。非可逆圧縮フォーマットは下記の表を参照。
フォーマット方式対応エンコーダー備考
OggVorbis
Speex
Opus
コンテナ標準
Musepack標準SV8Specification – Musepack Trac
MP3LAMELAME3.90以降
ACMENC
午後のこ~だ 3.13a
Mp3 Info Tag revision 1 Specifications
MP3iTunes*4iTunes7以降iTunes v7.0.0.70のギャップレス処理
MediaInfo / Feature Requests / #398 Show iTunSMPB Tag Info in Decimal for M4A Files 
MPEG4 AACISO/IEC標準×qaac
fdkaac
ffmpeg
QuickTime File Format Specification: Audio Priming - Handling Encoder Delay in AAC 
MPEG4 AACiTunes*5iTunes7以降
qaac
fdkaac
Winamp5.3以降(enc_aacplus、enc_fhgaac)
Nero 1.5.1.0以降
MediaInfo / Feature Requests / #398 Show iTunSMPB Tag Info in Decimal for M4A Files 
MPEG4 AACNero Digital*6FAAC
Nero 1.3.3.0以前
chpl atom(チャプター)とstts atom/mdhd atomを利用。現行ではFAACのみ書き出し可能で、規格を作成したNeroですら現在は使用していない。
WMASound Player Lilith×Sound Player LilithメタデータにLILITH/TOTALSAMPLESを記述。総サンプル数しか記述しないため特定のエンコーダーでエンコードしたものに対してのみ有効(Lilithの場合はWMP9)
  • 偽ギャップレス再生について
    • もともとMP3フォーマットにはギャップレスデコードのための情報が存在しないため、デコード後のデータはデコード前のデータより微妙に長くなる。これがうまくギャップレス再生できない原因になっている。そこでGap killerやContinuatorなどを利用してそのゴミ部分を除去してやるが、完璧に除去するのは不可能であくまで繋がったように聞こえているだけなので、区別のために偽ギャップレス再生とした。
  • mp3_accurate_length = yes について
    • LAME 3.90以降でエンコードしたMP3ファイル、午後のこ~だ 3.13aのGUIからエンコードしたMP3ファイル、ACMENCからエンコードしたMP3ファイルはmp3infoタグ(Lameタグ)にギャップレスデコードのための情報が記録されている。また Edit MP3 gapless playback infomation を利用してこの情報を手動で付加することもできる。この情報を持っているMP3ファイルは Technical info に mp3_accurate_length = yes と表示される。
  • Edit MP3 gapless playback infomation について
    • MP3ファイルにギャップレスデコードのための情報を付加するツール。プレイリストのコンテキストメニューから Edit MP3 gapless playback infomation を選択し、Encoder delay と Padding を適切な値に設定してやる。LAMEでエンコードしたファイルの encoder delay は基本的に576、FhGでエンコードしたファイルは672である。その他のエンコーダでは528であることが多い。Padding にはトラックの長さを入力するが、この値は588の倍数である必要がある。(音楽CDの1セクタの長さが588であるため)
    • 詳しい情報 : http://www.hydrogenaudio.org/forums/index.php?showtopic=11669
  • Nero方式のMP4 AACのギャップレス再生について
    • エンコーダーディレイがctts atomに記述されている旧方式でもギャップレス再生が可能であるが、一度再生するとctts atomは削除され、変わりにchpl atomにエンコーダーディレイの情報が書き加えられるようになっている。また、stts atomは読み込まず、mdhd atomのみ認識する仕様となっている。なおctts atomとchpl atomにそれぞれ異なるエンコーダーディレイの値が設定されている場合ctts atomを優先する。
  • iTunes方式のMP4 AACのギャップレス情報を書き出すエンコーダーについて
    • foobar2000のConverterの仕様で、メタデータにiTunes方式のMP4 AACのギャップレス情報(ITUNSMPB)を書き出すエンコーダーで曲をエンコードした際にchpl atomにエンコーダーディレイ情報を書き込む仕様になっている。しかし、Nero方式のようにエンコーダーパディングを考慮してstts atom/mdhd atom書き出さないため、iPod manager (foo_dop)などのようにNero方式のギャップレス情報を優先して読むソフトでは正しくギャップレス情報を扱えないという問題が発生するので注意が必要である。

[v0.9.6] Preferences ダイアログに Save All ボタンがないんだけど

表示はされませんが、「File > Save Configuration」という同等の機能を持ったメインメニューコマンドがあります。コマンドラインキーボードショートカットから使用しましょう。
その他にも以下のような「表示されないメインメニューコマンド」があります。

FileNext Playlist一つ次(Playlist tab では右、Playlist switcherでは下)の Playlist をアクティブにする
Previous Playlist一つ前(Playlist tab では左、Playlist switcherでは上)の Playlist をアクティブにする
Remove Playlistアクティブな Playlist を削除する
Rename Playlistアクティブな Playlist をリネームする
Reset Configuration設定(プロフィールディレクトリの playlists フォルダの中身、foobar2000.cfg、database.dat、database.fpl、theme.fth、PlaybackStatistics.dat*7 )をリセットする
Restartfoobar2000 を再起動する
Revert Configuration設定(プロフィールディレクトリの playlists フォルダの中身、foobar2000.cfg、database.dat、database.fpl、theme.fth、PlaybackStatistics.dat)を最後に保存した時の状態*8に戻す
Save All Playlistすべての Playlist を指定した場所に保存する。形式は fpl/m3u/m3u8 から選択。名前はそのまま
Save Configuration設定(プロフィールディレクトリの playlists フォルダの中身、foobar2000.cfg、database.dat、database.fpl、theme.fth、PlaybackStatistics.dat)を保存する
PlaybackFlush Playback QueueQueue をすべて消す
Replaygain: ...Replaygain の Source mode を変更する
Seek ahead by ...指定した時間だけ前方に移動する
Seek back by ...指定した時間だけ後方に移動する
Volume ...音量を変更する。幅は「Advanced > Playback > Volume stepに従う
ViewActivatefoobar2000 を最前面に表示する。キーボードショートカットから利用する場合は Global Hotkey にチェックを入れること
Activate or Hideトグル。キーボードショートカットから利用する場合は Global Hotkey にチェックを入れること
Hide最小化する
Show Now Playing現在再生中のトラックを表示(選択)する

この私のfoobar2000が思い通りに動きません

まずは落ち着いて、Wikiをもう一度よく読んでみて下さい。
サイト右上のサイト内検索も活用してみましょう。

参考
質問掲示板
用語辞典
一から始めるfoobar2000 チュートリアル
google 外部サイト
英辞郎 英和辞書 外部サイト

エラーメッセージ

各コンポーネントのエラーメッセージはサイト内検索をするか、自動翻訳などでメッセージの内容を理解して下さい。

unable to open item for playback (unsupported file format)

対応していない形式のファイルのため、再生できないという意味。考えられる理由としては、

  1. 再生するのに必要なコンポーネントを導入していない。
  2. 拡張子が対応していない。
    • 例えば拡張子が .wav の mp3 ファイルは foobar2000 では再生できない。
    • 解決策は、ほとんどの場合拡張子を変更するしかない。
  3. そもそも音楽ファイルでない。
    • 画像やテキスト、動画などは再生できない。音楽ファイルかどうか確認を。

Unable to open item for playback (Object not found)

ファイルが見つからず、再生できなかったという意味。ちなみに、メニューの Edit > Remove Dead Items を実行するとデッドリンクを削除できる。

Failed to load DLL: foo_xxx.dll, Reason: Multiple instances of DLL with the same file name found.

同じ名前のdllが複数存在している。foobar2000はcomponentsフォルダ以外のサブフォルダからもdllをロードするので検索などをして確認すること。

関連
foobar2000のサブディレクトリにあるdllまで読み込んでしまう

Failed to load DLL: foo_xxx.dll, Reason: This component is missing a required dependency, or was made for different version of foobar2000.

必要なファイルが無いか、コンポーネントが foobar2000 のバージョンに合っていない場合に表示される。考えられる理由と対処法。

  1. コンポーネントが foobar2000 のバージョンに合っていない
    • v0.9 系のコンポーネントは v0.9 系にしか使えない。そのコンポーネントをアンインストールし、 v0.9 に対応したコンポーネントを探す。
  2. 動作に必要なファイルがない
    • コンポーネントによっては他にファイルを必要とするものがある。wiki やダウンロードしたページにある解説、ファイルに付属していた説明書などをよく読むこと。
  3. 必要な動作環境を満たしていない
    • コンポーネントによっては CPU などに必要な動作条件があったりする(SSE など)。wiki やダウンロードしたページにある解説、ファイルに付属していた説明書などをよく読むこと。

このアプリケーションの構成が正しくないため

メッセージ内容

Failed to load DLL: foo_xxx.dll
Reason: このアプリケーションの構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。
アプリケーションを再度インストールすることにより問題が解決する場合があります。

考えられる理由と対処法。

  1. 動作に必要なファイルがない
    • wiki やダウンロードしたページにある解説、ファイルに付属していた説明書などをよく読むこと。

metadb_error! n handle leaks.

foobar2000の終了に時間がかかった場合に表示される。failure.txtが作成されるが、比較的、このエラーによる害は無い事が多い。

Could not write info (Unsupported format or corrupted file) to:

何らかの原因でタグに情報が書き込めなかった場合に表示される。考えられる理由と対処法。

  1. WAV など、タグが書き込めないファイル形式である。
    • エンコードしてファイル形式を変えるか、cueシートを使う。
  2. ファイルが破損している。

Could not write info (Object not found) to:

元ファイルが移動または削除されていて、タグに情報が書き込めなかった場合に表示される。ちなみに、メニューの Edit > Remove Dead Items を実行するとデッドリンクを削除できる。


いまの曲が終わったら停止させたい


*1 次の文字が正しく利用できない問題「ソ噂浬欺圭構蚕十申曾箪貼能表暴予禄兔喀媾彌拿杤歃濬畚秉綵臀藹觸軆鐔饅鷭」
*2 利用するファイルのタイプによる
*3 利用するファイルのタイプによる
*4 v1.1.8beta5より対応
*5 v0.9.4.1より対応
*6 v0.9より対応
*7 Playback Statisticsがインストールされている場合
*8 Save Configuration を使っていない場合は前回終了時の状態