現在?人閲覧中
随時追加中
編集者も募集しています。
項目を追加する際は必ずABC順に並べて下さい。
目次
英数字
A
AAC
最大サンプリング周波数96KHz、最大チャンネル数48CHの非可逆の音声圧縮形式。
MP3に比べ、圧縮率が多少高く音質はほぼ同じ。
iPodやiTunes等アップル社製製品を中心に普及が進んでいる。
ファイルに格納した場合の拡張子として、M4A、M4B、M4P、MP4、3GP、3G2、MOV、M2TSなどがある。
機能拡張版としてHE-AACがある。
AC3
ドルビーデジタル(Dolby Digital、AC-3:Audio Code number 3)。
1.0chから5.1chサラウンドまで対応した、非可逆の音声圧縮形式。
- 関連
- 非可逆圧縮
ALAC
ALAC (Apple Lossless Audio Codec)。
アップルの可逆圧縮形式の圧縮方法。
2011/10にオープンソース化された。
- 関連
- 可逆圧縮
APE
Monkey's Audio(モンキーズ・オーディオ)。
WAVEを可逆圧縮した音声圧縮形式。
- 長所
FLACよりも高い圧縮率。 - 短所
非可逆圧縮と比べ、ファイルサイズが大きい。
FLACと比べ、デコード・エンコードの負荷が多い。
- 関連
- 可逆圧縮
ASIO
ASIO(Audio stream input output)は、オーディオデバイスのドライバインタフェースの一つ。
低遅延、高同期性、高いスループットを実現。
高価なサウンドカードは対応している事が多い。
ASIOの導入は、カーネルミキサーを介さずに可能な限りデータを正確に再生する事であり、「ASIOで音質を良くする」とは見当違いな考え方である。
ASIO4ALL
ASIO非対応の環境でもカーネルストリームを利用してASIOを実現するソフトウェア。
環境によっては雑音が入る場合がある。
B
BAN
停止、禁止、または追放。
foobar2000では、foobar2000の作者によりいくつかのコンポーネントがBANされている。
- 用例
- オンラインゲームで不正行為を行いBANされた。
不穏な動作をするコンポーネントがBANされた。 - 関連
- BANされたコンポーネント
Break-in
エイジングの事。
イヤフォン、ヘッドフォン、スピーカー、ウーファーなどの音響機器の慣らし運転を意味する。
短いものでは数時間、長いものでは1~3ヶ月かかるとも言われるが、100~300時間で十分である。
ケーブルにもエイジングが必要だと言う意見もあるが、エイジングの原理としてこちらは効果が疑わしい。
振動など、何かしらの動きがある音響機器においてエイジングは意味を成す。
C
Components
一般的なアプリケーションにおける、Plug-inプラグイン や Add-onアドオン に同義。
foobar2000はこのComponentsシステムの導入により、様々な拡張やカスタマイズを可能にしている。
D
DSP
Digital Signal Processing または Digital Signal Processor。
音をデジタル処理して様々な加工を施す技術。
dB
音圧(音量)を表す単位。
E
Equalizer
音声信号の特定の周波数帯域を強調したり、逆に減少させる事が出来、全体的な補正(平均化) や 改善(音像の明確化など)、あるいは積極的な音作りに使用される。
F
FLAC
FLAC(Free Lossless Audio Codec)。
ライセンスフリーの音声圧縮形式。可逆圧縮音声の代名詞。
可逆圧縮でありデータの劣化が一切無い。
- 長所
エンコード・デコードが速い。
シークが速い。
データ構造がエラーに強い。 - 短所
非可逆に比べ圧縮率が低く、ファイルサイズが大きい。
- 関連
- 可逆圧縮
H
HE-AAC
High-Efficiency Advanced Audio Codingの略。
MPEG4 AACの拡張版であり、特に128kbps以下の低ビットレートでの音質向上に成功している。
従来のAACにしか対応していない機器でも再生が可能だが、HE-AAC(AAC+SBR)の内、AAC部分のみ読み取りが可能となり、HE-AACの本来の音は出せない。
- 関連
- AAC
Hi-Fi
Hight Fidelity。
可能な限り音源に近い状態で再生する技術や機器。
一般的にはクリアな音を指す場合もある。
M
M4A
AACを参照。
MP3
最も広く普及している非可逆の音声圧縮形式。
無圧縮の状態から、最大で1/11のサイズまで圧縮が可能。
普及率No.1という事もあり、今日出回っている機器でこの形式を再生できないプレイヤーはまず無い。
- 関連
- 非可逆圧縮
MP4
AACを参照。
O
Ogg
Ogg Vorbis(オッグボルビス)。
非営利団体Xiph.org Foundationが開発した、可変ビットレート(VBR)の非可逆の音声圧縮形式。
MP3の次世代形式として注目されているが、普及率は伸び悩んでいる。
- 長所
同じ圧縮率ならばMP3より効率が良い。
ライセンスフリー。
フォーマットレベルでのギャップレス再生に対応。 - 短所
MP3に比べ処理が複雑でマシンパワーをより多く消費する。
再生機器が限られる。
- 関連
- 非可逆圧縮
P
Placebo効果
プラセボ / プラシーボ
思い込みによって生まれる、実際のもの以上の結果や評価。
一種の暗示。
R
Replaygain
再生時に音量を均一化して再生する技術。
音源によって音量が違う事は多々ある為、大き過ぎる音量、小さすぎる音量をすべて均一化してくれる。
その都度、音量の調節をする必要がなくなる。また、もとの音楽ファイルには手を加えない。
RM
Real Media(リアルメディア)。
インターネットラジオなどでストリーミング配信のために広く利用されてきた、非可逆の音声圧縮形式。
再生可能機器が少ない事と上位機能の音声形式が他にも多く、普及率は年々低下している。
- 関連
- 非可逆圧縮
T
TAK
Tom's lossless Audio Kompressorの略。
ライセンスフリーの可逆圧縮の音声圧縮形式。
機能では同じく可逆圧縮のFLACやAPEを凌ぐが、取回し易さで両者に劣る。
- 長所
FLACと同等、もしくはそれ以上の処理速度。
APEと同等の圧縮率。 - 短所
可逆圧縮のため、ファイルサイズが大きい。
再生可能な機器が少なく、制限も多い。
- 関連
- 可逆圧縮
TF
Title Formattingの略。
Title Formatting
Title Formatting
foobar2000上で動作するスクリプト言語。TFとも。
初心者が使用するにはハードルが高いが、使いこなせれば便利なもの。
一度で全てを作り上げようと思わず、一つずつ試行錯誤する事を推奨。
U
UI
User Interface。見た目。
foobar2000はUI Componentsを追加する事によって様々なカスタマイズが可能になる。
- 関連
- Components
W
Watermark
透かし。
著作権保護などの目的で画像や映像の一部に表示される。
コンテンツに埋め込まれた著作権などの情報を指し、通常は電子透かしとほぼ同義。
ロゴのように目に見える形で埋め込むVisible-WMや、直接目では見えないが、専用の検出器で情報が得られるInvisible-WMがある。
WAVE / WAV
Windows標準の無圧縮音声ファイル。
- 参考
- 無圧縮
WMA
Windows Media Audioの略。
Microsoftが開発した、非可逆の音声圧縮形式。
コンテンツ管理機能(Windows Media Rights Manager)を有し、著作権保護が可能。
- 関連
- 非可逆圧縮
いろは
あ行
ウォーターマーク
Watermarkの項を参照。
エイジング / エージング
Break-inを参照。
か行
カーネルストリーミング
ミキサーをバイパス(迂回)して出力する事。
カーネルミキサー
カーネル(OSの最も根本的な部分)が行うmixing処理(ミキサー)。
音量調整、周波数やビットの調整やリサンプリングを行う。
普段の使用では重要な役割を担ってくれているが、PCオーディオにおいては時に邪魔になる場合がある。
可逆圧縮
通常、音楽ファイルは圧縮形式で取り扱う場合が多い。
その圧縮された音楽ファイルを展開した際に、圧縮前のデータと完全一致する圧縮形式の事。
Lossless(ロスレス)とも。
- 長所
元の音質を保ったまま圧縮ができる。 - 短所
非可逆圧縮のファイルと比べて、ファイルサイズが大きくなってしまう。
拡張子
ファイル名の最後「.」で区切られた後ろ三文字ないし四文字の部分を指す。
foobar2000の音楽ファイルに限定した場合は、圧縮形式を表す。
「オーディオ.mp3」であれば「mp3」の部分。
拡張子が表示されない場合は、OS側の設定を変更する必要がある。
詳しくはOS名を含めてWeb検索をする事。
コンポーネント
Componentsの項を参照。
さ行
スキン
foobar2000のおいてスキンという概念は無い。
- 関連
- UI
た行
電子透かし
Watermarkの項を参照。
ドンシャリ
ドンシャリとは、高音域と低音域が強調された周波数特性(f特)を指し示す、オーディオ業界・音楽業界の用語である。
「低音がドンドン、高音がシャリシャリ」の意。
は行
非可逆圧縮
通常、音楽ファイルは圧縮形式で取り扱う場合が多い。
その圧縮されたデータを展開した際に、元のデータとは完全に一致しない圧縮方式の事。
広く普及しており、あらゆるメディアファイルで一般的な圧縮形式となっている。
人間の感覚に伝わりにくい領域を大幅に排除し、伝わり易い領域を中心に残す。
- 長所
ファイルサイズを大幅に小さくする事が出来る。
ファイルサイズが小さいため、ポータブル機器などにおいて取り回しが容易い。 - 短所
圧縮の際に、元のデータに比べ劣化が起こる。
基本的に劣化の度合いは圧縮率に比例する。
ピンクノイズ
周波数帯と強度が反比例する音。高周波数帯ほど強度が弱くなる。
- 関連
- ホワイトノイズ
プラセボ / プラセーボ / プラシーボ
Placebo効果の項を参照。
ホワイトノイズ
白色雑音。
不規則に上下に振動する波で、全ての周波数帯で同じ強度のノイズ。
- 関連
- ピンクノイズ
ま行
無圧縮
データを圧縮していないファイル。
音の劣化は一切発生しないが、ファイルサイズがとても大きくなる。
ファイルを編集する事が多い場合に多く用いられる。