SEGAnews2010-3

Last-modified: 2010-11-14 (日) 04:59:49

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI』配信日が10月に決定

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/01/44784.html
セガは、Wii/PS3/Xbox360/iPod Touchソフト『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI』を2010年10月に配信することを発表しました。

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI』は、1991年にメガドライブ(米国ではGENESIS)で誕生してから現在まで世界中の人々に愛されてきたセガの人気アクションゲーム『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のクラシックシリーズ最新作です。

第1作から第3作目までのゲーム性を受け継ぎつつ、現在の技術でアレンジを行い、懐かしくも新しい感覚で楽しめるソニックの2D横スクロールアクションゲームとなっています。当初は3機種での展開でしたが、iPhone/iPod Touch向けにも制作が決定し、本日配信日が決定しました。

Wii/PS3/iPhone/iPod Touch向けには10月12日、Xbox360向けには10月13日に配信されます。価格はWii版が1000Wiiポイント、PS3版が1500円、Xbox360版が1200マイクロソフトポイント、iPhone/iPod Touch版が900円です。

(C)SEGA

中裕司氏、ドリームキャスト2の開発やハードビジネスに興味2010年10月02日

http://gs.inside-games.jp/news/251/25151.html
http://www.computerandvideogames.com/article.php?id=267778

ソニックシリーズをはじめ数多くのセガ作品に関わり、現在はプロペの社長を務める中裕司氏が、海外サイトのインタビューで「ドリームキャスト2を作りたい」とする発言したそうです。

アイビィ・ザ・キウィ?のヨーロッパ宣伝ツアーでロンドンを訪れていた中氏は、「セガでハードの制作に参加していた昔が懐かしい」と現地メディアの取材に対しコメント。当時セガから発売されたほとんどのハードやコントローラーに携わっていたと打ち明け、もし将来再びハード制作に関わる機会があったら、ハードメーカーの顧問的な役割を務められるはずだとコメント。

さらに、「アイビィ・ザ・キウィ?がヨーロッパで成功すればドリームキャスト2を作れるかもしれない」と冗談交じりに話した後、今後も良い作品を作り続け、いつかドリームキャスト2に取り組めるチャンスが訪れることを望んでいる、と非常に真剣な調子で語ったそうです。

Sega Promises Minimal Changes for Yakuza 4 Localization 10/6

http://www.gamasutra.com/view/news/30837/Sega_Promises_Minimal_Changes_for_Yakuza_4_Localization.php
A spokesperson for Sega of America has promised that the western localization for Yakuza 4 will include much fewer changes than previous overseas release for the series.

Speaking to Kotaku during a demonstration of the game, Sega's Aaron Weber said that content such as hostess clubs, dress-up minigames and mah-jong would make the transition from the Japanese version of the gritty crime drama to the West.

There is at least one prominent feature in the original version of the game that will not make it across the ocean: an in-game Japanese quiz show called Answer X Answer. Weber explained this cut was made because recreating the sub-game's old-school, custom-animated fonts in English would be too time-consuming given the game's planned Spring 2011 release date.

Aside from that, Weber told Kotaku every side quest in the game "will pretty much be in there," and said any cuts would be"nothing like Yakuza 3."

That game's release drew controversy among many Western fans for Sega's removal of features including 22 side missions and four mini-games that were in the original, Japanese version. Sega cited the need for a speedy translation in justifying those cuts.

Yakuza 3 was the first game in the series to see such extensive cuts through localization.

Despite healthy sales in Japan, the Yakuza series has never been more than a niche success outside its home country. Western releases in the series tend to lag behind the Japanese original by a year or more. The PlayStation 3 exclusive fourth installment in the series was released in Japan in March.

キャップ映画のゲーム化タイトル「Captain America: Super Soldier」が映画公開に合わせ2011年に登場 10/6

http://doope.jp/2010/1016365.html#more-16365
http://www.joystiq.com/2010/10/05/captain-america-super-soldier-game/
来るアベンジャーズの映画化に向けて、マーベル映画の歴史の中で最も大きな盛り上がりを見せる昨今のマーベル作品達ですが、雷神ソーの後にはいよいよ大本命のキャプテン・アメリカ映画が登場する事になります。

昨晩とうとうキャプテン・アメリカ映画のゲーム化タイトル「Captain America: Super Soldier」がスクリーンショットとアートワークと共に登場、本作は映画と同様の内容で第2次世界大戦を舞台に宿敵”Red Skull”と対決するといった内容となっており、シールド攻撃を始めアスレチックな戦闘システムやパズル要素が特徴との事。

なお、開発はWiiでリリースされた”パンチアウト!!”や、ドクター・オクトパスやグリーンゴブリン達が仲間として登場するスパイダーマンタイトル”Spider-Man: Friend or Foe”を手掛けたNext Level Gamesが担当する事が記されています。

発表に併せてスクリーンショットやアートワークが公開、ナチ的なテイストの敵兵やロボット、女性兵士からサイコなんちゃら風の敵まで非常にクオリティの高い物が用意され、スクリーンショットに登場するキャップの姿もなかなかのクオリティで期待が高まる所。

Captain America: Super Soldierのリリースは2011年の映画公開と共に行われ、対応プラットフォームはPS3、Xbox 360、Wii、DS、PSPとなっています。

なお、次回作として”Thor: The Video Game”の開発が進められているセガによるマーベル映画のゲーム化はキャプテン・アメリカまで確認済みですが、残念ながらこれまでハルクやアイアンマンなど、率直に言って毒にも薬にもならない残念タイトルが多数のプラットフォームに向けてリリースされており、Secret Level Studiosが前身のセガ・サンフランシスコスタジオが手掛けたIron Man 2ではスタジオツアーのトレイラーが登場したその日にスタジオの閉鎖が発表されるなど駄目な方向のセガクオリティを発揮、さらにエイリアンフランチャイズやObsidianのAlpha Protocolなどでもデベロッパのコントロールの悪さに驚きのクオリティの低さを見せつけています。

しかしThor: The Video Gameも今回のCaptain America: Super Soldierも共に作品自身が有するポテンシャルは高く、セガとマーベル両方のファンにとって次こそは!といった思いがあるのではないでしょうか。DC側ではBatmanのゲーム化が大成功を収めた昨今、せめて1タイトルくらいは及第点に届くタイトルがリリースされないものでしょうか。という事で現段階では魅力的に感じられるアートワークとスクリーンショットは以下からご確認ください。大きな期待を込めて頑張れセガ!頑張れNext Level Games!

ソニックの父、『マリオ&ソニック』開発秘話&MoveとKinectへの意欲を明かす

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/06/44871.html
マリオとソニックの共演は、ソニックの父のアイデアだったようです。

『マリオ&ソニック』シリーズは、任天堂のマリオとセガのソニックが共演するスポーツゲームシリーズ。このアイデアを出したのは、ソニックの父こと中裕司氏だそうです。

中氏は海外メディアに対し「実はあれは僕のアイデアで、任天堂にアプローチしたんです。二人のヒーローが共に競技をしたり、互いに競い合ったりするのは魅力的で、これこそ僕が欲しかったものだったんです」と語っています。任天堂とセガ、会社の枠を越えた奇跡の共演は楽ではなかったはずですが、シリーズは累計で1600万本を越えるヒットとなっており、その苦労は報われたといって良いでしょう。

中氏はPlayStation MoveやKinectについては「新技術に関してはとてもエキサイトしています」とコメント。同時に、これらのモーションコントロールを使った2本のゲームに関わったものの、残念ながら発売が見送られたことを明らかにしています。

氏はコントローラーを箱の上に置き、箱をたたいて遊ぶ『レッツタップ』などユニークなゲームを手がけており、PlayStation MoveやKinectでどのようなゲームを作っていくのか、とても楽しみですね。

Shenmue Title In Development For Yahoo! Mobage Service10/7

http://www.gamasutra.com/view/news/30840/Shenmue_Title_In_Development_For_Yahoo_Mobage_Service.php
Shenmue City is to be the first new entry in Yu Suzuki's divisive series for eight years.

Sega revealed the game's development today in Japan alongside the official launch of Yahoo! Japan and DeNA's new Yahoo! Mobage service, a PC-based social games service for Japan.

In a joint press release, Yahoo! Japan and DeNA said that Shenmue City is set for release this Winter for the platform.

Shenmue, released for Sega' Dreamcast console in 1999, was originally intended to be the first title in a trilogy, but only two games were released before Sega canned the series, much to the chagrin of its vociferous fans.

Today's press release refers to Shenmue City as the third entry to the series, but it seems unlikely that the game represents the third installment that creator Yu Suzuki had planned for consoles.

Yahoo! Mobage has been in beta testing since September 21, officially launching today.

The new Shenume title will feature alongside titles One Million Person Ambition of Nobunaga from Tecmo Koei and Persona Social from Atlus on the new service. Yahoo! Mobage's creators claim that there are over 100 new titles planned, including games from Electronic Arts' Playfish brand.

『II』から10年・・・第3弾『シェンムー街』の開発がスタート

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/07/44898.html
セガが制作した伝説のゲーム『シェンムー』。1999年に初代、2001年に第二作が発売され、その後も続編が望まれましたが実現しませんでした。しかし、遂に第三弾として『シェンムー街』の開発が発表されました。

『シェンムー街』は本日よりヤフージャパンとディー・エヌ・エーが提供開始した「Yahoo!モバゲー」にて提供予定で、2010年冬より配信されるとのこと。

どのような作品になるかは明らかにされていませんが、FREE(Full Reactive Eyes Entertainment)と称した自由度の高い作品。ソーシャルゲームにも相応しいコンセプトと言えます。セガとしても本格的なソーシャルゲームは初めての取り組みとなり、期待がかかります。

「Yahoo!モバゲー」はPC向けのソーシャルゲームやブラウザゲームを配信するサイトで、本日よりグランドオープン。約70社から100タイトルが揃いました。

セガ、PC向けに『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』を10月7日発売

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/07/44903.html
セガは、Windows向けソフト『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド featuring 楽天 みんなの就職活動日記』を10月7日(木)に発売しました。

『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』は、ガンシューティング『ハウス・オブ・ザ・デッド 2』をベースに開発された、タイピングでゾンビを撃ち倒していくタイピング学習ゲーム。2000年から初代がアーケードスタイルで稼働して以降、様々な派生タイトルや機種で発売されていった長寿シリーズです。

『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド featuring 楽天 みんなの就職活動日記』は、全国50万人以上の就職活動生が利用する就活サイト「みん就」とのコラボレーションタイトル。就活就活をテーマにしたワードなどが新たに追加されたほか、謎掛けで人気を博しているお笑い芸人「ねづっち」による就活なぞかけ問題なども収録されています。

もちろん今までのシリーズで定番だったモードやワードも収録。純粋なタイピングの練習や、ハイスコア挑戦など今まで通り遊ぶことが出来ます。パソコンのスキルアップや、就活の息抜きにぴったりのタイトルですね。

『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド featuring 楽天 みんなの就職活動日記』は、好評発売中で価格は2,300円(税込)です。

中裕司氏:将来的にセガやソニックチームに戻る意向は無い10/8

http://gs.inside-games.jp/news/252/25219.html
http://www.computerandvideogames.com/article.php?id=268788
かつてセガでソニックシリーズを手がけ、現在はプロペ代表としてゲーム開発に携わる中裕司氏ですが、今後もセガに戻る意向は無い旨をコメントしています。海外サイトCVGのインタビューに応えた氏は以下のようなメッセージを残しています。

“私が(セガから)離れてプロペを立ち上げた理由のひとつは、若い世代のクリエイターたちを刺激することでした。セガに戻ることは、彼らにとって良いことにはならないでしょう。

私は少なくともあと5年から10年は、新しいものを創るためにこの産業にとどまるつもりです。残りの時間をどう使うか、私はセガに戻るよりは、プロペで次世代に影響を与えられるような、何か良いものを創ることを選びます。

ソニックか他のプロジェクトかに関わらず、セガに戻る意向はありません。私はソニックを生み出すことに15年を費やしました。そして彼は15歳。このかわいい息子が、親元を離れて自分のことに取り組むときだと思っています。

私はセガとソニックチームを信じています。私がいなくても、チームは素晴らしい新ソニックのゲームを出すことが出来るはず。ソニックチームに戻るという考えはまったくありません。たとえ将来的に機会があったとしても、です。”

ソニック最新作となるソニック・ザ・ヘッジホッグ4はこの10月初旬よりPSN、XBLA、Wiiウェアで配信スタート。一方で中氏はプロペでPS3とXbox 360用の新作プロジェクトに取り組んでいるとされています。

『初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター』アップデートパッチ配信、新機能を実装

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/08/44938.html
セガは、プレイステーション3オンライン配信ソフト『初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター』のアップデートパッチ(ver. 1.01)を10月7日より配信開始しました。

今回のアップデートは、ゲーム全体の機能の充実化を図るため、PV鑑賞中の「スキップ」機能の追加、「プレイリスト」に登録した楽曲ごとの「モジュール設定」機能の追加、使用中のモジュールでのエディットデータのプレイ・鑑賞の対応など、新機能を実装しました。

アップデートは、PS3をネットワークに接続している状態で『初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター』を起動し、確認画面で○ボタンを押すだけでアップデートすることが出来ます。

■『初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター』アップデート「Ver.1.01」
・「シャッフル」「リピート」機能の追加
「プレイリスト」の再生前に「シャッフル」、「リピート」のON / OFF設定ができるようになりました。
・スキップ機能の追加
PV鑑賞中、方向キー左/L1ボタン、方向キー右/R1ボタンでスキップ機能が使用できるようになりました。
・モジュール設定機能の追加
「プレイリスト」に登録した楽曲ごとに「モジュール設定」が行えるようになりました。
・エディットデータ削除機能
ゲーム内からエディットデータを削除できるようになりました。
・エディットデータに機能の追加
エディットデータをプレイ、鑑賞する際、現在使用中のモジュールでプレイできるようになりました。

なおアップデート前の注意点として、アップデート後に「Ver. 1.00」のシステムデータがある場合、システムデータは「Ver. 1.01」にアップデートされます。アップデート後、更新されたシステムデータは「Ver. 1.00」では使用できなくなります。

また、「Ver. 1.01」適用前のゲームデータの容量により、パッチ適用後にゲームデータを削除しないとプレイできない状況が発生する場合があるとのこと。その際は「ゲームデータ」の容量を減らす為に、ゲーム内で作成した「エディットデータ」と「MP3データ」を削除する必要があります。

『初音ミク -Project DIVA- ドリーミーシアター』は、好評配信中で価格は3000円(税込)です。

(C)SEGA / (C)Crypton Future Media, Inc.
VOCALOIDはヤマハ株式会社の登録商標です。

「新旧『ソニック』ファンのバランスを取るのは難しい」 ― セガのブランドディレクターが語る10/10

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=2229

新しいファンと旧来のファンのバランスを取る、それが『ソニック』シリーズの今後の課題のようです。

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズといえば、1991年からスタートしたセガのアクションゲーム。超音速で走るヒーロー「ソニック」が活躍する様は世界中で人気を博しています。

歴史が長いだけにファン層も厚いシリーズですが、最新作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI』(以下『ソニック4』)の配信を控えたこの時期、セガの『ソニック』担当ブランドディレクターであるDavid Corless氏は、新旧ファンのバランスを取る必要性に関して語っています。

「『ソニック』のファンに喜んでもらうのは難しいことではありません。彼らは非常に熱心で、理想的な『ソニック』とはどうあらねばならないかに関して考えを持っています。コアなファンの声は非常に大きく注意を引きつけますが、我々には巨大な若いファン層を考慮する必要があります。皆に喜んでもらうのは難しいことです」

Corless氏によれば、現時点の『ソニック』シリーズは新たなファン向けと旧来のコアなファン向けの二本立てになっているそうです。『ソニック カラーズ』は前者であり、若いファン層に向けて新しいアイデアを取り入れ、シリーズを前進させるタイトルであるとのこと。

一方で『ソニック4 』はオールドスクール(古典的)な『ソニック』であり、オリジナル版を覚えているコアなファン、そしてバーチャルコンソールやPlayStation Network、Xbox LIVE アーケードで新たにシリーズを遊んだ若いファンのためのものだそうです。

『ソニック4』の実現には、iPhone版やバーチャルコンソールなど各種ダウンロード版の成果が助けになったとのこと。氏のいうところの「お客様の目の正しさ」がクラシカルな同作の開発を許し、その成果は『ソニック4』の発表会で確認できたそうです。

Corless氏の談話からは、新しいファンへのアピールと旧来のファンへのアピールを両立させる難しさが伝わってきます。二つの作品でブランドの進化と原点回帰が行われる訳ですが、これらがどう評価されるのかが楽しみですね。

シェンムーモバゲー版は非公認?10/10

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「基準未満の『ソニック』はリタイヤさせる」 ― 海外セガの決断

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/15/45059.html
セガは『ソニック』を守るため、再評価を行おうとしているようです。

セガのシニアバイスプレジデントであるJurgen Post氏は、一定の基準に達しない作品の新規生産を取りやめる・・・と海外メディアに語っています。

対象となるのは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズのゲームで、「メタスコア」が評価の基準となります。「メタスコア」はMetacriticが複数の海外サイトのレビューを点数に換算した点数で、ゲーム業界における一つの権威とされています。

Post氏は「ブランドの価値を増すためにこうする必要があります。将来的によりビッグな『ソニック』がリリースされる際に非常に重要なのです。我々は過去作品のカタログでお金を儲けることができますが、利用できる『ソニック』の数をコントロールし続ける必要があります。さもなければ共食いが起こるのです」とコメントしています。

先日も『ソニック』担当ブランドディレクターであるDavid Corless氏が「新旧ファンのバランスを取るのは難しい」とブランド維持の難しさに関して語ったばかり。

ブランドは今やゲーム会社における最も有用な財産の一つですから、よりよい作品を残して環境を整えることも大事なのかも知れません。

『龍が如く』の海外版、今回も変更アリ ― 「速やかな翻訳のため」

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/16/45081.html
『龍が如く』の海外版を出すために削られてしまったものとは一体なんでしょう?

セガオブアメリカのスポークスマンであるAaron Weber氏は、『龍が如く4 伝説を継ぐもの』海外版の変更点を発表しています。

同作にはクイズゲーム『Answer X Answer』を模したミニゲームが収録されていますが、これをカット。さらに4つのミニゲームと22のサブストーリーが削除されることとなったそうです。Weber氏はこれらの変更に関し、速やかな翻訳とゲーム発売のための措置である、とコメントしています。

『龍が如く』シリーズは海外では『Yakuza』のタイトルで翻訳されていますが、日本文化に深く根ざした内容だけに、これまでも『龍が如く3』からキャバクラ要素が削られるといった変更が加えられてきました。

文化やレーティングの違いもありますから、改変が加えられるのも仕方がないのかも知れませんが、できれば原盤と同じものを遊びたくなるのが人情。「速やかに発売されるが変更が加えられたもの」「発売が遅れるが完璧版」の両方が出れば良いのでしょうが、現実的にはなかなか難しいようです。

『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI』が1位に、『人生ゲーム』新作も好調・・・Wiiウェアランキング(10/19)

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/18/45109.html
毎週様々なタイプのゲームが配信されているWiiウェア。1週間に1回のペースでダウンロード人気ランキングをお伝えします。

セガの新作『ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI』1位になりました。初週は7位で、まずまずな滑り出しでしたが2週目にして首位に。マルチ展開で配信されている本作ですが、Wiiユーザーにもちゃんと受け入れられているようです。

『人生ゲーム』の続編『人生ゲーム ハッピーステップ』が3位に初登場。さすがWiiウェアの定番タイトルといったところで、今後も首位をキープしそうです。

1位 ソニック・ザ・ヘッジホッグ4 エピソードI
2位 Wi-Fi8人バトル ボンバーマン
3位 人生ゲーム ハッピーステップ
4位 乱戦!ポケモンスクランブル
5位 PLANETARIUM(プラネタリウム)
6位 ファイナルファンタジーIV ジ・アフターイヤー -月の帰還-
7位 あそぶメイドイン俺
8位 @SIMPLEシリーズ Vol.4 THE 密室からの脱出
9位 Tetris Party
10位 エキサイトバイク ワールドレース
11位 ロックマン10 宇宙からの脅威!!
12位 すりぬけアナトウス
13位 BIT.TRIP RUNNER ~リズム星人の激走~
14位 Dr.MARIO&細菌撲滅
15位 みんなのポケモン牧場
16位 アイテム探し★妖精とふしぎの島
17位 おきらくカートWii
18位 珍道中!!ポールの大冒険
19位 おきらくテニスWii
20位 ラインアタックヒーローズ

【ゲームニュース一週間】ブランドを磨き続けるということ

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/18/45121.html
海外セガのシニアバイスプレジデントであるJurgen Post氏は、一定基準以下の『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズの作品を再生産しないと発表しました。

氏はブランド整理の意義を「ブランドの価値を増し、将来的によりビッグな『ソニック』がリリースされる際に非常に重要なのです。我々は過去作品のカタログでお金を儲けることができますが、『ソニック』の数をコントロールし続ける必要があります。さもなければ共食いが起こるのです」と語っています。

ゲーム界が歴史を重ねていく上で、ブランドは大きな力です。知名度の高いブランドはより多くの人にアピールできますし、斬新な作品に既存ブランドを付けることだってできます。たとえば『毛糸のカービィ』は当初オリジナルタイトルとして進行していましたが、開発が難航した際に任天堂サイドから『カービィ』シリーズにするという提案があり、より説得力あるゲームになったといいます。これなどは既存ブランドが有効活用された例でしょう。

ブランドは大きな力を持っていますが、これを付ければどんなゲームでも売れる魔法のアイテムではありません。ブランドが力を保つためには、その評判が高いものであり続ける必要があります。今回の海外セガの決断は、ブランドの大切さを認識した上でのことなのです。信用を積み重ねるのは難しく、失うのは一瞬です。ブランドを研鑽すれば自在に使える伝家の宝刀となりますし、手入れを怠ればなまくら刀となってしまいます。

自社のブランドをいかに厳しく磨き続けられるかが生き残りの鍵となるのではないでしょうか。

マジで? 『ヴァンキッシュ』4時間クリアのレビューに驚きの声 10/18

http://www.kotaku.jp/2010/10/vanquish_4h.html
http://www.gamesthirst.com/2010/10/18/can-you-complete-vanquishs-sp-campaign-in-under-4hrs-platinum-games-dont-believe-so/

プレイヤー自身がARモードでプレイしたんでしょうか?

日本で21日、欧米で22日に発売される『ヴァンキッシュ』。国内外のゲーム系サイトや雑誌にレビューが掲載されているのですが、米ゲーム雑誌gameinformerのレビューが話題になっています。

gameinformerが『ヴァンキッシュ』に付けた点数は7.75点(10点満点)となかなかのもの。ですが、評の中に以下のような一文があるそうです。

もしあなたが、4時間であなたの最初のゲームプレイを終えたとしても驚かないように。
ストーリーモードを4時間でクリアーできたの?
 
 
この一文に、本作を製作したプラチナゲームズのライターであるJP Kellamsさんは「マジで? ならめちゃくちゃ驚きだよ!(意訳)」とツイートしています。

ちなみにセガによると、『ヴァンキッシュ』の全ステージクリアに必要な時間は15時間ほどだそうです。そりゃ腕が良ければクリアは早くなるでしょうが、それにしても4分の1とは...?

体験版を4時間かけてクリアした、なんてオチだったりして。

Vanquish price slashed ahead of release 10/18 UK

http://www.mcvuk.com/news/41366/Vanquish-price-slashed-ahead-of-release
Sega’s upcoming shooter available online for as little as £27.85

It’s not even out until Friday, and already retailers are moving to drastically undercut the RRP of Sega’s upcoming console shooter Vanquish.

ShopTo.net is currently the lowest, offering both the Xbox 360 and the PS3 versions of the game for just £27.85.

Zavvi has also gone low, offering the Lenticular Sleeve version on both formats for just £28.99.

Play.com is offering the same version of £34.99, while the likes of HMV and GAME are charging £39.99 for the game.

Vanquish was developed by cult studio Platinum Games, who previous titles include ultra-violent Wii outing MadWorld and hit beat ‘em up Bayonetta. It is being directed by Shinji Mikami, who as well as creating the Resident Evil franchise has also played a part in a string of hits including Devil May Cry and Phoenix Wright: Ace Attorney.

2010年10月20日、セガ・マークIIIも25歳になりました

http://www.kotaku.jp/2010/10/sega_mark3_25th.html
こっちも祝ってあげましょう。

『スーパーマリオブラザーズ』の発売25周年は大々的に祝われてます。北米版ファミコンのNESも同じく25周年で、現地ではいろんなメディアで特集が組まれたりしてました。

それなら「セガ・マークIII」だって、今年で発売25周年なんですよ。
 

 
セガ・マークIIIは日本で1985年の10月20日に発売されました。翌年には改良を加えたバージョンが「セガ・マスターシステム」の名で北米で発売。さらに1年後にはヨーロッパとオーストラリアにも上陸します。

また、マスターシステムは後に北米版にFM音源や連射装置などを追加した日本版も発売されました。今はやりの3Dゲームにも対応してたんですよ。

ファミコンブームに押され、日本では成功したとは言いがたいマークIII/マスターシステムも、ヨーロッパ・オーストラリアのPAL地域では任天堂のライバルに負けないほどの成功を収めたそうです。

米Kotakuのルーク記者はオーストラリア出身で、「僕も子供の頃はまわりのみんなと同じようにマスターシステムIIを持ってた。子供の頃NESで遊んでたって人に会うようになったのは、Kotakuで働き始めてからだ」と振り返っています。

『アウトラン』や『スペースハリアー』がヨーロッパやオーストラリアの子供たちにたくさんの思い出を残してくれたんですね。

セガ・マークIII、25周年おめでとう。

ソニックとフィギュアスケートが米国でコラボ

http://www.inside-games.jp/article/2010/10/30/45360.html
超音速のソニックと優雅なフィギュアスケートのコラボです。

海外セガは米国ニューヨーク市において、『ソニック カラーズ』の発売記念イベント「Sonic Colors in Bryant Park」を開催すると発表しました。

11月4日に行われるこの催しは、Bryant Parkのスケート場が舞台。1988年のカルガリーオリンピック男子シングル金メダリストであり、アメリカ人としては初めてトリプルアクセルを成功させたフィギュアスケート選手のブライアン・ボイタノ氏が登場、氷上でのパフォーマンスを披露するそうです。
また、北米では11月16日に発売される『ソニック カラーズ』が一足先にプレイできます。

『ソニック カラーズ』は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズの最新作。超音速で走るヒーロー「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の活躍を描きます。

ソニックとフィギュアスケートとは意外なようでいて良くマッチしたコラボレーション。イベントは入場無料とのことで、スケートファンとゲームファンの両方に楽しい機会となりそうです。

『シェンムー街』今冬配信に、モバゲータウンは事前登録開始

http://www.inside-games.jp/article/2010/11/01/45398.html
セガとYS NETとサン電子は、今冬より「モバゲータウン」および「Yahoo!モバゲー」にて展開するソーシャルゲーム『シェンムー街』を今冬サービスを開始すると発表しました。

『シェンムー街』は、オリジナルのシェンムーの外伝という設定で横須賀からのスタートとなります。プレイヤーが主人公となり、ストーリーを楽しめます。

3社のそれぞれの役割は、サン電子がゲームの配信および運営、YS NETがゲームの開発、セガが全体監修となっています。ゲームの開発を担当するYS NETは、セガで『シェンムー』シリーズの総指揮を執った鈴木裕氏の設立した会社ということで、期待できそうです。

なお、モバゲータウンでは、本日から事前登録の受付が開始されています。

『シェンムー街』は、モバゲータウンおよびYahoo!モバゲーへの無料会員登録を行うことで、基本プレイ無料、アイテム課金制にて今冬よりサービス予定です。

(C)SEGA (C)YS NET (C)SUNSOFT

「世界一汚い言葉が使われたゲーム」に続編の噂 ― Wii向け新作が2011年中に発売?

http://www.inside-games.jp/article/2010/11/13/45624.html
Wiiのシューティングに続編の噂があるそうです。

海外メディアNintendoLifeは『ザ ハウス オブ ザ デッド: オーバーキル』に続編が発売されるという噂を報じています。

『ザ ハウス オブ ザ デッド: オーバーキル』は2009年に発売されたWii用ゲーム。Wiiリモコンでゾンビ(ミュータント)を撃っていくという内容です。

全編通してB級ホラーのテイストに貫かれており、ギネス・ワールド・レコーズに「世界一汚い言葉が使われたゲーム」としても認定されています。

「セガに近いところにいる」という情報ソースによれば、続編の開発はかなり進行しており、2011年の中頃にはリリースされるだろうとのこと。現在は『House of the Dead: Overkill 2』というコード名でWii用に開発が進められており、PlayStation Moveにも対応する可能性があるとされています。

なお、セガのスポークスマンは「噂と憶測にはコメントしません」と返答したとのこと。