コインは命より重い

Last-modified: 2018-02-14 (水) 20:10:45

適当なイベントマップを歩くだけで石を貰って終わるだけの軽いイベント
「」ピ助達はそんなしょぼいイベントを適当にクリアするだけの日々を送っていた
そんな中お知らせに登場する「メダルを集めて豪華アイテムを手に入れよう」というバナーに書かれた文字
「」ピ助は盛り上がる、今までのイベントとは一味違う!やっと手抜きイベントから解放される!
そう報酬が手に入るということは、それだけゲームが有利になるアイテムが配られる可能性が高まる
サービス開始して二ヶ月立っていないのなら余計にその期待は高まるだろう…
「」ピ助は巣立ちを心待ちにする小鳥のように純真な思いを馳せる
その思いがズタボロに打ち砕かれることも知らずに…



空狐と天女の着・替・え❤
2017年11月30日(木)メンテナンス後~2017年12月12日(火)


概要

従来のイベントマップに加え、助っ人に強敵「てけれっつ」が出現
てけれっつを主催or助っ人で倒すことでメダルを入手することができる
メダルは少し前にアプデで追加された式姫の衣の中でも、イベントで焦点が当たった空狐、天女のものが入手できる
通常は課金、もしくはしんどい思いをして入手した虹色とうもろこしと交換なのでイベント内でタダで貰いたい所
他にもうまあじアイテムが貰えるので馬車馬のように走れや!(ただし時間は膨大に消費することになる)

何すればいい?

助っ人で「てけれっつ」を選択して倒すだけです
ただし、かなりの練度が必要なので自分の強さに合った難易度のてけれっつを殺しましょう
並までなら恐らく多くの人が倒せるはず…


実はてけれっつは絆魂の取得量が大幅に上がっている
これは、イベント期間限定でよろずやに絆魂と進化石が交換できるようになっているからである
更新頻度はいつも通りの一日三回で結構な量を要求されるので、全部取っていたら必然的に下記のメダル交換を全て完了できそうだ

  • ちなみにだがよろずやに並ぶ進化石の必要絆魂量は、一度の更新で280固定だと思われる
    てけれっつは一度の戦闘で平均して約10程度落とすので30回ぐらいで交換量まで達するだろう

てけれっつについて

  • 易 HP20000
  • 並 HP3万ちょい
  • 難 HP5万ちょい
  • 激難 HP7万ちょい

種族:妖人
属性カット:火15%、水35%、風35%、光0%、闇65%


結構な人がやたを連れているのを見かけるがこいつは火と光に非常に弱い
また敵視外単体、敵視外PT全体、溜め無全体攻撃(退避不可、沈黙)と溜め以外にも全体にバラけた攻撃をしてくるのが非常に痛い
連れていく式姫は火や光を持っていて、神禊やら天女の奇跡持ちがいいだろう
なのでさり気に光*2奇跡持ちの校長が非常に優秀
よく見るのはおつの、校長、おさき、文ちゃん辺り

  • 難以降について
    3ptの中に盾が居ないと割りと絶望的、一応敵視が一人に集中せずブレたりすればいけないこともないが…
    主催するならできれば盾、もしくは名前で盾がないことを明確に教えてあげよう
    上記の通り攻撃自体はランダムが多いので、回復のしやすい盾以外は序盤攻撃以外退避→1万辺りからは通常攻撃も有りで押す感じがいい…と思う
    • 実は石化させやすいので、ひたすら妖人を石化するPTも流行っている
      タナトス、祖霊の真・亡者の手は確定石化
      海嘯等は確率で石化させる

追加イベント あくろひめ

12/6~12/19
アピちゃんは何を考えているのかイベント中にイベントをぶっ込む離れ業をやってのけたのだ!
イベント自体はいつもどおりイベントマップを歩くだけのしょうもないイベントなのだが…
ただでさえメダル交換がギリギリのところに新たなメダル交換を追加して畜生!


問題のあくろひめに関しては該当ページで

入手量と交換先

条件メダル枚数
易・主催5
易・助っ人3
並・主催10?
並・助っ人5
難・主催15
難・助っ人7
激難・主催20?
激難・助っ人10
交換アイテムメダル必要数交換回数
蜥蜴丸の型紙*51005
髭切の型紙*51005
空狐の型紙*51005
コロボックルの型紙*51005
狗賓の型紙*51005
天女の型紙*51005
火食鳥人形301
虎隠良人形301
ぬりかべ人形301
舞首人形301
大野守虫人形301
小豆洗い人形301
悪路王人形1007
寒椿の衣3001
雛の衣3001
紅葉の衣3001
花葵の衣3001
  • 衣、悪路王人形は最優先で取得すべき
    できれば全部欲しいが後の優先順位はそのアピ助次第だろう
    余談だがイベント開始一日目はなんと衣のメダル必要数が1000メダルの取得量が今の半分
    ととてもお手軽に遊べるスマートフォンのソシャゲとは思えないゲームバランスでお出しされていた
    これについては反省したのか次の日に緊急メンテで現在の値となったわけだが、最初からそうしとけすぎる…


    全取得に必要なメダル数:3480
    だいたい必要な時間:30~35時間ぐらい

  • なんと12/6に交換アイテムが追加される
    やったね「」ピ助!衣が増えるよ


    全取得に必要なメダル数:5080

テキスト

イベントが終わると二度と見れなくなるっぽいので一応
天女ってこんなキャラだったっけ…

空狐「……」
空狐「はぁ……」
天女「空狐さん、どうしたんですか?」
空狐「じつは……最近あまり討伐に参加させていただけないんです……」
空狐「こんなことを考えるのは良くないって分かっているんですが――」
空狐「アピ助さんは、わたしのことが嫌いなのかもしれません……」
天女「うーん、そんなことはないと思いますよ?」
空狐「――え?」
天女「アピ助さんが空狐さんを嫌いなわけじゃないです。」
天女「仕方ないですよ。だってわたし達は――」
空狐「天女さん……?」
天女「「☆1式姫」ですから……!」
空狐「――!?」
空狐「そうでした……」
空狐「☆1式姫ですから、仕方がないですね。」
空狐「強い妖を倒すためには、わたしではなく☆3の方々を戦いの場へ連れて行ますよね……!」
空狐「うっ……!」
天女「空狐さん……?」
???「そう嘆くな。」
天女「……?どなたですか?」
空狐「悪路王さん!!」
悪路王「お前達の主は強さだけで式姫の価値を決める人間ではあるまい。」
天女「そう信じています。でも――」
空狐「ずっと自宅待機していると、自信がなくなってくるんです……」
悪路王「……強さがすべてではない。」
空狐「そ、そう言いますけど……!」
空狐「物語で行く手を阻んでいる悪路王さんが何をおっしゃっているんですか……!」
悪路王「む……」
天女「そうですよねえ。多くの方が悪路王さんを倒せないとおっしゃっています。」
悪路王「むぅ……」
天女「そういうのを「説得力がない」って言うんですよ♪」
悪路王「くっ……」
空狐「天女さん、少し言い過ぎでは……」
悪路王「よいのだ。」
悪路王「言いたいことを言えばよい。だが――」
悪路王「お前達に強くなる覚悟はあるか?」
空狐「え……!?強くなれるんですか……!?」
悪路王「吾(われ)が加護を与えてやろう。」
天女「悪路王さん、どういう――」
暗転
天女「え……!?」
空狐「この姿は……!」
悪路王「空狐には「雛の衣(ひなのころも)」を与え、「二尾文殊(にびもんじゅ)」の技を会得させた。」
悪路王「吾の力を与えてあるから、攻撃力も増しているはずだ。」
空狐「ほ、本当ですか……!?」
悪路王「ああ。それから天女。お前には「花葵の衣(はなあおいのころも)」を与えた。」
悪路王「「天女の奇跡」という術が使えるようになり、癒しの力も増しているはずだ。」
天女「悪路王さん……」
悪路王「望み通り、お前達は強くなった。ただし――」
悪路王「吾の力が及ぶこの北の地を出ると、失われるがな。」
空狐「そうなんですね……ここだけの、束の間の力……ですか。」
悪路王「そう落ち込むな。吾はお前達に「強くなる覚悟はあるか?」と聞いた」
悪路王「自らを鍛えれば、その力も衣もお前達のものになるぞ?」
悪路王「ただし生半可ではない強い覚悟が必要だが。」
空狐「本当ですか……!?」
悪路王「この地の妖を倒し、「鬼の杯(さかずき)」を集めるがよい。」
悪路王「そして……ましろ、と言ったか。あのうるさい娘のもとへゆけ。」
悪路王「あの娘に「雛の衣」と「花葵の衣」を預けてあるから――」
悪路王「「鬼の杯」と引き換えに受け取るがよい。かなりの数が必要だがな。」
天女「悪路王さん、あなたは良い方だったのですねえ♪」
悪路王「……なに、ただの気まぐれだ。」
空狐「わたし、頑張ります……!」
悪路王「さっさと行け。自分達の力を試してみるがいい。」
空狐「はい……!」

天女「すごいです……この衣、本当に癒しの力が増してます……!」
空狐「わたしも力が増してます。いつもより攻撃されても倒れにくいですし……」
天女「悪路王さんに感謝、ですね♪」
空狐「はい!もう☆1式姫なんて言わせません!」
天女「それにしても、悪路王さんはどちらへ行ったんでしょうか?」
空狐「どこでしょう。まだ妖はいるようですから先へ進みましょうか。」
天女「はい♪」

空狐「悪路王さん、どこにもいませんね……」
天女「そうですねえ、道に迷ったのでしょうか?」
悪路王「……吾が北の地で迷うわけないだろう。」
空狐「悪路王さん!」
悪路王「お前達、ここまで来れたとは、大分その衣を扱えるようになったということだな。」
空狐「ありがとうございます……!」
悪路王「どうだ、強くなった実感はあるか?」
空狐「すごいです……!もう☆1式姫なんて呼ばせませんよ!」
天女「悪路王さんのおかげです♪」
悪路王「では……力試しの最後には、吾が相手をしてやろう。」
空狐「え……?」
悪路王「なに、難しく考えるな。ただの力試しだ。」
悪路王「吾はこの奥で待つ。妖達を討ち、吾に勝ってみよ。」
天女「……行っちゃいましたね。」
空狐「が、頑張りましょう……!」

悪路王「ほう……」
悪路王「吾に勝つとは、なかなかやるな。」
空狐「わ、わたしも悪路王さんに勝てるとは……思ってもみませんでした……!」
天女「この衣の力はすごいですねえ。」
天女「まさか悪路王さんにまで勝ってしまうなんて、思ってもみませんでした♪」
悪路王「……」
悪路王「なに、さっきの戦闘は少し手加減したのだ。」
空狐「え……!?」
天女「悪路王さん、負け惜しみは……」
悪路王「本当だ。次は少し力を出してやろう。」
悪路王「ここは吾の支配する地。お前達の鍛錬のため、力のある妖も用意している。」
悪路王「この北の地だけではない。」
悪路王「もし「鬼の杯」を集めたくば、協力戦を行き、吾の手下「手華裂(てけれっつ)」に挑むがいい。」
悪路王「吾はこの次の地、「並」で待っているぞ。」
天女「……」
空狐「い、行くしかないですね……!わたし、この衣をいただきたいですし!」
天女「そうですね、行きましょうか♪」

空狐「悪路王さん、もしかしてまた手加減してくださったんですか……!?」
天女「わたし達も強くなっていますから、そろそろ本気で戦ってほしいですねえ♪」
悪路王「手加減したつもりはない。だが、またしても破れるとはな……」
空狐「……」
天女「悪路王さん、「難」の次は何でしょうか?」
悪路王「言っただろう、手加減はしていない。だから――」
    これが最後だ。」
空狐「ええっ!?」
天女「本当ですか?」
悪路王「ああ。だが「鬼の杯」はまだ「衣」と交換できるほど集まっていないだろう。」
    強敵「手華裂」は何度倒しても死ぬことはない。良い鍛錬の相手だと思って挑め。」
天女「わかりました♪」
悪路王「強さとは――」
    自ら鍛えることなしに手に入るものではない。」
    しっかり励めよ。」
空狐「はい……!」

吾イベ

タンコ「今夜泊まる宿はもうすぐかのう。」
芙蓉「はい、まもなく到着です。とても綺麗な旅館だと聞きました。」
「アピ助さんも、旅の疲れを癒してくださいね。」
タンコ「夕飯も楽しみじゃ!」
不要「……!どうやら近くに式姫がいるようです!」
タンコ「……!?なんじゃ、この禍々しい気は!」
???「…………」
芙蓉「恐らく……彼女がその式姫です!」
タンコ「うむ……どうやら式姫であることには違いない。」
「敵意も感じられんが……何故あのようにボロボロなのじゃ?」
芙蓉「何か事件に巻き込まれたのかもしれません……」
「あの……大丈夫ですか?」
???「……陰陽師の一行か。」
あくろひめ「吾(われ)の名は……あくろひめ。」
「訳あって北の地へ向かっている……」
「……」
(バタン!)
芙蓉「あくろひめさん!しっかりしてください!」
タンコ「憔悴(しょうすい)しておるな……このようなボロボロの式姫を放ってはおけん。」
「ひとまず、わしらの宿に連れて行くぞ!」
芙蓉「その前に……」
タンコ「ふむ……どうやら囲まれたようじゃの。」
芙蓉「恐らくあくろひめさんの気に引き寄せられた妖たちを討伐しなければならないようです。」
「アピ助さん、よろしくお願いします……!」

芙蓉「あくろひめさん、ぐっすり眠っていますね。」
タンコ「あれほど弱っておったのじゃ……余程のことがあったのじゃろう。」
あくろひめ「……」
芙蓉「あくろひめさん、目が覚めましたか?」
あくろひめ「ここは……」
芙蓉「道で倒れてしまったので、私達の宿に運んだのです。」
タンコ「おぬしのような、強大な気を持つ式姫が、このようにボロボロになるとは……」
「一体何かあったのじゃ?」
あくろひめ「お前達には関係のないことだ」
タンコ「何じゃと!?」
芙蓉「タンコ、落ち着いてください。」
「あくろひめさん、私達も式姫の力を借り戦う者です。」
「何があったかお聞かせいただければ、お力になれるかもしれません。」
タンコ「そうじゃ!それに、わしらはおぬしの恩人じゃ。」
「恩人に隠し事は良くないぞ!」
芙蓉「タンコ、それは恩着せがましいですよ。」
あくろひめ「……恩人か。確かに、助けられた恩もあるな……」
「吾は……式姫を私利私欲に使う悪しき陰陽師に召喚された。」
「その悪行が吾の許容範囲を超えたため、自ら陰陽師の元を去り……この地へ来たのだ。」
芙蓉「そうだったのですね……」
タンコ「しかし陰陽師の元を去っただけで――」
「おぬしのような強い式姫がこうも急激に弱体化はせんじゃろう。」
あくろひめ「その陰陽師が、容易く逃がしてはくれなくてな。」
「吾だけなら、どうということはなかったが」
「悪用されていた他の式姫達を開放するのに――」
「想像以上の負担がかかったらしい。」
芙蓉「そうだったのですね……」
あくろひめ「あの陰陽師はまだ……吾を諦めておらぬ。」
「連れ戻されるか、……あるいは消されるかだ。」
「そうなる前に――」
「北方にある故郷の月慈山(つきじやま)を一目見たいと思い、目指していたのだ。」
芙蓉「あくろひめさんが倒れる前――」
「北へ向かっているとおっしゃっていたのは、そのためだったのですね。」
タンコ「あくろひめ、おぬしにもう一つ聞きたいことがある。」
「おぬしは……北方の伝承として名高い、あの鬼とは何か関係があるのか?」
芙蓉「北方の伝承……私も聞いたことがあります。」
「確かその鬼の名は……」
タンコ「悪路王(あくろおう)じゃ。」
芙蓉「確かにお名前は似ていますね。それに故郷が北にある、という点も。」
あくろひめ「悪路王か……確かに名は似ているが……心外だな。」
「少なくとも吾の知る限り、その伝承の鬼、悪路王とは何の関係もない。」
「あるいは、幽世で何か因縁があったのかもしれぬが。」
芙蓉「そうなのですね……」
あくろひめ「……世話になったな。」
芙蓉「あくろひめさん、まだ起き上がらずに休んでいた方が良いのでは……?
タンコ「そうじゃ!今のままでは危険すぎるぞ!」
あくろひめ「吾にはもう、残された時間がないのだ。一刻も早く故郷へ向かわねば……」

☆選択肢☆(直後のタンコの台詞が少し変わるだけ 要るのか?)

1.一緒に行くよ。
タンコ「良い考えじゃな!わしらもどうせ、旅の道中じゃ。」
芙蓉「一人より、皆で向かった方が安心です。」

2.一人じゃ危ないよ。
タンコ「うむ。わしらもどうせ、旅の道中じゃ!おぬしの故郷まで、皆で同行するぞ」

合流

あくろひめ「……会ったばかりの怪しげな式姫のために、そこまでするというのか?」
芙蓉「……悪しき陰陽師から、自分だけ逃げることもできたはずです。」
「それなのに、他の式姫達を解放したのですから……」
「あくろひめさんは、悪い方ではないと思います。」
タンコ「そうじゃ!そのような式姫を放ってはおけぬ!」
あくろひめ「……」
「……では、お前たちに甘えて……同行を頼むとしよう。」
芙蓉「はい!今夜は私達も休んで、明日朝から出発しましょう。」

芙蓉「どういうことでしょうか……?
   先程討伐した妖が、また戻ってきたようです……!」
タンコ「執念深い妖じゃのう。」
芙蓉「アピ助さん、もう一度――」
あくろひめ「あれは……!
      ポチ……!」
タンコ「……ポチじゃと?」
芙蓉「それはひょっとして、先程アピ助さんと戦った――
   この妖のことでしょうか……?」
あくろひめ「あぁ。このポチは、吾が故郷で暮らしていた頃からの友なのだ。
      あの頃は吾の足元程の大きさであったが……こんなに成長するとはな。
      すぐに気づいてやれず、すまなかった……
      随分長い時が経ったが……覚えていてくれたのだな。」
タンコ「しかし、先程は我々に襲い掛かってきたのじゃぞ!」
あくろひめ「吾を見て喜びの余り、じゃれついてきたのだろう。」
芙蓉「あれをじゃれつく、というのでしょうか……」
あくろひめ「ポチとも再開でき、まもなく月慈山だ。
      ここまでよく――っ!」
芙蓉「あくろひめさん……!大丈夫ですか?」
あくろひめ「どうやら悪名高き元の主が何か良からぬ術を、吾にかけているらしい。」
タンコ「ふむ。おぬしが逃げる際……何か進行性のある術をかけたのじゃろう。
    人の病のように、進行する呪いをな。」
芙蓉「そんな……」
あくろひめ「いよいよ本当に……吾に残された時間はわずかのようだな。
      その上、ここから先はより力のある妖が巣食う地……
      消えゆく吾と共に、この先も進むかどうかは――
      アピ助、お前の判断に任せよう。」

あくろひめ「アピ助、陰陽師としての経歴はまだ若いようだが――
      そこそこの実力派あるようだな。」
タンコ「アピ助は、普段はぼやっとしておるが、やるときはやるやつなのじゃ!」
芙蓉「お二人とも、アピ助さんに失礼ですよ。
   アピ助さん、これでもお二人はアピ助さんのことを褒めているので――
   怒らないであげてくださいね、」

☆選択肢☆

1.気にしてないよ。
芙蓉「アピ助さんがお優しい方で良かったです。」

2.わかってるよ。
芙蓉「それなら安心しました。」

合流

あくろひめ「……いよいよ月慈山だな。」
芙蓉「ここからでも非常に強力な妖の気配を感じます……!」
あくろひめ「この先はアピ助、お前のような陰陽師でも――
      厳しい戦いとなるだろう。
      ここまでくれば、あとは吾一人でも十分だ。
      お前達は……自分達の旅路に戻るが良い。」
タンコ「消失しかけたおぬしを置いていけというのか?」
あくろひめ「……吾の今の力では、お前達を守ることはできぬ。」
タンコ「安心せい!わしらにはアピ助が付いておる!
    この先の強力な妖達も、きっと討伐できるはずじゃ!」
芙蓉「タンコ、戦うのはアピ助さんと式姫達なのですよ!」
タンコ「皆今までも様々な場面を切り抜けてきた!
    今回もきっと大丈夫じゃ!」
芙蓉「なぜタンコが自信満々なのですか……」
あくろひめ「……ふ。騒がしく、愉快な者達だ。
      アピ助……お前がこの先も進むというのなら――
      最善の準備をしておけ。
      吾は止めはしない。」

タンコ「どうやら本当に――
    ポチはアピ助を気に入っているらしいのう。」
芙蓉「そのようですね……」
あくろひめ「ポチは昔から、人懐っこいのだ。」
タンコ「なるほど、あれは人懐っこいというのか。」

☆選択肢☆

1.光栄だね。
芙蓉「アピ助さんがそう思っているのでしたら、良かったです。」

2.懐かれるのも大変だ。
あくろひめ「そうだな……
      吾も昔、ポチにせがまれ三日三晩休まずじゃれ合ったこともある。」
タンコ「それはつまり、三日三晩休まず戦い続けたということか……」

合流

芙蓉「……そろそろ頂上でしょうか。目的地まで、あと少しですね。」
あくろひめ「……!」
芙蓉「この辺りが月慈山の頂上ですね!」
タンコ「ほう……さすが霊山というべきか、厳かで神秘的な場所じゃのう!」
あくろひめ「大地の香りも、空気の美しさも変わっていない……
      またこうして、この地を踏めるとは……正直言って思っていなかった。
      ……アピ助、芙蓉、タンコ、礼を言うぞ。」
芙蓉「いえ……
   あくろひめさんを無事故郷まで送り届けられて安心しました……」
あくろひめ「故郷のこの地でお前たちを歓迎したいが……
      ……ちょうど……時間切れのようだ。」
芙蓉「あくろひめさん……!」
あくろひめ「当初はここまで来ることができるとは思っていなかったが……
      ポチに再開でき、こうして吾の最後の望みがかなったのも――
      お前達のおかげだ。
      短い間だったが……ここまでの旅路は、なかなかに愉快であった。
      …………
      そろそろ行かねばならん。
      ……もし次に召喚されるなら……
      アピ助……お前のような陰陽師であることを願おう。
      ……さらばだ。」
芙蓉「……あくろひめさん……」
タンコ「本来なら、とうの昔に消えてもおかしくない状態じゃったが……
    ……最後に故郷の帰れてようやく安心したのじゃろう。」
芙蓉「アピ助さん……数々の討伐、お疲れ様でした。
   ……あくろひめさんとはまたどこかで……会える気がします。」
タンコ「そうじゃな……わしらも次なる討伐地へ向かうとしよう。」

陸(閲覧は自己責任で)

芙蓉「アピ助さん、ここまでよくご無事でいらっしゃいました。
   険しい道のりでしたが、最後まで到達できましたね。」
タンコ「あくろひめと別れてからは、なんだか元気がないように見えたが――
    おぬしも成長したようじゃな!」
芙蓉「あくろひめさんもきっと――
    アピ助さんを見守ってくれていたはずです。」
タンコ「待て芙蓉。まるでここで終わりのような言い方じゃが――
    まだアピ助には「協力戦」が残っておるぞ!」
芙蓉「そうでしたね。」
タンコ「「協力戦」でも――
    アピ助の実力を最大限に発揮するのじゃ!」

閲覧は自己責任で

芙蓉「この後も引き続き、イベントをお楽しみくださいね。
   私たちも応援しています。」