索敵しよう
卯月
「海上でどこに敵がいるかわからないぴょん!
急に出てきて戦闘になるから困るぴょん…」
鳥海
「それなら索敵をしましょう
海図の右側に索敵のボタンがありますね?」
卯月
「あっ、そういえば何かあるぴょん!
これ、どうやって使うぴょん?」
鳥海
「偵察機を飛ばしたい場所をタッチで指定して
発令ボタンで偵察機を発艦すれば、海域を索敵できますよ」
卯月
「さっそくやってみるぴょん!」
卯月
「すごいぴょん!
これなら敵がどこにいるか丸わかりでっす!」
鳥海
「索敵を行う偵察機は、大きく分けて三種類
軽巡洋艦や重巡洋艦に積む水上偵察機
空母に積む艦上偵察機
そして水上機母艦や航空戦艦に積める瑞雲ですね」
卯月
「駆逐艦に偵察機は積めないぴょん??」
鳥海
「飛行甲板やカタパルトもない駆逐艦には、残念ながら……
それと、敵偵察機も自軍偵察機も、必ず左に旋回して帰艦します
相手の偵察機を視認したら、よく計算して、距離や方角を誤らないようにしてくださいね?」
卯月
「相手の偵察機に見つかるとどうなるぴょん??」
鳥海
「敵の偵察機が帰艦したあとに爆撃機が襲来して
航空攻撃を受ける可能性が高いと思います
敵偵察機に見つからないように気を付けてくださいね?」
偵察機と搭載数の関係
卯月
「おりょ?
偵察機を飛ばしたのに、1個しか飛んでいかないぴょん…」
鳥海
「それは偵察機の搭載数が少ないからですね…
艦隊全体で偵察機が一定数以上あると
索敵時に2機、3機と増えて索敵の幅が広がります
もし偵察機が少ない場合は、1機しか飛ばせないかもしれませんね」
卯月
「だいたいどれくらいで増えたり減ったりするぴょん??」
鳥海
「偵察機が1~10の場合は1機
11~20の場合は2機、21以上だと3機飛ばせるようですね
ですが水上偵察機のみで20以上は、搭載数の関係で厳しいと思います」
卯月
「じゃあ空母に偵察機を載せるぴょん??」
鳥海
「そうですね
もし空母に彩雲を載せれば、それだけで
搭載数20を越える事も可能かもしれません」
卯月
「うーちゃん、空母に彩雲たっぷり載せたいぴょん!!」
索敵のコツ
卯月
「索敵の上手な使い方ってあるぴょん??」
鳥海
「そうですね…
まず遠くに偵察機を飛ばすと、帰艦するまでの待ち時間が発生します
その間は航空攻撃を行う事ができないのに注意してくださいね」
卯月
「ふむふむ」
鳥海
「あとは海域の先を索敵しながら進む場合
偵察機を遠くに飛ばしている最中は、船速を大きく落として
偵察機の帰艦まで待機しながら疲労を抜くという方法もありますね」
卯月
「なるほどぴょん!」
鳥海
「そしてもうひとつ、進行方向への索敵だけでなく
死角となる方向、艦隊の脇腹に当たる横を索敵するのも良いですね
艦隊の横から敵の偵察機が飛んでくる事もよくありますから
不安があるなら充分な索敵をしてから進んでくださいね?」
敵の偵察機に見つかったら?
卯月
「敵の偵察機に見つかっちゃったら、どうすればいいぴょん?」
鳥海
「敵の偵察機に見つかると、偵察機が帰艦した後に
索敵で見つかった場所を目標として攻撃機が襲来してきます
もし偵察機に見つかった場所が敵空母より遠ければ
速力を一杯にして爆撃範囲から逃げられるかもしれませんね」
卯月
「見つかった場所が近かったらどうするぴょん??」
鳥海
「偵察機の行きと帰り、どちらで見つかったかに寄りますね
行きで見つかった場合は、速力一杯で発艦した敵艦隊に会敵すれば
攻撃隊が来る前どころか、偵察機が帰艦する前に戦闘に入って爆撃を避けれるでしょう」
卯月
「帰りで見つかった場合はどうなるぴょん?」
鳥海
「偵察機の帰艦中に見つかったしまった場合は
直後に攻撃隊が発艦される為、爆撃を受ける事になると思います
敵の航空攻撃が来る前にこちらから航空攻撃を仕掛ければ
敵の航空攻撃を阻止する事はできますが……見つからないのが一番ですね」
卯月
「航空攻撃を止めることなんてできるぴょん!?
なんかすごそうだぴょん!」
鳥海
「敵の攻撃隊が襲来する前に、こちらから航空攻撃をするだけですね
敵の航空攻撃より自軍艦隊の航空攻撃のほうが攻撃隊の速度が速いので
慣れてしまえば簡単に航空攻撃を阻止する事ができるようですよ
この航空攻撃の阻止は、航空キャンセルと呼ぶ人も多いようです」
卯月
「なるほどぴょん!」
海上での航空攻撃
卯月
「航空攻撃するのはこのボタンぴょん??」
鳥海
「航空攻撃を行うには、このボタンを選んで
航空攻撃する場所をタッチで指定してから
発令ボタンで攻撃隊を発艦させてくださいね」
卯月
「攻撃隊、発艦だぴょん!!
………なんか発艦するまでが遅いぴょん??」
鳥海
「発令してから攻撃隊の発艦までには、少し時間が掛かります
また、目標地点に到達するまでも時間が要りますね
その間に敵艦が移動して航空攻撃を失敗しないようにしてくださいね」
卯月
「しかも航空攻撃ってリロードが遅いぴょん…」
鳥海
「航空攻撃のリロードは30秒です
これは海上と戦闘中の航空攻撃で共通しているので
戦闘中に航空攻撃を行い戦闘が終わった直後や
海上で航空攻撃を行いすぐに戦闘に入った場合などでは、注意してくださいね」
卯月
「これってあまり使わないほうがいいぴょん??」
鳥海
「海上では積極的に航空攻撃を行うよりも
敵偵察機に見つかってしまった時の航空キャンセルの為に
いつでも発令できるように温存しておく作戦が多いですね」
卯月
「なんだか防御寄りの考え方ぴょん…
敵を倒すために航空攻撃を使う事ってないぴょん??」
鳥海
「敵から偵察機が飛んでこない場合、つまり
敵艦隊に空母が含まれていなくて、航空戦力や対空能力が無い艦隊の場合は
こちらの航空攻撃で大きな打撃を与える事ができるかもしれませんよ
砲撃戦では1人につき1回しか攻撃出来ませんが、航空戦では攻撃機のスロット分だけ攻撃が出来ます
もし艦上攻撃機や艦上爆撃機を多数積んでいる場合は、一方的な蹂躙ができるかもしれませんね」
瑞雲ってなぁに?
卯月
「ところで瑞雲って何ぴょん??」
鳥海
「瑞雲は水上爆撃機に分類される艦載機です
特徴としては、偵察機と同じく索敵を行う事ができて
艦上爆撃機として航空攻撃を行う事もできる事ですね」
卯月
「つまり索敵と航空攻撃の両方ができる飛行機って事ぴょん??
なんだかマルチプルでとってもお得だぴょん!」
鳥海
「ただし、この瑞雲を搭載できる艦は
航空戦艦や水上機母艦など、一部の艦種に限られます
艦載機でなく水上機なので、空母には搭載できませんし
零式水上偵察機と違い、軽巡洋艦や重巡洋艦にも積めません」
卯月
「じゃあどうしたらいいぴょん…」
鳥海
「一番多く見られる運用方法は、航空戦艦に搭載して
普段は索敵用の偵察機として使い
航空攻撃は、航空キャンセルする時だけに留める、といった運用でしょうか」