艦娘対談ex29-

Last-modified: 2016-07-05 (火) 17:23:40
-メニューですって!
☆ その1 ☆ その2 ☆ その3 ★ その4 ★ その5 ☆


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海月
行数オーバーってどういう事!?
みーちゃんにどうしろっていうのよ、ばか~っ!」




第29回 わたしゃ、も少し出番が欲しい

メイン:皐月宵闇
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皐月
「えっと、宵闇がみんなに
挨拶があるっていうんだけど…」
(26話:参照)

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宵闇
「…………… ……………。」
(こくこく)

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望月
「あ~い、だるいからパスー
ちょっと前に睦月型紹介したじゃんかよぉ~」

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文月
「よいやみおね~ちゃん
こんしゅうの ともだち料 さんまんえん」

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宵闇
「…………… ……………」

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皐月
「あっ…
本気にしなくていいよ、宵闇…?」

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三日月
「三日月です
よろしくお願いしますね」

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宵闇
「…………… ……………!
…………… …………よろしく」

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菊月
「菊月だ……
くだらん馴れ合いはしないが…
よろしく頼む…」

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宵闇
「………… ………似てる
(ぼそっ)

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皐月
「あれ?
ど、どうしたのさ、宵闇?」

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菊月
「な、なんだ…?
私のせいじゃないぞ!?」

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望月
「なんだ~?
身内に似たやつでもいたか~?」

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文月
「よいやみおねーちゃんも
いらすとれーたー:やどかりだもんねー」

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皐月
声とか絵の話はあぶないって!?
でも、宵闇の声ってどこかで聞いたような…
あれ?そういえば海月や長月達は…?」

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弥生
「海月がALL300開発をして…
長月と…龍驤に…怒られてました…」

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菊月
「あのバカ…」

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卯月
「ちなみにうーちゃんはここにいるぴょん!
ぷっぷくぷー!」

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皐月
「えっと…長月と龍驤には、もう会ったし…
じゃあこれで、宵闇は睦月型の全員と
挨拶ができた、ってことかな?」

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宵闇
「…………… ……………」
(こくこく)

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望月
おいおいおい
誰か忘れてね?」

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皐月
えっ!?
だ、誰だっけ……」

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三日月
「わ、私は挨拶しましたよ?」

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文月
「わ~、皐月に忘れられちゃったのは
誰だろうね~?
皐月にいない子にされたのは、だれだろうね~?」

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皐月
待ってよ、誰~!?

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宵闇
「…………… ……………」
(じーっ)

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望月
「はいはい、次回へ続く…ってか?」

第30回 私を忘れないで!!

メイン:なんとか月
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海月
おーい!ハニ丸!さ月!
さ月が忘れていた睦月型の妹が来たよ!」

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文月
「ふみづきのこと、わすれないでね~」

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皐月
ちょっ…!
わ、忘れてなんかないってば!!

よ、よろしくね、水無―

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緋月
「よ、よろしくお願いします、お姉ちゃん!」

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皐月
えっ!?

誰……?」

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緋月
「えっ……」

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文月
「わあ~
本当に忘れてるね~」

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皐月
あ、あれ!?
じゃあ夕月!?

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緋月
「あ、あの…
睦月型14番艦、緋月ですけど…」

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海月
あーあ!
さ月ってば緋月ちゃんのこと忘れてるんだ!
さ月はひどいな~! ぷっぷくぷー!

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皐月
待ってよ!?
ボクの知らない間に、いつの間に
14番艦までできたのさ!?」

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緋月
かなり前から居ましたよ…
そのっ、出番は無かったんですけど!

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海月
ちなみにみーちゃんは
睦月型12番艦 航空駆逐艦でっす!!

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文月
「むつきがた じゅうにばんかん ゆうづき」

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海月
さ月しってる!?
あかつき型も12人いるんだって!
睦月型のほうが14人いるから勝ったね!!

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皐月
「ボク、そのうち睦月型が
20人を超えても驚かないよ…
そういえば水無月と夕月はどこ行ったんだろう?

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緋月
「あ、あのっ……
あらためて、よろしくお願いします…、お姉ちゃんっ!」

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皐月
「ボ、ボクのほうこそ、よろしくね!
その、えーと……名前なんだっけ…

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文月
秋月だよ~

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皐月
あっ、ありがとう文月
これからよろしくね秋月!

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緋月
うわぁ……
緋月なんですけお……
よろしくね、頼りにならないお姉ちゃん…」

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海月
おおっと!
みーちゃんのほうが緋月より
ずっとずっとおねーちゃんだからね!

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文月
「やったね ぱぱ
つぎのかいは ひづきちゃんの
しょうかいで みずましできるね」

第31回 月は出ているか?

メイン:海月、ゲスト:緋月
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皐月
「久しぶりに新しい艦娘の着任だったね!
えっと…秋― 緋月ってどんな子なの?」

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緋月
秋月じゃありませんってばぁ~…
兵装実験用にちょっと変わった艤装を装備している以外は
ごくごく普通の、睦月型駆逐艦14番艦ですよ、私…」

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海月
ついに海月型航空駆逐艦2番艦が来たーーーっ!!

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皐月
「どっちでもいいんじゃないかな…
そういえば海月とは違って、緋月はボクみたいな
黒いセーラー服なんだね」

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緋月
「後期型の睦月型駆逐艦ですから…
海月お姉ちゃんみたいな失敗をしないように
ちゃんと考えて改修されてますからね!」

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海月
は?
みーちゃんが失敗作だっていったか!
この緋月大往生!!

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皐月
それ首領蜂だって!!
ボク、海月は失敗作だと思うけどなあ…
ボクのお姉ちゃんに変わりはないけどさ

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海月
飛行かんばんタタパルトもないさ月のほうが
よっぽど無改修の失敗作じゃない!!

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緋月
「でも、皐月姉さんには改二がありますし…
普通は後に造られた艦のほうが、先のデータを元に
改良、改修されているから性能が良くなりますよ…」

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皐月
「え、えーっと……
さっき兵装実験用って言ってたけど…」

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緋月
「はい、艤装の試験運用の為に建造されて改修されました
あっ、飛行甲板もついてますよ、魚雷も副砲もありますし…
たぶん装備の解説は次の回ですよね……

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海月
へいさ月!
改造工廠生まれの艦娘なんて
どーせ失敗作ばっかりだよ!

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皐月
それ、海月が言うと洒落にならないよ…
じゃあ やっぱり 緋月も失敗作なのかな?」

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緋月
違いますよ!?
ちょっと船体…私に負荷はありますけど
艤装自体は失敗作じゃないと思います… 重いけど…」

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海月
どう見たってガラクタのポンコツじゃない!!
みーちゃんの装備のほうがすごいもん!!

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緋月
うわあ……
お姉ちゃんのどこから出て来るんだろう、この自信…

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皐月
「秋月……あんまり、海月の相手しなくても大丈夫だよ?
ずっと相手していたら疲れるし…」

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緋月
だから緋月ですってばー!?

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皐月
あっ!
ごめん…」

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緋月
「許すよ…」

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海月
やーい!やーい!
さ月ってばひーちゃんの名前も覚えられないんだ!

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皐月
「ごめんね…」

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緋月
「いいんですよ…」

第32回 さっちゃんの艤装チェック!

メイン:皐月 ゲスト:緋月
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皐月
「えっと、じゃあその…
緋月の艤装について、教えて貰おうかな?」

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緋月
前回、説明するって言いましたからね…
ちょっと多いんですけど…
まずはこの、12cm連装砲改からです!」

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皐月
「なんか似たような連装砲を
海月が装備していた気がするんだけど…」

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緋月
「こ、これはちゃんと改修した艤装ですよ!?
火薬と弾薬も改良して
火力の強化に射程の延長まで実現してますし!」

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皐月
「あっ、それっていいなぁ~
ボクも欲しいや」

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緋月
「次に、脚の61cm六連装(酸素)魚雷改です!
これでどんな戦艦だって、一発でやっちゃいますよ!

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皐月
「わあ……
そんなに魚雷付けて大丈夫なの?
海月みたいに 誘爆したりしない?」

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緋月
だから失敗作じゃないですってば~!?
その、威力は良くて整備性も良かったのですが
六連装だから対費用効果が悪くて…… あはは…」

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皐月
「あっ、そうなんだ…
雷撃を外したりしたら怒られちゃうもんね
なんか大変そうな艤装だな~」

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緋月
「わ、私、実戦はほとんど知らないんですけどねっ!
えっと、次は震電改です!
なんでもこれは、優秀な艦載機らしいんですけど…」

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皐月
あっ!ごめん!
ボク、飛行機のことはよくわからないや…」

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緋月
「あっ、あ~… あはは
私もよくわからないから、大丈夫ですよ!
それにこれは、あとで龍飛さんにあげますし…

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皐月
「え~と、じゃあ…
その左手の砲台とか、右肩の砲台は何なの?
って本当に装備が多いよ!?

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緋月
「はい!左手のは試製60cm連装砲ですよ!
高火力な戦艦の大口径主砲!…の、試作品です!
あっ、ちなみにこの左腕から肩に付いてるのが飛行甲板ですよ?」

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皐月
「うわぁ~…
また 駆逐艦が戦艦の主砲を装備してる…
右肩の…その、でっかい主砲は何なの?」

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緋月
「はい!これは試製120cm単装砲です!
12cm単装砲を10倍ほど大きくして、威力10倍!
次世代の大火力砲を求めた、工廠自慢の一品です!」

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皐月
「緋月がちっちゃいのもあるけど
メガビームキャノン 肩の単装砲が大きすぎて
扶桑姉妹より ひどいよ!?」

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緋月
背丈はお姉ちゃんとそんな変わらないってばー!?
でも、実際大きくて重いんですよね…
さっき執務室のドアを壊しちゃって、長月おねえちゃんに怒られましたし…

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皐月
「あっ、さっきの大きい音ってその音だったんだ…」

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緋月
「あとは、腰に試製15.5―

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皐月
ええ~っ!?
まだあるの!?

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緋月
ありますよ!?
その、腰に付いてるのが試製15.5cm六連装副砲です!
銃身が焼き付くまで連射できる、ちょっと欠陥のある艤装です!」

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皐月
「欠陥あるんだ…
でも、これで艤装は全部かな?
緋月って、装備ばかりで大変そうだね…重くない?」

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緋月
「まだ眼鏡(13号対空電探改)があるんですけお…
試験運用で付けてるだけで、無くても見えるんですけどね……
はい、艤装が多くてちょっと重いです……もう載らないし…」

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皐月
「……って、あれ?
緋月には爆雷はないの?」

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緋月
「だから、もう艤装の装備スペースがないんですってばー!?

第33回 手をつないで、いこ

メイン:皐月文月海月宵闇
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海月
ねーねーさ月!
さ月ってなんで いつも
宵闇ちゃんと手つないでるの!


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皐月
「えっ!?
いつもじゃないけど…
宵闇の怪我がまだ治ってないみたいだし…」


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文月
トモよ!


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海月
コイツ トモ デース!!


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皐月
ちがうよ!?
…じゃないや、ちがわないけど!!
それに、元から脚がよくないみたい…」


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文月
「それでもなんで ずっと 手をつないでるんだろうね~
あたし、こどもだからわかんないや」
(皐月と宵闇を写真撮影しながら)


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海月
ちょっとさ月~!
みーちゃんも混ぜなさいよ!
それでいっしょに腕をくんでサ店へいくのぜー!


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宵闇
「手を……… 離したくない…の……


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文月
「え~
 な ん で ~ ?


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宵闇
この人の手を、離さない………
私の魂ごと、離してしまう気がするから……


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皐月
「ええ~!?
よ、宵闇?
ボク、そんなすぐにいなくなったりしないよ?」


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宵闇
「………… ……………」
(ふるふる)


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文月
「このばあいは 皐月がいなくなるんじゃなくて
宵闇おねーちゃんが 自分自身がきえちゃいそうで
こわいんじゃ ないかな~?」


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皐月
ええっ!? そうなの…?」


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宵闇
「…………… ……………」
(じーっ)


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皐月
「大丈夫だよ、そんな手を握んなくても!?
ボクも宵闇も、ここにいるんだから…
消えたりなんかしないよ、絶対、大丈夫だって!


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宵闇
「………… うん………」
(こくり)


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海月
トモよ!


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文月
「んも~
やっぱりトモじゃな~い」


第34回 「さぁ!」

メイン:龍驤宵闇

うーちゃん鎮守府
皐月達が出撃中の日 深夜
執務室


(コンコン…)

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龍驤
「だぁれ?……入ってもええよ?」

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宵闇
「失礼します……」
(ガチャリ)

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龍驤
「なんやキミか……どうしたん?」

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宵闇
一人で…… 寝付けなくて……」

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龍驤
「なんや、寂しいんか……
せやけど今日は、皐月や長月達は出撃中やね
ウチもまだ雑務があるから、寝れへんよ…」

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宵闇
「………… 龍驤は寂しくないの?」

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龍驤
「忙しゅうて、寂しいなんて思ってられへんよ
さっきも言ったけど、まだやる事があるんよ…
それにキミ、自分が寂しいなら、ちゃんと言わな伝わらんで!」

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宵闇
「………………… 寂しい……です……」

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龍驤
「せやね。でも、ウチは緒には寝れないし
ちょっち相手もできへんわぁ…
ウチはキミのおかーさんちゃうで!」

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宵闇
「…………… ………………」
(じーっ)

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龍驤
「なんや……じっと見てても、何も出てこんよ?
これから、次の追撃戦に向けての編成や作戦も考えなあかんよ…」
(書類を整理しながら)


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宵闇
「……………… ………この写真は?」
(書類の端に見える写真を取って)

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龍驤
「ああ……それは、ウチと一航戦の二人の写真やね
勝手に取ったらあかんよ、戻しとき…」

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宵闇
「一航……戦……?」

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龍驤
「まあ、なんていうの?空母機動部隊てやつ?
今の鎮守府には、ウチしか空母はいないから組むのは無理やね」

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宵闇
「…………… 二人は…どこへ……?」

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龍驤
「さてなぁ……
海よりも深い所か、月よりも高い所で寝てるんちゃうかな?」

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宵闇
「…………………」

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龍驤
「ほら、キミもはよ寝なあかんで!
夜更かししてたら、皐月と一緒に遊べへんよ?
寝とき寝とき」

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宵闇
「………… はい、わかりました……

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龍驤
「はいはい、おやすみさんやね」

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宵闇
「おやすみ…… なさい………」



(執務室のドアがパタリと閉められた)



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龍驤
(写真を見ながら)
空母機動部隊に、作戦の失敗は許されない……か

ウチも…寂しいって気は、あるんやよ……」

第35回 ブンドドして遊ぼう!

メイン:海月緋月宵闇皐月
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海月
ブーン!ドドドドド!!

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皐月
「海月ってば、また飛行機で遊んでる…」

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海月
キィーン!
いっこー戦みーちゃん、いっきまーす!!

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宵闇
「……………… ……?」

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皐月
「ああ、宵闇……
あれはね、ブンドドって言って
飛行機でああやって遊ぶみたいだよ…」

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緋月
「一航戦、緋月、いきます~!
ぶ~ん、どどどど!

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皐月
ちょっと!?緋月まで!?
緋月ってそういう子だったんだ…」

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宵闇
「…………… 楽しそう……?」

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海月
くらえー!ひーちゃん!
キーン!ドドドド!
ズババババババババロローッ!!

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皐月
「ど、どうかな…
たぶん、海月と緋月は楽しいんだと思うよ」

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緋月
「いたっ!
真上…直上!?
もうっ、やったなー!ばるるるるー!

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海月
やりました!!

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宵闇
「ちょっとうるさい……かも…」

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緋月
「きーん、どどどどーっ!

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海月
ぐえーっ!やられたーっ!
くそーっあたまにきましたっ!
がいしゅーいっしょく!きゅーなな艦攻あたーっく!!ドバババーッ!

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皐月
「う、うん…
ちょっと頭が悪くなりそうだし……別の部屋に行こっか…」

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宵闇
「………………」
(こくこく)

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海月
ひーちゃん!
さ月にコンビネーションアタックだ!

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皐月
「えっ、えっ」

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緋月
了解!装備換装、いそいで!
皐月おねーちゃんにとつげき~!
ぶろろろろ~!

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皐月
「やめてよ!?」

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海月
ここはゆずれませ~ん!!
くらえー!ドドドドドド!
どかーん! どかーん!!

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皐月
「いたっ、いたっ!?
飛行機で叩かないでよ!?
烈風が壊れても知らないよ!?」

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緋月
烈風?
知らない子ですね…

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海月
えー!さ月ってば
烈風と紫電の違いもわからないんだー!
やーい! ばーか! ばーか!

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皐月
「宵闇も、見てないで助けてよ~!?」

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宵闇
「…………… 楽しそう……」

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皐月
ええ~!?

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海月
はい!みーちゃんは楽しいです!

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緋月
「皐月お姉ちゃんも、宵闇ちゃんもブンドドすればいいのにー…」

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宵闇
「………………」
(ふるふる)

第36回 写ルンです

メイン:海月緋月宵闇龍飛
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海月
おーい!
ひーちゃん!宵闇!ちょっと来てー!

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緋月
「あっ、海月おねーちゃん
どうしたのー?」

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宵闇
「……………… 何……?」

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海月
じゃ~ん!
みーちゃんはえいしゃきを手に入れた!

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龍飛
「あ~、カメラやん~
どうしたん~?」

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海月
みーちゃん、執務室から
こっそり持ってきちゃいました!
せっかくだから! 写真とろーぜ!!

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緋月
さすがおねえちゃん!
記念撮影しましょ~」
(ぱちぱち拍手する)

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宵闇
「………… カメラ?? えいしゃき??」

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龍飛
「写真を撮る機械やで~
あれはバケーションカメラっていうんや~
記念に一枚、撮ろうやぁ~」

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長月
「ほう……?
執務室が荒らされているから何事かと思えば
やっぱり海月だったか……」

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海月
ちゃべー!
違います!ぜんぶひーちゃんがやったことです!
みーちゃんはこんりんざいいっさい関係ありません!!

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緋月
ええ~!
わ、私じゃないよ長月お姉ちゃん!」

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宵闇
「……………………」
(ふるふる)

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龍飛
「うちもちゃうで~」

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長月
「まったく……
撮ってやるから、早く並べ」

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海月
あっなぁんだ話は早い!
長月ってばわかってる~う!

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緋月
「ありがとう、長月お姉ちゃん」

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龍飛
「あかん~、うちの艤装が邪魔で
写真に入りきらへんかも~…」

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長月
「あと、海月は後で執務室へ来る事だな
散らかした分、ちゃんと片付けるんだぞ」

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海月
なによ~!
みーちゃんじゃないもん!
たぶん違うもん! ぷっぷくぷー!

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緋月
「あっ、ほら…
宵闇おねーちゃんも一緒に写ろう?」
(宵闇の手を取って)

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宵闇
「………… うん……」
(こくり)

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龍飛
「主役は真ん中がいいんやで~」

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長月
「じゃあ撮るぞ……」



(パシャッ!!)

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海月
ちょっとお!?今のでとったの!?
ハッピーアイスクリーム!とかいいなさいよー!

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緋月
「えっ… 3、2、1、Q!じゃないの…」

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龍飛
「写真ならハイ、チーズ、やって~」

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長月
う、うるさいっ!
写真が現像できたら、焼き増しして配ろう
しばらく待っていてくれ……」

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宵闇
「…………………」
(どきどき)

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緋月
「どんな写真になるのかな~。わくわく」

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海月
みーちゃんは写真になっても、強いんだから!

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龍飛
「今から楽しみやわ~」





後日
深夜
執務室



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長月
「というのが先日だ」

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龍驤
「で……ウチの分も焼き増ししたって訳なん?」

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長月
「そうだ。よく撮れているだろう?」



(海月緋月宵闇龍飛と並んで映っている写真だ)
(緋月宵闇が手を繋いでいる)

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龍驤
「…………… せやね」

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長月
「……… どうした、龍驤?」

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龍驤
「……… ああ、何でもあらへんよ!
まぁ~、今日ももう遅いんや、長月はもう寝とき!
ウチは雑務終わらしてから寝るで~」

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長月
「そうだな、悪いが先に休ませて貰おう
おやすみだ龍驤」

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龍驤
「はいはい、おやすみさん!」

(執務室のドアがパタッと閉められた)







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龍驤
「………………………」


(執務机の鍵付き引き出しを開けて)



(加賀赤城司令官龍驤と並んで映っている写真を取り出した)
(赤城司令官が手を繋いでいる)

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龍驤
「…………… 偶然やね、偶然」


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  • ふみちゅきが天使のような悪魔の笑顔すぎる… -- 2016-06-21 (火) 20:04:41