Finland

Last-modified: 2015-09-11 (金) 03:20:56

Defend Viipuri(4.10より)

Enemy bombers are heading to Viipuri from Vainikkala. Take-off with your patrol and stop them!

 

1939年12月1日、12:40、ヴィープリ
戦争が始まった。敵爆撃機が昨日ヴィープリを攻撃し、今日もこのカレリア州都への襲撃を続けている。昨日は戦隊は敵との接触に失敗したが、今日はスール=メリヨキを基地とする1個中隊が戦場の近くにいる。
爆撃機の大編隊がヴァイニッカラ上空をこちらに向かっているとの報告があった。2機を率いて迎撃しろ。
離陸して飛行場の南に向かえ。その後編隊を組んだまま、接近中の編隊に向かって上昇しろ。敵編隊上空の有利な位置に到達したら、降下し攻撃せよ。
正しい戦術を忘れるな。まず編隊の最後尾を最高速度で攻撃せよ。撃墜するため接近するときは、爆撃機の下、すぐ後方を維持しろ。まず後方機銃手を黙らせてからエンジンを撃て。

 

部隊及び装備:第24戦隊、D.XXI sarja 3 Early×2(default)

Defend Lappeenranta(4.10より)

Intercept enemy bombers approaching Lappeenranta.

 

1939年12月1日、14:00、ラッペーンランタ(史実:インモラ)
9機の爆撃機の編隊が、ラッペーンランタに西から低高度で向かっている。彼らはラッペーンランタの街に、鉄道をたどって向かっているように見える。つい先程、ルーマキ上空で視認された。
出撃可能な全機で発進し、攻撃を止めろ。

 

部隊及び装備:第24戦隊、D.XXI sarja 3 Early×2×3(default)

Combat patrol(4.10より)

Fly combat patrol near the front

 

1939年12月27日、14:15、カレリア地峡東部(史実:カレリア地方ラドガ湖の北、アイットヨキ)
敵爆撃機や偵察機を陸軍の補給線に近付けないよう、戦闘哨戒を行え。
僚機と共にヘポハリュを離陸し、ノイテルマー-キヴィニエミ-サッコラ-ノイテルマーを結ぶ捜索パターンを、高度1500~2000mで飛べ。

 

部隊及び装備:第24戦隊、D.XXI sarja 3 Early×2(default)

"A five minute job"(4.10より)

Fly Lt. Jorma Sarvanto's "world record" mission

 

1940年1月6日、11:50
多数のソ連爆撃機の編隊が、今朝ウッティ戦闘機基地の防衛範囲を通過した。悪天候と侵入者が高高度をとったため、敵と接触できたのは哨戒していた1機だけで、爆撃機1機を撃墜し別の1機に損害を与えた。フィンランド中央のいくつかの都市が爆撃された。
対空監視の報告によれば、爆撃機7~8機の部隊が高度約2000mを南西に、フィンランド湾に向かって現在帰還中である。彼らはウッティにまっすぐ近付いている。直ちに離陸して北東(方位045)に可能な限り早く上昇し(最大出力で200km/hを維持せよ)、この爆撃機を迎撃せよ!
ヒストリカルノート:
第24戦隊第4中隊は1月1日にウッティに移った。その頃のソ連軍爆撃機は、コトカからコウヴォラ、またそこから他の街に向かうのに、線路を辿るルートを使っていた。
1940年1月6日の9:00ごろ、第6長距離爆撃機連隊の8機の爆撃機が2部隊、ノヴゴロドに近いKretshevitsyの飛行場を離陸した。目標はフィンランド中央のクオピオの街であった。
10:15、ソヴェリウス中尉とEns.ムストネンは、第6長距離爆撃機連隊のMajstrenko少佐率いる8機の爆撃機(4機は第1飛行隊、4機は第3飛行隊)と接触した。ウッティの東でソヴェリウスは1機を撃墜し、もう1機に損害を与えた。Ens.ムストネンの攻撃は失敗した。残りの7機はクオピオへの飛行を続け、ピエクサマキとスオネンヨキを爆撃した。
クオピオから(朝のルートを通って)戻るとき、Majstrenko少佐の部隊はウッティ飛行場から発進したサルヴァント中尉に迎撃された。わずか5分間で、彼は6機の爆撃機を撃墜した。サルヴァントの数分後に離陸したソヴェリウス中尉とイコネン曹長は、残った最後の1機をフィンランド湾上空で捕捉したが撃墜は出来なかった。この最後の1機を操縦していたのはAgejev少尉で、霧の中に逃げ込みエストニアの海岸に不時着した。サルヴァントのフォッケル(FR-97)は2ダースも被弾しており(幸運にも致命的なものはなかった)、修理に出す必要があった。
交戦の間、爆撃機は回避軌道をしようとはせずに互いに固まり、後部射手の防御砲火に頼った。これはDB3の、比較的重い操縦性のためと思われる。
サルヴァント中尉の機銃は、新たに入手した(入手困難な)イタリア製徹甲焼夷弾を、命令に反して全弾装填していたらしい!何人かのパイロットは、この絶対的に必要とされていた弾薬は戦いの間ごく少数しか供給されなかったのに、戦後になって「羊に食わせるほど」山になって見つかったと苦々しげに語った。この弾は、ソビエト戦闘機のパイロットの防弾装甲に対してさえ有効だった。
それでもサルヴァントの活躍は目を見張るものであり、外国の報道機関にも多くの記事が書かれた。ヨルマ・「ザンバ」・サルヴァント中尉は17機を撃墜し(公認13機)、冬戦争におけるフィンランド第一のエースである。

 

部隊及び装備:第24戦隊、D.XXI sarja 3 Early×1、D.XXI sarja 3 Early×2(default)

Intercept bombers and their escort(4.10より)

Intercept a high-altitude bomber raid. Watch out for the fighter escort. Hit fast and hard and then get the hell out!

 

1940年2月2日
ソビエト空軍は戦術を変更した。彼らは戦争初期の損害から学び、今では爆撃機は護衛戦闘機を伴っている。増槽によって護衛戦闘機の航続距離は増大した。敵戦闘機はこちらの空軍基地にとって常に脅威であり、(大量にある)凍った湖の臨時基地で活動する必要がある。
爆撃機は以前より高高度を、護衛戦闘機を後上方や横に従えた、大規模で重なり合った編隊で飛行している。そのため、我々も以前より高高度を多数で飛ぶ必要がある。これらの大編隊を攻撃する我々の戦術は「ヒットエンドラン」だ。先頭の編隊(しばしば2機だけ)が護衛戦闘機と戦っている間に、他が爆撃機を攻撃する。理想的には、最も高度の高い爆撃機に素早い一撃を加え、残りの編隊を急降下で通過しながら途中の目標を撃つようにする。護衛と戦う戦闘機は素早く離脱し、爆撃機に1航過をかける。
このミッションでは、君は爆撃機を攻撃する先頭の編隊を率いる。2番目の編隊は護衛の相手をし、「空飛ぶリス(I-16戦闘機)」を君の背中から数分間引き離す。
ミッションは空中で開始する。飛行高度は7000mである。現在の進路を保つと、すぐに敵に会えるだろう。

 

ヒント:適当な攻撃位置につくまで、「lentue」(第1/第2「parvi」)に君についてくるよう命令しろ。その後第2「parvi」に、戦闘機を攻撃するよう命令しろ。

 

部隊及び装備:第24戦隊、D.XXI sarja 3 Early×4×2(default)

B-239 N1

DAY ONE OF THE CONTINUATION WAR

 

1941年6月25日、07:10、天候:快晴
背景:
バルバロッサ作戦から3日、我が国の町の上空と、数機のドイツ機が駐留していた南方の基地にソ連軍爆撃機が現れたとの報告があり、フィンランドは戦争に追いやられているように見える。
戦隊長のマグヌッソン少佐は、フィンランド領空を攻撃から守るため、我々の第24飛行戦隊第2中隊をフィンランド南沿岸部に近いセレンパー飛行場に移した。我々のブルーステルはほんの6日前に迷彩塗装を施されたばかりで、今や最初の戦闘任務に向かう時が来た。
任務:
0640にソ連軍爆撃機が我が国の沿岸部に接近するのが観測され、0700に、インケロイネンが大編隊に爆撃されたという知らせが入った。
中隊長のアホラ大尉は2機のブルーステルに、インケロイネンに向かい、敵を捕捉して可能な限り撃墜せよと命じた。これは新たな戦争の、最初の空戦になるだろう。

 

部隊及び装備:第24飛行戦隊、B-239×2(default)

B-239 N2

FIGHTER COVER

 

1941年7月8日、13:45、天候:良好
背景:
6月終わりのソ連軍の爆撃とソビエト連邦との戦争の再開を受けて、フィンランドは冬戦争で奪われた領土を取り戻すことを決めた。7月3日、カレリア地峡を取り戻す新カレリア軍の増強を援護するため、戦闘機隊は東に移動した。
我々第24飛行戦隊第3中隊は、合流中の我が軍を守るため、この地域上空の空中哨戒を続けるよう命じられた。
任務:
地図上のウェイポイントに従い、遭遇したソ連機と交戦せよ。今日は既に2回の交戦が行われており、ソ連軍は我が軍の計画を中断させようとしているのが分かっている。

 

部隊及び装備:第24飛行戦隊、B-239×2(default)

B-239 N3

OPEN SEA

 

1942年11月22日、09:00、天候:曇り
背景:
ソビエトバルチック艦隊航空隊(KBF)は、より近代的な戦闘機を入手し始めたことで自信を深めつつある。幸運にもイノにいる我が軍の前線観測員が、クロンシュタットとオラニエンバウムで離着陸するソ連機を目視することが出来るので、相手と時刻を選んで有利に戦える。最近はエストニアのドイツ軍を攻撃した帰りの、燃料と弾薬を減らした飛行機を数多く撃墜することさえ出来ている。
冬が始まって、ソ連の潜水艦はクロンシュタットに後退し、バルチック艦隊航空隊は戦闘機による空中哨戒を増やしている。フィンランド湾が誰のものか、奴等に思い知らせなくてはならない。我々第24飛行戦隊は、ソ連の戦闘機や爆撃機により素早く対応するため、最前線のスーラヤルビに移された。戦隊が一つになるのは、開戦以来初めての事だ。
任務:
ソ連の戦闘機と対地攻撃機が、20分前にクロンシュタットを離陸するのが観測された。この地域をKotlin島の西に向けて捜索し、奴等を奇襲できないか確かめろ。天候は理想的とは言えず、低空での視界は特に悪い。
君は第24飛行戦隊第4中隊の、6機のブルーステル・モデル239の編隊を率いる。今夜は大吹雪が予報されているので、これが恐らく今年最後の大きな戦いになるだろう。一年の締めくくりを景気のいいものにしてくれ。

 

部隊及び装備:第24飛行戦隊、B-239×(4+2)(default)

B-239 N4

MOMENT OF TRUTH

 

1943年4月21日、08:00、天候:快晴
背景:
かつてフィンランド最高の戦闘機隊だった第24飛行戦隊は、苦境に陥っている。戦闘と事故によりブルーステルは4個中隊から3個に減り、栄誉は新型のメッサーシュミット109G-2を装備した第34飛行戦隊にある。実際この新部隊は他の戦隊から最高のパイロットを引き抜くことが許されており、我々は最高の者をずいぶん取られた。
ソ連軍の訓練と装備が改善されたため、我々は損害を出すようになり、もはやいざという時急降下での離脱に頼ることは出来ない。今ではソ連機は上空から援護についており、我々より最高100km/hも高速で飛べる。
それでもまだ我々には、フィンランド湾の海上輸送とコトカの港を守るという重要な仕事がある。スーラヤルビの基地は最前線に近く、よって他のどの部隊よりも多くの戦闘を行っている。
任務:
ヤクに護衛されたIL-2の編隊が、コトカ南方でこちらの船の中の1隻を攻撃した。奴等はオラニエンバウムに戻っているところだ。その途中で迎撃する。ソ連軍に船舶攻撃を控えさせるため、シュトルモビクを撃墜するのが最優先だ。
君は第24飛行戦隊第3中隊を率いる。戦隊の残りは戦局の変化に備えて待機だ。空に上がり、侵入者を捕らえろ。

 

部隊及び装備:第24飛行戦隊、B-239×4(default)

Fiat G.50 N1

CONVOY COVER

 

1942年2月9日
今日は前線の歩兵連隊が配置を変更しており、大量の車両と列車が補給物資を降ろしている。今朝早く、その地域でバルチック艦隊航空隊のソ連軍水上機が撃墜された。撃墜される前に報告を送ったかどうかは分からない。
君の任務は、前線を哨戒してそれ以上の襲撃を防ぐことだ。今日は味方の地上部隊は無防備になっている。
戦隊は凍結した湖を基地としているので、離陸には注意すること。

 

部隊及び装備:第26飛行戦隊、G.50×(4+2)(default)