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- 武器全般/機関銃砲の特性や爆弾等の種類解説
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- France : フランス空軍
- NL : オランダ
- Poland : ポーランド空軍
- RAAF : オーストラリア空軍(Royal Australian Air Force)
- RAF : イギリス空軍(Royal Air Force)
- RN : イギリス海軍(Royal Navy)
- RNZAF : ニュージーランド空軍(Royal New Zealand Air Force)
- USAAF : アメリカ陸軍航空軍(United States Army Air Force)
- USMC : アメリカ海兵隊(United States Marine Corps)
- USN : アメリカ海軍(Unated States Navy)
- USSR : ソビエト連邦(Union of Soviet Socialist Republics)
- 枢軸国(Axis)
- 連合国(Allies)
- マルチプレイ関連
全般
航空機一般の基礎的な用語や航空力学の話は半可通が書いたWikiより
ちゃんとそれなりに権威あるサイトを見たほうが間違いが無いのでそっちに丸投げ
AAA
1. Anti-Aircraft-Artilleryの略で、対空砲のこと。軍事の一般的な用語。IL-2 1946内でも用語として使用されている。
2. かつて存在したIL-2向けMODコミュニティーAll Aircraft Arcadeのこと。また、ここが配布していたMODのこと。現存しない。
Allies(連合国)
フランス・イギリス・ソビエト・アメリカ・中国などで構成された、枢軸国と軍事対立した陣営。
IL-2 Sturmovik 1946内では赤(Red)陣営としてマーキングされる。
Axis(枢軸国)
ドイツ・イタリア・日本などで構成された、連合国と軍事対立した陣営。
IL-2 Sturmovik 1946内では青(Blue)陣営としてマーキングされる。
フィンランドやルーマニアなどもAxisである。
FOV
ゲーム上の視野角のこと。
ゲーム開始時は視野角70度なのでFOV70、WideにするとFOV90になり、Gunsightを覗き込んだ状態がFOV30である。
IL-2 1946単体では最もワイドなFOVが90であり、マルチモニタをしたりワイド液晶を使ったりすると「もっと広げたい」と思うことがある。そういうときは外部ツールかMODを活用しよう。
ただ90を超えてFOVを広げると、周辺部が歪んだり、翼が透けたりするのは仕様なので諦めよう。
TEAM DAIDALOS(チーム・ダイダロス)
IL-2 Sturmovik 1946の公式開発チーム名。
純正のスプラッシュ画面にチームロゴが表示されている。
公式なもの、純正なもの、非公式のMODなどが加えられていない、といった意味でたとえば「ダイダロス4.10mで」などと使われることが多い言葉。
バニラ
白、手を加えられていない、という意味。
コンピュータソフトウェア等においてはリリースされた原型から改造を加えられていない事を指す表現として使われる。
IL-2 1946関係でも、MODを入れていない純正の状態といった意味で「バニラ4.09m」などと言う人がいたりする。
Stock(ストック)
「在庫」を意味する英単語だが、「無改造」という意味もある。
IL-2 1946では、MODなどが入っていない公式なもの、という意味合いで使われる。
Ultr@Pack2.01のJSGMEでも、「Stock4.09m」「Stock4.10m」という記述がみられる。
ZUTI MDS
(バージョン4.09m以前の)マルチプレイのドッグファイトサーバで、AI機が参戦してくるように改造したMOD。
作者の名前が「|ZUTI|」さんなのでZUTIと呼ばれている。
MDSはMoving Dogfight Serverの略。
バージョン4.10mからこの機能が本体にも採用された。
ゴルゴ
小学館ビッグコミックに長期連載されている「ゴルゴ13」の主人公にして凄腕スナイパー。
転じて、やけに腕が良く迎撃に来た敵戦闘機をばったばったと撃墜してくれる頼もしい(迎撃側からしたら超ウザい)
爆撃機(B-17・B-25・一式陸攻など)の防御銃座AIのこと。
SASなどでも英語で「Sniper」と書かれていたりするので、海外の人も防御銃座AIには同様に感じているらしい。
ver4.10mにて、この防御銃座の照準が良すぎることを修正したとアナウンスされているが、プレイヤーの立場からするとまだまだゴルゴっぷりは健在である。
MODで、防御銃座のAIをもっとゆるやかにしてくれるものも出ている(ただし複数MODの両立が難しい)。
フライトモデル(FM)
各飛行機の、加速力・上昇力・ロール速度・旋回速度などの性能を高度別にパラメータ化したものをフライトモデルと呼ぶ。
このフライトモデルこそが、IL-2 1946にフライトシミュレーションゲームとしてのリアリティを与える重要なものである。
MODコミュニティーによっては、デフォルトのフライトモデルに違和感を感じ、作り直そうという動きもある。
英語圏のフォーラムでは「FM」と略されていることも多い。
武器全般/機関銃砲の特性や爆弾等の種類解説
本項目の出典データは「PE_Mosor」氏のページを翻訳して参照しています。
<<<リンク切れ>>>
http://free-st.htnet.hr/dvd/
また、銃砲の特性等に関しては「真実一路」
http://www.warbirds.jp/truth/
のKANON in the AIR(各編)を参考にさせて頂いております。
実際にGame内で使われている機関銃/砲
機関銃/砲の発射速度/初速/曳光/弾種/威力を正確にシミュレートするのは難しく、便宜上と同等性能の機関銃/砲が代用されています。
但し搭載弾薬の数量は搭載機により異なり、搭載する他の装備(爆弾/ロケット弾)により搭載弾数も変化します。
代用例は、日本海軍の99式1号20mm機関砲(零戦21型搭載)はドイツのイカリヤ(エリコン)MG-FFで、97式7.7mm機関銃はMG-15にされています。
陸軍のホ-103やホ-5は中に有りますのでシミュレートされているようです。
実際の機関銃/砲に関しては、「PE_Mosor」氏のページが詳しいのですがサイトは終了しています。
同じ内容を「IL2-Wingman」のソフトの中にデータとして取り込まれていましたので参照しました。
ソフト上積まれている機関銃砲に関しては「IL2-Compare」のデータを参考に出しておきます。
(赤字は代用搭載された飛行機)
ドイツ軍
1.MG-15
口径:7.92mm 初速:765m/s 発射速度:1,000発/分
弾種:AP-AP-APT(徹甲弾-徹甲弾-曳光徹甲弾) 曳光色:白
搭載:BF-110-C4/G2、Fi-156、FW-200、He-111、Ju-52、Ju-87B/D、Me-321、Me-323、Ar-196
(A6M2/M2-N/M3/M5、MS406/410/Morko)
特徴:MG-81をベルト給弾式にしたもの
2.MG-81
口径:7.92mm 初速:715m/s 発射速度:1,600発/分
弾種:AP-APT(徹甲弾-曳光徹甲弾) 曳光色:白
搭載:BF-110-G2、Fw-189、Ju-87B/D/G、Ju-88、(H8K1)
特徴:ドラム弾倉型の旋回機銃、Ju-87の後部銃座は連装。(MG-81Z)
3.MG-17
口径:7.92mm 初速:765m/s 発射速度:1,200発/分
弾種:5xAP-5xAPIT(5x徹甲弾-5x曳光焼夷徹甲弾) 曳光色:赤
搭載:BF-109-E/F/G2、BF-110-C4/G2、Fw-189、Fw-190A、Me-210、Ar-196A
特徴:ドイツの標準的な戦闘機用固定機銃。
4.MG-131
口径:13mm 初速:750m/s 発射速度:900発/分
弾種:HET-AP-HE-AP(曳光榴弾-徹甲弾-榴弾-徹甲弾)曳光色:青
搭載:BF-109-G6/G10/G14/K、Fw-190D、Me-210、Me-323、IAR-80b/80c、(A6M5b/M5c/M7)
特徴:MG-17の後継機銃。ほぼ同サイズのため、大きな設計変更なしで火力を強化できた。
5.MG-151
口径:15mm 初速:960m/s 発射速度:700発/分
弾種:HET-AP-HE-AP(曳光榴弾-徹甲弾-榴弾-徹甲弾)曳光色:赤
搭載:BF-109-F2
特徴:15mmの高速弾を発射する。
6.MG-151/20
口径:20mm 初速:800m/s 発射速度:700発/分
弾種:APIT-HE-HE-MG-MG(曳光徹甲弾-榴弾-榴弾-薄殻榴弾-薄殻榴弾)曳光色:青
搭載:BF-109-F4/G2/G6、BF-110-G2、Do-335、Fw-190A/D、He-162A、Hs-129B、Me-210
Me-323、Ta-152C/H、Ar-234、Ki-61Hei、IAR-80c、(H8K1)
特徴:MG-151のボアアップ(口径拡大)版。ドイツの代表的な20mm機関砲。
3式戦闘機「飛燕」丙に弾と一緒に輸入して搭載。クローズボルトの電気発火方式のため
プロペラとの同調が可能で、フォッケウルフFW-190は主翼付け根に装備し、プロペラ面
を通して射撃可能。
ヒスパノに比べ砲弾は軽くパンチ力に欠けるが砲重量が軽く銃身が短い為装備しやすかった。
パンチ力を補うM-Geschoss:薄殻榴弾を発射可能であった。(IL2では再現していないかも)
7.MG-FF(MG-FF/M)
口径:20mm 初速:700m/s 発射速度:520~540発/分
弾種:APIT-HE-HE-MG(曳光徹甲焼夷弾-榴弾-榴弾-薄殻榴弾)曳光色:黄
搭載:BF-109-E、Fw-190A、FW-200、He-111、Ar-196、(A6M2/M2-N/M3/M5/M7)
特徴:スイス・エリコン社のライセンス版。MG-151/20より重い弾頭を発射する。(MG-FF)
MG-FF/MはM型(M-Geschoss:薄殻榴弾)を発射する仕様。砲重量は軽い。
8.MK-103
口径:30mm 初速:920m/s 発射速度:400発/分
弾種:APT-MG-MG-HE(曳光徹甲弾-薄殻榴弾-薄殻榴弾-榴弾)曳光色:黄
搭載:BF-109-Z、Do-335、He-162B/C、Go-229A-1
特徴:Mk-108より発射速度は遅いが初速は20mm機関砲を上回る。砲重量が重い(約141kg)
9.MK-108
口径:30mm 初速:505m/s 発射速度:600発/分
弾種:HEIT-MG(曳光焼夷榴弾-薄殻榴弾)曳光色:黄
搭載:BF-109-G6L/G10/G14/K/Z、BF-110-G2、He-Lerche、Me-163、Me-262A/HG、Ta-152C/H
Ta-183
特徴:初速は遅いが、2発に1発装填された焼夷榴弾の破壊力は凄い。砲重量が軽い(約60kg)のため、
単発レシプロ機にも搭載可能だった。
10.BK-3.7
口径:37mm 初速:1,170m/s 発射速度:160発/分
弾種:APCRT(高硬度弾芯入り曳光徹甲弾:Ju-87)、HET(曳光榴弾:Bf-110-G2)曳光色:赤
搭載:Ju-87G-1、BF-110-G2(GunPod)
特徴:37mmFlak18対空砲の航空機搭載型。長さ:26.3cm、重量:405gの徹甲弾を発射する。(Ju-87)
11.MK-214A(BK-5)
口径:50mm 初速:920m/s 発射速度:160発/分
弾種:APT-HET(曳光徹甲弾-曳光榴弾)曳光色:黄
搭載:Me-262A1/U4
特徴:50mm対戦車砲の航空機搭載型。
12.BK-7.5(Pak40)
口径:75mm 初速:790m/s 発射速度:30発/分
弾種:HEIT(曳光焼夷榴弾)曳光色:赤
搭載:Hs-129B-3
特徴:75mm対戦車砲の航空機搭載型。タンクキラーのHs-129Bに搭載。
ソビエト軍
1.ShKAS
口径:7.62mm 初速:870m/s 発射速度:1,800発/分
弾種:APIT-API-T-API(曳光焼夷徹甲弾-曳光徹甲弾-曳光弾-曳光徹甲弾) 曳光色:緑
搭載:DB-3、I-153-M62、I-16、IL-2、IL-4、LaGG-3、Li-2、MBR-2、MiG-3、Pe-2、Pe-3、Pe-8
R-10、SB-2、Su-2、Yak-1、Yak-7、
特徴:連装すればバルカン砲並みの発射速度。緑色の曳光シャワー。
2.DA
口径:7.62mm 初速:818m/s 発射速度:780発/分
弾種:APIT-API-T-API(曳光焼夷徹甲弾-曳光徹甲弾-曳光弾-曳光徹甲弾) 曳光色:緑
搭載:TB-3
特徴:TB-3の連装旋回機銃。ドラム弾倉。
3.UB(UBS,UBK,UBT)
口径:12.7mm 初速:860m/s 発射速度:900~1,050発/分
弾種:APIT-AP-HEI(曳光焼夷徹甲弾-徹甲弾-曳光榴弾) 曳光色:白
搭載:IL-10、IL-2、LaGG-3、Li-2、Mig-3、HurricaneMkIIMod、Pe-2、Pe-3、Pe-8、Tu-2S
U-2、Yak-1、Yak-3、Yak-7、Yak-9
特徴:ソ連の代表的な航空機搭載機関銃。プロペラ同期発射(UBS,UBT)は発射速度が落としてある。
4.ShVAK
口径:20mm 初速:860m/s 発射速度:800発/分
弾種:APIT-HE(曳光焼夷徹甲弾-榴弾) 曳光色:赤
搭載:BI-1/6、I-153P、I-16-18/24、I-185、IL-2、La-5、LaGG-3、MiG-3、HurricaneMkIIMod
Pe-3bis、Pe-8、Tu-2S、Yak-7、Yak-9
特徴:UBのボアアップ版。1936年に既にソ連は持っていた。
5.B-20
口径:20mm 初速:860m/s 発射速度:800発/分
弾種:APIT-HE(曳光焼夷徹甲弾-榴弾) 曳光色:赤
搭載:I-250、La-7、Yak-15、Yak-3
特徴:ShVAk(約42kg)より軽く(約25kg)性能は同等。LA-7(B-20)が3門機首に装備。
6.VYa
口径:23mm 初速:880m/s 発射速度:550発/分
弾種:HEIT-API-API(曳光焼夷榴弾-曳光徹甲弾-曳光徹甲弾) 曳光色:赤
搭載:IL-10、IL-2、Mig-9、Yak-3R、LaGG-3(29/36)
特徴:IL-2に搭載。重い弾頭を20mm並みの初速で発射。強力。
7.NS-37
口径:37mm 初速:900m/s 発射速度:250発/分
弾種:HEIT-API(曳光焼夷榴弾-曳光徹甲弾) 曳光色:赤
APT-HEIT-HEIT(曳光徹甲弾-曳光焼夷榴弾-曳光焼夷榴弾) 曳光色:赤(Yak-9UT)
搭載:LaGG-3IT、Mig-9、Yak-9M/T/UT、(Ki-46-IIIKai)
特徴:37mm対空/対戦車砲の航空機搭載版。
8.NS-45
口径:45mm 初速:850m/s 発射速度:250発/分
弾種:HEIT-API(曳光焼夷榴弾-曳光徹甲弾) 曳光色:黄
搭載:Yak-9K
特徴:45mm対空/対戦車砲の航空機搭載版。
9.NL-57
口径:57mm 初速:詳細不明 発射速度:詳細不明
搭載:Mig-9
特徴:57mm対空/対戦車砲の航空機搭載版。
アメリカ軍/イギリス軍/イタリア軍
1.Vickers-K
口径:7.7mm(0.303inch) 初速:762m/s 発射速度:950~1,100発/分
弾種:データ無し
搭載:A-20C、Blenheim、(A5M4、B5N2、B6N2、D3A1)
特徴:Maxim機関銃から派生したVickers-Eをガス作動式に変更し発射速度を上げた。
ドラム弾倉の旋回機関銃用。British303弾を使用する。
2.Browning.303
口径:7.7mm(0.303inch) 初速:762m/s 発射速度:1,150発/分
弾種:APIT-APx2-APIT-APIx2(曳光焼夷徹甲弾-徹甲弾x2-曳光焼夷徹甲弾-焼夷徹甲弾x2) 曳光色:赤
搭載:A-20C、Gladiator、HurricaneMkI、Mosquito-FB、P-36、P-39D、P-40B/C、SBD、Seafire、
Spitfire、TBF、(G4M1、Ki-21、Ki-27、Ki-43-I、Ki-61-Ko、IAR-80)
特徴:Vickers-Kと同じBritish303弾を使う代表的な7.7mm航空機用機関銃。
3.Browning.50 M2
口径:12.7mm(0.5inch) 初速:870m/s 発射速度:650~850発/分
弾種:APIT-AP-HE-AP(曳光焼夷徹甲弾-徹甲弾-榴弾-徹甲弾) 曳光色:赤
搭載:A-20G、B-17、B-24、B-25、B-29、Beaufighter、Blenheim、F2A、F4F、F4U、F6F、FM2、
P-36、P-38、P-39D/N/Q、P-400、P-40、P-47、P-51、P-63、P-80、PBN、SBD、Seafire、
Spitfire、TBM、(Ki-43-II、CR-42)
特徴:John Browning設計の M1917(7.62mm)のボアアップ版。連合軍の代表的な重機関銃の航空機搭載型。
航空機搭載型はベルト供給弾式にして発射速度を上げてある。多連装備で弾幕射撃。
実際はGをかけた旋回中の射撃では故障が多かった。
4.Hispano (Mk-I/Mk-II/AN-M2)
口径:20mm 初速:880m/s 発射速度:600発/分
弾種:HET-AP-HE-AP(曳光榴弾-徹甲弾-榴弾-徹甲弾) 曳光色:白
搭載:Beaufighter、F4U-C、HurricaneMkII、P-38、P-39D、P-400、Seafire、Spitfire、
Tempest、MS406/410/Morko
特徴:フランスHS404-20mm機関砲のライセンス生産。Mk-Iが英軍、Mk-II/AN-M2が米軍の呼称。
テンペストのMk-V型は再現無し。
5.M1/M4/M10
口径:37mm 初速:610m/s(M10)発射速度:140発/分(M1/M4)、150~170発/分(M10)
弾種:HET(曳光榴弾) 曳光色:赤
搭載:P-39D/N/Q/N、P-63
特徴:P-39の各型に搭載。M10はP-63に搭載。
6.M4-75(M5:T13E1)
口径:75mm 初速:600m/s 発射速度:手動装填(IL-2では間隔5~8秒程で自動装填:装填音が聞こえる)
弾種:HET(曳光榴弾) 曳光色:赤
搭載:B-25G/H
特徴:重量184Kgもある75mm戦車砲を航空機用に改造し搭載。6.67Kgの砲弾を発射する。
船舶や地上攻撃用。
7.Breda SAFAT-7.7
口径:7.7mm 初速:762m/s 発射速度:800~900発/分
弾種:データ無し。曳光色:白
搭載:MC-202
特徴:イタリアの代表的な航空機用機関銃。
8.Breda SAFAT-12.7
口径:12.7mm 初速:760m/s 発射速度:700発/分(プロペラ同期発射は575発/分)
弾種:HET-AP-HE-AP(曳光榴弾-徹甲弾-榴弾-徹甲弾) 曳光色:赤
搭載:G-50、MC-200、MC-205
特徴:SAFAT-7.7mmのボアアップ版。Fiat社で製造した。HE弾頭にペンスリット高性能炸薬を封入してある。
日本軍
1.ホ-103(1式)
口径:12.7mm 初速:780m/s 発射速度:800発/分
弾種:HET-AP-HE-AP(曳光榴弾-徹甲弾-榴弾-徹甲弾) 曳光色:黄 搭載:Ki-43-Ib/Ic、Ki-61、Ki-84
特徴:BrowningM2機関銃を参考に開発。ライセンス料は払ってないようだが丸々COPYではない。
左側給弾の甲と右側給弾の乙が存在する。オリジナルのM2より弾頭が軽いため初速が速く、
着発のマ102と遅発のマ103の炸裂弾を使用できた。実際の威力はあまり無く重爆相手に
は苦戦させられた。
2.ホ-5(2式)
口径:20mm 初速:735m/s 発射速度:750発/分
弾種:APIT-HE-AP-HE(曳光焼夷徹甲弾-榴弾-徹甲弾-榴弾) 曳光色:黄 搭載:Ki-46、Ki-61、Ki-84、Ki-100、(G4M1、N1K1/K2、J2M3/M5)
特徴:ホ-5のボアアップ版。20mm弾を発射するには小型軽量の機関砲。
製造時期や工場で細部仕様が少しづつ違い性能が安定しなかった。また弾薬にも問題が
あり、榴弾が筒内爆発や早期爆発を起こす事故が多かった。(真実一路より)
3.ホ-105(ホ-155)
口径:30mm 初速:700m/s 発射速度:400発/分
弾種:HET-HE(曳光榴弾-榴弾) 曳光色:黄 搭載:Ki-84Hei
特徴:疾風丙に搭載された事になっている。IL2-CompareではHo-115、HardBallではHo-105
実際の型式はホ-155と思われる。
ホ-5のボアアップ版。同じブローニング系のショートリコイル方式。実際にはI型、II型が
あり、細部仕様や見た目が異なる。米国の博物館にある実物も海軍5式30mm機関砲との誤記
され型式誤認が多い。(真実一路より)
榴弾と曳光榴弾のみを発射するため命中すればすごい破壊力である。
その他
残念ながら、日本陸軍の機関銃/砲はあるが、海軍の機関銃/砲は代用されている。
百式司偵の背中の斜め砲は「NS-37」が代用。零戦の7.7mmはMG-15、20mmはMF-FF。
雷電/紫電改の20mmは「ホ-5」となっている。
CR-42は本来のブレダ機関銃を積まずブローニングを搭載している事になっている。
他にもフランス軍MS406/410/MorkoのMAC-7.5mm機関銃はMG-15で代用されている。
再現されていない機関銃/砲
・36M(口径:40mm)
スウェーデンのボフォース40mm砲のライセンス生産版ハンガリー製でMe210Caに搭載。
・Browning M2-30(口径:7.62mmのM2)
本来ならGladiatorやP-36A、P-40B/C/D1/D2に搭載。
・FN Browning 7.5(口径:7.5mm)
Hawk75Aに搭載。
・FN Browning 7.92(口径:7.92mm)
IAR80シリーズ用
・HS404(口径:20mm)
フランス製でヒスパノ20mmの原型。モランソやMS406/410に搭載。
・ホ-203(陸軍:口径:37mm)
二式複戦「屠龍」に搭載。B-17対策として昭和18年(1943)に大至急開発された機関砲
(真実一路より)
・MAC-1934(口径:7.5mm)
フランス製。モランソやMS406/410に搭載。
・PWU wz33(口径:7.92mm)
ポーランド製。PZL P.11Cに搭載。
・3式(海軍:口径:13.2mm)
BrowningM2重機関銃を参考に開発。93式機関銃(ホッチキス系)の銃身と弾薬を使用できる
ようにした。性能は良かったが配備が遅かった。零戦52型乙、丙、62/63型に搭載。
・89式(陸軍:口径:7.7mm)
Vickers-Eのライセンス生産版。弾はBrotish303を使わない陸軍独自。隼、飛燕に搭載。
・92式(海軍:口径:7.7mm)
英国ルイス機関銃のライセンス生産版。旋回機銃で97艦攻、99艦爆、1式陸攻、2式大艇に搭載。
・97式(海軍:口径:7.7mm)
Vickers-Eのライセンス生産版。弾は米英軍と同じBritish303弾を使用。同じライセンスで同じ
口径でも例によって陸軍の89式弾薬は使用できない。また陸軍と別にライセンス料を払ったらしい。
零戦11/21/32/52型、2式水戦、99艦爆、紫電11型甲に搭載。
・99式1号(海軍:口径:20mm)
スイスエリコン社のライセンス生産版。初速が低く(600m/s)貫通力が不足していた。
薄殻榴弾は発射できなかった。(当時の日本には薄殻榴弾を安定して作る技術が無かった)
零戦11/21/32型、雷電21型、紫電11型甲に搭載。
・99式2号(海軍:口径:20mm)
99式1号より長砲身にして弾薬も変えて(つまり1号の弾は使えない)初速を上げた(750m/s)が
発射速度は落ちた。(1号:500発/分、2号:450発/分)
零戦52/52甲/52乙/52丙62/63型、1式陸攻、2式大艇、Ki-46、紫電改に搭載。
爆弾/ロケット弾等
ドイツ軍の爆弾
各記号の後ろにつく数字は爆弾の重量
SC:Sprengbombe Cylindrisch (General Purpose Bomb)
汎用の高性能破砕爆弾
SD:Splitterbombe Dickwandig (Semi-Armor Piercing Bomb)
徹甲爆弾(コンクリートや鉄板の貫通破壊を目的とした爆弾)
PC:Panzersprengbombe Cylindrisch (Armor Piercing/Anti-Armor Bomb)
重徹甲爆弾(重防御コンクリート陣地等の貫通破壊を目的とした爆弾)
AB:Abwurfbehalter (Submunition Dispenser/Containers)
クラスター爆弾(小爆弾をコンテナに詰めた爆弾:車列や飛行場攻撃用)
出典:Luftwaffe Resource Scenter
ソ連軍の爆弾
各記号の後ろに付く数字は爆弾の重量
FAB:低抵抗汎用爆弾
VAP:焼夷弾
AO:破片効果子弾
AJ:焼夷効果子弾
PTAB:対装甲子弾
ソ連軍のロケット
各記号の後ろに付く数字はロケットの直径
RS:汎用弾頭
ROFS:汎用弾頭(増強破片効果)
BRS:対装甲弾頭
M-8:RS-82により大型の弾頭とロケットモーターを付けたもの
M-13:RS-132により大型の弾頭とロケットモーターを付けたもの
出典:RS-82(Wikipedia)
軍事用語
キャンペーンやミッションブリーフィングなどで使われる軍事用語の対訳。必ずしも対応する日本語がはっきり定まっていないものもあるので、参考までに。
枢軸軍
ドイツ空軍
階級 | 訳 | 勲章 | 訳 | |
Oberfeldwebel | 軍曹 | Iron Cross 2nd Class | 二級鉄十字章 | |
Leutnant | 少尉 | Iron Cross 1st Class | 一級鉄十字章 | |
Oberleutnant | 中尉 | German Cross in Gold | ドイツ十字金章 | |
Hauptmann | 大尉 | Knight's Cross | 騎士鉄十字章 | |
Major | 少佐 | Oak Leaves to the Knight's Cross | 柏葉付騎士鉄十字章 | |
Oberstleutnant | 中佐 | Swords to the Knight's Cross with Oak Leaves | 剣柏葉付騎士鉄十字章 | |
Oberst | 大佐 | Diamonds to the Knight's Cross with Oak Leaves and Swords | ダイアモンド剣柏葉付騎士鉄十字章 | |
Golden Oak Leaves, Swords and Diamonds to the Knight's Cross | 黄金ダイアモンド剣柏葉付騎士鉄十字章 |
- Lottenflieger:僚機、Schwarm:小隊、Staffel:中隊、Gruppe:飛行隊、Geschwader:航空団
フィンランド空軍
階級 | 訳 | 勲章 | 訳 | |
Kersantti | 軍曹 | 2. Iuokan Vapaudenmitali | 二級自由勲章 | |
Ylikersantti | 上級軍曹 | 1. Iuokan Vapaudenmitali | 一級自由勲章 | |
Vaapeli | 曹長 | 4. Iuokan Vapaudenristi | 四級自由十字勲章 | |
Lentomestari | 准尉 | 4. Iuokan Vapaudenristi tammenlehvien kera | 四級柏葉自由十字勲章 | |
Vanrikki | 少尉 | 3. Iuokan Vapaudenristi | 三級自由十字勲章 | |
Luutnantti | 中尉 | 2. Iuokan Vapaudenristi | 二級自由十字勲章 | |
Kapteeni | 大尉 | 2. Iuokan Mannerheimristi | 二級マンネルハイム十字勲章 | |
2. Iuokan Mannerheimristi solkineen | 二級マンネルハイム十字勲章・第二 |
- Siipimies:僚機、Parvi:小隊、Lentue:中隊、Lentolaivue(LeLV):戦隊、Lentoregiment(LeR):飛行団
- 二級マンネルハイム十字勲章・第二は、2度目の受章を表わす。史実では4名(うち戦闘機パイロット2名)のみ。なお一級マンネルハイム十字勲章は、最高司令官と総参謀長の2名のみ。
ハンガリー空軍
階級 | 訳 | 勲章 | 訳 | |
Zaszlos | 少尉候補生 | Bronz Vitezsegi Erem | 銅剛毅章 | |
Hadnagy | 少尉 | Kis Ezust Vitezsegi Erem | 小銀剛毅章 | |
Fohadnagy | 中尉 | Nagy Ezust Vitezsegi Erem | 大銀剛毅章 | |
Szazados | 大尉 | Arany Vitezsegi Erem | 金剛毅章 | |
Ornagy | 少佐 | Signum Laudis | 有功章 | |
Alezredes | 中佐 | Magyar Erdemrend Lovagkeresztje hadiszalagon kardokkal | 剣付マジャール勲功騎士十字勲章 | |
Ezredes | 大佐 | Magyar Erdemrend Tisztikeresztje a hadidiszitmennyel es kardokkal | 剣付マジャール勲功士官十字勲章 | |
Magyar Tiszti Arany Vitezsegi Erem | マジャール士官金剛毅章 |
- Kisero:僚機、Raj:小隊、Szazad:飛行隊
(順次更新予定)
連合軍
ソビエト空軍
階級 | 訳 | 勲章 | 訳 | |
Mladshiy Leitenant | 少尉心得 | Order of the Red Banner | 赤旗勲章 | |
Leitenant | 少尉 | Order of the Red Star | 赤星勲章 | |
Starshiy Leitenant | 中尉 | Hero of the Soviet Union | ソ連邦英雄 | |
Kapitan | 大尉 | Order of Lenin | レーニン勲章 | |
Maior | 少佐 | Order of Glory | 栄光勲章 | |
Podpolkovnik | 中佐 | Order of the Patriotic War 2 class | 大祖国戦争二級勲章 | |
Polkovnik | 大佐 | Order of the Patrioric War 1 class | 大祖国戦争一級勲章 |
- Zveno:小隊、Eskadrilya:飛行隊、(Gv)IAP:(親衛)戦闘機連隊、IAK:戦闘航空軍団
アメリカ陸軍
階級 | 訳 | 勲章 | 訳 | |
Flight Officer | Air Medal | 航空章 | ||
2nd Lieutenant | 少尉 | Bronze Star | 青銅星章 | |
1st Lieutenant | 中尉 | Distinguished Flying Cross | 航空殊勲十字章 | |
Captain | 大尉 | Legion of Merit | 勲功章 | |
Major | 少佐 | Silver Star | 銀星章 | |
Lt. Colonel | 中佐 | Distinguished Service Cross | 殊勲十字勲章 | |
Colonel | 大佐 | Congressional Medal of Honor | 議会名誉勲章 |
- Wingman:僚機、Flight:小隊(Red、White、Blue、Green)、Squadron:飛行隊、Group:航空群、Wing:航空団
- 戦闘飛行隊は○○thFS、爆撃飛行隊は○○thBSと呼ばれる。
アメリカ海兵隊
階級 | 訳 | 勲章 | 訳 | |
Gunnery Sergeant | 曹長 | Bronze Star | 青銅星章 | |
2nd Lieutenant | 少尉 | Navy and Marine Corps Medal | 海軍・海兵隊軍人章 | |
1st Lieutenant | 中尉 | Distinguished Flying Cross | 航空殊勲十字章 | |
Captain | 大尉 | Legion of Merit | 勲功章 | |
Major | 少佐 | Silver Star | 銀星章 | |
Lt. Colonel | 中佐 | Navy Cross | 海軍十字勲章 | |
Colonel | 大佐 | Congressional Medal of Honor | 議会名誉勲章 |
- Wingman:僚機、Flight:小隊(Red、White、Blue、Green)、Squadron:飛行隊
- 戦闘飛行隊はVMF-○○と呼ばれる。
アメリカ海軍
階級 | 訳 | 勲章 | 訳 | |
Aviation Pilot 1st class | Bronze Star | 青銅星章 | ||
Ensign | 少尉 | Navy and Marine Corps Medal | 海軍・海兵隊軍人章 | |
Lieutenant (junior grade) | 中尉 | Distinguished Flying Cross | 航空殊勲十字章 | |
Lieutenant | 大尉 | Legion of Merit | 勲功章 | |
Lieutenant Commander | 少佐 | Silver Star | 銀星章 | |
Commander | 中佐 | Navy Cross | 海軍十字勲章 | |
Captain | 大佐 | Congressional Medal of Honor | 議会名誉勲章 |
- Wingman:僚機、Flight:小隊(Red、White、Blue、Green)、Squadron:飛行隊
- 戦闘飛行隊はVF-○○と呼ばれる。
イギリス空軍
階級 | 訳 | 勲章 | 訳 | |
Flight Sergeant | 曹長 | Defence Medal | ||
Pilot Officer | 少尉 | Distinguished Flying Medal | 航空殊勲章 | |
Flying Officer | 中尉 | Distinguished Flying Cross | 航空殊勲十字章 | |
Flight Lieutenant | 大尉 | Bar for the Distinguished Flying Cross | ||
Squadron Leader | 少佐 | Distinguished Service Order | 殊勲章 | |
Wing Commander | 中佐 | George Cross | ジョージ勲章 | |
Group Captain | 大佐 | Victoria Cross | ヴィクトリア十字章 | |
1939 - 1945 Star |
- Wingman:僚機、Flight:小隊(Red、White、Blue、Green)、Squadron:飛行隊
イギリス海軍
階級 | 訳 | 勲章 | 訳 | |
Flight Petty Officer | 軍曹 | Defence Medal | ||
Flight Chief Petty Officer | 曹長 | Distinguished Flying Medal | 航空殊勲章 | |
Warrant Officer | 准尉 | Distinguished Flying Cross | 航空殊勲十字章 | |
Sub-Lieutenant | 少尉 | Bar for the Distinguished Flying Cross | ||
Lieutenant | 大尉 | Distinguished Service Order | 殊勲章 | |
Lieutenant-Commander | 少佐 | George Cross | ジョージ勲章 | |
Commander | 中佐 | Victoria Cross | ヴィクトリア十字章 | |
1939 - 1945 Star |
- Wingman:僚機、Flight:小隊(Red、White、Blue、Green)、Squadron:飛行隊
編隊の種類 (Formation)
フルミッションビルダで各waypointに指定できるFormationオプションや飛行中の僚機への無線指示で
用いることのできる編隊の種類は以下の通り。
FMBにFormation指定機能が追加されたのは4.12m、種類にJavelinが追加されたのは4.13m。
FMBでDefaultを指定した場合は機体固有初期値があればその初期値の隊形をとり、無い場合は
Echelon Rightをとる。
Echelon Right (エシュロン右、右斜線陣)
リーダー機を左前とし、2番機以下が右後ろ向けて斜め一直線に並ぶ。
IL-2 1946でオプション指定や機体固有初期値が無い場合の最も基本となる編隊。
Echelon Left (エシュロン左、左斜線陣)
Echelon Rightの向きを反転させ、リーダー機が右前に位置し左後ろ向けての一直線を作る。
Line Abreast (アブレスト、単横陣)
Line Astern (単縦陣)
前後一直線縦並びを作る。
狭い地形を通過する際など?あまり実戦での用途は分からないが……
GATTACKウェイポイントでTargetを指定した場合は爆撃・ロケット弾攻撃前に自動的に
単縦陣に組み変わるので、あらかじめ1つ手前のNormflyウェイポイント時点から
Line Asternを指定してもいいかもしれない??
場所やバージョンによってはLine Astearnと書かれていることがあるかもだが
Asternが正しく、誤記なだけと思われる。
Vic (雁行)
雁や白鳥などが群れを作って飛ぶときに似た、リーダー機が先頭中央で2番機以降が左右に
広がりながら後ろに続くV字型の隊形。
多くの国で大型爆撃機がこのVicを基本にさらに多数をたばねてコンバット・ボックスとしていた。
IL-2 1946では2-3番機が左右同じ位置につき4番機がさらに斜め後ろについているが、史実では
リーダー機が最前に飛び出て2番機がその直後、3-4番機が2番機の後方左右という並びも多かったか。
本ゲームでは一部大型爆撃機のほか一部ソ連機と日本機大半の初期値となっている。
Finger Four (フィンガー・フォー)
第二次世界大戦開戦後に英米独の戦闘機で主に用いられた4機隊形。
wikipediaに掲載されている図ではVicとの差が分かりづらいが、4機最小単位の編隊ではなく
2機最小単位の編隊を2つ組み合わせた2+2編隊である。
IL-2 1946ではリーダー機の右後ろに2番機、左後ろに離れて3-4番機が左下がりとなる。
英米独の戦闘機の初期値となっている。
Diamond (ダイヤモンド)
爆撃機向けの編隊でVicの変形とも言える。
2-3番機が1番機の斜め左右に展開し4番機が1番機後方下側に続行する菱形陣形。
本ゲームではHe111とJu88の初期値となっている。
Javelin (ジャベリン)
Diamondの変形で、平面形はほぼ同じ菱形だが2-3番機が高度差をつけるようだ。
史実でどの軍隊・機種が用いていた戦法かは不明。
Air Force
連合国(Allies)
France : フランス空軍
NL : オランダ
Poland : ポーランド空軍
RAAF : オーストラリア空軍(Royal Australian Air Force)
RAF : イギリス空軍(Royal Air Force)
RN : イギリス海軍(Royal Navy)
RNZAF : ニュージーランド空軍(Royal New Zealand Air Force)
USAAF : アメリカ陸軍航空軍(United States Army Air Force)
USMC : アメリカ海兵隊(United States Marine Corps)
USN : アメリカ海軍(Unated States Navy)
USSR : ソビエト連邦(Union of Soviet Socialist Republics)
枢軸国(Axis)
Finland : フィンランド
Germany : ドイツ
Hungary : ハンガリー
IJA : 日本陸軍(Imperial Japanese Army)
IJN : 日本海軍(Imperial Japanese Navy)
Italy : イタリア
Romania : ルーマニア
Slovakia : スロバキア
マルチプレイ関連
鯖(さば)
IL-2 1946に限らず、マルチプレイのできるゲーム、あるいはインターネット全体で、「Server」のことを「鯖」とよく呼ぶ。
それだけのことで深い意味はないので考えこまなくていい。
軟派鯖
難易度設定が緩めのゲームホストのこと。
人によって定義が異なるので一概に区分けしにくいが、一般的にはNo Cockpit View
(別称エー○コンバット視点)が許可され、ラベルの出るサーバーをこう呼んでいるようだ。
作戦目標の達成やよりシリアスな航空戦よりも、ドッグファイトそのものをより楽しめるような
方向性の運営を行っているホストが多い。
このため大抵の鯖では基地周辺に対空砲が置かれていない代わりに、駐機中や離発着を狙う
バルチは爆撃を除き許可されていない。が、鯖によって細かいルールが異なるので、
ブリーフィング画面に書いてあるサーバールールを必ず熟読した上で遊ぶこと。
サーバールールの一例(334th EagleSq Server)
硬派鯖
難易度設定が厳しめのゲームホストのこと。
やはり人によって定義が異なるとは思うが、一般的にはNo Cockpit Viewと外部視点が許可されていない
サーバーをこう呼ぶようだ。
Zeke_vs_Wildcatのように全く補助の無い超硬派鯖から、AlexServerのように軟派鯖から
コックピット無し視点を取っ払っただけの乱闘鯖まで、ホストによって特色ある設定をされている。
硬派鯖では多くの場合作戦目標が設定されており、自陣営の飛行機の損失や制限時間以外に
作戦目標の達成によって勝敗が決まることがある。このため、軟派鯖ではあまり見られない
対地/対艦攻撃のゲーム要素を楽しむことも出来るようなゲームデザインにしているホストもある。
ミッションオブジェクティブの例(Zeke_vs_Wildcat)
また、コックピット無し視点で画面端に表示される矢印アイコンによる策敵補助が使えなくなるうえ、
コックピットのせいで下方向と後方の視界が狭くなるため敵機を発見することがより困難であり
無用心に真っ直ぐ飛んでいると、いきなり真後ろから攻撃を受け、機体が四散したことで初めて
敵機の存在に気付いたり、逆に真っ直ぐ飛んでいる敵機をカモにしたりという、より現実的な状況が
楽しめる事もある。
このような硬派鯖ではゲームのより戦術的な面を重視しているためか、作戦目標周辺や基地周辺には
対空砲が設置され、敵機による哨戒網とこれらの対空防御をくぐりぬける自信があるならば、
機銃掃射も含めたバルチや敢えて離発着を狙う送り狼もOKになっている事が多い。
このような攻撃を受け軟派鯖感覚で泣き付いても「This is WAR」の一言で片付けられる。cool!
尚、ホストによっては本当に全くゲーム的な補助がなく、機体に描かれた国籍標章のみでしか
敵味方を識別する手段が無い設定のところもあるため、離陸前に必ずブリーフィングと国籍標章を
チェックするよう心がけたい。そのような鯖では間違っているのが見つかると普通に怒られる。
ドッグファイトサーバ(Dogfight Server)
飛行機同士の格闘戦(ドッグファイト)を主目的としたマルチプレイサーバ。
参加すると、青・赤どちらのどの飛行場から離陸するか選択する画面が出てきて、飛行場を選択すると
どの機体や武装で出撃するか自由に(サーバによっては国籍や年代が制限されていることもある)選択できる。
誰でも途中からでも参加でき、撃墜されても「Refly」によって何度でも戦線に復帰することができる。
マルチ専用マップとして、青・赤に加え黄・緑の飛行場も登場し、4陣営でドッグファイトをできるものもある。
バージョン4.09mまでの純正サーバでは敵味方ともに動くAI機が出せず、当時はZUTI MDS MODを入れて有効にしたサーバでのみAI機が出現していた。
バージョン4.10mから、ドッグファイトサーバでもAI機が動くようになった。
COOPサーバ
協力プレイ(COOP)を主目的としたマルチプレイサーバ。
参加すると、マップで定められた機体のどの役割として搭乗するかを選択する画面が出てきて、
選択が終わるとゲーム開始を待つことになる。
サーバ管理者がゲーム開始を決めると、ゲームが開始される。
途中参加はできない。
また、撃墜されるなど死亡した場合はそのままである。「Refly」がない。
爆撃機など複数人で動かす機体では、操縦士・爆撃手・機銃手と3人が1機に乗り込むこともできる。
バージョン4.09mまでの純正サーバでも動くAI機が出てくる。
バルチ
Vulch、Vulching
どうやら独特の単語らしく、普通の英和辞典には載ってない。
フラシム界隈では地上に居る航空機を攻撃することをこう言い表す習慣がある。
特に機銃掃射(Gun Strafing,または単にStrafe)を指してGun vulch、ロケット弾攻撃を
Rocket vulchと言ったりする。大抵の軟派鯖では許可されていない。
また、鯖によってはライトを付けたり脚を下ろして着陸態勢にあったり、離陸途上にある飛行機も
この状態に含めることがある。
このような状態にあったり、地上に駐機している飛行機を攻撃することは、明示的に許可されている鯖以外では
避けたほうが良い。鯖の管理人に見つかると最悪の場合BANされる。
パラ撃ち
機体を捨ててベイルアウトしパラシュート降下中のプレイヤーに対し、そのパラシュートを機銃で撃つ行為。
紳士的でない行為として嫌われる。
S!
S~ 等々のバリエーションあり。
Salute(敬礼)という意味らしい。ShitやSuckでは無いので注意しよう。
鯖から抜ける際や敵味方を問わずリスペクトを表したりするときによく見受けられる。
キルスティール
kill Steal。誰が見ても撃墜確実な目標に対して故意に攻撃をかけてスコアを横取りする行為。
エンジンが止まっている、出火している、機体の一部が脱落している、明らかにパイロットが死亡している
(たとえば地面に向けて急降下したまままったく引き起こす素振りが見えない)ような機体に対しては
追加で攻撃をするべきではない。
見極めが難しい場合はそのような目標は追尾せず、他の目標の捜索や友軍機の援護につくべきである。
ショルダーシューティング
Shoulder Shooting。既に味方が射程距離に捕らえ攻撃中の目標に対して割り込みをかけたり
その味方よりも後ろから味方越しに射撃をする行為。
このような行為は彼我ともに同士討ちの可能性が高くなるため、どこの鯖でも禁止されている。
<gunstats
teamsやtargets等のバリエーションあり.
ここが開発したIL2 Server Commanderが動いてる鯖で見られるコマンド群。
自分が撃った弾がどれだけ命中したか?やマップの作戦目標等をゲーム中に問い合わせる際に使用される。
鯖によって使えるコマンドが異なるので、詳しくはその鯖のサーバールールを記したページやブリーフィングを読むべし。
lol
lol,rofl,wtf,etc,etc....
解説はここを見たほうが詳しい。いわゆるネットスラングであり
他のゲームや海外のサイトで普通に見受けられるので、上記のスラング辞典を参照されたい。
フライトシム独特のスラングは、gkでGood Kill、gfでGood fightくらいか。
なお、日本人が良く使うNice Killという表現は外に出るとまったく見ない
某ゲームのせいでちょっと間違った用法が浸透してしまったようだ。
AM9kp4 alt3000
座標を簡潔に表すときに用いる。
kpとその後ろにつく数字は、地図上の一個のマス目を仮想的に9個に区切り、
それぞれのマスにNumPadに書いてある順番で数字を対応させた場合の位置を表す。
kp=KeyPad(キーパッドの9個数字が並んだ位置)、もしくはKeyPoditionの意味
表題の場合だとグリッドAM9の西寄り、高度3000mを表す。
外人が操縦する飛行機の場合、フィートで表現する場合有り。
他に「Angel-15」=高度15,000Feet(約4,500m)の表現もある。
kp4の代わりにTAC4(Tactical4?)と無線でCallする場合もある。
尚kpは単に"-"で代用される事もある。
厨機
- 2ch用語の「厨房」( http://webmania.jp/~niwatori/1.html#chubo )から、
マルチプレイで一方的に勝ちたがる子供っぽいプレイヤーが好んで乗る機体に対する蔑称。 - もしくは主にソビエト機に多い、実機の性能に比べIL-2 1946内のパラメータが下駄をはかされていて異常に性能が高い機体。La-7とか。
- が、低空格闘戦に乗ってこず一撃離脱に徹するプレイヤーに対する弱者のひがみの表出なだけのこともある。