IL2stab

Last-modified: 2013-06-17 (月) 15:18:05

IL2stabとはil2setup.exeで出来る各種設定のほかに、海面の詳細度等の細かいグラフィックス設定や
シングルプレイ時のラベル表示距離などをいじれるようになるツールである。
http://mission4today.com/index.php?name=Downloads&file=details&id=2169
こちらから最新版がダウンロードできる

メインメニュー

main1.jpg
①表示言語をドイツ語に切り替える
②IL2を起動する。
注意:Ver6.3ではここから起動するとIL2が固まるので押さないほうがいいかもしれない
③il2setup.exeを起動する
④Conf.iniに関するオプションを編集する。本稿ではここを主に解説していく
⑤ミッションのログを取ったりできるらしい。Ver6.3ではこのロガーが動いてると多分IL2が固まる


IL2stabをダウンロードしたらCドライブの直下に作った半角英数の名前のディレクトリに解凍したのち、setup.exeを実行してインストールする。デスクトップなどのパスに2バイト文字を含む場所からは実行できない。

setup.exeが実行できない場合、同フォルダ内にIl2Stab.iniがあればそれを削除すればできるかもしれない。
setup.exe実行前にIl2Stab.exeを実行してしまうと、setup.exeが実行できなくなるようです。


インストール完了後il2stab.exeを実行するとエンジン音とともにこの画面が出てくる。この効果音は相当にうるさいので、鳴らしたくない場合はIL2stabをインストールしたディレクトリにあるMediaフォルダの中身を全部捨ててしまうか、別の場所に置くいておくと良い。うるさくなくなると同時に起動が早くなる効果もあったりする。

なお、メインメニューのCloseからメインウィンドウを閉じてもタスクトレイにil2stabのアイコンが残り、最小化した状態になるが、どうもコイツが走っているとIL2本体を立ち上げた際、IL2が起動途中で無反応になりログアウトなり再起動しないと復旧できない不具合が出る環境もあるようなので、そのような症状が出た場合は、IL2stab終了後はタスクトレイのアイコンを右クリックして、出てくるメニューからこのツールを完全に終了させてからIL2を立ち上げれば、多分症状を回避できる。
out.JPG

Configuer Options

IL-2 Sturmovik 1946

config1.jpg
Enable Archade Modeを有効にすると、AIが喋った無線の内容が吹き出しになり、弾が当たった個所に矢が刺さる
archade.jpg

Histrical/realism

config2.jpg
どんなゲームでも一般的に鉤十字(ハーケンクロイツ/スワスチカ)は大人の事情で表示されないのが通例であるが、このページではこれらを表示したり、ドイツ空軍キャンペーンでの階級や勲章類をいじることが出来る。

鉤十字はStabを常駐させた状態でIL2を起動させて初めて有効に表示されるので、もしStabを常駐させて問題が発生する人は、別のMODを使用して鉤十字を表示させた方が良い。
※当方の環境ではStabを常駐させてIL2を起動してもなんら問題は発生しなかったが、最初に記述した人の
ようにPCが固まる等の不具合を出すケースがあるのだろう。 各自自己責任で試す事。

Audio/Visual

config3.jpg
描画関係の設定を変更するページ
①のIconStyleの設定を変更すると、ラベルアイコンに表示される内容を変更したり、ラベルを非表示にできる。ここを非表示に設定すると、ゲーム内難易度設定のNoIcon欄や、マルチプレイサーバー側でアイコンを表示する設定がされていてもラベルは表示されない。逆に、表示する設定にすればもともとラベルを表示しない設定のサーバーでラベルが表示されるようになる訳では無い。また、下の詳細設定欄も同じようにサーバー側の設定が優先される。

下の詳細設定欄は直接打ち込んでも反映されないので、数字の右にあるボタンを押して数値を入力する。

Graphics

config4.jpg

  • Resolution
    画面解像度の設定。ドロップダウンリストの一番下にあるClick to addを選択するとリストに載っていない変則的な解像度も設定できる。
    reso.jpg
    例えばWidth,Heightに1960,1200と設定し、TypeをWidescreenにすれば24インチ16:10のディスプレイで黒ブチの無いドットバイドットの全画面モードで遊ぶ事が出来る。
  • ①Advanced Graphic Option
    Geforce5600/FX/6シリーズ以上もしくはRadeon9600/9700/9800/x800シリーズ以上のVGAを使用し
    OpenGLモードでないと設定変更は反映されない。
  • ②Use Hardware Shaders
    シェーダーモード2.0+(ゲフォ6/ラデ9600以上必須)で動作する。
    これが有効になっていないと詳細な水面反射等が有効にならない
  • ③Effect Lighting
    煙や水柱のライティングを詳細なものにする。
    Geforce7シリーズやRadeon HD4850だと土煙がチカチカ明滅する不具合がある。(他のVGAではどうだかわからない)
    lighting.jpg
  • ④Tree Rendering mode
    森の描画の詳細度を変更する
  • ⑤Water Rendering mode
    水の描画の詳細度を変更する
    違いがわかりにくい比較画像(サムネイルをクリックすると大きな画像が開きます)
    t_waterrend1.jpg t_waterrend2.jpg
    特にRendermode=2と3の違いがわかりにくい。
    4はもっとも詳細に波の凹凸を描画するが、それなりのCPUでないとかなり重い。3以上の設定をするにはGeforce 6800以上のVGAが必要で、それ以下のGeforceとAMD製のVGAでは3以上に設定しても勝手に1に戻ってしまうので最高設定は2となる。
    ちなみに、これらの波は最近有志が作ったDLLとベータリリースの4.09b1mによってGPU描画になるまで
    ずーっとCPUが描いていたらしい。
  • ⑥Cloud Rendering mode
    雲の描画の詳細度を変更する

Dynamic Campaign

Dynamic Campaign (PF)

Logging

IL-2 Sturmovik Stab

config5.jpg

IL2Stab本体の設定をいじるページ
ただしIL2Stabが立ち上がった状態でIL2を起動すると、IL2が応答しなくなる不具合があるので
あまりいじるべき個所は無い

External Applications