タリスリン鉄道

Last-modified: 2024-11-22 (金) 21:18:27
タリスリン鉄道のロゴ
名前タリスリン鉄道/タリリン鉄道*1/タリクリン鉄道*2
英名Talyllyn Railway
ウェールズ名Rheilffordd Talyllyn
原作初登場巻第14巻『小さなふるい機関車
説明イギリス、ウェールズのタウィンに位置する世界最初の保存鉄道。
スカーロイ鉄道はこの鉄道をモデルに創作された。
・「タリスリン」の「スリ」は、/ɬ/(無声歯茎側面摩擦音)というウェールズ語に独特の発音で、これは[L]を無声音(清音)で発音する。多くの日本語話者にとって大変難しいものであり、「タリヒン」または「タリツィン」と表記される事もある。聴覚印象は「シ」に近い。原作旧版の訳はカナ書きの「タリリン」であり、当時の他メディアでもそれが一般的だったが、2005年からの新版では「タリスリン」に翻訳されている。
・タウィン・ワーフ駅にあるナローゲージ鉄道博物館では、2005年の改修からウィルバート・オードリーの書斎の再現展示がされており、机やタイプライター、数百冊の本など、彼の古い遺品が展示されているほか、彼の模型やファークァー駅のレイアウトも見ることができる。
・度々、スカーロイ鉄道の車両に扮する事があり、キャラクターのお面を付けて運行している。
・2021年7月28日にウェールズ北西部のスレートの景観が世界遺産に登録され、同鉄道も含まれている。
・同年の8月15日・16日には『The Awdry Extravaganza』と題したイベントがタリスリンで開催された。このイベントでは、テレビシリーズの舞台裏の映像や『汽車のえほん』の原画や初期ドラフトなどが展示され、オードリー家から提供されたウルフステッド・ロードのレイアウトが週末にファークァーのレイアウトと並んで運用された。初日の夜には、鉄道愛好家のティム・ダン氏が、オードリーによって書かれた1976年の講義『Awdry Study』に収録されている『Railways of Sodor』のレクチャーをまとめた講演が行われた。このイベントは大成功を収め、以降毎年開催されている。
・原作でスカーロイは、この鉄道で働く兄弟のタリスリンにメッセージを送ったことがあり、サー・ハンデルピーター・サムは一度、この鉄道に訪問した事もある*3
・双子の姉妹のキャシーリジーはこの鉄道でボランティアで働いている。
所属機関車タリスリン
ドルゴッホ
サー・ハイドン
エドワード・トーマス
ミッドランダー
ダグラス
トム・ロルト
アルフ
トビー

*1 原作旧版のみ。
*2 トーマスのヒミツ旅』のみ。
*3 サー・ハンデルはこの鉄道で木との衝突によって怪我をして、包帯と眼帯をつけた。