サー・ハンデル

Last-modified: 2024-02-21 (水) 11:28:12

「私の素晴らしい車輪に比べたら大した事ないさ。」
原作第14巻のサー・ハンデル TV版第11シーズンのサー・ハンデル(大型の模型) TV版第20シーズンのサー・ハンデル

名前サー・ハンデル/ファルコン*1
英名Sir Handel/Falcon
性別
車体番号3
車軸配置0-4-0→0-4-2
製造年1904年
来島年1904年
所属鉄道ミッド・ソドー鉄道ソドーアルミニウム会社スカーロイ鉄道
運用・旅客の運輸。
ブルーマウンテンの採石場で石材の運搬。
分類蒸気機関車
タンク機関車
狭軌の機関車
原作初登場巻第10巻『四だいの小さな機関車』第2話「機関車サー・ハンドル/機関車サー・ハンデル」
原作初台詞「ちっぽけな機関庫!こんなんじゃどうにもならないよ!」
TV版初登場シーズン第4シーズンガミガミじいさん
TV版最終登場シーズン第24シーズンちいさなレイルウェイ・ショー
TV版初台詞「ずっとここに居座るつもりー?」
一人称僕→私
二人称
説明スカーロイ鉄道(高山鉄道)の3号機関車。
・旧名は「ファルコン」で、かつてはデュークスチュアート(ピーター・サム)と共にミッド・ソドー鉄道で働いていたが、閉鎖により、スカーロイ鉄道で配属され、現在の名前に改名された*2
・原作第17巻第4シーズンでは幅の広い車輪が取り付けられた。
・その車輪の事で自惚れ、スカーロイの策でジョージと競争するが、幅寄せ事故を起こしてしまう。そして、子供達にその事を笑われ、二度とスチームローラーの話をしなくなる。
・自分の新しい車輪をひけらかすべく自慢話を長々と喋ったり、仮病を使って仕事放棄しようとしたり、とにかく自分勝手。その結果もあってか、後述にあると仲が最悪になり、勘違いとは言え、脱線させられる事となった。
・然しTV版では制作体制が変わってから、色々と丸くなり、友達思いな一面を垣間見せるようになり、まともな人生を歩むようになった*3*4
性格ボギー客車が好き*5で、それ以外の貨車には見向きもしない。
・昔はトンネルが苦手だったが、現在は克服した模様*6
・普段は人懐っこく柔和に振る舞っているが、本性は我侭で腹黒い。
・歌唱力が高く、ピーター・サム可笑しな格好で帰って来た時には、本人の目の前で自ら作った歌を披露した。また、スカーロイレニアスピーター・サムと一緒に大合唱に参加している。
・仕事を人任せにして怠ける怠惰な一面もある。
トーマス同様、他人の話を聞いていない時がある。
・煽てに弱く、すぐに調子に乗る*7
・時間に厳しく、待つのが嫌い*8
・笑いの壷が浅いのか、ちょっとした事ですぐ笑う*9
ミッド・ソドー鉄道の頃からデュークを呼び捨てする等、生意気な性格だった。
・自分の客車は『家畜貨車』と言って馬鹿にしているが、ノース・ウェスタン鉄道急行客車は気に入ったらしく、「カッコイイ」と言った事がある。
ダンカンエミリーと同様、思った事をストレートに口にする傾向がある*10
・誰かを大怪我させても、悪い事をしたと言う自覚がない*11
・怠け者で我侭な反面、博識である。
・だが、第10シーズンで再登場した時は仲間思いの優しい性格になり*12、慎重でスムーズに走る経験豊富な機関車になっていた*13
・競争好きで、ジョージ挑戦状を叩きつけたり、標準軌の機関車達イギリス本土で開催されるレースとコンテストに出場する事を知って大はしゃぎだった。
チャーリーシェイン程では無いが、面白い噺とジョークが大好きらしく、汚れても気にしないらしい*14
・原作絵本と人形劇時代のクラシック・シリーズ客車がお気に入りで貨車が苦手だったが、人形劇時代の新シリーズとCGアニメ以降は客車貨車もお気に入りになった。
子供好きであり、遊園地も大好きらしく、子供達を乗せてカルディー・フェル鉄道へ案内する仕事とメリーゴーランド運ぶ仕事を任された時は喜んで堂々と引き受けた。
動物が大好きな一面があり、CGアニメではブルーマウンテンの採石場迷い込んだ鹿を気遣い、年鑑シリーズではエドワードと一緒にが走る姿を見て和んでいた事がある*15
原作での経歴・1904年に製造後、ソドー島へ配属された。
・ボディカラーは最初の頃はで、ミッド・ソドー鉄道の他の機関車同様、リンク付きの連結器がついていた。
・1947年にミッド・ソドー鉄道が閉鎖になった時売却され、いったんスチュアートと共にソドーアルミニウム会社で働いた後、2台ともスカーロイ鉄道に購入されてボディをに塗り替えられ、「サー・ハンデル」と言う名前に改名された。また、「サー・ハンデル」と言う名前はスカーロイ鉄道のオーナーのサー・ハンデル・ブラウンからとったものである。
客車アグネス達を家畜車呼ばわりした為に彼女達から嫌われ、丘の途中で引っ張られて動けなくなってしまう。
・次の日、貨車を引くのも嫌がり、線路を押し広げて座り込んでしまう。お仕置きにほっそり重役は彼を車庫に閉じ込めて、謹慎処分を与えた。
・数日後、故障したピーター・サムの代わりに客車を引く事になるが、アグネス達はまだ彼を嫌っており、に気を取られた彼を脱線させてしまう。彼の代わりに客車を引いたスカーロイに感謝し、が修理から戻って来るのを心待ちにしていた。
第14巻からピーター・サムと共にバッファーを取り付けられた*16
ボギー客車ガートルードミリセントがお気に入りで、いつもこの2台を連れて行こうとする。また、昔の鉄道で働いていた事も思い出すらしい。
・テレビが苦手らしく、TV局の取材から逃げようとした事がある。
原作第29巻タリスリン鉄道へ訪問に行った時、大木にぶつかって左目に眼帯を付けた事がある。
原作第40巻では石炭入れが追加された。
TV版での経歴第4シーズンから登場。ボディカラーは常に*17、バッファーは最初から付いている。
・マガジンストーリーもTV版と同様、青いボディで登場している。
クラシック・シリーズでは『我侭機関車』を前面に出して毒舌を吐いているが、新シリーズCGシリーズでは困っている仲間を自ら率先して救い、面倒見の良さを発揮している。
高山鉄道客車達を家畜用の貨車と呼び、貨車を引くのを嫌がってわざと脱線した。その後トップハム・ハット卿に説教されて、謹慎処分を受ける。
・上記の理由で高山鉄道客車達に嫌われており、に気を取られて、客車に押されて脱線し、スカーロイが彼の代わりに列車を引いた。
・その後、石切場*18で働いていた為出番はなかったが、第10シーズンで再び帰ってきた*19*20
・だが、坂の場所ではガタガタ震えて止まってしまう為、ミスター・パーシバルは彼を修理し、坂の上でも平気な様にした。
ミスター・パーシバルからは結構褒められているが、トップハム・ハット卿から褒められた事は今まで一度も無かった。
・フルCGになってから車体が実車に近くなり、顔が第4シーズンの頃に近くなった。更に、第18シーズンからランプとランプ棒が追加される。
第5シーズンから第9シーズン第13シーズンから第15シーズン*21第19シーズン第22シーズンでは出番無し。
第18シーズン第21シーズン第23シーズンではカメオ出演のみ。
第24シーズンではパーシーと初めて会話をし、自身のスチームローラーの様な車輪を自慢した。
長編作品での経歴長編第3作で初めて長編作品に登場。この時は行方不明だったトーマスが見つかったと知って、スカーロイラスティーダンカンマイティマックフレディーと歓声を上げた*22
長編第12作ではスカーロイレニアスピーター・サムと共に大合唱した。
モデルヒューズ・ファルコン0-4-2ST『サー・ハイドン』(タリスリン鉄道
玩具プラレール/トラックマスター
カプセルプラレール
木製レールシリーズ
トーマスエンジンコレクションシリーズ
トーマスとなかまたち/新トーマスとなかまたち
アーテル
テイクアロング/テイクンプレイ
バックマン(2024年発売予定)
英米版CVキース・ウィッカム第16シーズン-第17シーズン第20シーズン-長編第12作第24シーズン
日本語版CV龍田直樹第4シーズン
緒方文興第10シーズン-第11シーズン
樫井笙人第16シーズン-第17シーズン第20シーズン-長編第12作第24シーズン
参照画像参照はサー・ハンデル/画像
レニアス
ピーター・サム

*1 原作旧版ではサー・ハンドル/フォールコン。
*2 因みに、「ファルコン」という名前はモデル機の製造会社名。
*3 余談だが、この性格はマガジンストーリーの彼の性格に近い。
*4 但し、第11シーズンでトーマスや他の機関車達と一緒に悪ふざけをしたり、第24シーズンパーシーに自分の車輪を自慢する事がある為、多少なりとも昔の性格が残っている節がある。
*5 実際、ノース・ウェスタン鉄道ボギー式の急行客車を褒めた事がある。
*6 実際、ブルーマウンテンの採石場では躊躇なくトンネルを通過している。
*7 実際スカーロイに新しい車輪を自慢したのが原因で、ジョージと勝負した事がある。そしてその後、彼と喧嘩した。また数年後には、トーマス仲間と一緒に仕事を怠けて、ピーター・サムドッキリを仕掛けて遊んでいた。
*8 実際デュークと重連した時に、「グズグズしないでよ」と野次を飛ばしていた。
*9 実際煙突を消失したピーター・サムが排水管を付けて戻ってきた時は、終始笑いっぱなしだった。また、レニアスが貨車にぶつかってパイプを落とした時には、スカーロイと共に笑っていた。
*10 実際、機関庫を『掘っ建て小屋』、達を『家畜貨車』、スカーロイを『ゴミ?』と言って傷つけた事がある。
*11 実際、自身の仮病によって、ピーター・サムが大怪我を負ったのに、「考えなかった」と言ってあまり反省の色を見せなかった。
*12 然し、第11シーズンではジェームス小さな争いを行い、トーマスに心配をかけてしまった。
*13 但し、トーマス他の仲間の悪ふざけに巻き込まれ、の巻き添えでミスター・パーシバル説教を受けた事がある。
*14 実際トーマス悪戯の所為で、顔が?塗れになっても、トーマスを怒る事無く許している。そして、自身も?塗れの顔を気に入っていた。
*15 但し、原作絵本と人形劇ではの大群に囲まれた時に迷惑そうな顔をしていた。
*16 リンク付き連結器も第17巻では撤去され、通常のねじ式連結器になっていた。
*17 新シリーズCGシリーズでは原作クラシック・シリーズに比べて、ちょっと色が濃くなっている。
*18 ブルーマウンテンとは別の石切場である。
*19 このシーズンまで出なかったのは、『第5シーズン時点では予算の都合上大型の模型を作れなかった』という経済的な理由がある。
*20 但し、第9シーズンでは彼と同型の黄色の機関車登場した為、この時点で既にTV版に復帰する算段が整っていたと思われる。
*21 当初の予定ではピーター・サムデュークと共に第15シーズンから再登場する予定だったが、ピーター・サムと共に第16シーズンで再登場した。
*22 日本語版では台詞無し。