名前 | サー・ハンデル/ファルコン*1 |
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英名 | Sir Handel/Falcon |
性別 | 男 |
車体番号 | 3 |
車軸配置 | 0-4-0→0-4-2 |
製造年 | 1904年 |
来島年 | 1904年 |
所属鉄道 | ミッド・ソドー鉄道→ソドーアルミニウム会社→スカーロイ鉄道 |
運用 | ・旅客の運輸。 ・ブルーマウンテンの採石場で石材の運搬。 |
分類 | ・蒸気機関車 ・タンク機関車 ・狭軌の機関車 |
原作初登場巻 | 第10巻『四だいの小さな機関車』第2話「機関車サー・ハンドル/機関車サー・ハンデル」 |
原作初台詞 | 「ちっぽけな機関庫!こんなんじゃどうにもならないよ!」 |
TV版初登場シーズン | 第4シーズン『ガミガミじいさん』 |
TV版最終登場シーズン | 第24シーズン『ちいさなレイルウェイ・ショー』 |
TV版初台詞 | 「ずっとここに居座るつもりー?」 |
一人称 | 僕→私 |
二人称 | 君 |
説明 | ・スカーロイ鉄道(高山鉄道)の3号機関車。 ・旧名は「ファルコン」で、かつてはデュークとスチュアート(ピーター・サム)と共にミッド・ソドー鉄道で働いていたが、閉鎖により、スカーロイ鉄道で配属され、現在の名前に改名された*2。 ・原作第17巻と第4シーズンでは幅の広い車輪が取り付けられた。 ・その車輪の事で自惚れ、スカーロイの策でジョージと競争するが、幅寄せ事故を起こしてしまう。そして、子供達にその事を笑われ、二度とスチームローラーの話をしなくなる。 ・自分の新しい車輪をひけらかすべく自慢話を長々と喋ったり、仮病を使って仕事放棄しようとしたり、とにかく腹黒い。その結果もあってか、後述にある客車達と仲が最悪になり、勘違いとは言え、脱線させられる事となった。 ・然しTV版では制作体制が変わってから、色々と丸くなり、友達思いな一面を垣間見せるようになり、まともな人生を歩むようになった*3。 |
性格 | ・ボギー客車が好き*4で、それ以外の客車や貨車には見向きもしない。 ・昔はトンネルが苦手だったが、現在は克服した模様*5。 ・普段は人懐っこく柔和に振る舞っているが、本性は我侭で腹黒い。 ・歌唱力が高く、ピーター・サムが可笑しな格好で帰って来た時には、他の仲間と本人の目の前で自ら作った歌を披露した。また、スカーロイとレニアスとピーター・サムと一緒に大合唱に参加している。 ・仕事を人任せにして怠ける怠惰な一面もある。 ・トーマス同様、他人の話を聞いていない時がある。 ・煽てに弱く、すぐに調子に乗る*6。 ・時間に厳しく、待つのが嫌い*7。 ・笑いの壷が浅いのか、ちょっとした事ですぐ笑う*8。 ・ミッド・ソドー鉄道の頃からデュークを呼び捨てする等、生意気な性格だった。 ・自分の鉄道の客車は『家畜貨車』と言って馬鹿にしているが、ノース・ウェスタン鉄道の急行客車は気に入ったらしく、「カッコイイ」と言った事がある。 ・ダンカンとエミリーと同様、思った事をストレートに口にする傾向がある*9。 ・誰かを大怪我させても、悪い事をしたと言う自覚がない*10。 ・怠け者で我侭な反面、博識である。 ・だが、第10シーズンで再登場した時は仲間思いの優しい性格になり*11、慎重でスムーズに走る経験豊富な機関車になっていた*12。 ・競争好きで、ジョージに挑戦状を叩きつけたり、標準軌の機関車達がイギリス本土で開催されるレースとコンテストに出場する事を知って大はしゃぎだった。 ・チャーリーとシェイン程では無いが、面白い噺とジョークが大好きらしく、汚れても気にしないらしい*13。 ・原作絵本と人形劇時代のクラシック・シリーズは客車がお気に入りで貨車が苦手だったが、人形劇時代の新シリーズとCGアニメ以降は客車も貨車もお気に入りになった。 ・子供好きであり、遊園地も大好きらしく、子供達を乗せてカルディー・フェル鉄道へ案内する仕事とメリーゴーランドを運ぶ仕事を任された時は喜んで堂々と引き受けた。 ・動物が大好きな一面があり、CGアニメではブルーマウンテンの採石場に迷い込んだ鹿を気遣い、年鑑シリーズではエドワードと一緒に馬が走る姿を見て和んでいた事がある*14。 |
原作での経歴 | ・1904年に製造後、ソドー島へ配属された。 ・ボディカラーは最初の頃は青で、ミッド・ソドー鉄道の他の機関車同様、リンク付きの連結器がついていた。 ・1947年にミッド・ソドー鉄道が閉鎖になった時売却され、いったんスチュアートと共にソドーアルミニウム会社で働いた後、2台ともスカーロイ鉄道に購入されてボディを赤に塗り替えられ、「サー・ハンデル」と言う名前に改名された。また、「サー・ハンデル」と言う名前はスカーロイ鉄道のオーナーのサー・ハンデル・ブラウンからとったものである。 ・客車のアグネス達を家畜車呼ばわりした為に彼女達から嫌われ、丘の途中で引っ張られて動けなくなってしまう。 ・次の日、貨車を引くのも嫌がり、線路を押し広げて座り込んでしまう。お仕置きにほっそり重役は彼を車庫に閉じ込めて、謹慎処分を与えた。 ・数日後、故障したピーター・サムの代わりに客車を引く事になるが、アグネス達はまだ彼を嫌っており、羊に気を取られた彼を脱線させてしまう。彼の代わりに客車を引いたスカーロイに感謝し、彼が修理から戻って来るのを心待ちにしていた。 ・第14巻からピーター・サムと共にバッファーを取り付けられた*15。 ・ボギー客車のガートルードとミリセントがお気に入りで、いつもこの2台を連れて行こうとする。また、昔の鉄道で働いていた事も思い出すらしい。 ・テレビが苦手らしく、TV局の取材から逃げようとした事がある。 ・原作第40巻でタリスリン鉄道へ訪問に行った時、大木にぶつかって左目に眼帯を付けた事がある。 |
TV版での経歴 | ・第4シーズンから登場。ボディカラーは常に青で*16、バッファーは最初から付いている。 ・マガジンストーリーもTV版と同様、青いボディで登場している。 ・クラシック・シリーズでは『我侭機関車』を前面に出して毒舌を吐いているが、新シリーズとCGシリーズでは困っている仲間を自ら率先して救い、面倒見の良さを発揮している。 ・高山鉄道の客車達を家畜用の貨車と呼び、貨車を引くのを嫌がってわざと脱線した。その後トップハム・ハット卿に説教されて、謹慎処分を受ける。 ・上記の理由で高山鉄道の客車達に嫌われており、羊に気を取られて、客車に押されて脱線し、スカーロイが彼の代わりに列車を引いた。 ・その後、石切場*17で働いていた為出番はなかったが、第10シーズンで再び帰ってきた*18*19。 ・だが、坂の場所ではガタガタ震えて止まってしまう為、ミスター・パーシバルは彼を修理し、坂の上でも平気な様にした。 ・ミスター・パーシバルからは結構褒められているが、トップハム・ハット卿から褒められた事は今まで一度も無かった。 ・フルCGになってから車体が実車に近くなり、顔が第4シーズンの頃に近くなった。更に、第18シーズンからランプとランプ棒が追加される。 ・第5シーズンから第9シーズン、第13シーズンから第15シーズン*20、第19シーズンと第22シーズンでは出番無し。 ・第18シーズンと第21シーズンと第23シーズンではカメオ出演のみ。 ・第24シーズンではパーシーと初めて会話をし、自身のスチームローラーの様な車輪を自慢した。 |
長編作品での経歴 | ・長編第1作と第2作と第4作から第6作、第8作と第9作と第11作と第13作と第14作には登場しない。 ・長編第3作で初めて長編作品に登場。この時は行方不明だったトーマスが見つかったと知って、スカーロイ、ラスティー、ダンカン、マイティマック、フレディーと歓声を上げた*21。 ・長編第12作ではスカーロイとレニアスとピーター・サムと共に大合唱した。 |
モデル | ヒューズ・ファルコン0-4-2ST『サー・ハイドン』(タリスリン鉄道) |
玩具 | ・プラレール/トラックマスター ・カプセルプラレール ・木製レールシリーズ ・トーマスエンジンコレクションシリーズ ・トーマスとなかまたち/新トーマスとなかまたち ・アーテル ・Take Along/テイクンプレイ |
英米版CV | ・キース・ウィッカム(第16シーズン-第17シーズン、第20シーズン-長編第12作、第24シーズン) |
日本語版CV | ・龍田直樹(第4シーズン) ・緒方文興(第10シーズン-第11シーズン) ・樫井笙人(第16シーズン-第17シーズン、第20シーズン-長編第12作、第24シーズン) |
参照画像 | 参照はサー・ハンデル/画像 |
前 | レニアス |
後 | ピーター・サム |