ダンカンのだいぼうけん

Last-modified: 2023-04-21 (金) 11:04:45

「今度、冒険に行く時はどんな時にも考えて行動するよ。」
ダンカンのだいぼうけん

日本語版タイトルダンカンのだいぼうけん
英語版タイトルDuncan and the Old Mine
脚本ジェームス・メイソン
放送日・2005年11月4日(英国)
・2005年11月6日(米国)
・2006年2月2日(ドイツ)
・2007年10月17日(ハンガリー)
・2008年8月6日(日本)
・2008年12月8日(オーストラリア)
日本話数第227話
第19話(シーズン内)
英国話数第228話
第20話(シーズン内)
この話の主役ダンカン
シーズン第9シーズン
登場キャラクターAトーマスラスティーダンカン
登場キャラクターBなし
登場キャラクターCマイティマック
登場キャラクターDバーティー (言及のみ)
登場人物Aミスター・パーシバル
登場人物Bミドル駅の作業員ミスター・パーシバルの作業員
登場人物Cミドル駅長
登場人物Dトップハム・ハット卿(言及のみ)、行楽客 (言及のみ)
登場スポット乗換駅
カルディー洞窟?
ミドル駅
レニアス高架橋
マウンテン・ロード
給炭所(言及のみ)
スカーロイ石炭置き場(言及のみ)
あらすじ観光客を洞窟へと運ぶのを楽しみにしていたダンカンですが、ソドー島鉄道の給炭所の機械が故障してしまった為、石炭を運ぶように言われてしまいました。
メモダンカン第7シーズンにげたゾウ』以来の主役回。
トーマス第5シーズンいわのボルダー』以来、久々にラスティーと会話する。
ダンカンの一人称が「僕」になった。
・米国版の初回放送ではラスティーが女性として扱われていた。
・この話のトーマスは、第8シーズンゴードン、せんせいになる』に続いて終始走行しなかった。
台詞ナレーターソドー島に夏が来た。ダンカンはこの季節が大好きだ。今日は特にワクワクしていた。観光客の人をカルディー洞窟?に連れて行く事になっている。だが、ミスター・パーシバルが悪い知らせを持って来た。」
ミスター・パーシバルソドー鉄道給炭所が故障してしまった。トップハム・ハット卿はすぐにも石炭が必要になる。」
ナレーターミスター・パーシバルダンカンラスティーに石炭置き場から石炭を運ぶように言われた。」
ミスター・パーシバル「それをトーマス給炭所へ運んで貰う。それからダンカンの代わりにカルディー洞窟?に行く観光客をバスのバーティーに運んで貰う。」
ナレーターダンカンはとてもガッカリした。彼は洞窟に行きたかった。石炭を運ぶなんて少しも楽しくなかった。ダンカンがノロノロと高山へ向かうと、森の中に続く一本の古い線路がある事に気付いた。」
ダンカン「冒険に持って来いの場所だぜ。」
ナレーターダンカンは興奮した。」
ダンカン「この先に一体、何か有るぜ。」
ナレーターダンカンはフェンスを突き破った。そこへラスティーが石炭の一杯の貨車を牽いてやって来た。ラスティーダンカンを見つけて停まった。」
ラスティーダンカン、何て事をしたんだ!なぜフェンスを壊したんだい?」
ダンカン「冒険をしたいからさ。」
ナレーターダンカンは気まずそうに言った」
ラスティー「冒険してる場合じゃないだろ。仕事をしないと。」
ナレーター「でも、ダンカンは石炭何て運びたく無かった。彼の頭にあるには冒険に行く事だった。そこでダンカンはそのまま線路を進んだ。ガタゴトと古い線路を走って行く。線路は古い斜面まで続いている。そこは古い鉱山の入り口のように見える。」
ダンカン「どんな冒険になるのか楽しそうだぜ。」
ナレーターダンカンは興奮した。そして中へと入って行った。でも、彼は余りにも興奮し過ぎて前方を見ていなかった。そして屋根を支える柱に衝突してしまった。すると突然屋根が崩れ落ちた。ダンカンは閉じ込めてしまった。」
ダンカン「大変だ!どうやってここから出ればいいんだ?」
ナレーター「積み替え地点にはトーマスがいた。」
トーマスダンカンはどこへ行ったの?」
ラスティー「知らないよ、捜しに行って来る。」
ナレーター「古い鉱山にとても寂しい、ちっとも楽しくなかった。ダンカンは差し込む光を見つけた。」
ダンカン「汽笛を鳴らせば、きっと聞こえるぜ。」
ナレーターダンカンは力一杯汽笛を鳴らした。返事は無い、もう一度更に大きな汽笛を鳴らした。でもラスティーには聞こえなかった。ずっと遠くの方にいたのだ。」
ダンカン「誰も僕の事に気付かないのかい?」
ナレーターダンカンは情けない声で言った。」
ダンカン「自分で出口を探さなきゃ。」
ナレーター「ゆっくりと前に進んだ。少しずつ少しずつ古い鉱山の奥に入って行った。トンネルは奥へ行く程深い、その時突然、車止めにぶつかってしまった。これ以上先へと進めない。ダンカンは怖くなった。」
ダンカン「このままじゃずっと出られないぞ。」
ナレーター「彼は悲しそうに言った。その頃、ラスティーは壊れたフェンスへとやって来た。」
ラスティー「もしかすると、ダンカンは本当に冒険に行ったかも知れない。」
ナレーターラスティーはすぐ崩れた入口を見つけた。」
ラスティー「きっと彼はこの中だ!」
ナレーターラスティーはとても心配だった。ダンカンはまだ閉じ込められていた。彼はジッとしていられず、前に後ろに動いた。そして、もう一度車止めにぶつかった。すると今度はキーキーと言う音が聞こえて来た。」
ダンカン「分かったぞ!これって車輪が回る音だ。」
ナレーターダンカンはゆっくりと少し前進した。そしてもう一度ぶつかった。車輪はキーキーと鳴り、ゆっくりと動き出した。ダンカンがぶつかったのは車止めではなく貨車だったのだ。」
ダンカン「この線路に貨車が有るって事は、きっと出口が有る筈だぞ。」
ナレーターダンカンはそーっと貨車を前に押し出した。すぐにトンネルの差し掛かる光を見えて来た。でも出口には板が打ちつけられてある。」
ダンカン「よく考えるんだ。ちゃんと考えるんだ。」
ナレーターダンカンは自分に言い聞かせた。そしてある事を思いついた。ダンカンは全身の力を込めて、貨車に体当たりした。すると貨車が物凄い勢いで板を突き破った。彼は脱出したのだ。」
ダンカン「やったぜ!!」
ナレーターダンカンは嬉しそうに汽笛を鳴らした。ラスティーは大きなその音に気付いた。そしてその先を急いだ。彼はすぐにダンカンを見つけた。」
ラスティー「どこに行ってたんだ!?」
ダンカン「冒険をしてきたからさ。」
ナレーターダンカンは楽しげに答えた。」
ダンカン「それにいい物を見つけたぜ。」
ナレーターラスティーは目を疑った。ダンカンが押したのは石炭で一杯の貨車だった。ダンカンラスティーその貨車を押しながら、トーマスの元へと向かった。積み替え地点にやって来たを見てトーマスはようやくホッとした。ミスター・パーシバルも同じだった。ダンカンミスター・パーシバルに今日の冒険の事をすべて話した。ミスター・パーシバルは彼が運が良かったと言った。フェンスを破るのはいけない事だからだ。」
ミスター・パーシバル「冒険は何が起きるのか全く分からない、全て上手く行く事は限らない。」
ナレーターミスター・パーシバルも教えた。ラスティートーマスも同感だった。」
ダンカン「今度、冒険に行く時はどんな時にも考えて行動するよ。」
英国版CVナレーターマイケル・アンジェリス
米国版CVナレーターマイケル・ブランドン
日本語版CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
ラスティー川島得愛
ダンカン逢坂力
ミスター・パーシバル樫井笙人
シリーズ前回
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トーマスのあたらしいかしゃシリーズ前回
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なまけもののデニス
シリーズ次回
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ゆうかんなトーマスシリーズ次回
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トーマスときんいろのワシ