※このページではディーゼル機関車について説明しています。 『All Engines Go』シリーズに登場するオイル缶については『ラスティー(オイル缶)』のページをご覧ください。 |
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名前 | ラスティー/ラスティ |
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英名 | Rusty |
性別 | 男*1 |
車体番号 | 5 |
車軸配置 | 4wDM |
製造年 | 1936年-1942年 |
所属鉄道 | スカーロイ鉄道 |
運用 | ・レールの修理をしたり、線路に散らばった石や枝を片付ける等の雑用を担当している。 ・貨車の入れ替えや客車の牽引も行っている。 ・他の機関車が起こした事故やトラブルの後始末も請け負っている。 ・ブルーマウンテンの採石場での運用も行う。 ・ソドーブラスバンドの送迎をする為、客車を牽引した事がある。 |
分類 | ・ディーゼル機関車 ・狭軌の機関車 |
原作初登場巻 | 第14巻『小さなふるい機関車』第1話「ピーター・サムとラスティー/あっ、貨車が!」 |
原作初台詞 | 「こいつはひどい!すぐだしてあげるよ、ピーター・サム」 |
TV版初登場シーズン | 第4シーズン『サー・ハンデルのけびょう』 |
TV版最終登場シーズン | 第24シーズン『ちいさなレイルウェイ・ショー』 |
TV版初台詞 | 「僕は、ラスティーって言うんだ。」 |
一人称 | 僕 |
二人称 | 君 |
説明 | ・スカーロイ鉄道(高山鉄道)の5号機関車で、唯一のディーゼル機関車*2。 ・原作では初の蒸気機関車にフレンドリーなディーゼル機関車*3。 ・他の機関車が起こした事故やトラブルの後始末をするのが彼の仕事である。但し、第14巻と第4シーズンでダンカンの救助を拒否した事がある*4。 ・ダンカンに対するお目付け役でもあり、醜態を曝しまくる姿に呆れながらも彼に協力する事が多い。 ・原作絵本では丸みのある四角いバッファーだが、人形劇とCGアニメでは円型のバッファーである。 ・名前の由来は自身のモデル機であるミッドランダーを製造した会社の「ラストン&ホーンズビー社『Ruston&Hornsby』」から。 ・尚、「ラスティー『Rusty』」と言う名前は英語圏の一般的な男子名だが、形容詞で使うと「錆び付いた・鈍った」となる。 ・ディーゼル機関車だが、ディーゼル整備工場に行く描写は皆無であった。 |
性格 | ・親切な性格で、優しくて友好的なディーゼル機関車*5。 ・真面目な性格だが、表情豊かで笑顔が多い*6。 ・優れた洞察力で状況を的確に認識し、分析・判断が出来る*7。 ・悪ふざけは嫌いだが、茶目っ気はある*8。 ・看板を取り付ける作業員達を急かした事があり、少々せっかちな面がある*9*10。 ・音楽が大好きで、ミスター・パーシバルからソドーブラスバンドの送迎を依頼された時は大喜びだった。 ・クリスマスも大好きで、レニアスが用意したクリスマスツリーに見惚れたり、子供達と一緒にクリスマスソングを歌った事がある。 ・ヘンリーとトレバーとテレンスと同様、自然を愛しており、お花を好む*11。 ・競争や争い事は好まない、平和主義者な一面がある*12。 ・自分の警笛の音色を気に入っている。 ・身に危険を感じたり恐怖を感じると妄想してしまう時がある*13。 ・綺麗好きな一面があり、TV版ではスカーロイの手痛いミスにより、アイスクリームがボディに飛び散り、マガジンストーリーでは木の粉で車体が汚れ、不機嫌になっていた。 ・ダンカン曰く、彼は「物事を大袈裟に言う癖」があるらしい。 ・ゴードンとトビー程ではないが、教育者に適した性格らしい*14。 ・ナレーターによれば、「ガッシリしたディーゼル機関車」らしい。 |
原作での経歴 | ・1957年に製造、その後ソドー島へ配属された*15。 ・ボディカラーは黒。 ・作業長のヒューさんと一緒に線路の整備をしている。 ・同僚のフレッドの怠け癖には手を焼いている。 |
TV版での経歴 | ・第4シーズンから登場。原作とかなり外見が異なり、ボディカラーはオレンジで、車体がやや幅広、顔も大きくなっている。 ・マガジンストーリーもTV版と同様、オレンジのボディで登場している*16。 ・彼の回想の枠はオレンジ。 ・ディーゼル・パークでスクラップにされそうなステップニーを救出した*17。ステップニーのお別れ会に出席した事もあった。 ・第5シーズンでのみ、『仲間に怖いお話を聞かせてあげるのが好き』という設定が追加され、ダンカンに『怖いお話』を聞かせた。また、ボルダーに対し、強い警戒心を見せていた。そして、このシーズン以降は大型の模型になり、顔の幅が大きくなった。 ・第6シーズンではダンカンに「鈍間」・「蝸牛」呼ばわりされ、怒り心頭だったスカーロイとレニアスを慰めた。その後、2週間の爆破作業を行っている間、レニアスとスカーロイの共に路線の修理を手伝った。 ・第7シーズンでは猛スピードで暴走するレニアスとダンカンを呼び止めた。また、古い橋が壊れている事を皆に知らせたが、ダンカンに聞き入れてもらえなかった。 ・第8シーズン、第13シーズン、第14シーズン、第15シーズン、第19シーズンから第22シーズンでは出番無し。 ・第9シーズンでは警笛を自慢した。また、行方不明になったダンカンを探し回った。そして、暴走する貨車を見つけ、信号手に警笛で知らせた。 ・第10シーズンではダンカンにスピードを落とすよう呼び止めた。そして、トップハム・ハット卿夫妻と孫達を港まで迎えに行く仕事かが間に合わないと思い、作業員を急がせた所為で行楽客を困らせた。 ・第11シーズンでは作業員を集めて貰う機関車を探しているサー・ハンデルに、自分なら集められると告げた。そして、観光客を乗せる仕事をダンカンに任されたが、スカーロイ共々ミスター・パーシバルに説教された。 ・第12シーズンでは顔がCGになり、顔の大きさが第4シーズンの頃に戻されている。 ・フルCGになってから再び顔が大きくなり、通気口が付いた*18。 ・第17シーズンではゆっくり静かに仕事をする事は難しいとルークに言った。その後、ミリーと初めて会話した。 ・第18シーズンではディーゼルとデンとダートとシドニーに逃げられて寂しそうにしているパクストンに慰めの言葉を掛けた。また、文句ばっかり言うダンカンをミスター・パーシバルに報告した事もあった。そして、ダンカンがスカーロイの客車を横取りした事を呼び止めた事もあった。 ・第23シーズンでは振り返りセグメントのみ登場。 ・第24シーズンで6年振りに短編に再登場し、ウルフステッド城で開催されるレイルウェイ・ショーにスカーロイとピーター・サムと共に訪れた。 |
長編作品での経歴 | ・長編第2作ではレディーと一緒にトーマスの夢の中に現れたが、一言も喋らなかった*19*20。 ・長編第3作では行方不明だったトーマスが見つかったと知って、スカーロイ、サー・ハンデル、ダンカン、マイティマック、フレディーと歓声を上げた*21。 ・長編第12作では高山鉄道の機関車の中で唯一、大合唱に参加しなかった。 ・長編第13作ではトーマスの妄想内になぜか、ノース・ウェスタン鉄道の機関車達の中に混じって登場した。 |
モデル | ミッドランダー(タリスリン鉄道)*22 |
その他 | ・1995年のニューヨークタイムズの記事によると、ブリット・オールクロフトはシリーズ内の女性キャラクターの欠如の為に当初ラスティーをジェンダーニュートラルにする事を意図していた。その為、『サー・ハンデルのけびょう』、『なつかしのわがや』、『ロックンロール』の映像化の際、原作で彼の代名詞が関係する台詞が全て彼の固有名詞に差し替えられていた。 ・その為か、米国版の第9シーズンの初回放送では脚本家のミスで、彼に対する三人称が『she「彼女」』になっており、後に『うつくしいねいろのけいてき』と『ダンカンのだいぼうけん』のナレーションが撮り直されている。 |
玩具 | ・プラレール/トラックマスター ・カプセルプラレール ・木製レールシリーズ/ウッド ・トーマスエンジンコレクションシリーズ ・トーマスとなかまたち/新トーマスとなかまたち ・アーテル ・テイクアロング/テイクンプレイ ・バックマン |
英米版CV | ・マット・ウィルキンソン(第16シーズン-第18シーズン、第24シーズン) |
日本語版CV | ・石川英郎(第4シーズン-第7シーズン) ・川島得愛(第9シーズン-第11シーズン、第16シーズン-第18シーズン、第24シーズン) |
参照画像 | 参照はラスティー/画像 |
前 | ピーター・サム |
後 | ダンカン |