あかはなのジェームス

Last-modified: 2020-04-08 (水) 01:00:44

蜜蜂なんて怖かないね!何百匹襲って来たって煙を吹き付けて追っ払っちまうよ!」
File not found: "ノース・ウェスタン鉄道の乗客3(第3シーズン)2.jpg" at page "あかはなのジェームス"[添付]

日本版タイトルあかはなのジェームス
英米版タイトルBuzz Buzz/James Goes Buzz Buzz
脚本ウィルバート・オードリー
放送日・1992年5月12日(英国)
・1992年8月4日(日本)
・1993年3月9日(オーストラリア)
・1993年4月16日(米国)
・1998年5月27日(ドイツ)
・2008年5月15日(ハンガリー)
話数69
対応原作・第21巻『大きな機関車たち』(第2話『みつばちとジェームス?』)
この話の主役ジェームス
登場キャラクターAジェームスダックボコトレバー
(原作のみ:ヘンリーゴードン
登場キャラクターBビルベン
登場キャラクターCトーマス
登場キャラクターDエドワード(言及のみ)
登場人物Aジェームスの機関士ティッドマス駅のポーターウェルズワーズの牧師
登場人物Bジェームスの機関助手ジェム・コールティッドマス駅長乗客
登場人物Cブリジット・ハットキンドリー夫人ダークグレーのスーツの男性トレンチコートの男性桃色のカーディガンを着た女性ティッドマス操車場の作業員
登場人物Dウェルズワーズの牧師の友人(言及のみ)
登場スポットウェルズワーズ牧師館の果樹園
ナップフォード港
ナップフォード・ハーバー駅
ティッドマス駅
ティッドマス機関庫
ティッドマストンネル
ティッドマス操車場の転車台
滝のある橋
あらすじ蜜蜂に気をつける様に注意するダックボコの忠告を聞かず息まくジェームスはある日、ティッドマス駅で蜜蜂の巣箱が倒れて蜜蜂が外へ飛び出す騒動に巻き込まれ…。
メモボコ第2シーズンがんばりやのエドワード』以来久しぶりに喋る。
ジェームスの鼻が蜜蜂に刺されて赤く腫れあがる。
ジェームス、初めてボコトレバーと会話する*1
ボコを見て直ぐに逃げ出すビルベン
ビルベンは台詞無し。
ビルベンを「蜜蜂」と例えるダック
ディーゼル機関車に兎や角言われるのを嫌うジェームス
あの時のトーマスに続いて客車をホームに置き去りにして走り去るジェームス
第1シーズンおおきなきかんしゃとてんしゃだい』の時に続いて、転車台の上で回転するジェームス
・未公開シーンでは、ボコのバッファービームが黄色になっているシーン、ジェームスが水で蜜蜂を負い払うするシーンがアールズバーグ港にいるシーン、その後ろでダックボコが笑っているシーン、ティッドマス機関庫で笑っているジェームスの隣にダックが居るシーンが存在する。
ウェルズワーズ牧師館の果樹園、このエピソードから暫くの間出番なし。
・初めてセルアニメが使われ蜜蜂が再現された。尚、この演出はこの回が最初で最後となる。
・転車台で振り回しても水で洗い流しても煙で燻りだしてもしぶとくジェームスのボイラーにしがみ付く蜜蜂達。
蜜蜂の巣箱?が倒れてしまい、ポーターキンドリー夫人ブリジット・ハットが皆驚いてプラットホームから逃げ出した。
・このエピソードは1956年に、ロンドン・ブリッジ駅で乗客が持ってきた蜜蜂が逃げ出した事がモデルになっている。
・リマスター版ではトレンチコートの男性桃色のカーディガンを着た女性のツーショットがカットされており、ジェームスが転車台の上で回転する速度がオリジナル版と比べて遅くなっている。
・ラストで鼻の腫れが治ったジェームス*2
・「蜂の数を何百匹」と大袈裟な例えをするジェームス
・制作スタッフの裏設定によると蜂の巣箱を倒し、逃走したティッドマス駅ポーター駅長に説教された為、暫くの間は清掃員として働かされたらしい。
・『きかんしゃトーマスのヒミツ旅 誕生70年 世代を超えたおくりもの』でこのエピソードが取り上げられた際、トーマスは蜂に刺されたジェームスを笑っていた。
・未公開シーンでは、ジェームスが車体に付いた蜜蜂を洗い流す様子をダックボコが見て笑っている場面がある。
台詞ナレーター「牽引車のトレバー牧師館の果樹園働いている、小鳥が囀り、木には林檎が実っていた、とても良い日だった。」
ジェームス「やあ、トレバー。元気そうだな。まるで僕の赤いボディみたいに艶々だよ。」
トレバー「そう?」
ジェームス「あれ、あの音は何だろう?」
トレバー「あれは蜜蜂の音だよ、この箱の中に入ってるのさ。この蜂蜜がとても美味しいから、時々牧師さんがお友達にあげるんだ。そして僕がそれをに持って行くんだ。」
ナレーター「丁度そこへディーゼル機関車ボコが唸りを上げながらやって来た。」
ボコ「2人とも、蜜蜂を怒らせないよう気を付けるんだよ。怒らせると君達を刺すからね。」
ナレータージェームスボコにとやかく言われるのは好きではないので、さっさと行ってしまった。」
ボコ「じゃあねトレバー。」
ナレーターボコは次の駅でダックに会う為に出発した。双子のビルベンは駅の構内で忙しそうに貨車の整理をしていたが、ボコを見ると慌てて逃げて行った。」
ボコ「ハハっ。双子達と初めて会った時には全く驚いたな、エドワードがすぐに二人の悪戯を止めてくれたけどね。」
ダック「双子を大人しく出来るのはエドワードだけさ。僕は二人の事を『蜜蜂』って呼んでるんだ。」
ボコ「そりゃあ良い。あの双子は全くブンブンと煩いからね。」
ナレーター「其処へジェームスがセカセカと入って来た。」
ジェームスディーゼル機関車に煩い事は言われたくないね!蜜蜂が怖いなんてたかが虫じゃないか!」
ダックボコは間違った事言ってないよ!!」
ジェームス蜜蜂なんて怖かないね!何百匹襲って来たって煙を吹き付けて追っ払っちまうよ!」
ダック「そう、上手く行くかな?」
ナレーター「翌朝、ジェームス客車を集めに駅に行った。プラットホームは乗客で溢れ返っていた。ポーターも大忙しだ。」
ティッドマス駅のポーター「後ろに気を付けて下さーい!」(初台詞)
ナレーター「その時、事故が起こった。蜜蜂の巣箱?が倒れ、蓋が開いてしまった。皆慌てて逃げ出した。ジェームスはブンブンと言う音を聞いた。蜜蜂達は外に出て寒くてならない。『巣を修理してくれ』と機関士達の周りを飛び回ったが彼らに解る訳も無い。そこで蜜蜂達はジェームスのボイラーに集まった。」
ジェームス「しーっしーっ、あっち行けぇー!!」
ナレーター「一匹の蜜蜂が足に火傷を負った。蜜蜂ジェームスが態と火傷を負わせたのだと思い怒った。そこで蜜蜂ジェームスの鼻を目掛けて思いっ切り突き刺した。」
ジェームス「いいぃぃっ!!あ痛っ!!痛たたたたた!!」
ジェームスの機関士「こりゃいかん!!早く逃げよう!!」
ナレータージェームスは一目散に逃げ出した。ホームに客車を置き忘れた事にも気づかずに。ジェームス達は蜜蜂を追い払う為にまず転車台で振り回したが、駄目だった。次に水で洗い流そうとしたが、蜜蜂は一層しがみ付くばかりだった。トンネルに入って煙で燻り出そうとしたが、これも無駄だった。」
ジェームスの機関士ジェームス、こうなったら果樹園に戻って新しい巣箱を見つけるしか無いよ。」
ナレーター「だが、返事は蜜蜂の音で掻き消されてしまった。牧師が心配してジェームスを待っていた。果樹園に着くと、蜜蜂はまっしぐらに新しい巣箱に入って行った。」
ジェームスの機関士「ほら、どうだい?ジェームス。」
ナレーター「夕方、ジェームス機関庫で休んでいると、牧師が会いに来た。」
ウェルズワーズの牧師「内の蜜蜂を助けてくれて有り難う、クリスマスなら君を『赤鼻のジェームス』と呼んだのになぁ!」
ナレーター「皆笑い、ジェームス迄吹き出した。その後、ジェームスと呼ばれ、前より働き者になった。」
原作との相違点・原作の時系列は第2シーズンふたごのビルとベン』と『しせんをはしったゴードン』の間である。
・TV版ではジェームスティッドマス駅に入線するシーンでトーマスが貨車を押しているシーンが有るが、原作ではトーマスの出番は無い。
・原作絵本では蜂に刺されたのが原因で機関庫に引き籠ったジェームスヘンリーゴードンが嘲笑っている場面が存在したが、人形劇ではカットされている。
・人形劇ではジェームストレバーの会話からスタートするが、原作絵本ではダックボコの会話からスタートしている。
・原作絵本ではジェームスが放置した旅客列車はボコが牽引した事になっている*3が、人形劇ではジェームスが放置した旅客列車がその後どうなった*4か語られなかった。
・原作では蜜蜂に刺された後のジェームスの顔が描かれてない*5
・蜜蜂の巣箱が倒壊した際、原作絵本では蜂蜜が零れて駅のホームに広がっていたが、人形劇では蜂蜜は零れていない。
英国CVナレーター/他:マイケル・アンジェリス
米国CVナレーター/他:ジョージ・カーリン
日本CVナレーター森本レオ
ジェームス森功至
ダック塩屋浩三
ボコ里内信夫
トレバー小林俊夫
ジェームスの機関士佐藤浩之
ティッドマス駅のポーター緑川光
ウェルズワーズの牧師田中亮一
シリーズ前回トレバーとすてきなパーティー
シリーズ次回うみをはしりたかったダック
原作前回ビルとベン
原作次回ゴードンのいのちびろい
参照画像あかはなのジェームス/画像?

*1 但し、第2シーズンがんばりやのエドワード』や『きかんしゃたちのクリスマス・キャロル』や『ゴードンとゆうめいなきかんしゃ』で出会っている。
*2 遠目から映しているので見えにくい
*3 これが原因で、ゴードンボコ本線を走っている件で文句を言っていた
*4 誰が牽引したかどうかも含む。
*5 実際、ジェームスの鼻が蜂に刺される直前のシーンと機関庫で後ろ向きに停まっているシーンしかない。