「やあ、ゴードン!タンク機関車の真似かい?お利口だねぇ!何なら炭水車を捨てて、大きな石炭入れを積むともっと良いよ!」
日本版タイトル | おおきなきかんしゃとてんしゃだい |
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英語版タイトル | Tenders and Turntables |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1984年11月27日(英国) ・1987年4月22日(オーストラリア) ・1989年3月19日(米国) ・1990年7月10日(日本) ・1993年4月19日(ジョージ・カーリン版米国) ・1998年3月11日(ドイツ) ・2008年1月8日(ハンガリー) |
話数 | 15 |
この話の主役 | ゴードンとジェームスとヘンリー |
登場キャラクターA | トーマス、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、狐色の支線客車 |
登場キャラクターB | アニーとクララベル |
登場キャラクターC | バーティー |
登場キャラクターD | ドナルドとダグラス(大全集の紹介のみ) |
登場人物A | ゴードンの機関士、ゴードンの機関助手、エルスブリッジの子供達 |
登場人物B | トップハム・ハット卿、エルスブリッジ駅長、ティッドマス機関庫の転車台の作業員 |
登場人物C | ジェームスの機関士、ジェームスの機関助手 |
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・ティッドマス機関庫の転車台 ・ヴィカーズタウン機関庫 ・ヴィカーズタウン機関庫の転車台 ・ヴィカーズタウン駅 ・エルスブリッジ駅 ・牛の野原(未公開シーン) |
テーマ | ・忙しい駅 ・転車台 |
あらすじ | ・トーマスが支線に行ってしまった為、ゴードン達は自分達で客車を集めなければならない。ゴードンとジェームスは、転車台で散々な目に合わされる。 |
対応原作 | ・第5巻『やっかいな機関車』 (第1話『ヘンリーとサーカスの象』(冒頭)) (第2話『ターンテーブルと炭水車/炭水車と転車台』) |
メモ | ・客車に揶揄られるヘンリー。 ・この話のヘンリーは『とりのこされたしゃしょう』に続いて終始笑わなかった。 ・遠藤武さんのゴードンの機関士の声はこの話のみとなる。 ・あの時のエドワードに続いてジェームスをボロクソに言うゴードン。 ・第5シーズン『ゴードンのまど』ではジェームスがゴードンを君付けで呼ぶ。 ・狐色の支線客車、この話以降台詞無し。 ・この話は次回の『きかんこのもめごと』に続く。 ・このエピソードから数年後、ゴードンは再び転車台関連の事件に巻き込まれてしまう。 ・子供達にタンク機関車と勘違いされたゴードン。 ・中島千里さん、パーシー登場前に子供の声を担当する。 ・ゴードンを「デブ」呼ばわりするジェームス*1。 ・トーマスの会話しているシーンで静止画が使われる。 ・未公開シーンでは、ゴードンが牛の野原を通過するシーンがある。 ・公式サイトでは写真は第2シーズン『パーシーとしんごう』になっている。 |
原作との相違点 | ・原作では第4シーズン『トンネルのなかのかいぶつ』の後から始まるが、当時の技術では困難な為、この回の前で始まる。その為、ヘンリーがストライキを起こした理由が原作*2とTV版*3とで異なる。 ・この話で問題が起きた「海に近い所に有る転車台」は原作ではティッドマス駅の傍だが、TV版ではヴィカーズタウン機関庫の転車台である。 |
台詞 | ・ナレーター「トーマスが支線を走っている時、機関庫にはヘンリーとゴードンが残っていた、彼等はトーマスが居ないと、とても困る、自分で客車を集めなきゃならないからだ。」 ・ゴードン「あぁー馬鹿らしい!!」 ・ヘンリー「こんな事やりたくないよ!!」 ・ナレーター「ジェームスも困っている。」 ・ジェームス「ちっとも休めないじゃないか!!」 ・ナレーター「彼等は揃って文句を言った、だけど客車は笑っている。」 ・狐色の支線客車「フフッ、君達は仕事嫌いの怠け者。」(最後の台詞) ・ナレーター「大きな機関車達は、いつもトップハム・ハット卿を悩ませる、大きな駅では線路の両端に転車台が付いて居る炭水車の付いた大きな機関車を無事に方向転換させる為だ、彼等をバックで走らせるのは危険なのだ、トーマスの様に小さいタンク機関車は転車台は要らない、前進もバックも自由自在だ、だけどゴードンと来たら、自分が偉いからハット卿が炭水車を付けてくれたんだと思っているのだ。」 ・ゴードン「チビのトーマス!お前にゃ分らんだろう!俺達大型機関車には立場って物が有る!お前が何処に行こうと勝手だが、俺達は偉いんだ!それなのにハット卿は入れ替え作業だの客車集めだのをやらせる!汚い待避線を走らせたりな!まーったく酷いじゃないか!!」 ・トーマス「フフッ・・フフフフフ・・」 ・ナレーター「トーマスはクスクス笑うと、アニーとクララベルを連れて行ってしまった。」 ・ゴードン「まーったくみっともない!!」 ・ナレーター「ゴードンは物々言いながら転車台にバックして行った。転車台は海に近い所に有るので風が強く当たる。きちんと乗らないとバランスを崩し、方向転換をするのが難しくなる。ところが今日のゴードンはご機嫌斜めだ。おまけに風も強い。助手がハンドルを回そうとしてもゴードンの重さと強い風で上手くいかない。」 ・ゴードンの機関士「駄目だ!お前のデカい図体でバランスが狂ってしまう!しょうが無いな、次の列車は後ろ向きで引っ張るんだ!」 ・子供達「見ろよ!新しいタンク機関車だ!」(初台詞) ・ナレーター「子供達が叫んだ。」 ・子供達「なーんだ、ゴードンが逆さに付いてるだけかぁ…。」 ・トーマス「やあ、ゴードン!タンク機関車の真似かい?お利口だねぇ!何なら炭水車を捨てて、大きな石炭入れを積むともっと良いよ!」 ・ナレーター「ゴードンは何も言わなかった。」 ・ジェームス「ははははは・・・!!」 ・ナレーター「ジェームス迄、彼を見て笑った。」 ・ゴードン「用心しろよ!お前も失敗するぞ!」 ・ジェームス「大丈夫さ!僕は君みたいにデブじゃないもーん!失敗なんかするもんか!」 ・ナレーター「ジェームスは転車台の正確な位置に乗り、バランスをとった。今度は転車台は簡単に回った。丁度そこへゴードンがやって来てジーっと眺めた。」 ・ジェームス「あれーっ!?あれーっ!?あれれれれーっ!?」 ・ナレーター「ジェームスは風に煽られクルクル廻り始めた。」 ・ジェームス「あああああーーーっっっ!!止まれ止まれぇぇぇぇ!!!止まれぇぇぇ助けてぇぇぇぇぇーーーっっっ!!!…あぁ~…参った~~…。」 ・ゴードン「でぇーっへっへっへっへ…これはこれはジェームス君!メリーゴーランドの真似かい?」 ・ナレーター「可哀想なジェームスはクラクラしながら言葉も無く機関庫に引き揚げて行った…。その夜、三台の機関車は集まって相談した。」 ・ゴードン「俺達大きな機関車をこの様に扱うとは酷い!!」 ・ジェームス「ゴードンは逆様に走ってタンク機関車と間違われた!」 ・ヘンリー「ジェームスは独楽?の様に廻って皆に笑われた!」 ・ジェームス「その上ハット卿は我々を汚い待避線に追い出したんだぞ!」 ・ゴードン「そうだ!良い事が有るぞ!」 ・ナレーター「ゴードンは他の二人に何かを囁いた」 ・ジェームス「それは良い!明日やろうじゃないか!!」 ・ヘンリー「ハット卿、腰を抜かすぞぉ!」 ・ナレーター「彼等はストライキをする事に決めたのだ。」 |
英国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター/ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・ヘンリー:堀川亮 ・ゴードン:内海賢二 ・ジェームス:森功至 ・狐色の支線客車:小林俊夫 ・ゴードンの機関士:遠藤武 ・エルスブリッジの子供達:中島千里 |
シリーズ前回 | トーマスとバーティーのきょうそう |
シリーズ次回 | きかんこのもめごと |
原作前回 | ヘンリーとサーカスのぞう |
原作次回 | やっかいな三だいの機関車 |
参照画像 | ・参照はおおきなきかんしゃとてんしゃだい/画像? |