「ああ!細菌ディーゼルか、ほら、機関庫に張り紙があっただろう?」
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日本版タイトル | ふたごのビルとベン |
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英語版タイトル | The Diseasel |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1986年10月24日(英国) ・1988年5月16日(オーストラリア) ・1991年8月27日(日本) ・1991年12月23日(米国) ・1998年4月27日(ドイツ) ・2008年1月24日(ハンガリー) |
話数 | 47 |
対応原作 | ・第21巻『大きな機関車たち』 (第1話『ビルとベン』) |
この話の主役 | ビルとベン |
登場キャラクターA | エドワード、ビル、ベン、ボコ |
登場キャラクターB | リントン・アンド・バーンステイプル鉄道のショート貨車、ショートホイールベースの無蓋貨車 (TVアニメ絵本のみ:ゴードン) |
登場キャラクターC | 無し |
登場キャラクターD | 無し |
登場人物A | ビルの機関士、ベンの機関士 |
登場人物B | ビルの機関助手、ベンの機関助手、ウェルズワーズ駅長、ウェルズワーズ駅の作業員 |
登場人物C | エドワードの機関士、ナップフォード港の作業員 |
登場人物D | 無し |
登場スポット | ・ソドー陶土会社 ・ナップフォード港 ・ウェルズワーズ駅 ・ウェルズワーズ操車場 ・ウェルズワーズ機関庫 |
あらすじ | ビルとベンは、悪戯が好きな双子の機関車。突然貨車が消えて大慌てのビルとベンは、地面に落ちていたオイルの染みを手掛かりに、貨車の捜索に向かう。そこで双子が目にしたのは…。 |
メモ | ・ビルとベン、正式に初登場する。 ・ボコも初登場する。 ・ベンがウェルズワース駅を通過する場面で早送りになっている。 ・「最新ディーゼル」を「細菌ディーゼル」と聞き間違えるビルとベン*1。 ・この話のボコの一人称は「私」である。 ・ビルとベンに煽てられるボコ。 ・ビルとベンがサドリー分岐点を通る際、リマスター版ではサドリー分岐点の上部に撮影用の照明らしき物が映っている。 ・また、ナップフォード港でのビルとベンの貨車のシーンでは奥にセットの終端が見えている*2。そして、そのシーンでビルとベンが自分達の貨車から離れるシーンではスタッフが手を動かしているのが見える。 ・この話は次回の『しせんをはしったゴードン』に続く。 ・数年後、ボコはダックにこの時の出来事を話す。 ・後に登場するマーリンのモデル機も、劇中で説明される。 |
台詞 | ・ナレーター「ビルとベンは双子の機関車だ。ずんぐりした機関室、4つの車輪、小さな煙突と屋根が付いている。そして、貨車は陶土で一杯だ。この陶土は陶器、紙、絵の具などの材料だ。双子達はこの貨車を本線の機関車や港の船まで運ぶのが仕事で忙しく働いている。ある朝、彼等は貨車を並べ終わると他の貨車を集めに行く為、出て行った。処が戻ってくると貨車が無くなっている。双子達は吃驚した。機関士達が線路に油のシミを見つけた。」 ・ビルの機関士「これは最新ディーゼルだな。」(初台詞) ・ビル「さ、細菌?!」(正式初登場後の初台詞) ・ベン「ああ!細菌ディーゼルか、ほら、機関庫に張り紙があっただろう?」(正式初登場後の初台詞) ・ビル「うん。『咳とクシャミに注意』ってね!」 ・ベン「ビル、昨日咳をしてたね。細菌の病気にかかったんじゃない?」 ・ビル「違うよ!」 ・ベン「そうだよ!」 ・ベンの機関士「まあまあ、止めろよ。それより貨車を探しに行こう。」(初台詞) ・ナレーター「ビルとベンはギョッとした。」 ・ビル「でも細菌ディーゼルは僕達まで魔法で消したりしない?」 ・ビルの機関士「大丈夫だよ。それより、君達が最新ディーゼルに魔法をかけてやろうじゃないか。」 ・ベンの機関士「いいかい?最新ディーゼルは君達が双子だって事を知らない。」 ・ビルの機関士「だから、名札と番号を外してさ…騙しちゃうんだよ。」 ・ナレーター「双子達は勢いよく煙を吐いて貨車を探しに出掛けて行った。彼等はそのディーゼルを騙すのか楽しみでならない。操車場にそーっと入って行くとそのディーゼルが止まっていた。行方不明になった貨車も一緒だ。ベンは陰に隠れ、ビルは勇気を奮って側に近づいた。その最新ディーゼルがビルを見て言った。」 ・ボコ「何か、ご用かね?」(初台詞)」 ・ビル「そう、僕の貨車を返してほしいんだよ。」 ・ボコ「これは私のだよ!出て行ってくれ!」 ・ナレーター「ビルはワザと驚き叫んだ。」 ・ビル「弱い者いじめする気だな!いつか酷い目にあうぞ!」 ・ナレーター「ビルはバックすると止まっている貨車の後ろに隠れた。今度はベンが出てきた。」 ・ベン「貨車泥棒ー!」 ・ナレーター「ベンが叫びすぐ引っ込んだ。次はビルの番だ。」 ・ビル「貨車を返せ!」 ・ベン「貨車泥棒!貨車を返せ!!」 ・ビル「貨車泥棒!貨車を返せー!!」 ・ベン「貨車泥棒!貨車を返せぇ!!」 ・ナレーター「これが何度も続いたので最新ディーゼルはとうとう、目を回してしまった。」 ・ボコ「うわぁ!やめろぉ!目が回る!あぁ…2台だったのか?」 ・ビル「そう、僕達は双子なのさ!」 ・ボコ「そうか、やっとわかったよ。」 ・ナレーター「丁度其処へエドワードがやって来た。」 ・エドワード「ビルとベン、どうしてここで遊んでるんだい?」 ・ビル「遊んでる訳じゃないよ!」 ・ベン「僕達、貨車を探しに来たんだよ!この細菌ディーゼルの奴が断りもしないで僕たちの貨車を連れて行っちゃたんだ!」 ・エドワード「彼は細菌ディーゼルじゃなくて最新ディーゼルだよ。あの『メトロポリタン・ヴィッカーズ・2型ディーゼル機関車』なんだぜ!」 ・ナレーター「双子達は吃驚した。」 ・ビル「す、スミマセン。僕…」 ・ボコ「気にするなよ。私こそ君達の貨車を間違えてすまなかった。これからは私を『ボコ』と呼んでくれ。」 ・エドワード「さっ、これでよしと。ビルとベンは向こうへ行ってボコの貨車を持ってきてやりなよ。ビルとベンだって本当に悪気があった訳じゃないんだ…でも、時々頭に来る事があるのさ!」 ・ボコ「『頭にくる』か、全くだね。」 ・ナレーター「ボコはクスクス笑った。」 |
原作との相違点 | ・ビルとベンは原作絵本ではエドワードには敬語で話して「さん」付けするが、人形劇ではエドワードにもタメ口で話す。 ・ビルとベンがボコを騙した場所は人形劇ではウェルズワーズ操車場だが、原作絵本ではブレンダム港である*3。 ・エドワードがボコにビルとベンの悪戯の件で話をした際、原作絵本と人形劇では笑顔で警告していたが、おはなし絵本では険しい表情で忠告している。 |
英国CV | ・ナレーター/他:リンゴ・スター |
米国CV | ・ナレーター/他:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・エドワード:高戸靖広 ・ボコ:里内信夫 ・ビル:中友子 ・ベン:丸山みゆき ・ビルの機関士/ベンの機関士:掛川裕彦 |
シリーズ前回 | かしゃにのりあげたパーシー |
シリーズ次回 | しせんをはしったゴードン |
原作前回 | ダックと公爵 |
原作次回 | みつばちとジェームス |
参照画像 | ・参照はふたごのビルとベン/画像? |