「急いで、トビー!車輪を回して!もっと速く走って!」
日本版タイトル | クリスマスツリーをさがせ | ||
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英語版タイトル | The Christmas Tree Express | ||
脚本 | シャロン・ミラー | ||
放送日 | ・2012年9月30日(米国) ・2012年11月18日(日本) ・2012年11月28日(ドイツ) ・2012年12月25日(英国/オーストラリア) ・2013年3月31日(ハンガリー) ・2014年8月18日(ノルウェー) ・2016年12月7日(韓国) | ||
話数 | 383 | ||
この話の主役 | レニアス、トビー | ||
登場キャラクターA | トーマス、トビー、バッシュとダッシュ、ファーディナンド、スカーロイ、レニアス、ラスティー | ||
登場キャラクターB | なし | ||
登場キャラクターC | サー・ハンデル、ピーター・サム、ビクター、キャプテン、オールド・ウィージー、ヒーホー、メリック、オーエン | ||
登場キャラクターD | ソルティー(言及のみ) | ||
登場人物A | なし | ||
登場人物B | なし | ||
登場人物C | 学生の金髪の女の子、トビーの機関士、スカーロイの機関士、レニアスの機関士 | ||
登場スポット | ・ブルーマウンテンの採石場 ・ソドーレスキューセンター ・ミスティアイランド ・ホロー・ツリー・トンネル ・ぐらぐら橋 ・タウン・ホール | ||
あらすじ | ・クリスマスツリーがないレニアスは、ミスティアイランドを恐れるトビーと共にツリーを探しに行く。 | ||
メモ | ・英国版ではこの話が第16シーズンの最終話となっている*1。 ・ノース・ウェスタン鉄道以外(狭軌)の機関車がソドー島を出るのは現時点でこの話だけとなる。 ・タイトルに『~をさがせ』と付くのは、第4シーズンの『ねむりひめをさがせ』以来となる。 ・昔のトラウマが有るのかぐらぐら橋が怖くて渡れないトビー。 ・イギリスより先にアメリカや日本で先行放送された。 ・レニアス、トビーやミスティアイランドの機関車達と初めて会話する*2。 ・『おしゃべりゆきだるま』に続いて、人間キャラクターが1人も喋らない話でもある。 ・以前、2回もミスティアイランドに行ったのに、恐がっているトビー。 ・また、トビーの機関士とレニアスの機関士がまるで模型アニメ時の様に動かない*3。 ・ソルティーはトビーの台詞の中で名前のみ登場。 ・学生服の金髪の女の子ととタウン・ホールも最初のワンシーンのみ登場。 ・バッシュとダッシュとファーディナンドの出番はこの話からお預けとなる*4。 ・ミスティアイランド、この話以降出番無し*5。 ・トビー、4回目の綱渡り。 | ||
台詞 | ・ナレーター「ソドー島の高山鉄道では小さな機関車達が忙しく働いている。ブルーマウンテンの石切り場の貨車を、押したり牽いたり持ち上げたり運んだり吊り上げたり積み込んだりしていた。機関車達はあまりに忙しがしかった所為で、クリスマスの時期だと言う事をすっかり忘れていた。トーマスとトビーとレニアスは石の載った貨車を一晩中押していた。他の仲間達はもう眠っている。」 ・レニアス「もうクタクタだよ。疲れちゃった。」(CG初台詞) ・トーマス「僕は疲れてる暇なんか無い。だってクリスマスツリーを受け取りにソドーレスキューセンターまで行かなくちゃいけないからね。バッシュとダッシュとファーディナンドがミスティアイランドから運んで来るんだ。」 ・ナレーター「レニアスは驚いた。」 ・レニアス「僕達にはツリーが無いよ!」 ・ナレーター「トビーは静かに蒸気をあげた。」 ・トビー「君達にもクリスマスツリーが必要だ。ツリーが無ければクリスマスとは言えないからね。」 ・トーマス「ミスティアイランドは、クリスマスツリーを見つけるのにはぴったりの場所だよ。」 ・ナレーター「其れを聞いてレニアスはとてもわくわくした。」 ・レニアス「今すぐミスティアイランドに行ってみたいな。皆が目を覚ます前にクリスマスツリーを此処に運んで来るんだ!そうすれば、最高のクリスマスプレゼントになるぞ!連れてってくれる?」 ・トーマス「ごめんよレニアス。時間が無いんだ。でも、トビーが連れてってくれるよ。」 ・ナレーター「トビーは気まずそうだった。」 ・トビー「僕だって本当は連れて行ってあげたいよ。だけどね、この前ソルティーが僕に教えてくれた話だとミスティアイランドって言うのは少し奇妙な所なんだって。それに一寸怖い所みたいだ。」 ・ナレーター「トーマスは陽気に蒸気を噴き上げた。」 ・トーマス「そんな事ないよトビー。心配無いさ。じゃあ僕はもう行くね~。」 ・レニアス「僕らも行こう!急がないと皆が起きる前にツリーをここに運びたいんだ。」 ・ナレーター「こうして、レニアスは元気良く貨車の所へ向かい、出発の準備を始めた。トビーはレニアスを牽いて、ソドーレスキューセンターにやって来た。そこにはトーマス、バッシュ、ダッシュ、ファーディナンドがいた。彼らは丁度立派なクリスマスツリーを運んで来た所だった。」 ・レニアス「うわぁ凄い木だね!立派だなぁ!」 ・ダッシュ「ミスティアイランドには…。」 ・バッシュ「まだ一杯あるよ!」 ・ファーディナンド「その通り!」 ・レニアス「急いでトビー!」 ・トビー「ん…。」 ・ナレーター「トビーとレニアスは一緒にトンネルを走り抜けミスティアイランドへとやってきた。」 ・トビー「困ったなどうしよう。ソルティーの言う通りに決まってるよ。ミスティアイランドは奇妙な所だから、スピードを出さないようにゆっくりと用心してはしらなきゃ。」 ・レニアス「駄目だよトビー!急いで行くんだ!車輪を回して!もっと速く走って!」 ・ナレーター「トビーはレニアスに言われた通り勢い良く走った。そして何とかホロー・ツリー・トンネルの所迄やってきた。彼は其処で止まった。」 ・トビー「困ったな…如何しよう…。此れは木の幹だぞ。しかもトンネルになってる。何だか奇妙だな~。それに怖そうだ。」 ・レニアス「急いでトビー!車輪を回して、もっと速く走って!」 ・トビー「目を瞑って走れば、そんなに怖くないかも知れないぞ。」 ・ナレーター「トビーはギュッと目を閉じた。そしてレニアスに言われた通り、スピードをどんどん上げて走って行った。ホロー・ツリー・トンネルに入り、反対側に走り抜ける。その時、レニアスは線路の近くに立派な気がある事に気付いた。レニアスは興奮した。」 ・レニアス「目を開けてトビー!止まって!止まってよ!」 ・ナレーター「トビーは目を開けた。でも止まろうとはしなかった。」 ・トビー「車輪を回転させてもっと速く走らないと。」 ・ナレーター「そのままトビーは走り続けた。レニアスは激しく揺られながら、谷を下り丘を登り、立派なクリスマスツリーの横を通り過ぎた。そしてトビーとレニアスはぐらぐら橋にやってきた。突然トビーは止まった。」 ・トビー「困ったなぁ…如何しよう…。この橋なんだか物凄く奇妙だぞ。それにとっても怖そうだ。」 ・ナレーター「段々日が高くなり、夜が明けてきた事にレニアスは気付いた。」 ・レニアス「もうすぐ皆が起きるのに、まだツリーを見つけてない。急いでトビー!車輪を回して!もっと速く走って!」 ・トビー「目を瞑って走れば、そんなに怖くないかも知れないぞ。」 ・ナレーター「またもや、トビーはギュッと目を閉じた。そしてレニアスに言われた通り、スピードをどんどん上げて走り出すとグラグラ橋を走り抜けた。トビーは蒸気を噴き上げながら勢いよく線路を走り抜けた。また立派な木の横を通り過ぎてしまう。」 ・レニアス「目を開けてトビー!止まって!止まってよ!」 ・ナレーター「トビーは目を開けた。でも、止まろうとはしなかった。」 ・トビー「車輪を回転させて、もっと速く走らないと。」 ・ナレーター「その時、霧が立ち込めて生きた。トビーは止まった。」 ・トビー「困ったな…如何しよう…。この霧何だか物凄く奇妙だぞ。それにとってもとっても怖そうだよ。」 ・ナレーター「レニアスはまだツリーを見つけていなかったので、今すぐ見つけたかった。」 ・レニアス「急いでトビー!車輪を回して!もっと速く走って!」 ・トビー「目を瞑って走れば、そんなに怖くないかも知れないぞ。」 ・ナレーター「トビーは、またギュッと目を閉じた。でも、車輪は回らなかった。トビーはあまりに怖くて、レニアスの言うように早く走れなかったのだ。」 ・レニアス「あ~。もう皆が起きる時間だっていうのに、まだツリーを見つけてないなんて!」 ・ナレーター「トビーは震えていた。彼は目を開けた。」 ・トビー「ねえレニアス。僕にはこのミスティアイランドが奇妙で怖過ぎるよ。車輪を回転させてスピードを上げて走ると、益々奇妙で怖くなるんだ。」 ・ナレーター「レニアスは漸く気付いた。トビーの車輪は早く走ろうとしてもブルブル震えてしまうようだった。」 ・レニアス「ごめんよトビー。早く走る必要なんてなかったんだよね。ゆっくりと走ろう。そうすれば最高のツリーが見つかる。朝一番じゃなくても、皆きっとクリスマスツリーを喜んでくれるよ」 ・バッシュ/ダッシュ/ファーディナンド「やあ!」 ・ダッシュ「俺等達と一緒に…。」 ・レニアス「ゆ~っくりと慎重に…。」 ・バッシュ「一番立派なクリスマスツリーを探そう。」 ・ファーディナンド「その通り!」 ・ナレーター「バッシュ達は、トビーに優しく微笑んだ。トビーは嬉しかった。それを見たレニアスも笑った。」 ・レニアス「出発の準備はいいかいトビー?」 ・トビー「出発準備OKだよレニアス!」 ・ナレーター「こうしてトビーとレニアスは、バッシュ達の後に付いて行った。ゆっくりと慎重にグラグラ橋を渡って行く。」 ・レニアス「しっかり目を開けてるトビー?」 ・トビー「あぁ。勿論しっかり開けてるよレニアス。ここは全然奇妙じゃないし、怖くないんだねーアハハハハ!」 ・ナレーター「彼らは蒸気を噴き上げながら走り一番立派なクリスマスツリーの所へ向かった。」 ・レニアス「しっかり目を開けているかい?トビー!」 ・トビー「アハハ…。勿論しっかり開けてるよレニアス!」 ・皆「アハハハハハ!」 ・レニアス「うわぁ~!これ物凄く立派なツリーだね。有り難う!」 ・バッシュ「どう致しまして!」(最後の台詞) ・ダッシュ「お安い御用さ!」(最後の台詞) ・ファーディナンド「その通り!」(最後の台詞) ・ナレーター「トビーとレニアスが、ブルーマウンテンの石切り場へと戻って来ると、高山鉄道の仲間達は忙しく働いていた。レニアスが汽笛を鳴らした。」 ・レニアス「皆ハッピークリスマス!」 ・ナレーター「仲間達は動きを止めて、クリスマスツリーを眺めた。」 ・ラスティー「物凄く立派なツリーだね!!」(CG初台詞) ・スカーロイ「凄いな!まさに最高のクリスマスプレゼントだよ!」(CG初台詞) ・ナレーター「その言葉を聞いて、レニアスは心の底から嬉しくなった。」 | ||
英国CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス ・トーマス/トビー/ファーディナンド/レニアス:ベン・スモール ・ダッシュ/スカーロイ:キース・ウィッカム ・バッシュ/ラスティー:マット・ウィルキンソン | ||
米国CV | ・ナレーター:マイケル・ブランドン ・トーマス:マーティン・シャーマン ・トビー/ダッシュ:ウィリアム・ホープ ・バッシュ:ケリー・シェイル ・ファーディナンド:グレン・ウレッジ ・スカーロイ:キース・ウィッカム ・レニアス:ベン・スモール ・ラスティー:マット・ウィルキンソン | ||
日本CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・トビー:坪井智浩 ・バッシュ:佐々木啓夫 ・ダッシュ:酒巻光宏 ・ファーディナンド:坂口候一 ・スカーロイ:梅津秀行 ・レニアス:中村大樹 ・ラスティー:川島得愛 | ||
シリーズ前回(英語) | トップハム・ハットきょうのたんじょうび | シリーズ前回(日本) | ようこそスタフォード |
シリーズ次回(英語) | ケビンとクランキー | シリーズ次回(日本) | ピーター・サムのるすばん |