キャラクター/【おこりんぼ】

Last-modified: 2022-08-24 (水) 23:42:13

ディズニー映画「白雪姫」に登場するキャラクター。
7人のドワーフ(小人)の一人で、常に不機嫌そうな顔をしており、名前の通りの性格。
他の小人に比べるとかなりの常識人で、皮肉屋に見えて本当は優しい性格をしている。要はツンデr(ry)。

  • 原作でも白雪姫の危機に真っ先に気付き、カッコよく牡鹿に跨がり駆けつけるシーンがあるなど、王子顔負けの活躍をしている。
    • そもそも王子様は最後に良いところをもっていくだけだったりして。
      普段はリーダー気質の先生も緊急時にはオロオロするばかりだったし、映画の中でいちばん男を見せたのは案外、おこりんぼかも。

しかし白雪姫と出会った当初はとにかく「女は信用ならん!」、「勝手に家に入り込んで図々しい娘だ!」などと口にし続け、実際に白雪姫への態度もつっけんどんだった。
他の小人たちはあっという間に白雪姫を慕うようになり、そんな彼らに「今につけこまれるぞ」など憎まれ口を叩いて、おこりんぼ自身はあくまでも白雪姫を受け入れることに抵抗感を示していた。

  • ぶっちゃけ不法侵入なのは間違いない事実なので、むしろ他のドワーフが異様に寛容なだけで、普通に考えたらこの態度の方が普通ではある。

とは言いつつ、白雪姫の作ったスープに飛びついたり、白雪姫の歓迎パーティで不満げではあるがオルガンを演奏したり、出勤前に白雪姫からキスされて一瞬浮かれたり、白雪姫の危機を知って真っ先に「助けに行かなきゃ!」と口走るなど、何だかんだ白雪姫への好意は隠せていなかったが。
彼の白雪姫への真の想いが最もよく出ているのは、白雪姫が毒リンゴを口にした後になる。
死んだように眠る彼女を前に、彼だけは他の小人たちから離れ一人で立ち尽くし、いつものしかめっ面から次第に泣き顔になり、耐えられなくなって顔を背けるように静かに泣き始める。

  • 常にしかめっ面しか見せなかった彼が初めて素直に感情を露わにするこのシーンは、映画公開当時多くの観客の胸を打ったという。
  • 更に言うなら白雪姫は毒リンゴを口にする直前まで、おこりんぼと仲良くなりたいという思いから、彼のためにイチゴのパイを作っていた。(しかもパイの上にはおこりんぼの名前まで書かれていた)それを見た彼がどれほどつらい思いをし、また後悔したかは言うまでもないだろう。

白雪姫が目覚めたあとは、他の小人たちと同じく心からの笑顔を見せ、白雪姫と王子を祝福し見送った。
 
CVは故・永井一郎。
FM版及び北米版における声優はコーリー・バートン。

BbS

採石場に突然現れ、人(テラ)を訪ねているヴェンに対して怒鳴り散らし、先生と同様に彼の事を泥棒と最後まで疑ったままだった。

エンディングで他のドワーフ達とともに旅だった王子と白雪姫の元に現れ、祝福するように花を散らした。


白雪姫とディメンションリンクした時にも、コマンドとして名前が登場する。

χ

ねぼすけと共に登場。雨で増水した沼地に取り残されて立ち往生していたが、プレイヤーに救出される。
他の小人たちはハートレスを相手にお手上げという場合がほとんどだが、彼だけはハートレスを自力でやっつける気だったらしい(ただの強がりかもしれないが)。
ごきげんには無理だったトロッコの修復を怒りながらこなすなど、他の小人に比べて器用。
 
小人たちのどんな困り事も一つ返事でOKする主人公に「あんたもあんただ! なんでも安請け合いするな!」と怒る。
まったくもってその通りかもしれない。

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