技・魔法/【ストライクレイド】

Last-modified: 2024-01-17 (水) 07:56:22

キーブレードを敵に向けて投げつける技。

  • 一部除いてシリーズ通して基本投げたらワープをして手元に戻ってくる。
    • KHI序盤のレオン達とのやり取りで持ち主の手を離れても持ち主に返ってくる描写があるので、その性質を利用した技と思われる。

属性を帯びた派生技が多く、この系統の技は「レイド系」と総称される。同系統の技は、リベンジ技としても登場する。
海外名も同じく「Strike Raid」。訳するなら「奇襲攻撃」とすれば無理がない。


KH

ターゲットが遠距離にいる時に発動できる特殊技
ペガサスカップのふつうにチャレンジをクリアすると習得。
必要APは3、消費MPも3。
条件が揃うとコマンドの一番下が「ストライク」に変化し、発動できるようになる。

投げたキーブレードは瞬時に手元に戻り、「たたかう」コマンドが変化した「レイド」をタイミングよく追加入力することでコンボとなって、フィニッシュに強力な「ジャジメント」を放つ。


ストライク」→「レイド」×3→「ジャジメント」と入力できる。
全て強制クリティカルするが、技自体のクリティカル補正はゼロなのでクリティカル補正の強いキーブレードを組み合わせたい。
また発動中は完全に無敵。終了後に若干のスキがあるが回避手段としても極めて優秀。属性はすべて「武器攻撃」。横幅が広く、射程限界に至るまでは当たっても貫通していくため複数の敵と戦う時にも有効。

  • 受付時間は短いながら遅延入力も可能なため、無敵時間を伸ばす、敵の動きを見て狙い撃つといった応用が利く。

基本的に真横に投げるが、ターゲットが空中にいると斜め上に投げる。
そのためワイバーンなどと戦う時に有効なのだが、斜めへの射角は固定なので位置次第では空振りする。当てられる間合いをうまく覚えて使いたい。
またラージボディディフェンダーを相手にしても真っ向からダメージを与えることが可能。
上記の特性と習得時期、攻撃力とMP補正の両方に優れるラストリゾートが手に入る、と絶好の条件が揃うホロウバスティオンのリク1戦目以降はこれを主力にして攻略するのがかなり有効。

なお、フィニッシュの名称が「ジャジメント」となっているのは、コマンドの文字数制限が6文字までのためである。

KHFM

消費MPが2に下がり、更に使いやすくなった。
回避の難しい攻撃をしてくる追加ボスにはぜひとも使いたい。

COM

ソラストック技
威力補正は×2.0と低めだが、命中させた敵を気絶状態にさせる効果を持つ。
様々な派生技も登場し、「各種魔法カード(一部召喚カード)」+「アタックカード」+「アタックカード」をストックすることで発動する。
派生技には敵を気絶状態にさせる効果はないが、その分威力が高かったり別の効果を持っている等といった特徴がある。
また、派生技は全て魔法技に分類されているがマジックアップは適用されない。
 
前作では投げたキーブレードを手元にワープさせていたが、本作ではキーブレードがUターンしてソラの手元に戻ってくる。
行きと帰りで2回ヒットさせることができるだけでなく、折り返し地点では4~5回ヒットすることもあり、上手く位置を調整して使えば同じ敵に何度もダメージを与えることができる。

ファイアレイド

キーブレード先端に炎を灯して相手に投げつける技。

  • 小説版COMではドナルドの力を借りて使った。

命中した時、ファイア系の魔法と同様のサウンドが流れる。
威力補正が高め(×5.0)かつストライクレイド同様相手との間合いによってはヒット数が多くなるので、ノーマル敵の集団や炎属性の技のダメージを軽減できないヴィクセンに有効な技。
ファイアアップで威力の強化が可能。

ブリザドレイド

キーブレード先端に氷を灯して相手に投げつける技。
命中した時、ブリザド系の魔法と同様のサウンドが流れる。
威力補正はファイアレイドと同じく×5.0。ファイアレイドが効かないノーマル敵や、氷属性の技のダメージを軽減できないアクセル等のボス敵に有効な技。
ブリザドアップで威力の強化が可能。
 
オリンポスコロシアムで最初の宝箱を開けると修得。
同ワールドのボスであるハデスに対する有効打になる。


Re:COMでは技自体の強化というわけではないが、ウォーターチャージの登場により威力の大幅UPを期待できるようになった。
属性攻撃を吸収するウィザード以外には最上階でも通用する威力を出せる。

サンダーレイド

雷属性を持ったストライクレイド。
ファイアレイドやブリザドレイドとは違い、キーブレードが当たった敵に雷が落ち、大ダメージを与える技となっている。投げつけたキーブレードは当たった地点で手元に帰る。
威力補正は驚異の×12.0。ヒット数より威力に特化しており、1対1で力を発揮しやすい。

  • だが吸収する敵も少なからずいるのでそこは自分の判断で。

サンダーアップで威力の強化が可能。


Re:COMでは威力補正は10.0に低下したがファイアレイド、ブリザドレイドと同じく投げたら戻ってくるようになり、総合的には強化されている。
サンダーアップの効果を得ればブリザドレイド+ウォーターチャージ以上の攻撃力を発揮できる。

グラビデレイド

グラビデ」+「アタックカード」+「アタックカード」で発動。
投げつけたキーブレードから重力場を発生させ、割合ダメージを与える。
重力場の大きさはグラビラと同じで威力はグラビガと同じ。
アタックカードが複数あればグラビデが少なくても強力な割合ダメージを与えることが可能。
 
Re:COMでは廃止された。

ストップレイド

相手にキーブレードを投げつけ、相手の動きを止める技。
ストプガよりも停止時間が長いが、敵にダメージを与えることはできない。

Re:COMでは廃止されたが、同じカードの組み合わせでほぼ全てのボスを完封する技が出せるようになった。

ジャッジメント

エアロ」+「アタックカード」+「アタックカード」で発動。属性は無。
キーブレードが狙った敵を中心に「∞」の軌道で裁きを与えるかのごとく飛び回る技。

リフレクトレイド

クラウド」+「アタックカード」+「アタックカード」で発動。属性は無。
投げたキーブレードがあたりをランダムで跳ねまわり、複数の敵を巻き込む。
キーブレードが壁に10回までバウンドするため、レイド系でも範囲の広さが抜きんでいる珍しい技。


Re:COMではロックオンした敵にヒットするとキーブレードが分裂して周りの敵に飛び、そこから他の敵へと連鎖的に何発もヒットする技になった。
集団で固まる雑魚に向けて放つと一気に始末できる恐ろしい技へと昇華した。
更に属性が物理に変更されたことにより、キーブレードで攻撃するストック技の中で数少ない物理属性のストック技となった。

  • 故にガードされる輩も増えたのは秘密。

物理属性が弱点であるマールーシャに対して効果は抜群。
特にスペクター騎乗時の第二形態に使うと数発で両手の鎌が吹き飛ぶほどの猛威を振るう。

Re:COM

ヒット数が2回のみとなった。
前述の通り派生技は「ストップレイド」と「グラビデレイド」が削除され、「リフレクトレイド」の属性のみ「無」から「物理」に変更、「サンダーレイド」の性能が「ファイアレイド」「ブリザドレイド」と同じものに変更(威力も若干変更)された。
レイド系の技はすべてシグバールのエネミーカード効果「ショットチャージ」が適用され、威力を上げることができるようになった。


100エーカーの森のミニゲーム・野菜パニックでは、巨大カボチャに対してストライクレイドの要領でキーブレードを5度投げつけて当てると仕分けることができる。

KHII

ウィズダムジーニーとの連携技として登場。ただし、攻撃動作は全く異なるため、同名の別技と言える。
ストライク」でソラと共に無数の光弾を連射し、最後は「ジャッジメント」で回転しながら連射する。


通常のストライクレイドは登場しないが武器を投げつけるリアクションコマンド「ブレイクレイド」が登場した。
ロクサスが使用する。

KHIIFM

リミットフォームの追加に伴い、リミット技として通常仕様のストライクレイドが使えるようになった。
仕様はKHIのものとほぼ同じ。消費MPは65。
コマンドは「ストライクレイド」→「レイド」×3回→「ジャッジメント」。
キーブレードが手から放たれている間は無敵だが、リアクションコマンドの入力待ち時は無敵が切れる。
KHIのストライクレイドとほぼ同じフォームで使用するが、ターゲットが上にいても上投げしかせず、下投げはなくなった。

  • 敵を怯ませる時間の関係上、大抵ジャッジメント前のタメの最中に敵が体勢を立て直して行動を再開してしまう。ジャッジメントで怯ませることが出来れば問題ないが、無敵やスーパーアーマーが付く攻撃を使われると、ジャッジメントの無敵が切れた瞬間に攻撃にさらされることになる。

KHIより広く平坦な地形が増えたことと、上記の通り無敵が切れる瞬間があることから、発動中に横槍を受ける可能性が出てきた。
そのためKHIのような万能性は残念ながら失われている。
乱戦ではソニックレイヴが、単体戦ではラストアルカナムがより強みを発揮しやすいため微妙な使いづらさは否めないが、それでも状況を選ばない汎用性は魅力。
他のリミット技では適性の低い、非人型ボスや狭い地形での戦闘では充分に活躍が見込めるだろう。

BbS

アタックコマンドとして登場。
Re:COMに近い仕様で、威力は低めだが敵をスタンさせる技となっている。
派生技ではダメージを与えて敵を凍らせる「フリーズレイド」が登場したほか、ヴェントゥス専用のカウンターコマンド「リベンジレイド」や「ウインドレイド」が登場した。

フリーズレイド

3人共通のアタックコマンド。
氷の力を纏ったキーブレードを投げつけ、相手を氷結状態にする技。
大抵一撃目で相手を凍らせ、帰ってきたニ撃目で粉砕する、のだが、しばしば3発目がなぜかヒットして再び凍らせることもある。そして序盤では貴重な氷のコマンドスタイルになるために便利な技の一つ。

このコマンドからウインドレイドやスパークレイド、サンダガショットを合成できるため、ヴェンやアクアはいくつか仕入れておいても良いだろう。

トレジャーレイド

ヴェントゥス専用の技。
相手にキーブレードを投げ、当たった敵からプライズボックスを取り出して奪うことができる。
要するに攻撃がてら敵の持ちアイテムを盗む技で、FFシリーズの「ぶんどる」に相当する技とも言える。
白雪姫とのディメンションリンクで使用できる専用コマンドアビリティ「おこりんぼ」も同様の効果を発揮する。
アイテム集めに非常に有効なのだが、白雪姫とリンクできないテラはこれを使えないため地道に戦って集めるしかない。
本来トレジャーレイドを使えないアクアならば活用する機会も多いだろう。

スパークレイド

ヴェントゥス専用のコマンド。
当たると分裂するキーブレードを投げつける。
 
名前からするとサンダーレイドと似たような技に見えるが、全く別の技である。

  • どちらかというと、サンダーレイドよりもRe:COMのリフレクトレイドに似ている。

ウインドレイド

ヴェントゥス専用のアタックコマンド。
投げつけたキーブレードが相手に当たると、∞マークを描くように攻撃を繰り出し、手元に帰ってくる。

  • Re:COMのジャッジメントに似ている。

一体に集中的に攻撃をするのに便利な技。またこのコマンドを素材に使うと非常に強力なコマンドを作れる。

Re:coded

アタックコマンドとして登場。
COM並みの様々な派生技が登場した。
属性違い派生技としてファイア属性の「ファイアレイド」、ブリザド属性の「ブリザドレイド」、サンダー属性の「サンダーレイド」、エアロ属性の「エアロレイド」の他、壊れ性能とまで呼ばれる派生技も登場した。

ジャッジオブ3

KH史上最強と恐れられているアタックコマンド。

  • 敢えて訳すと、「3つの審判」辺りか。

データ・ソラが後方にジャンプしつつキーブレードを3つ投げ放つ。
なぜかこの技、威力がかなり高めに設定されてるらしく、こういうのと合わせるとボスをも容赦なく瞬殺する力を発揮する。
さらに強い誘導性があり、空中でも使用できるため逃げ撃ちも可能。

  • 因みに、具体的には一発の威力はザンテツケンと同じで、それが最高3発。
    • ザンテツケンは代わりにクリティカル率が75%もある。
    • クリティカル率が高くない代わりの3発ヒットなので、オールクリティカルとの相性が抜群になっている。

この技より威力倍率の合計が高い技は他作品でいくらでもあるが、今作はデータ・ソラの攻撃力を始めとするステータスの数値が他作品より高めの設定にも拘らず、ボス敵などのHPが他作品と同等か少なめ(防御力は他作品より高めになっているが)な上、与ダメの上限が無いため、相対的に圧倒的な破壊力を誇っているのである。

3D

アタックコマンドとして登場。
ジャッジメントウインドレイドと同様、命中した相手の周囲を往復して何度も攻撃する攻撃になっている。
その上でBbSと同様にスタン効果があり、高い拘束力を発揮する。
敵に当たらなかった場合は射程限界に到達すると同時に手元にワープしてくる。
今までと異なり空中から投げられるようになったため、より使い勝手が良くなった。
 
派生技では「スパークレイド」が続投したほか、新たに「サークルレイド」が登場した。
また、ソラのリベンジカウンターとしてリベンジレイドが採用されている。

サークルレイド

投げたキーブレードを自分の周りで回転させる技。
囲まれた時に便利そうだが、徐々に回転半径が広がっていくため近くの敵には多段ヒットさせづらい。
また、水平方向にしか回転しないため高低差のある場所にいる相手も苦手。
何故かヒットした敵をバインド状態にする。

χ

N+以上のパワータイプのカードのアビリティ。
Re:codedと同じく、属性違いの「ファイアレイド」「ブリザドレイド」「サンダーレイド」「エアロレイド」も登場。

  • 投げたらワープせずに手元へ戻る動きとなっている。

さらにSR以上に新技「ラッシュレイド」が登場。
上位技はザンテツケン

ダークファイアレイド

Uχで登場。ファイアレイドの闇属性バージョン。
ピートの絵柄といい動作といいなんとなくピートが使う「ボウリング」を連想させる。

ダークブリザドレイド

Uχで登場。ブリザドレイドの闇属性バージョン。

ダークサンダーレイド

Uχで登場。サンダーレイドの闇属性バージョン。

KHIII

KHIのリミット技のうち、ソニックレイヴラストアルカナム2ndフォームのフィニッシュアーツとして、ラグナロクキングダムチェーン等のシュートフローとして形を変えて続投する中、ストライクレイドだけは未登場となった。
一応似た動作や性能の技は登場しており、盾系のキーブレード変形(カウンターシールドフライパン)の遠距離での「たたかう」1段目の攻撃方法がストライクレイドに近い。ただしキーブレードを投げる回数は1回のみ。
またレイジフォームのカウンターとして「レイド」が、「リスクドッジカウンター」のバリエーションの一つとして、ジャンプで敵の頭上を乗り越えつつ振り向きざまにキーブレードを投げる「カウンターレイド」がある。

ウインドレイド

キーブレード墓場で共闘するヴェントゥスが使用する技。動作やおおよその性能はBbSと同じ。

KHIIIRM

プレイヤー操作時のカイリ相手と距離が離れていれば通常攻撃の1段目でキーブレードを投げるモーションをとる。