役目を終えたセブンプリンセスの光の心を引き継ぐ、新たなセブンプリンセス。
KHIで登場したカイリ以外のプリンセスたちは役目を終えたため、代替わりした。
KHIIIでは、真XIII機関がχブレードを完成させるのに必要な「7つの純粋な光の心」=7人の光の守護者が揃わなかった場合の予備として狙っていた。
- ただし、あくまで保険のつもりだったようで、回収にそこまで積極的ではなかった。
KHIIIで登場したニューセブンハートの候補は、ラプンツェル、アナ、エルサの3人。
- 彼女達は先代のセブンプリンセスから光の心を引き継いだことで純粋な光の心の持ち主となったようだが、それ以前は心に闇を持っていたのだろうか?
- エルサは強い恐怖心を抱いていたから闇を持っていてもおかしくなさそう。実際、エルサの様子を見ていたラクシーヌは「光にも闇にもなり得る」と語っている。
- ラプンツェルの髪の力とエルサの氷の力は生まれた時から持っていた力であるため、ニューセブンハートの力とは別物だと思われる。
上記のように、先代のセブンプリンセスで唯一代替わりしていないカイリもニューセブンハートの1人として数えられている。
- 他のプリンセスたちと違って「純粋な光の心」の立場を維持していることから、カイリは特別な少女たちとされるセブンプリンセスの中でもさらに特別だと考えられる。
- もしかしたらカイリには何かしらの秘密があり、それが一人だけ代替わりしていない理由に繋がっているのかもしれない。
ちなみにセブンプリンセスの項にならい現在判明しているメンバーの年齢を挙げると、カイリは推定15~16歳(KHII~KHIIIRM)、エルサは21歳、アナは18歳、ラプンツェルは18歳。
セブンプリンセスが代替わりするものだという事実がKHIIIで明確になったが、何故カイリだけが引き続きプリンセスの座にいるのか、セブンプリンセスの代替わりがどのように行われるのかは明かされなかった。今後の作品で語られるのだろうか。
- 実際、セブンプリンセスもいつまでも長生きする訳にもいかないので世代交代したのだろう。プリンセスの代替わりが行われることについては、カイリの年齢などを考えればKHIの時点でも一応予想は出来たことである。
- とは言っても、カイリを除いたBbSに登場するプリンセスたちは約10年前と比べて明らかに見た目が変化していないのだが。
- 別に死ななくとも、彼女達もいつまでも純粋な光の心を持ち続けているわけにはいかなかったという線もあるかもしれない。夢も何も無いが。
- アリスの場合は恐らくだが、本来いた世界に帰ってしまっていると思われる。KHワールドから外れてしまったことで代替わり、となったのかもしれない。
- 別にアリスはよその世界から来ていたというのがわかるだけで「キングダムハーツ世界の外から来た」とは限らない。また、「元の世界に戻ったからセブンプリンセスの座を降りた」のであれば、カイリもKHIのいずれかの時点で力を失うはずである。
- とは言っても、カイリを除いたBbSに登場するプリンセスたちは約10年前と比べて明らかに見た目が変化していないのだが。
- 「役目を終えた」とあるので、カイリ以外の心は一度人の心のキーブレードとなったことが条件だと思われる。
- もしそうなら、人の心のキーブレードを作り出すことがセブンプリンセスの役目となってしまうが…。
また、KHIIIの時点においては残る三つのニューセブンハートの席については明かされていない。
- これに関しては次回作以降のフラグになりそうだ。
- 映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」ではプリンセス専用部屋と呼ばれるものが登場。ここには旧セブンプリンセス(カイリとアリスを除く)とアリエル・ポカホンタス・ムーラン・ティアナ・ラプンツェル・メリダ・アナ・エルサ・モアナの計14人のプリンセスがおり、これに加えてヴァネロペもプリンセスだと認定されている。
KHIIIではこの「シュガー・ラッシュ」のラルフが召喚キャラクターとして登場した他、Uχでも対応するワールド及びキャラクターが登場した。
Uχで再現されているワールドはニューセブンハートではなくセブンプリンセスの時代のものだからか、Uχでチリシィがヴァネロペをプリンセス判定する描写はなかったが、以上のことを踏まえると今後ヴァネロペがニューセブンハートの候補に挙がる可能性はあるかも。- ヴァネロペはプログラムだが、高貴な心を持つ少女であればプログラムでも問題ないのだろうか?
- セブンプリンセスがいた時はともかく、人工的なものとはいえ純粋な光の心を持つ(実際フォーナにはセブンプリンセスであるオーロラと同じ純粋な光の心を持っていると言及されている)ヴェントゥスがニューセブンハートになったという言及はない。少女という条件があるため、少年であるヴェントゥスは認められないということなのだろうか。
ちなみに、ニューセブン“プリンセス”ではなく“ハート”な理由も不明。
- Uχに於いてセブンプリンセスのことを「セブンハート」と呼称する場面がある為、異称の一つなのかもしれない。
- あるいは逆に今のセブンハートが全員女性だからセブンプリンセスと呼ばれるようになった…とかだろうか?
現実(メタ)的に言えば、真XIII機関と戦わなければ機関の目的を防げるのではないかというツッコミを回避するために真XIII機関にセブンプリンセスを狙わせるとしても、KHIで登場したセブンプリンセスのワールドは全て登場済みであり、彼女たちの物語もゲーム内で既にエピソードを描き切り、KHIIの時点で既におおよそのエンディングを迎えてしまっている。
オリジナルエピソードを描いてまでお馴染みのワールドやキャラクターを出してKHIと似たような展開にするより、新規ワールドを出してセブンプリンセスの面々を入れ替えた方が賢明だと判断したのだろう。
カイリだけ続投しているのは、他のプリンセスたちと同様に代替わりすれば力を失って純粋な光の心の持ち主ではなくなるため、真XIII機関を始めとした闇の勢力に狙われなくなってしまうという事情があるからであろう。
そして「プリンセス」呼びでないのも、セブンプリンセスの時点で「アリスとカイリはプリンセスじゃないだろ」「ディズニー公式のプリンセスと違って紛らわしい」といったツッコミが少なからずあったので、どのようなメンツになったとしてもそのような意見の出ない名称にしたかったのかもしれない。
もしくはKHIIIの時点で既にメンツが決まっており、その中にいわゆるプリンセスではない人物が入ることがわかっていたという可能性も考えられる。