ナラ

Last-modified: 2024-03-22 (金) 22:45:50
あんな…

うちはナラっていうんよ、ニシキのお山でひっそり修行してた尼僧やねん。
オオエさんのとこに比べれば無名のちっこいお山やけど、いちおうお寺さんもあって
……あっ、今は廃寺になってんねやけど。でも、けっこう由緒正しいお寺で、うう~?
ちょっ、ちょっと待って! あか~ん、もっと整理してから話すべきやったわぁ?

 
 

プロフィール

種族獣人
武器種
誕生日12月27日
星座山羊座
好きなものわらび餅、おせんべい
嫌いなもの人付き合い、塩(特に塩水)
趣味座禅、日向ぼっこ
特技周囲を肥沃な地にしたり草花を芽吹かせること
長所のんびり穏やかで近くの相手を安心させる
短所人とのコミュニケーションが苦手
 

人物

うちな…
ニシキの知る人ぞ知る霊山出身のトレイソナイト 
一人称は「うち」で人を呼ぶときは名前の後に「さん」だったり「はん」だったり*1
ハイライトのない瞳が特徴*2で京言葉を用いる 大阪弁ちゃうで
ヨシノがよじ登って遊ぶほどの恵まれた体格の持ち主 曰く「あとらくしょん性」が高いらしい
正確な身長データは公式待ちだがかなりの高身長と予想できる
こればっかりは信仰も呪術も関係ない「天然」らしくナラ本人もかなり気にしておりダイエットを頑張っている
でもわらび餅は食べる

 

物静かでのんびりとしているが、同時に人見知りかつ卑屈な性格
「修行に失敗して仏さんになりそこなった半端もん」と自己評価も低い 当然インドア派

そんな要するに「卑屈な陰キャ」めいた彼女だが、語るうえで欠かせないのが慈悲深い「仏」のような精神性
衆生を救うためならその身を犠牲にして信仰に殉ずることも厭わないほどの慈しみを持つ
たとえ討伐したなんかママになってほしいとかほざいた零落した土着神であろうと救いを願うほど
地元の山では数々の奇跡を起こしてきた「大仏さま」として親しまれており、そこには決して本人が言うような「半端もん」とは言えない、信仰に対する強い覚悟が伺える

 

頭部に生えている鹿の角は実は後述の「豊穣の呪い」によって生えている樹木
よく見るとちゃんとした獣人の耳が生えていて短めの尻尾もある
あんまり弄られるとくらくらするらしくうどんちゃんの花と同じくやっぱり脳神経に繋がっているっぽい

 

戦闘力

あんな…
自称「半端もん」だがトレイソナイトとしての実力は本物
その体躯は極めて強靭であり、ちょっとした岩石程度なら投げ飛ばせるし全体重を乗せた体当たりは人間程度なら軽く吹き飛ばせる
加えて「豊穣の呪い」も含めて強い呪力をも兼ね備えており、シモアマヅほどの本職には及ばないが結界も張れる

 

豊穣の呪い

ナラの身にかけられた呪い

そもそもナラの実家である寺では一切の食事を断ち地中に埋まり経を唱え仏となる…いわゆる「即身成仏」を行うことで五穀豊穣を願う秘儀があり、大僧正であった父の命と自身の信仰心の深さから、ナラはかつてそれに殉ずるつもりでいた
しかし苦しさから這い出てしまったのか、はたまた哀れんだ父親によって掘り出されたのかは定かではないが、秘儀の途中で地中から出てしまう

結果、彼女の身に降りかかったのが
「周囲の土地を自らの意思とは無関係に、異常なまでに肥沃(ひよく)にしてしまう」
という呪いであった

要は躊躇なし加減なしの強すぎる五穀豊穣
アイゼングラードに派遣したらちょっと土地がよくなる気がしないでもない
この豊穣の呪いはナラ本人に制御できず、現在はシモアマヅ特製の魔具によって封じている状態
それでも完璧に封印することはできないらしく、常に少し漏れ出しているのだから凄まじい
なお生える植物はある程度はナラの無意識や感情に引っ張られるようで、笑顔を見せると花が咲いたり、疲れ果てるとしおれた花が生えたりする

そしてなにかの拍子に魔具が身体から離れてしまうと暴走した呪いにより大変なことになる
具体的には部屋の中がジャングルになり、ナラ自身も植物に絡まり動けなくなる

※使いまわしと言ってはいけない
暴走時のナラの部屋

また植物の異様性も極まり、口下手な自分に嫌気がさし話し相手が欲しいという無意識に誘われた結果、
「おしゃべりする人の生首型の果実を吊るした植物」が生え陽気におしゃべりしたり
インドアを克服しようと思い至った結果「手足を生やして動き回る植物」が宿舎の廊下を走り回ったりと非常に愉快なことになる*3

Sスキルの乙女座の黄金聖闘士の技はこの呪いを応用したもの

 

治癒能力

 

なむなむって念仏を唱えれば、御仏パワーで全回復や

 

周りの植物などから生命力を無理やり「奉納」させることで
全身を穴だらけにされるほどの致命傷を受けても五体満足の状態で復活できる
曰く「あれくらいの傷」

推察の域を出ないが自身の呪いでいくらでも植物(生命力)を生み出せてしまうので、もしかしたら無限に再生できてしまうとんでもない能力なのかもしれない
なおこれがナラ本人の呪力か豊穣の呪いによる副産物なのかはナラ自身にも分からない

 

人間関係

両親

詳しくは不明だが父親は大僧正だった
寺はもう廃寺になったらしいが…

車掌

「車掌さん」

人見知りなナラでも普通に話せてしまう相手だぞ俺
優しい人、という認識を持っているようで非常に好意的
A~SSレイヤーシアターにおいては共に呪いのために奔走したり任務に赴いたりと
信頼しあってはいるがあくまでも特鉄隊としての絆を深めていたのだが…

Sレイヤーシアターにおいては時系列は分からないがだいぶ好意を隠さなくなっている
引きこもりがちな気質を直すために、砂風呂などをチラつかされ*4
まんまと車掌によって水着姿で連れ出されてしまうのだがそれを知ると

 

うちすっごい楽しみにしてたのに~っ
大好きな車掌さんと二人でのんびりプチ旅行や~って!

 

こんな感じの事を恥ずかしげもなく人前で叫び周囲の注目を集めてしまう
終いには

 

うち、もっと車掌さんとイチャイチャしたい

 

躊躇せずこのように言い放つ始末
終盤でのビーチでの語らいは必見レベルの卑しさである

 

え、えへへ……。なんやむっちゃ楽しい~、幸せやわぁ♪

 
 

なおこれら一部始終をアバシリにみられてしまったがためにとんでもない呪物が生まれてしまう
nr…krs…

シモアマヅ

「シモアマヅさん」

呪いを抑制する魔具を制作してもらっている
オオエ四天王の1人でもあり優れた呪術師である彼女のことをとても尊敬…というか畏怖しており
自分などが軽々しく話しかけていい人じゃない…と新しい魔具を頼むのも躊躇していた
しかし車掌から今後は同じトレイソナイトであり、特鉄隊の仲間なのだからと諭される

Sレイヤーのシアターにて水着用の目立たない魔具を作ってもらっており、ちゃんと仲良くなれたようだ

ヨシノ

「ヨシノさん」

メインストーリーにてよじ登られた
ヨシノから見てもナラは「徳にあふれている」らしい

アバシリ

「アバシリちゃん」

同郷の友人で、車掌のおかげで彼女が昔より明るくなれたことを喜んでいる

……がSレイヤーシアターにて当のアバシリからは

 

許せない許せない……。ナラのくせにナラのくせに……。

裏切りもの裏切りもの……。殺してやる殺してやるぅ……
*5

 

なぜこうなってしまったかというと言うまでもなく「ダーリン=車掌」ラブなアバシリであるが故
自分は脱獄犯を追っての仕事中なのに加え、偶然とはいえ上記の車掌とナラのイチャイチャっぷりを見せつけられてしまい、「ダーリンに手を出す女」と爪を噛み恨めしそうにナラをガン見
漏れ出した怨念によって周囲の地面を漆黒に染めた

 

わたしのダーリンに手を出したことを地獄の底で後悔させてやるわ

 

その後はナラの釈明がすべて自身への煽り文句へと脳内変換されてしまうほどの嫉妬にかられた
でもまあその後に逃げて海で溺れかけたナラを必死に助けたらしいのでちゃんと友情は育んでいるのだろう

…その後もいい感じになった車掌とナラを空間の裂け目から眼光を浴びせ威嚇したが

チトセ

「チトセ婆さま」

アバシリと共にSレイヤーシアターにて共演
焼きトウモロコシを片手にアバシリたちを諫めた

 

オシアゲ

「オシアゲさん」

アキハバラと共にAレイヤーシアターにて共演*6
事情を知らない当初はナラに対して罵詈雑言をぶちかました…が、アキバから事情を聞いたらちゃんと謝罪し、感服した。
ナラへは『ナラちゃん』と呼ぶ。

 

「せやから『おナラちゃん』はやめて~?」

 
 

カターニア

「カターニアさん」

オシアゲのAレイヤーシアターにて言及された
植物を操るスペシャリストということで、経験を積んだナラは彼女の真似っこをできるようになった模様

 

カジュラホ

「カジュラホちゃん」
仏教系の僧侶繋がり
カジュラホは高僧、ナラは半仏半人とお互いリスペクトする間柄

 

フェルクリンゲン

「フェルクリンゲンさん」
イベント「不死者に捧ぐウエディングブーケ」で共演
同じく不死身の異能持ちでありながら、性格は正反対

 

小ネタ

実装時期も近かったせいか、時折同じくニシキ出身で大きなものを持っているトカチと間違えて編成する「」掌がいるらしい

 

どんこうでは

腕が4本になったタイシェトやシブヤさんにツッコんだりと作者のお気に入りなのか割と出番が多い
パ君が八卦割りのランダムヒットの被害にあってからというもの一発入れようとすることがノルマになってきている…

「大仏」についての小話

ここで言う「大仏」とは車掌の言だが、要は即身仏のこと
実はこの「大仏」なのだが、植物に絡まった状態で遠く離れたフレイマリンで出土することがあるらしい(シアター参照)
これがナラの一族の秘儀となにか関係があるのか、そもそもなぜフレイマリンで出土するのか、そしてこの要素がヒヒヒが覚えているのか今後ストーリーに関わってくるのかは謎

そして思い出してほしいのが上記にもあるAレイヤーシナリオにおける、植物に絡まって動けなくなったナラの姿

……果たして豊穣の呪いは、信仰に殉ずることのできなかった彼女への罰なのか
あるいはその信仰心に感服した御仏のありがたすぎる加護なのか
それとも単にナラが半分だけ仏になったことを指すのか
それとも……ナラの「もう半分」をも仏が欲しており、「秘儀」は未だ進行中なのか…
真相は霧の中である

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ママになってほしいとママになりたいを聞き間違えた結果こうなったんよ

*1 身も蓋もない言い方だがライターによって差異が出る
*2 なお一部寝室などではハイライトがともっている
*3 ここら辺はAレイヤーシアターを参照
*4 埋まるのは好き!とホイホイついて行ってしまった
*5 余談だがここの呪詛めいたセリフの演技力は必聴レベル
*6 ついでにナラの中の人が変わって最初の収録なので声の違いがよく分かるんよ