オリックス・バファローズの蔑称。
読んで字の如く、実在する飛び降り自殺ないしはその可能性のある転落事故を揶揄するという極めて不謹慎な言葉であり、当事者にとっても極めて侮辱的な表現であるため、安易な使用は推奨されない。
解説
由来は言うまでもなく「飛び降り」にオリックスの略語「檻」*1をかけたもの。
「檻」という略語そのものは近鉄と合併する前、すなわちブルーウェーブ時代から使用されており、この「飛び檻」という言葉も野球板時代から不謹慎なアンチ・オリックスのユーザーによって1998年のドラフト後に起きた事件*2を揶揄する形で使われていた。
その後、野球板からなんJへの過渡期の中で一度はこの言葉の使用は沈静化したのだが、2010年シーズン前に「ある出来事」が起こると、再び不謹慎ユーザーたちの間でこの言葉の使用が再燃、なんJの中で今なお問題となっている。
「ある出来事」とは
その出来事とは、当時オリックスに在籍していた小瀬浩之の死亡事故である。
2007年の大学・社会人ドラフト会議で3位指名を受けて近畿大学からオリックスに入団した小瀬は春季キャンプ中だった2010年2月5日未明に宮古島の宿泊地で遺体となって見つかった。10階の自室から転落した*3ものと見られ、事件性がなかったことから自殺とされているが、これまでに遺書が一切見つかっていないなど、謎の多い事故である*4。
その後、小瀬がつけていた背番号41は欠番扱いであったが、2020年シーズンから佐野皓大が背負うことになり*5*6、10シーズンぶりに解禁されることとなった。
悲劇は続く
オリックス公式Twitterが、2019年5月4日大阪府で起こった女性の飛び降りに関するツイートにいいねをしてしまうという事件が起こった。5月7日に球団が管理者のミスであると述べた上で謝罪するツイートをしており、いいね欄から例のツイートは消えている。