トゥアハ・デ・ダナン【とぅあはでだなん】
- 「ダヌの子供たち」の意。現ウルラ大陸住人の祖先。
転じて現ウルラ住人(つまりウルラのNPC)の意でも使われる。 - 彼らの時間の流れとミレシアンの時間の流れは異なり、ミレシアンから見ると彼らは年を取らないように見える。
- この設定の初出はG3でタルラークの著作として登場する「ミレシアンに関する記録」。
- 要するに、NPCが歳を取らないというゲームの仕様に対する説明付けとして作られた設定である。
しかし、単に時の流れが異なるだけでは全く加齢しない点が説明出来ないという問題が残る。
このことは「ミレシアンに関する記録」内でも触れられている。- このためゲーム内での直接的な言及はないが、トゥアハ・デ・ダナンたちの時間は一定周期で巻き戻っているのではないかと推察される向きもあった。
そうだとすれば、NPCが何度も会っている筈のプレイヤーに対してしばしば初対面のように振る舞う(記憶喪失している?)理由を説明できるからだ。
- このためゲーム内での直接的な言及はないが、トゥアハ・デ・ダナンたちの時間は一定周期で巻き戻っているのではないかと推察される向きもあった。
- ただし、シナリオ上は自然に加齢していることが確認できるキャラクターも何人か存在する。
本編の物語が開始される以前に、彼らの加齢が止まるような何らかの出来事があったと解釈すれば、一応説明できなくもないが……。 - 強引だがエリンの神のエリン住民への凄まじい力(住民が気づかぬうちにティルナノイに移住させている)(一種族に対して丸ごと呪いをかけて効果を持続させる)(大人数の記憶を失わせる)などを考えると三大主神やそれと同等に近い存在にとって利用価値があると判断された者に関しては庇護され加齢もするし記憶も失わないと言う事なのかもしれない。アルバン騎士団や黒き月の教団など加齢(世代交代)と記憶保持が無ければ維持できない組織が存在し続けてる事も考えると
- 第8話において、上記設定の新解釈、あるいは再設定が行われた。
曰く、ソウルストリームが外部の時空間(ミレシアンの世界)とエリンとを結んでいることで、エリンは時が止まったまま維持されているという。
すなわちトゥアハ・デ・ダナンたちの時間もまた完全に止まっている事になる。- タルラークとルエリの二人はトゥアハ・デ・ダナンの中で例外的に老化(加齢)が進んでいる。
これはソウルストリームから力を引き出したことで、ミレシアンの時間の影響を受けるようになったため。- しかしドラマ本編の時間軸ではミリアが赤ん坊だった当時、ルエリは28歳。
そして両者はそのまま加齢した姿で(ミリアは18歳の少女として、ルエリは壮年期の男性として)本編に登場してしまっている。
ルエリは前述の設定によって老化が進んだ訳なので、本来ならミリアは成長する筈がないのだ。
が、The Drama IRIAシーズン1では、この点についての説明・言及はなかった。
- しかしドラマ本編の時間軸ではミリアが赤ん坊だった当時、ルエリは28歳。
- タルラークとルエリの二人はトゥアハ・デ・ダナンの中で例外的に老化(加齢)が進んでいる。
- このようにThe Drama IRIA内だけでも整合性に怪しい部分が見られるのが実情。
開発チームもこの設定に大分振り回されているようだ。
- 第8話において、上記設定の新解釈、あるいは再設定が行われた。
関連項目・参考資料
元ネタ
- ケルト神話が出典。エリンに到達した第4の種族。トゥアッハ・デ・ダナーン=女神ダヌーの一族の意。ダーナ神族とも。
- マビノギに限らず、これに由来する名称はフィクションの類にはそこそこ見受けられる。某強襲揚陸潜水艦とか。
- より正確に言えば、単純にケルト神話由来のネタが多いという話でもある。
外部リンク:WikiPedia.ja:トゥアハ・デ・ダナーン