概要
人物
- 名家の生まれらしく、それが理由なのか彼の装備は性能・外見ともに非常に優れている。
また彼自身の剣の腕も立ち、故郷の近衛兵隊長と互角の力を誇っていたらしい。
- ストーリーで関わるマリーとトリアナのせいでロリコン説が囁かれている。
- おかげでルエリサーバーは「ロリコン鯖」などと不名誉な呼ばれ方をすることがごくごく稀にあるらしいが、たいていは自称である。
- The Drama IRIAにてミリアとも関わった為、更にロリコン説が強まる傾向に。
しかしメインストリーム中での彼はヒロイン達に対して恋心というより兄妹愛に近いものを感じているように思える。
生まれながらのお兄さん気質なのかもしれない。
- 交易中の画面左上のインプ交易団員がルエリの近況を聞いたことがあるらしい。
- マビノギデュエルのストーリーモードでは、(スターシステムだとしても)本編で言うところのG1以前の時期のルエリとしてタルラークやマリーらと主人公の手助けをしてくれる……のだが、「名誉を重んじる騒々しい騎士」ともいうべき性格に変わってしまっている。本編の頃の歳相応の少年らしさは全く残っていない。デュエルの世界では敵キャラに一目惚れされているので、イケメン扱いではあるようだ(絵が個性的すぎてプレイヤーからは判断できない)。
ストーリーへの登場
- G1、G2、G3、G8、The Drama IRIA(1・2)で登場する。
- キホールの命に従い、ダークナイトとして各ダンジョンの女神像破壊の指揮をとった。
- G3ラストにてモリアン、ナオ、タルラークが駆けつける。
その際、姿が全く変わっているのに彼は「ナオ=マリー」である事を初見で見破る神業を見せる。
何か分かる要素でもあるのだろうか? - タルラークの呼びかけに応え、トリアナのマハへの覚醒を阻止すべくリアファルを破壊。
そのままキホール相手に善戦するものの、突然のモリアンの出現に気を取られた隙を突かれて敗北する。 - G3のエンディングでクロウクルアフに連れ去られ、そのまま行方知れずとなる。
- 元々ルエリは彼の父が力を得る契約の代償としてクロウクルアフに捧げられた存在であり、ラストのクロウクルアフ(本物)の出現はこの契約に基づくもの。
- クロウクルアフは「今はそのときではない」とし、人の欲望に翻弄され続けたルエリを哀れんでその手元に置くとした。
- 3人の中では魔族サイドのキャラクター。
- 第3話から登場。ブラックドラゴンの罠にかかり、ミレシアンとはぐれてしまったミリアを救出し、カルー森遺跡ダンジョンから脱出した。
- このルエリがG1のルエリと同一人物かどうかはこの時点では不明だが、普段羽織っている黒のローブは同じもののようだ。
- また、イベントシーンでは「クルタブロードソード」(と酷似した剣)を手にしている姿が見られる。クルタブロードソードといえばG1のルエリ専用の剣であることはよく知られている。
- クルタブロードソードは長らくNPC専用装備であったが、The Dramaの実装にあわせて期間限定販売されたThe Drama 記念ボックス -起-の出現アイテムにラインナップされるようになった。
- また、同時に「黒き龍騎士の大剣」もラインナップに加わった。両者は片手持ちの剣であるが、二刀流や盾装備が不可能な特殊なもので(レイピアと同様に内部的には両手剣。ただしエルフは装備不可)この共通点はなんらかの符号なのか、あるいは偶然か・・・。
- なりゆきでミリアの警護を買って出ているようだが、お転婆なミリアに手を焼いている。しかし、どことなく楽しんでいるようにも見受けられる。よくよく年下の少女と絡む機会の多い男である。
ロリコン疑惑がさらに濃厚に。- 一方で「オレには時間がない」と発言するなど逼迫した問題を抱えている模様。それが何なのかはこの時点ではわからないが、あまり余裕がないようだ・・・。
- 冒頭から登場。黒き龍騎士の兜を取り、ついにルエリとして正体を現した。
目的は不明だが相変わらずプレイヤーのことを誤解したまま逆恨みしている。剣の冴えは凄まじく、強烈の一言。フラガラッハとは何だったのか。また、自身の虚像を生み出して同時攻撃を仕掛けてくるなど、押し一辺倒ではないところも見せる。- ヘビースタンダーが無いので、取り巻きや虚像に気を付けてタイマンに持っていけば近接や格闘が育ったキャラなら一撃も喰らうことなく完封も可能。一方、魔法・錬金術・弓師にとってはパッシブディフェンスが非常に厄介。つべこべ言わずに殴り合えということだろうか。
- 一応ある程度時間がたった時点で、どんなに圧倒していても強制的に負けイベントが発生する。G2、G3、そしてドラマ6話と、彼の戦果はRP以外はどれも八百長か雑魚狩りである。
所詮ルエリ程度ならそれが関の山だろう
- 一応ある程度時間がたった時点で、どんなに圧倒していても強制的に負けイベントが発生する。G2、G3、そしてドラマ6話と、彼の戦果はRP以外はどれも八百長か雑魚狩りである。
- G3にてキホールに斬りかかった時点で普通なら何らかの疑問を抱きそうなものだが、そのあたりに気付かず一貫してプレイヤーを憎み続けているあたり、髭を生やして渋みの出る外見になるほどの年月が経っても頭の中身は変わってないようだ。
- プレイヤーをあと一歩まで追い詰めるも謎の大爆発により機会を逸する。
- 後に10話でルエリ自身が語ることになるが
この爆発は呪術の力が込められた聖物を悪霊の気運が宿ったルエリの剣で刺したことが原因で
相反する力が反発しあったことにより発生したものらしい。
- 後に10話でルエリ自身が語ることになるが
- ヘビースタンダーが無いので、取り巻きや虚像に気を付けてタイマンに持っていけば近接や格闘が育ったキャラなら一撃も喰らうことなく完封も可能。一方、魔法・錬金術・弓師にとってはパッシブディフェンスが非常に厄介。つべこべ言わずに殴り合えということだろうか。
- RPにてシャーマンの村に入り込み罪もない村人を虐殺する殺人鬼に成り果てていたことが判明した。
マビノギのストーリー上で民間人を殺したキャラクターは極めて少なく、直接現場を描写されたのはルエリのみ(しかも意図的な大量虐殺)。人間として最低レベルの悪人と言える。
この時点ですでに黒き龍騎士となっている。しかし髪はストレートで髭も蓄えておらず、陰はあるものの、ルエリらしいルエリの容姿をしていたが…。
- 大爆発(プレイヤーの持っていた聖物が爆発したもの)の際に負傷したらしく、
フィリアのオアシスにて瀕死の状態で倒れていたところをミリアに応急処置される。 - ミリアの身の上を聞き、
シャーマンの修行の甲斐もなく復讐を口にするミリアに協力を申し出るも、
ミリアがルエリを回復させるために呼び出したシャーマンを自分を殺すためと勘違いし、「どうして君がオレにこんな事を・・・!」と
呟きながらシャーマンをかばうミリアを斬ってしまう。
直後に正体を明かしたタルラークと合流し、ミリアを神の器として捕える。- 自分は6話でシャーマンを虫けらの様に皆殺しにする悪行をしておいて何が「こんな事」なのだろう。彼の倫理観が疑われる。
- タルラークの回想に登場。G8で外界へと旅立っていたルエリが、タルラークの元に近況報告も兼ねて来訪。
二人は再会を喜び合い、その日は互いの話で語り明かしたという。
G8ラストでイリアを去った後、しばらく別の大陸で旅をしていたとの事だが、結局何をしていたのかはいまいち不明。- この際、タルラークには自身への協力を持ちかけられているが、ルエリはこれを拒否。
神々や楽園に関わり続けたせいで大切なものを次々に失ってきたルエリは、そうした話を耳にする事だけでも嫌悪感を覚えてしまうようになっていたようだ。 - ルエリはトリアナを探すという自分の目的を語り、「あの時守れなかった約束を守らなければ」と決意を固めている。
- が、やがてトリアナの墓を見つけ出したルエリは絶望。
更には何らかの情報を握っていたはずのルーラバダが殺害されてしまったことで手がかりすらなくなってしまう。
- が、やがてトリアナの墓を見つけ出したルエリは絶望。
- この際、タルラークには自身への協力を持ちかけられているが、ルエリはこれを拒否。
- なお、ルエリはトリアナの手がかりを探りつつも、タルラークのためにちょっとした手伝い程度の事はしていたようだ(直接的な協力はあくまで拒んでいたが)。
- そうした手伝いの一環として、シャーマンの集落で聖物を譲り受けていた事が判明している。
- 番外編によれば、ルエリは神に近い莫大な力を得るためにソウルストリームに残る数々のミレシアンの情報から悪の本性だけを引き出して強大な力を得たのだが、その副作用としてミレシアンの時間が一部ルエリにも適用されたため、老化が進んでしまったとしている。
またタルラークもルエリと同じ力を使っていると語っているが、これは正確にはタルラークが研究の中で見出した手段の一つだろう。
ルエリは前述の通り神々や楽園といったものに関わることは忌避しており、このような手段を実行するだけの知識も力もなかった筈だからである。
恐らくは二人が力を得て老化を始めたタイミングも、殆ど同時であると考えるのが妥当であろう。- 自身の髭についても触れており、ルエリ自身鬱陶しく思ってはいるようだが、時間的にも心情的にも余裕がないため、ほったらかしにしているらしい。
タルラークも未だにルエリの髭面は見慣れない、と溢している。
- 自身の髭についても触れており、ルエリ自身鬱陶しく思ってはいるようだが、時間的にも心情的にも余裕がないため、ほったらかしにしているらしい。
- 回想において、タルラークの計画に積極的に加担するようになった理由は
タルラークが計画のために研究している生命の木(またはその模造品であるリアファル)になるという
黄金のリンゴを用いればトリアナを生き返らせることが出来るかもしれない、
という動機によるものであることが語られた。 - また別の回想では「彼女に聞きたいことがある」と霊体になって何者か(トリアナ?)と
コンタクトしようとした際にナオが現れたことが描かれている。- ナオが現れた時点でルエリもタルラークも驚いているので接触しようとした相手はナオではなかったと思われる。
- 現れたナオに「聞きたいことがある」と問いかけるものの「私からは答えを得られない」とナオは消えてしまう。
一体何しに出てきたのだろう
- 本編ではレネスに侵入してきたプレイヤーと再び剣を交え
実際にはボコボコにされつつも、シナリオ上はプレイヤーを打ち負かす。やはりここでも八百長。
しかしプレイヤーはシャマラの呪術により回復。その呪術が7話でミリアたちが使おうとしたものと同じであったことで、ルエリはようやくミリアの意図を誤解していたことに気付く。
動揺した隙を突かれ、またアクルの攪乱もあってプレイヤーにリアファルへの一撃を許してしまうこととなった。
- リアファルがプレイヤーに攻撃されたことで暴走した悪霊の力を抑えようとするも失敗。
ついには意図しないマハの降臨を許す。 - シャマラの力を借り、呪術の力と悪霊の力との反発を利用することで
マハの結界に亀裂を入れることに成功するものの、
直後にリアファルに磔にされたミリアの姿に
かつて(G3時)のトリアナを重ね合わせてしまったことで隙が出来たのか、
そのまま溶岩へと落下してしまった。 - 咄嗟に飛び込んだシャマラの助けもあって命を落とすことはなかったが引き換えに左手を失う。
クェーサルたちによって失った左手の代わりに金属の義手が取り付けられる様と、
亡き(死んではいないが)タルラークに代わって
居並ぶクェーサルたちを従えるルエリの姿とが描かれて
The Drama IRIA(シーズン1)は終幕を迎える。- この次回予告らしきムービーではルエリのひげが剃られている。酷く傷ついていたためか憔悴しきっていたが、どういうわけか顔立ちは若返っているように見受けられる。恐らくはソウルストリームから得ていた悪霊の力が断ち切られてしまったため、流れ込んでいた時間が途切れたからではないかと推察される。
スタッフはルエリの立ち絵をいったいいくつ作るつもりなのだろう……。
- この次回予告らしきムービーではルエリのひげが剃られている。酷く傷ついていたためか憔悴しきっていたが、どういうわけか顔立ちは若返っているように見受けられる。恐らくはソウルストリームから得ていた悪霊の力が断ち切られてしまったため、流れ込んでいた時間が途切れたからではないかと推察される。
- 本シーズンではメインキャラとして全面に押し出されている。
第5話
- 所在がようやく明らかとなる。
シーズン1終了後、彼はクェーサルに拾われヴァン族の本拠地に身をおいていたようだ。 - 今回の目的はタルラークに平和な日常を送らせるために、彼の中から神の欠片を取り出すことであった。
- ヴァン族が行おうとしている儀式の過程でそれが可能であると聞かされ、長であるディアン・ケトの計画に賛同している。これは、ヴァン族の「一族にかけられた神々の呪いを解くためにタルラークの中にある神の欠片が必要」という目的と一致していたため。
- 結界に閉じ込められていたミレシアンとマーリンを遠まわしに助けたのは、(5話の時点では)直接対立する理由がなかったため。ミレシアンとマーリンはタルラークを救出するためで、ルエリも神の欠片を取り出し、平和な日々をすごせる準備ができれば返すつもりであったからと思われる。
- しかし、神の欠片を取り出す儀式とは実は嘘。ヴァン族の長「ディアン・ケト」に力を注ぐため、神の欠片を持つタルラークと、それを執り行うルエリを生贄にするためのものであった。なぜディアン・ケトがそれだけの力を必要としたかは別項に譲るが、いずれにせよルエリは利用され、命を奪われる直前にあった。
- ところが、突如としてタルラークの記憶がよみがえり、ルエリに儀式の真の目的を告げる。神々の欠片を必要とする理由、そしてThe Drama IRIA第一章の二人の目的であった「エリンから神の介入を遮断する」ことが、今こそ実現するときであると。
- しかし、ルエリの返答は――。
第6話
- ルエリに真実を告げたタルラークは、タルラークがタルラークとして記憶を取り戻したのではなく、実際はタルラークの中にある神の欠片に記憶されたタルラークの記憶を読み取った「誰か」であった。
- その「誰か」の人格は、タルラークとは別ではあったが、タルラークの記憶を取り込み、その目的を遂行するという点においてはタルラークそのものとも言えた。「誰か」によって、ディアン・ケトへと力を注ぐ生贄の儀式は改変され、他の神が存在する世界とエリンを繋げる儀式へと作り変えられる。
- これまでは「神々からの介入を遮断する」という目的であったが、一連の物語によって「神(アートンシミニ)は万能ではない」と看破したタルラークは、むしろ神々から離れるのではなく、他の世界とエリンを繋げることによって他の世界の神々の介入を許し、逆に神(アートンシミニ)がエリンに対して容易に手出しできないようなパワーバランスの均衡状態を作り出そうと画策した。
- それがどのような結果になるのかは想像もできないが、いずれにせよ神々の、また神々の手によりエリンを訪れたミレシアンが、少なくとも彼らへの対抗勢力によって、現在のような一方的な力関係を崩せると考えたからだろう。
- タルラークからは自分は儀式の鍵(要するに生贄)として死ぬことになると聞かされる。儀式を止めたとしても鍵となった自身は遠からず死ぬとも告げられる*1が、ルエリの悲願でもあった「神の好きなように世界をかき乱されることのない」世界を作るために、このチャンスを逃してはならない、とも語られる。
- この時点で、我々の知る「三戦士」のタルラークはもうどこにもいない、ということが確定となった……。
- そうして執り行われた儀式の最終段階、イリア上空に打ち上げられた祭壇の上(世界の境)にて、儀式を止めようとするミレシアンと1対1の最終決戦に臨む。
- この時の彼はスマッシュ、ウィンドミル、分身術、ショックウェーブを持ち、のけぞり無効(吹き飛ばしは有効だがノックバック部分のみで硬直はしない)、召喚した虚像と同時攻撃を行ってくるなど攻撃方法が多彩になっている。しかもこの虚像は黒き龍騎士時代と異なり、実態を持たないため倒すことはできない。さらには虚像の位置にルエリが瞬間移動するなど、トリッキーな動きで幻惑してくる。
- ただし攻撃力は黒き龍騎士時代と比べ大幅に下がっている。おそらくはソウルストリームの力を失ったことで以前のような凄まじい攻撃力も消失してしまったと思われるが、逆に、ただの力押しではない緩急をつけた動きはかなり手ごわい。
- 第一形態を撃破すると左腕の義手から力があふれ出し、悪魔のような姿へと変貌する。
- これはクェーサル達が完全な悪魔のような姿へと変身して襲い掛かってくる者がいたことから、おそらくは同じようなものの力であると思われる。ルエリは左腕だけだったため、部分部分だけが変化し、非常にいびつな、しかし彼の凄まじい執念を感じさせるような異形と化している。
- 攻撃方法は第一形態とうって変わり、広範囲のなぎ払いや突進、掴んでからの波動投げ飛ばし攻撃と派手なもの揃い。攻撃力も攻撃頻度も上がっており、ラスボスに相応しい強さとなっている。
- 激闘の末ミレシアンに敗れた後は、儀式の真の仕上げのために祭壇を破壊し、自身も共に落下する。
- 決戦の直前、クェーサルの心臓によって「儀式が完成し、『扉』が開く瞬間に、祭壇を破壊することで本来命を失うはずの「生贄」になり代わることが出来る、と告げられていた。『扉』を開きつつタルラークを救うためにはこの手段しかなかった。
落ちるさなか、自らの過去を思い返しながら、決意通りタルラークの代わりに犠牲になるべく光の中へ消えていった。最後に、手を広げて彼を迎え入れるナオ・・・マリーの姿を見ながら。
- 決戦の直前、クェーサルの心臓によって「儀式が完成し、『扉』が開く瞬間に、祭壇を破壊することで本来命を失うはずの「生贄」になり代わることが出来る、と告げられていた。『扉』を開きつつタルラークを救うためにはこの手段しかなかった。
- G2から続くミレシアンと彼との因縁にとうとう決着がついた瞬間である。
- マビノギ最初期から登場していた彼は、ずっとずっと大切な何かを失い続けてきた。神々の手によるものだけではなく、誤解や行き違い、様々な理由があったものの、彼はいつも選択の余地なく「押し付けられ」続けてきた。その挙げ句、ついに自分の命すらも失う結果となってしまったが、最後の最後で「やる」か「やらない」という決断をしてエリンから消えていった彼の安息を願わずにはいられない。
- マビノギ最初期から登場していた彼は、ミレシアンをずっとずっと誤解し続けてきた。エスラスの手によるものだけでなく、誤解や誤解、様々な誤解があったものの、彼とミレシアンは常に対峙する関係にあった。
- おおむね誤解が大半だったが、「仇」という意味での敵意はG8を最後に幾分和らぎ、ミレシアン個人(=プレイヤー)に対する敵意よりは「ミレシアンを尖兵として送り込む神々」からの解放を望むような考え方へとシフトしていった。The Drama IRIA以降、「くされ縁」「オレの邪魔をするのか」といった発言から、それは伺える。まあ、今度は引きずる対象がトリアナに変わり、ミレシアンも「トリアナの父親を殺し手がかりを無くさせた奴」として新しい恨みが増えたが。Dramaシーズン1の6話のような凶行を起こすあたりトリアナのことはよほど触れられたくないようだ。
しかし、その後も依然としてルエリとミレシアンは戦う関係にあり続け、The Drama IRIA第二章ではタルラークを救出するという共通の目的を持ちながらも、そのアプローチが異なるという理由で死闘を繰り広げることになってしまった。これ以外の結末があったのかもしれないが、それすらも、積み重なり続けた「誤解」によって、ミレシアンとルエリが手を携えることが最後の最後までなかった。- 結局彼の中でエスラスは「偶然ダンジョン最奥で弟の死の場面に居居合わせた一般人」から揺るがず、「ルーは力を与えてくれた恩人」、ミレシアンも「弟とトリアナの父親兼恩人を殺した仇」であり続けた。
- いつでも疑問を全く抱かず理由も一切問わなかった故の結末である。
- もっともそれはミレシアン側も同じことが言えるが
、話したところでINT55には通じなかっただろう。
- もっともそれはミレシアン側も同じことが言えるが
- この最期に対して「いい加減G2の真相を知って謝罪しろ」と感じるか、「不幸なすれ違い」であったと感じるか、あるいはまた異なった感想を持つのか、答えはそれぞれであろう。
- マビノギ最初期から登場していた彼は、ずっとずっと大切な何かを失い続けてきた。神々の手によるものだけではなく、誤解や行き違い、様々な理由があったものの、彼はいつも選択の余地なく「押し付けられ」続けてきた。その挙げ句、ついに自分の命すらも失う結果となってしまったが、最後の最後で「やる」か「やらない」という決断をしてエリンから消えていった彼の安息を願わずにはいられない。
- なお、決戦後にマーリンからの問いに「儀式は阻止できなかった」と答えていることから、おそらくは他の世界との『扉』は開いてしまったと見るべきだろう。
The Drama IRIAシーズン2はマーリンとトレジャーハンターが中心の物語で、アリアやプロフェッサーJは全くと言っていいほど出番がなくなっていた。また、語られていない謎も多くある。これらが解明されるかどうかは分からないが、いつかそれらが形になることを楽しみに待とう。- 本来ならアリアやプロフェッサーJ、そして1話で出番が終わってしまったマスターシェフなど、影の薄かったキャラクター達にスポットライトを当てる続編の構想もあったのかもしれないが、シーズン2終了時点で室長が代わり、体制が刷新された。
次回以降のメインストリームはひさびさの「G」ナンバリング*2であり、ウルラ大陸が舞台となっている。そのため、非常に残念ながらThe Drama IRIAとしての展望は望み薄となってしまった。- とはいえ、The Dramaにおいても過去ストーリーの補完・伏線回収を試みていた事を(その成果は別として)考えれば、C6以降で何かしらのフォローがある可能性も残されてはいる。そうした意味でも、今後の展開には要注目である。
- 本来ならアリアやプロフェッサーJ、そして1話で出番が終わってしまったマスターシェフなど、影の薄かったキャラクター達にスポットライトを当てる続編の構想もあったのかもしれないが、シーズン2終了時点で室長が代わり、体制が刷新された。
- ルエリの行動には色々な感想があるだろうが、ルエリの旅立ちはモリアンの夢であったがG1以降でモリアンが一応は解放されたあとでもモリアンからは何の言葉もなかったことを考えるとルエリは「女神に使い捨てられたモノ」であり神に対する不信と怒りは最もなものとも言える。モリアンがミレシアンに対して夢、お告げのようなものを行うようにG2の時点でルエリにマリーの身に起こったこととタルラークの生存を夢と言う形でも知らせて一言でも礼を言い詫びていれば全く別の未来があったのかも知れない。
結局女神憎しで同じルート辿りそうだけど
GENESISリメイク以降
- 口ひげを蓄えるなど風貌が大きく変わっている。これはストーリーと直結するネタバレのためここでは割愛するが、いずれにせよG1でのハツラツとしたルエリとは別人ともいえるほどに陰のある顔付きであることは共通している。
- なお、ルエリによるとウルラ、イリアのほかにも大陸があるということが示唆されている。
G16にてバサーニオ達も同様にウルラでもイリアでもない大陸へと旅立つ旨が語られていることから、将来的には第三の大陸が実装される可能性も…。 - からくりカバンの人形での表記は「○○のルエリー」と何故か語尾が長母音になっている。
その他
- ルエリRP(三人の戦士)
- ルエリ Lv.53 19歳
- Life354 Mana35 Sta222 Str234 Int50 Dex64 Will222 Luck50 防御20 保護5%
- ルエリRP(ダークナイトの護身符)
- ルエリ Lv 70 23歳
- Life510 Mana40 Sta232 Str263 Int55 Dex80 Will250 Luck50
- 【生活】休憩D キャンプファイアE
- 【戦闘】ディフェンス9 スマッシュ6 カウンターアタックC ウィンドミルF アタック6 クリティカルヒット9
- 【特殊】ソウルオブカオス9 コントロールオブダークネスF ボディオブカオスA ブレインオブカオスE ハンズオブカオスC
ダークナチュラルシールド9 ダークヘビースタンダー9 ダークマナリフレクター9 - 装備:バスタードソード、インナーローブ、革シューズ、マフラーローブ
- 所持アイテム:ライフポーション50*120、スタミナポーション50*60、ファーストエイド30*60、黒の魔符*180
- 黒き龍騎士ルエリRP(The Drama IRIA 6話 ミッション「シャーマンを処刑せよ」)
- 黒き龍騎士ルエリ Lv 180 28歳
- Life1149 Mana1014 Sta850 Str1500 Int1500 Dex1500 Will1500 Luck1500 防御117 魔法防御75 保護100.0%
- ダメ1644~1834 魔法攻撃75 負傷率100.0~100.0% クリ597.0% バランス80%
- 装備:黒き龍騎士の大剣、黒き龍騎士の鎧?(アイテム名文字化け)
- The Drama IRIA2 6話
- ルエリ LV100 39歳
- Life1226 Mana1000 Sta1063 Str1179 Int238 Dex658 Will471 Luck20 防御138 魔法防御46 保護0 魔法保護 11 防御貫通 43
- ダメ537~705 魔法攻撃45 負傷率55.0~100.0% クリ98.1% バランス80%
- 装備:黒き龍騎士の大剣
4年寝てただけでこんなに人相って変わるんですね。
ドラマ本編での姿
6話RPでの姿
左手が義手になったルエリ