ファイナルショット

Last-modified: 2023-12-15 (金) 08:01:17

ファイナルショット【ふぁいなるしょっと】(skill)

  • エルフ専用スキル。
    一定時間による攻撃の照準速度が増加し、また短距離を瞬間移動することができる攻撃スキル。持続時間、クールタイム、照準速度、瞬間移動距離はランクアップによって段階的に強化される。
    弓系の攻撃スキルであればファイナルショット発動中も重ねがけが可能で、照準時間のかかるマグナムショットとの組み合わせは非常に強力。
  • また、敵からのすべての攻撃によるのけぞりと遠隔攻撃によるノックダウンを無効化することができる。。
  • 使用にあたってはスタミナを持続的に、かつ大量に消費する。ことマグナムショットを始めレンジアタック類の攻撃はスタミナの消耗が激しく、使いこなすには二重にスタミナを必要とする膨大な持久力が要求される。
    また、長めのクールタイムが存在し、持続時間・クールタイムともランクアップによって段階的に改善されるものの、スタミナの消耗は逆に激化するため、持続時間が長くなるにつれてスタミナの消耗が激しくなる点は気をつけておきたい。

ファイナルヒットとの違い

  • 遠隔版ファイナルヒット的な位置づけではあるようだが、近接と遠隔という違いから共通点・相違点は少なくない。
  • 共通点
    • のけぞり無効。ただしファイナルヒットはすべての攻撃に対してダウンを無効化するが、ファイナルショットは遠隔攻撃のみダウンを無効化できる。*1
    • 瞬間移動。ファイナルヒットはアタック可能な距離まで自動的に追尾してくれるが、ファイナルショットはShiftキーを押したまま左クリックした任意の座標まで移動することができる。そのため防護壁などの遮蔽物を利用して有利なポジションへ瞬時に移動できるという点は大きい。ちなみに移動距離は両者とも同じ。
  • 相違点
    • 攻撃力アップ効果。ファイナルヒットは最大400%と攻撃速度アップという猛烈な強化が得られるが、ファイナルショットは最大で照準速度30%アップにとどまっている。これはRenovationアップデート以前からの据え置きとなっており、火力面では変化がなかった。これに関してはファイルショットの効果中にマグナムショットを使えると言う問題があるからだと思われる
    • 耐久摩耗無効化。ファイナルヒットは戦術武器装備時には耐久力の摩耗が発生しない。そのため本気武器だろうと精霊武器だろうと「削れ」や「修理」を恐れることなく全力を出すことが可能だが、ファイナルショットにはそうした効果はない。
    • 持続時間・クールタイムに関して、ファイナルヒットは最大で40秒の効果と240秒のクールタイムが発生するが、ファイナルショットは最大で30秒の効果と260秒のクールタイムが発生する。何故か持続時間がちょっとだけ短く、クールタイムはちょっとだけ長いという調整になっている。
    • 装備変更の可不可に関しても忘れてはならない。ファイナルヒット中は装備の変更が可能。本来デュアルガンなどの非近接武器ではファイナルヒットは発動できないが、一旦何かしらの武器で発動してからであれば切り替えることが可能(なんの意味もないが)。一方、ファイナルショットは発動時の武器で固定されてしまうため、意図しない武器で発動してしまい一転窮地に……ということもありうる。
  • 認識がゆるやかなモンスターはテレポートで一定の範囲外に出られるとこちらを短時間見失う。スノウトロールなどのターゲットが頻繁に切り替わるタイプの敵の場合は完全に見失って味方を襲うこともあるので注意。

Renovationアップデート前後での変化

  • Renovationアップデートにより、瞬間移動時の使用可能時間減少が撤廃された。また、ダウンによるスキルのキャンセルがされなくなり、スキル発動中にポーションの使用も可能になった。
  • マスタータイトルは数少ないDex+30タイトルなので、狙う人も多いが、そこにいたるまでのAP中級魔法並と結構大変。
    昨今ではファイナルショットマスター以上に大きな効果を得られる一次タイトルが多く実装されていることから、あえて狙うミレシアンはあまりいない。
    • しかし、RenovationアップデートでDEXに複数のプロパティが設けられたため、このタイトルで得られる効果は弓・クロスボウ装備時に最大ダメージ+12、最小ダメージ+8に加えてバランス上昇、負傷率、防御貫通の微増となっている。そう考えると、期間限定やメインストリーム系と同等か若干劣る程度の実用範囲内といえなくもない。
      とはいえ、ファイナルショットのマスタータイトルを得られるほどの実力者であれば、他に候補にあがるタイトルも取得できるだろう。

第二次Renovationアップデートでの変化

  • 2022年に行われた第二次Renovationアップデートではスキル効果自体に変更はなかったものの、レンジアタックの劇的な変化によって、ファイナルショットも間接的強化がなされた。
    • 具体的には弓の命中率が原則100%になったこと*2
      従来であればファイナルショット中もマビ率位置ずれによって攻撃が命中しないことが頻繁に起きていたが、この変更によって凄まじい勢いでの連射が可能になった。
      また、これまでの命中率はダメージの倍率に変更されたため、ファイナルショットの照準速度アップはダメージ倍率の上昇速度を加速させる効果となり、パラメータに出ないかたちでダメージの期待値を大きく伸ばせるようにもなっている。
      ファイナルショット中にマグナムショットを撃てる仕様は変更されていないため、単体の相手であれば一方的にダウンさせ続けることができるし、複数の敵を相手にしても相手の動きを封じることもたやすい。

才能リユーアルアップデートでの変化

  • 2023年6月21日に実施された才能リニューアルアップデートでファイナルショット自体にも変化が加えられた。
    具体的には持続時間の増加(ランク1で50秒)と、ダウンゲージの蓄積無効化と小さいながらも重要なものとなっており、ランク1で持続50秒/クールタイム240秒となってジャイアントのファイナルストライクと揃えられて不公平感がなくなった。
    また、従来では近接攻撃によるのけぞりは無効化できたが、ダウンゲージが最大まで貯まると吹き飛ばされてノックバック・ノックダウンが生じていた。これによってスキルの中断・再使用という大きな隙を作ってしまっていたが、この変更で集中砲火を受けている最中でも強烈な反撃を行うことが容易になった。しかし、一方で吹き飛ばされないことで余分にダメージを受けてしまうリスクも内包していることや、グレムリン系の1打ダウンやスマッシュなどの単発吹き飛ばし系に対しては効果が発揮できないという弱点もある。
    公式には記載されていないが、このアップデート以降スキルの効果時間中に近接攻撃に対するダメージカット効果もあるという検証が上がっている。

*1 なぜか例外的にウィンドブラストとウォーターキャノンにも効果がある。
*2 位置ずれにも強くなっている。また、レンジアタックのみの仕様として、他の遠隔攻撃は射程範囲外への攻撃はできないが、レンジアタックは「ダメージは1固定(クリティカルでも1)」「ダウンゲージの蓄積がある」という独自の特徴を持っている。