概要
- ワシミミズクのフレンズに似た姿のセルリアン。『けものフレンズ12.12話「ひこうき」』及び『けものフレンズ12.125話「かがやき」』に登場する。
作者はうー電車氏。
ワシミミズクのフレンズに似た形態を持つが、本来薄茶色であった部分と瞳が青色に染まっている。
また、両腕を1話のゲートに居た大型セルリアンの触手の先についていた口に変化させることが出来る。
また、爆撃機B-2のような姿をしたセルリアンや、耳のついた小さなセルリアン、ゲートに居た触手セルリアンを服従させているような様子も伺える。
愛称はセミ。蝉ではない
- 種族は「セルリアン(好奇心)」職業は「保存者」特技は「料理で輝きを生み出す」
能力は「再現」だが、これは見たものや聴いたもの、読んだものから生み出すものでそれらを掛け合わせたり新しいものを作り出すことはできないそうだ。
また、野生解放(ヤセイカイホウ)をすることも出来る。これは他のフレンズを真似たもののようだ。 - 口調は助手がベースなので若干人を小馬鹿にした感じになっている。以下は例。
通常「セルミミズクなのです。長ければ”セミ“とでも呼ぶのです」
喜「素晴らしいのです。もっと私によく見せてみるのです」
怒「オマエなどに私の【保存】の邪魔はさせないのです!」
哀「もっとオマエの知りたかったのですよ…」
楽「せいぜい私に食べられないよう長生きするといいのですよ」
また、フレンズのことを「動物」と呼ぶ。 - 青色のセルリアンを使役し、また知能も持っているため助手の輝きを奪う前は青色のハンターセルリアンだった可能性が示唆されている。ここでいうハンターセルリアンとは【保存と再現】に忠実なセルリアンのことを指している。
「かがやき」に登場したヒト型の黒セルリアンもおそらくハンターセルリアンなのだろう。
セルミミズクもあのようになる可能性はあったが、というか「ひこうき」ではセルリアンの本能【保存と再現】と彼女が奪った輝き【好奇心】に駆られて外の世界を目指していたが、「かがやき」ではその【好奇心】をフレンズたちの生き様に向けられ考えと性質を変えていったのだろう。
今では【保存と再現】は「フレンズを守る」ためのものに変わったようだ。
しかしながら【好奇心】を抑えきれなかったのか、彼女はパークの外を目指していった。
作中での活躍
- 「ひこうき」で助手の「好奇心」を奪い体を手に入れ誕生した。
B-2の姿をしたセルリアンに乗りパーク外へ脱出しようと企んでいたが、滑走路のような場所に誘き出され島中のフレンズの活躍によって下部のセルリアンは全滅させられ、本人もどこからか飛んで来たアライさんに無力化されてしまった。
その後博士にふねてきなものを貸してもらい島を出たが、島のサンドスターなしでは生きられぬ体であったため消滅してしまった。 - 「かがやき」は「ひこうき」のセルフ三次創作にあたり、現在前編と中編、そして後編が公開されている。
「ひこうき」の最後で消滅したはずのセルミミズクが助手の輝きを奪うためがロッジを訪れていた博士たちを強襲するが、かばんの料理で輝きを手に入れさせるという博士の作戦により博士一行に敵意を向けることはなくなった。
かばんに料理を教えてもらったりしながらフレンズ達と仲良く過ごしていたセルミミズクだったが、ある日意思を持った人型の黒セルリアンが現れセルミミズクにサンドスター火山のフィルターの破壊工作を命じてくる。
より多くの種を保存するためという黒セルリアンに対し、それは間違っていると撥ね付けるセルミミズク。両者は激突するも、フレンズ型とはいえ通常のセルリアンであるセルミミズクと黒セルリアンではやはり力の差があった。
しかし、セルミミズクの様子を見て察した博士と助手、そして島中のフレンズたちはセルリアンであるセルミミズクを仲間と言い放ち、物語は最終局面へと移行する。
団結したフレンズたちによって黒セルリアンたちが次々やられていく中、人型黒セルリアンも博士と2人の助手によってその野望を打ち砕かれた。人型黒セルリアンはセルミミズクに「セルリアンにもフレンズにもなり損なったもの」と吐き捨てるが、セルミミズクは「セルリアンでもフレンズでもない、私」であると返す。そして人型黒セルリアンは倒され、日常が戻ってきた。
セルミミズクは博士と助手の協力を得て飛行機を作成する。が、そのままでは動かないため下部のセルリアンに輝きを奪わせ、飛行機型のセルリアンを誕生させた。
そして、セルミミズクは島のみんなに別れを告げ、旅立っていった。別れ際に助手の残した「私の分まで世界を見てくる」ことを胸に秘めて。 - どうやらこれまでの話は12話の黒セルリアン討伐~かばんのパーティーの間であったようで、別れを告げた島中のフレンズはその後パーティーへと移行したようだ。また、旅立ったセルミミズクはかばんたちより一足先にゴコクエリアに到着している模様。
- セルミミズクはどうやら青いセルリアンを支配下に置いている──と言うよりか下部に出来るようであり、小さなセルリアンを撫でたり敵の黒セルリアンにぶつけたりしている。最終決戦ではカバ&ゲート前の巨大セルリアンという夢のドリームマッチも見られた。
- 劇中では炎を恐れず博士にやはり本質はセルリアンであると言及されている。
また、島の外へ出れば消滅してしまうことを知らなかったり、カレーをスプーンを使わず食べようとしたり助手の姿は奪えても知識までは奪えなかったようだ。 - 敵の人型の黒セルリアンは、舞台版に出てきたものと似た姿(つまり頭がアニメ12話の巨大黒セルリアン、首から下が女性の姿)をしているが、なぜこの姿なのかは現時点では不明。
喋ったり戦ったりしている姿は少しシュール。 - 彼女は博士と助手にとっての幸せの青い鳥。そして青い鳥は、飛行機を完成させて飛び立っていった。
一言
- 「私はかしこいので」
リンク
- 「ひこうき」完結編のリンク
http://nico.ms/sm31411028
「かがやき」前編のリンク
http://nico.ms/sm32010192
「かがやき」中編のリンク
http://nico.ms/sm33331424
「かがやき」後編のリンク
http://nico.ms/sm33367028