セルリアン/黒かばん

Last-modified: 2018-07-04 (水) 21:03:21
名前
黒かばん
分類
フレンズ型セルリアン
 
色々な方達による黒かばんのイラストや静画など
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概要

ヒトのフレンズに似た姿を持つセルリアン。『「けもの」の本能』に登場する。
作者は大上氏。
かばんに酷似した姿を持つが帽子はなく服も体もドス黒く染まり、目の色は血を思わせる赤色をしている。
また、背負っている鞄はかばんのものと同じ形をしているが、数本の触手に変化させることも出来る。
体色からして黒セルリアンであるようだ。
セルリアンでありながらしっかりとした意思を持っており、またヒトについてもある程度の知識を有している様子も見受けられる。
パーク中に広まったサンドスター・ロウの侵食と関係があるようだが……その目的は不明。
その出自は……

その出自は過去ジャパリパークに侵入した一人の密猟者が関係している。
密猟者は単独、しかも拳銃一丁のみでジャパリパークに忍び込んでいた。
ミライは彼の目的が「動物たちの角や牙、毛皮の売買を狙った犯行、もしくは希少動物、絶滅動物または──フレンズそのものの売買を狙った犯行」だと推測していたが、彼のそれはそれらの非道なものよりもっと悍ましいものであった。
彼はフレンズたちとの命の奪い合い──狩りをしようとしていたのであった。
しかしミライたちの手引きにより、フレンズと邂逅しないままだった彼は苛立ち、ラッキービーストを通じてミライに「フレンズたちは【野生の本能】を失ってしまっている」とその歪んだ精神を露わにする。
しかし、その後彼は大型の黒セルリアンに捕食されてしまう──ここまでであれば単なる事件で済んでいた。
だがかの大型黒セルリアンは特異な個体であり、彼の輝き……「歪んだヒトの本能」を奪い、そのままヒトのフレンズの形へと「進化」していった。
それこそが「黒かばん」である。
密猟者譲りの偏った思想を持つ彼女は、サンドスター・ロウによってフレンズたちを暴走状態に陥らせ、その傷つけ合う様子を愉しんでいたのである。
それこそが【けもの】の本能であると。
彼女は元の輝きに従い、ただフレンズ同士が野生を剥き出しにして傷つけ合う様子を見る、ただその為だけにこの事態を引き起こしていたのだ。同じくヒトから生まれた存在であるかばんにも興味があったようだが、自身の価値観と真っ向から対立するかばんの価値観には戸惑い呆れていた様子。しかしそれでも物言わぬセルリアンに囲まれていた故か彼女はかばんに執着し、かばんとサーバルにより恐ろしい試練を貸し────?

その後

その後、遊園地に陣取った彼女は下部の黒セルリアン「牙」や「翼」を用いて島中のフレンズ達を危機に陥らせる。
単身でライオンの突進を受け止める力、触手で地面から幾人もの人質をとる──というハッタリをかまして動きを封じる狡猾さに加え、彼女の最も恐るべき部分である残酷さによってフレンズ達は苦戦を強いられる。
サンドスター・ロウを吸収しさらなる力を得ると、遊園地ではなんと旧ネクソン版アプリでセルリアン女王が見せたドーム型のバリアを出現させるまでに至る。
だが、フレンズ達の揺るがぬ信念によって一つずつその野望は砕かれていく。
そして、かばんとサーバルとの対決の中でかばんの見せた【ヒト】の本能によって敗れた。

なお、『「けもの」の本能』はかなりのシリアスであるため心して読もう。筆者は一話ごとに心が死んでいった。

セリフ

『さァ、どうしますカ?』『ボクはここにいますヨ』
『ねぇサーバルちゃン。ボクにも名前をつけてほしいナ。ボク達…友だちだよネ?』

リンク

カクヨムの小説のリンク
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882921926

その他

Jυη@瑠葉氏によって製作された、けものフレンズの二次創作ローグライクゲーム「けものラビリンス」に、裏ボスとしてゲスト出演した。
レベルや能力がかなり鬼畜な設定になっていて、原作の小説同様厳しい戦いを強いられることになる。
十分な備えをして立ち向かおう。
けものラビリンスの特設サイトは、以下のリンクより
http://www.soundcross.net/contents/game/kemolaby/