オオマリコケムシ

Last-modified: 2018-05-19 (土) 17:45:10
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あだ名
不明
学名
Pectinatella magnifica
英語表記
Magnificent bryozoan
分類
掩喉目 オオマリコケムシ科 オオマリコケムシ属
保全状況
未評価(NE)

元生物の解説

群体性の淡水棲動物で、1.5mm程の個虫の虫体が、寒天質の虫室に包まれながら60cm程の球形の群体を形成し、更に群体が幾つも房状に発達しながら3m程の長くて太い群体塊を形成します。
群体塊は内部にガスを溜めて浮力を得、浮遊生活を送りながら、夏から晩秋に掛けて1箇月で約2倍程の速さで成長しますが、冬には低温で死んでしまい、寒天質塊のみが残されます。
越冬は長径1mm程の休芽の状態で行いますが、この形態は非常に乾燥や低温に強く、浮遊しながら分布域を広めたり、渡り性水鳥の体表に付着して遠距離を移動したりしています。
標準和名は、その群体の模様や形に由来し、寒天質の虫室が発達して浮遊生活を送る事からクラゲコケムシ、又、千葉県の雄蛇ヶ池で巨大なものが発見された事からオジャッシーの別名もあります。

概要

オオマリコケムシのフレンズ。けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
その名の由来の通りの毬を全体的に、詰まりは、視覚的にも内面的にも表現しようされており、「毬【まり】」は、丸い形の古い表現「まろ」にも由来する為、一人称は「麿【まろ】」となっていたり、別名の「オジャッシー」とその語源にある「雄蛇ヶ池」を、「おぢゃる」という補助動詞の丁寧語に落とし込み、口調になっていたりする。
※おじゃる、ではなくおぢゃる。
頭部を丸目にし、眼も大きく丸く描いたのも、大きな毬の様な本種のイメージの為。
近現代の旗袍【ちいぱお】の旗頭【ちいとう】に近い髪型も整え、毬の様な模様をあしらったシニョンカバーを被せてある。
下ろした後ろ髪を前から見た所にも、毬の意匠を施されてあり、腹部にある模様は欧米にて本種の模様を花に譬える事がある為、花っぽく見せる感じでの本種の個虫の虫体を表している。
尻尾は本種その儘のイメージ。
頭にある耳の様なパーツは実は獣耳ではなく、個虫の虫体が持つ口蓋をイメージしてある。
本種は濾過摂食でプランクトンやデトリタスを食べるため、口蓋の中からは触手冠が出て来るので、耳の様なパーツの中のフサフサは触手冠そのもののイメージだとか。
が、耳様パーツだけでは、あの迫力を落とし込み切れない様な気がしたらしく、スカートの方にもそのイメージを反映させてある。
ベルトは、繋ぎ止めたり連結したりするイメージから、房状の群体塊を構成する各群体を連続及び連絡させる所、群体を構成する各個虫の虫体の連絡孔及び寒天質の虫室をイメージ。
眉毛の形は、本種の休芽を意識してある。
本種には、ガスを体内に溜めて浮力を生じさせ浮遊する性質があるため、のんびりとしてはいるがそこには心を満たすものがあってこそ、という設定で、心の赴く儘に、という様な性格。
平穏無事を願うのは、休芽ではない場合の本種は、低温や乾燥に弱い為らしい。
だが休芽は低温や乾燥に強いため何かにのめり込んだり窮地に陥ると、熟睡のマイクロスリープをして新しい見方でものを見ようとするという設定も付与されている。
リフレッシュやインスピレーションが得意なフレンズらしい。
後は柔らかい寒天質が大部分を占める身体から、発想も柔軟で無邪気な子供っぽさのある性格もあり、「クラゲコムシ」の別名の由来でもある、本種の身体の透き通るような透明感は薄着で表現されている。 
全体的に、「丸い」、「柔らかい」、「大きい」、「透き通る」、「個と全の曖昧性」というイメージだとか。
そしてでかい!!!

一言

「平穏無事が一番でおぢゃる。麿はゆったりと暮らしたいのでおぢゃる」

セリフ

「寝ていたら知らぬ所に来てしまったでおぢゃる。まあ、そんな事は瑣末な事でおぢゃるか。麿はここでのんびりするでおぢゃる」