オオワレカラ

Last-modified: 2018-07-01 (日) 22:32:38
オオワレカラ(オリフレ)_fw.jpg
名前
オオワレカラ
学名
Caprella kroyari
英語表記
分類
端脚目 ワレカラ科 ワレカラ属
保全状況
未評価 (NE)

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

緑色や紅色等、周囲の保護色であり、細長い体型を利用して、昆虫のナナフシ類の様に海藻や海草等に擬態する、6cm程の甲殻類です。
海洋性であり、日本本州内湾のアマモ場に多く棲息しており、シャクトリムシの様な運動で歩行し、ボウフラの様に身体を振って泳ぎます。
雌の腹部には育児嚢があり、その中で卵から孵化した子供は、暫く母親の体表に獅噛み付き、体表から離れても暫くは母親の周囲で行動し、危機を感じると再び母親の体表に獅噛み付き、或る程度成長する迄、母親が子供を保護します。
但し、直接の給餌はしませんので、この際の母親の行動は、子守行動とも呼ばれます。
学名の属名は、小さなヤギを意味しています。
18世紀初頭、本種は介類の螺類、即ち巻貝類に分類される事もあり、貝殻の一部だけが残ったもの、或いは貝殻の全てを欠いたものとして「分かれ殻」等と古来名付けられたのが、和名の由来ではないか、とも言われております。
又、10世紀初頭には、既に現在の和名である「ワレカラ」としての記録が遺されており、乾燥すると体の殻が割れ易い事が和名の由来なのではないか、とも言われております。
「我から」の意味をも持たせた掛詞として、和歌では多く用いられて親しまれてきており、現在では、チリメンモンスターや稲作用肥料等としても親しまれています。

概要

ヤギにも巻貝にも見えるらしき甲殻類「オオワレカラ(大和礼加良)」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。

特徴

流石に草。
頭に正面に向かって左から、褐色植物、紅色植物、緑色植物を飾って、「我から」草に擬態している。
原作の母親の子守行動と腹部の育児嚢から、有袋類のフレンズの様な大きなポケット附きのエプロンの衣装に成っている。
原作の殻は割れやすいので、傷付き易い性格に成っている。
いっつも「草」を意識していますけど、実は、原作は擬態しているので、傷付いた心は表に出て来難いのである。
それでも、原作の育児から、誰かを守ってあげたい、保護欲の塊でありつつも、原作が直接給餌しない所から、厳しい部分も含めて、御母さん肌なコでもあるのだ。

一言

「『我から』草と成りき。隠るるなら我なる草叢へ、必定、我が草の全力にて守るべし…!」

セリフ

「流石に草。誠や、我ぞこそ海つ草なれ。『我から』正体をなん明かすまじけれ」