カネタタキ

Last-modified: 2018-05-23 (水) 20:58:41
カネタタキ(オリフレ)_fw - コピー.jpg
名前
カネタタキ
学名
Ornebius kanetataki
英語表記
Prayer Gong Cricket
分類
直翅目 カネタタキ科 カネタタキ属
保全状況
未評価 (NE)

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

樹状性のコオロギ類で、翅の退化が著しく、雄には発声器官としての極小で鱗片状の前翅がありますが、雌は無翅ですので、鳴くのは雄のみです。
体長7~11mm程で、雄は頭部及び前胸背板が稍明るい赤褐色、翅が暗赤褐色であり、雌は脚に黒褐色の斑模様を持っています。
鳴き声が、鉦を叩く音に似ている事が名前の由来であり、雄同士が近付くと、鳴き声を激しいものに変えて威嚇をしますが、この時の鳴き声を競い鳴きと言います。
古来、ミノガ科昆虫の幼虫である蓑虫の鳴き声と信じられて来た声の主の正体であるともされています。
この説を採れば、蓑虫の親を呼ぶが如き「父よ父よ」又は「乳よ乳よ」との聞き做しが為された声の主も、このカネタタキです。

概要

鉦を叩く様な鳴き声のコオロギ類「カネタタキ(鉦叩)」のフレンズ。けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。作者はamamas氏。

特徴

小道具として楽器の「鉦【かね】」を持たせる事にして、その中でも、音が近い「当たり鉦」を選んだのだそうです。
当たり鉦は、神佛習合の時代から、疫神や怨霊の鎮魂の為にも使われて来た楽器なので、服装もその古をイメージ。
頭部に付けた翅は、本種の雄の特徴である発声器官を有する前翅2枚を、デザインしてみたものだそうな。
そして、本種の長めの触覚も、デザインとして落とし込んで生やしている。
腰の辺りからは、本種の長めの2本の尾角を、その儘デザインに落とし込んでみた尻尾を生やしている。
着物の一部に黒っぽい斑点を付けましたのは、本種の雌の特徴を反映させてみようと努めた為だとか。
本種は、「チン、チン、チン」と鉦を叩く音に似た金属音の様な区切った鳴き声で普段は鳴く為、「ちんっ」を口癖に。
因みに、この口癖の「ちんっ」は、アニマルガールとしての声帯ではなく、翅にある発声器官で声を出す時もあるという。
又、競い鳴きでの本種の鳴き声は、「チルルッ」という様な強めの鳴き声を激しく繰り返す為、このコは興奮気味に成ると、頭の翅にある発声器官でも「ちるるっ」と言う。
本種の鳴き声で雌を誘ったり求愛したり競ったりする性質と、その声を鉦の音に譬えられる事から、歌を作って歌うのが好きという性格。
競い鳴きでの声の激しさから、歌への情熱も強いロックな感じ。
又、鉦が疫神や怨霊の鎮魂の為に古来使われて来た楽器の為、言霊や御詠歌にも詳しく、含みを持たせた表現を好むという性格にも。
聞き做しの際には、「父よ父よ」とされる場合と「乳よ乳よ」とされる場合があり、それぞれ父親を呼んでいる、又、母親を呼んでいるとされる事も、この所以だとか。
涼しい季節には、終日、歌の事を考えては、歌って楽しみ続けています。

一言

「ちるるっ! ここの歌詞はこうするとベターじゃん!!」

セリフ

「ちんっ! 『父』か『乳』かどっちって、よく訊かれるけどさ。どっちとも採れるからこそグッドじゃんよ!」