キシタトゲシリアゲ

Last-modified: 2018-06-25 (月) 23:10:54
キシタトゲシリアゲ(オリフレ)_fw.jpg
名前
キシタトゲシリアゲ
学名
Panorpa fulvicaudaria
英語表記
分類
長翅目 シリアゲムシ科 シリアゲムシ属
保全状況
未評価 (NE)

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

キシタトゲシリアゲの属するシリアゲムシ科の昆虫は、雄が腹端の大きな把握器を背側に持ち上げる姿勢を取る為、英語圏では毒針を振り上げるサソリの姿に似ているとして、スコーピオンフライの名称を持っています。
この雄の把握器は、交尾や喧嘩の際に用いられ、又、頭部は口吻が細長く、ウマの頭に酷似しています。
キシタトゲシリアゲは、雄の第六腹節の背面に棘を持ち、頭の縦の長さが横の長さの2倍であるトゲシリアゲ群に属しており、口吻、脚及び腹端、特に第七腹節以降が黄褐色を呈しています。
前翅長13~15mmであり、山林に棲息しており、明かりにも飛来します。
雑食性であり、小動物の死体や腐敗した植物を食べます。
動物行動学や行動生態学に於いて注目されるのが、婚姻贈呈という習性です。
雄が交尾の際に、雌に何かを与える場合を婚姻贈呈を行うと言い、本種の雄は婚姻贈呈を行うか行わないかを選択します。
婚姻贈呈を行う場合には、小動物の死体等を食餌として持って来て雌に渡し、食べて貰っている間に交尾を行う場合か、高栄養価のゼリー状の唾液を吐き出し雌に渡し、食べて貰っている間に交尾を行う場合かの2つの場合があり、これも本種は選択します。
婚姻贈呈では、雄はプレゼントを先に用意して、その側でフェロモンを出して雌を待っているのです。

概要

ツバをプレゼントするかも知れない「キシタトゲシリアゲ(黄下棘挙尾)」のフレンズ。けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。作者はamamas氏。

特徴

ホソオビシリアゲの別名も持ち、その由来と成っている、翅の細い帯模様を、頭にあるフレンズとしての翼に付けている。
服装は、左右の脇腹に黄色のラインが胴と平行に走り、腕の部分が橙色で、他の部分は黒いダウンコートと、橙色のプリーツミニスカートと成っている。
これは、原作のガッシリとした胸部とほっそりとした腹部、そして色彩が表されたものである。
婚姻贈呈の習性から、皆にプレゼントを配るのが好きである。
又、婚姻贈呈の際、フェロモンを出して雌を待つ為、香りを調合するのも好きで、調香師を趣味で行う様な感じである。
香りに拘る所から、更に転じて、雰囲気や予感を香りとして察知する様な特技も持っている。
そして、ゼリー状の唾液は高栄養価なので、傷の治療や食用(?)、物理攻撃にも転用出来るのだ。
但し、原作が婚姻贈呈用の唾液を体内で作るのにエネルギーを非常に多く消耗するのと同様に、唾飛ばしの攻撃への転用は、エネルギー消費が甚だしい。
機械的で鋏の様な武器も、原作の腹端の鋏状の把握器がモチーフでり、フレンズとしての尻尾にも把握器を腹端に持つ腹部体節後部が表されている。
全体的に待ちに徹する様な大人しい性格だが、好きな事には熱中し、動く時はそれ相応の覚悟を持って行動出来る、心の篤いコなのである。

雄の特徴が多く反映されてはいるものの…一応、女の子やぞ!(様式美)

一言

「中々素適な香りが調合出来たので、仕上げをするのです。ペェッ!!!」

セリフ

「今日も皆にプレゼントを配っちゃうのです。おや、危険な香り…、誰かが襲われている気がするのです…、助けなきゃなりませんね!! ペェッ!!!」