シオカメウズムシ

Last-modified: 2018-05-19 (土) 16:50:52
シオカメウズムシ(オリフレ)_fw - コピー.jpg
名前
シオカメウズムシ
学名 / 英語表記
Didinium nasutum / Didinium
分類
毒胞目 ディディニウム科 シオカメウズムシ属
保全状況
未評価 (NE)

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

樽や甕の様な中心軸対称で体長50μm程の、淡水棲で肉食性の原生動物です。
ゾウリムシ類を特異的に捕食しますが、これは接触した所にある糖蛋白質で、ゾウリムシ類である事を認識して捕食行動に出る為です。
自身よりも大きなゾウリムシ類を1日当たり7~8匹捕食しますが、これは丁度、トラがウシを1日当たり7~8頭食べるのと同程度で、可也の健啖家、即ち、大食いです。
多く食べるのは、捕食したゾウリムシ類の酵素類を流用する為、又、運動量が極めて多い為等が理由として挙げられています。
密生する繊毛の帯が2筋、それぞれ頭部の付け根周囲、赤道線付近の尾部寄りに1筋宛存在し、これを用いて方向転換を素早く行う事が可能と成っています。
頭部先端には鼻があり、これがゾウリムシ類に触れると、鼻からペキシストと呼ばれる鑓状突起が飛び出して伸び、獲物を串刺しにし、続いて毒針を打ち込み獲物を麻痺させて引き寄せます。
そして、鼻先の獲物を串刺しの儘で、頭部自体を口の内側として体内に陥入させていき、最終的には自身よりも大きな獲物を包む様に丸呑みにします。
老衰死に近く成ると、同じ様な老衰死間近の個体同士で群れを作り、集団で老衰死するという、集団心中と呼ばれる行動が見られます。

概要

いっぱい食べる「シオカメウズムシ(塩甕渦虫)」のフレンズ。けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。作者はamamas氏。

特徴

髪を盛りました、と開口一番。
そしてそこに描きましたのは、先端に角の如きパーツと少し開きかけた口の様なパーツ。
角様パーツは、本種の頭部頂部にある鼻を表現したものだそうです。
髪の毛上の口様パーツは、本種の鼻から鑓や毒針が出て来て引き込む、陥入して口と成る頭部の隠喩だとか。
丁度、小道具として持たせた、棒の先端に付いている装飾品が、その儘、本種の姿をデフォルメしたもの。(←塩甕そっくり!)
棒状の小道具の末端に丸味を帯びさせたのは、本種の後端も丸味を帯びているから。
この武器は、本種の隠喩ですので、本種と同じ性能を、ヒトのサイズで発揮します。
本種では、繊毛の帯が2筋、それぞれ頭部の付け根周囲、赤道線付近の尾部寄りに1筋宛存在するので、首元の襟とスカートにも、帯状の意匠を施したらしい。
髪を盛ったのは、本種では、頂部に位置する頭部が甕の蓋の様で中心が上に向かって伸びており、全体としては樽や甕の様な中心軸対称に成る為。
腰周り辺りの帯の様な黒い部分は、頭部がその儘口に成って体内に陥入しても、頭部の付け根の襟以降は引っ張られて陥入する事が無い、という本種の特徴を表現しようと努めたのだそうです。
口調は、本種の優雅な見た目から、御嬢様の様な口調をイメージ。
大食いは大食いなのですが、本種の甚だしく偏った食生活から、食への拘りを持つ美食家な性格。
飲み込みが良い、飲み込みが早いという言葉から、理解しようとする気持ちの強い感じ。
己が死期を悟り、死期間近の群れを作って一斉に老衰を迎える習性から、誰かの生き方に迚も敏感で、そこに色んな味を感じ取って欲しいと思っています。
そして、このコ自身もそんな味を求めているのです。
素早い方向転換が可能な本種の特徴から、このコ自身も、色々な方向からのものの見方で物事を味わう事が出来ます。
但し、物理的にも食いしん坊ですので、御腹が空くと今ある味わいから、美味しさを求める様に成ります。
(要するに、唯だの食いしん坊では…)

一言

「必要なのは、鳥渡した刺激なのですわ。ワタクシだって、この時を味わいたいのですもの」

セリフ

「御免遊ばせ。ワタクシと御食事でも、如何かしら? 御一緒に味わいたいのですわ、アナタと」