- 名前
- ジェーヴァヌ
- 学名
- Incertae sedis ‘Jeewanu’
- 英語表記
- Jeewanu
- 分類
- エーライフ群 ウェットエーライフ部
- 保全状況
- 不明 (UK)
元動物(?)の解説(製作者様のレスより抜粋)
1963年に初めて公表された、ヒンドゥー哲学への細胞生物学的アプローチという学際的試みに依って、生命の起源の自然発生の一つの過程を調査する為に、人工的に化学合成された単細胞性生物であり、“生命の粒子”を意味する「ジェーヴァヌ」というサンスクリット名を附され、後の時代、特に2013年以降は、初期の細胞の成立過程が、RNAワールドに由来する進化である事を示唆するモデル生物の一つと成ります。
アミノ酸や炭水化物、RNA様物質を含み、燐脂質の半透膜に包まれ、代謝に依る成長を行い、条件が明確ではないものの出芽に依って繁殖し、酸素と水素とが一対二の比率である混合気体を排出します。
大気中の窒素分子を明所にてアンモニア態窒素と硝酸態窒素に、暗所にてそれ等の一部を有機態窒素に変換しますが、暗所だけでは窒素固定を行う事が出来ず、大気中の酸素分子に因り、この窒素固定は妨げられます。
概要
“生命誕生当時の地球環境を再現してもう一度生命を誕生させよう”、そんなよくある研究史で、人工生命体の化学合成研究の黎明期に生み出された「ジェーヴァヌ」のフレンズ。
けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。
作者はamamas氏。
9月30日の“両親の日”を意識して投稿された。
特徴
鉱物のコロイド粒子に塗れた環境で生まれたかも知れない事を想定されて合成されている為か、好きな物に塗れたら生まれるという考えに至ったのかも知れない。
太陽の光エネルギーが生命の誕生に必要だった可能性を考慮されて合成されている為か、日光浴が大好きだ。
電子伝達系に微量乍ら、モリブデン元素を必須とする所から、モリブデンを、塩化第二鉄が補因子及び触媒として重要である所から、鉄を、特に好きな食べ物としている様だ。
暗闇では、大気中の窒素分子を窒素化合物に変える窒素固定が出来ないという原作の特性上、夜は眠って代謝を落としている。
(夜に起こすと襲われる。)
……更にメタな要素も以下の通り、設定としてあるのだとか……。
ヒンドゥー哲学に於いて、定向進化的な生物進化論(と解釈される説)を纏めた、古代インドの伝説的人物:ドヴァイパーヤナさん(紀元前1500年頃?)も言ったそうなのだ。
生き物の始まりは水らしい。
という事で、古代インドの神で、水の象徴たるヴァルナ、そして、太陽や雷を司る火の象徴たるアグニを心象として参照され、髪の毛も後ろで上げている。
後は、ヒトに依る、生命誕生の再現という試みから、アグニのヒトに依る伝承が変化して派生した、烏枢沙摩明王【うすさまみょうおう】の心象も参照された武器も持つ。
(生成と消滅は、基本的に自在である。)
一言
「命は鉱物に塗れて生まれたかも知れないと聞いたが成る程。確かに好物に塗れていたら生まれるよなぁ…」
セリフ
「鉄うめぇ! この辺の岩は特にうめぇ、色んな金属の味がして、陽射しも最高! あ、モリブデン、おかわり!」