チョウテンガン

Last-modified: 2018-06-17 (日) 22:30:18
チョウテンガン(オリフレ)_fw.jpg
名前
チョウテンガン
学名
Carassius auratus auratus: wang tian yu
英語表記
Celestial Eye
分類
コイ目 コイ科 フナ属 キンギョ種 キンギョ亜種
保全状況
不明 (UK)

元動物の解説(製作者様のレスより抜粋)

赤色のチョウテンガンは、アカデメキンから派生した品種であり、名前の通り、眼球が真上に向かって突出しています。
背鰭を欠く個体が基本であり、スイホウガンと似た稍細長い卵形の胴体の尾端には、胴長と同程度からその半分程の長さの四つ尾を有しています。
視力が弱く、嗅覚が発達しているとも言われています。
18世紀初頭、中国清王朝の乾隆期中葉には、当王朝の宮廷内で既に飼育が為されていました。
細長く口の窄んだ壺で、真上から僅かな光が入る爾の恒暗から恒薄明条件で、幾世代かの皇帝が代々、幾世代かの継代飼育をしていく過程で成立したとも言われています。
普段は温厚で、浮力が弱い為に底の方でゆったりとしている事も多いですが、泳ぐ際は機敏で活発であり、天上に突き出た眼球が損傷し易いです。
8~22℃の水温で生活出来ますが、水温変化の内、冷却には非常に敏感です。
雑食性であり、藻を食べる場合には、藻の生えた石毎口の中に入れ、刮いだ石を吐き出します。
人々がチョウテンガンに対して、龍や太陽の心象を受ける事もある為に、チョウテンガンは吉祥性の高い、即ち、縁起の良い御芽出度い存在として扱われる事もあります。

概要

眼球が天に向かって突出している金魚「チョウテンガン(頂天眼)」のフレンズ。けものフレンズBBS NEOの「【創ってみよう!】オリフレ投稿スレ」にて投稿された。作者はamamas氏。

特徴

清王朝の宮廷内で成立した品種という事で、満洲服と旗頭【ちいとう】が衣装のモチーフとなっている。
チョウテンガンは、目の発達と共に本来の機能である視覚は、逆に退化していったので、言葉遣いは、倒置法を多く用いる。
旗頭は、チョウテンガンの真上を向いた突出した目を、尻尾の様なパーツは、胴長と同程度の長さの広がる四つ尾を表している。
目に関する慣用句や熟語を多用するのは、龍の目にも譬えられる特徴的な目からである。
元のチョウテンガンと同様に、嗅覚にも優れている。
幾世代かの皇帝が代々、幾世代かの継代飼育をして誕生したとする所から、誰かに寄り添って物事を考えようとする性格である。
併し、チョウテンガン自身が僅かな光に適応して来た為、直接的な助言は殆どせず、自分ならどうするかを示してくれる。
壺自体は、自身の生まれて来た過程の一つという“輝き”を持っている為、中に何かを入れたり、それで打ん殴ったりする事で、打ち出の小槌の様に福を齎す事等が出来る。
これは、チョウテンガンが吉祥性の高いと言われる所にも関連付けられる。
後は、ちょっぴり招福と吉祥が意識され、「福」が上下逆様の“倒福【だおふう】”が意匠とされ、その壺に施された。
優しい姐御だけど、天上に突き出た眼球が損傷し易く、周囲の環境に弱い所もあるので、ちょっぴりドジっコ属性が入っている。
(キズはサンドスターと皆の優しさで何とか成る!)
冷却には非常に敏感なので、駄洒落にはとっても厳しい!
但し、僅かな光を集めようと上向き思考なので、へこたれない駄洒落使いには、少し甘いかも知れない!
(コロン以降は品種名である。)

一言

「壺で目覚めた様なもの、アタシはね。どうしたい、どうして欲しい、アナタ自身の願いは?」

セリフ

「目が出ない時、賽自体を変えちゃうのね、アタシは。良い事のヒントは、意外と近くにある時が多いの、アタシの場合。先ずは、目先を変える事から始めるかな、アタシなら、ね」